監修者:ヨガインストラクター・パーソナルトレーナー 丹波 里奈
「今度こそ痩せようと思ったのに、また諦めてしまった…」
なんて、ダイエットが続かないことにお悩みではありませんか?
実は、ダイエットを続けるためにはいくつかのコツがあります。
それを理解すれば、今度こそきっと続けられるはず。
この記事ではダイエットが続かない理由や続けるコツについて紹介するので、ぜひ参考にしてくださいね。
ダイエットが続かない理由とは?
ダイエットが楽しくない、辛い
ダイエットが続かない理由としてまず挙げられるのが、ダイエット方法が過酷であること。
糖質は一切とらない、1日1500kcalに抑える、毎日2時間以上歩くなど、辛いダイエットは大抵続きません。
ダイエットにかかわらず、楽しくないことに取り組むのは辛いものです。
むしろ辛いことに喜んで取り組む人はいないといっても過言ではありません。
そのため、ダイエットも過酷であればあるほど続きにくくなります。
忙しくてダイエットに集中できない
ダイエットにはそれなりの手間がかかります。
運動でダイエットするなら体を動かす時間が必要ですし、食事管理で痩せるなら自炊をしたり栄養を考えたりする必要があります。
つまり、時間的にも精神的にも余裕がないとできないということ。
仕事や家庭のことで忙しいとダイエットに費やす余裕がなくなってしまうため、ダイエットが続かなくなってしまうのです。
誘惑が多く、負けてしまう
ご飯や飲み会の誘いなど、誘惑が多いのもダイエットが続かない要因です。
「今日だけはいいか」という妥協が積み重なった結果、「もう痩せなくていいや」とダイエットの挫折に繋がります。
また、周囲からの誘いだけでなく、自分自身が誘惑に負けてしまうのもダイエットが続かなくなる理由の一つ。
「運動したからいいや」「今日は食べて明日から頑張ろう」を繰り返しているとダイエットの効果が見えず、「頑張っても痩せないからやめた」という諦めにたどり着いてしまいます。
ダイエットの結果が出ない
ダイエットの効果を感じると「もっと頑張ろう!」なんて不思議と続けたくなるもの。
しかし、結果が出ないと「もういいや」と諦めてしまうことが多いです。
最初は順調に結果が出ていても、停滞期に突入した途端に諦めてしまう人も少なくありません。
ダイエットの結果が出ない場合はダイエット方法を変える、もしくはもう少し続けて様子をみることが大切。
しかしそこに至る前にやめてしまうため、いつまでたっても効果を感じることができないのです。
ダイエットの目標がない
「なぜダイエットしているのか」「痩せてどうなりたいか」という目標がないのも、ダイエットが続かない理由の一つです。
ダイエットは一定のストレスを伴うもの。
「こうなりたい!」という強い目標があればストレスにも耐えられますが、理想も目標もなしにストレスだけを感じ続けるのは耐え難いことです。
いずれ「痩せたくないのに辛い思いするなんて嫌だ」と諦めています。
モチベーションが上がらない
ダイエットに対するモチベーションが上がらないのも、ダイエットが続かない要因です。
体重が減る、洋服のサイズがダウンするなど、ダイエットの成果が見えないとモチベーションは下がってしまうもの。
「効果がないし痩せられないならいいや」とダイエットを諦めてしまうケースが多いです。
つまり、ダイエットを続けるためにはモチベーションを保つことが重要。
具体的な方法については後半で解説しているのでぜひご覧ください。
ヨガインストラクター・パーソナルトレーナー 丹羽里奈コメント
楽しくないことや辛いことを「やりたくない!」と思うのは当然のことです。
ダイエットもそのうちの一つ。
厳しい制限やルールを作ってしまうと続きにくくなります。やる気を保つためには、ダイエットのルールをシンプルにすること、そして「〇〇しちゃダメ」という制限は極力設けないことがポイント。
「運動しなきゃダメ」という目標ではなく、「週に2回は運動する」とポジティブなルールを作りましょう。
それだけでも気持ちが少し前向きになるはず。「今日もダイエットのために色々意識しなきゃ…」ではなく、
「今日もダイエットを頑張ろう!」とプラスに思えるようになれば、ダイエットを成功させることができますよ。
ダイエットが続かない人の特徴
自分に甘く意志が弱い
ダイエットが続かない人は、意志が弱いことが多いです。
甘いものは控える、食べ過ぎないようにするなど痩せるためのルールを作っても、「今日はいいか」とすぐにルールを破ってしまいます。
そのうちに「ダイエットなんて無理!」と、ダイエットそのものを諦めてしまうのです。
また、これは食事だけでなく運動に関しても同じ。
「今日はいいや、明日からやろう」と思い続け、結局取り組まずに終わります。
飽きっぽい
ダイエットが続かない人は飽きっぽい性格をしている傾向があります。
最初は意気揚々と取り組むものの、一週間もすれば興味が薄れてしまうことがほとんど。
思い出した時に再度チャレンジすることもありますが、だからといってその後継続することはありません。
やがてダイエットそのものに興味がなくなり、ダイエットを諦めてしまいます。
情報に左右されやすい
ダイエットの情報に流されやすいのも、ダイエットが続かない人の特徴の一つです。
SNSやアプリでダイエットの情報を仕入れては試しますが、取り組む期間が短いため大きな効果を感じることができません。
そしてまた次のダイエット、その次のダイエットと取り組み続けますが、どれも効果が出ないのは同じ。
ダイエットへの意欲関心は高い方ではありますが、最終的に「痩せないからダイエットなんてやめよう」とダイエットそのものを諦めてしまうことも多いです。
人付き合いが多い
実は人付き合いが多い人もダイエットが続きにくい傾向があります。
会食や飲み会など外食の機会が多いため、つい飲み食いし過ぎてしまうのです。
当然、そんな日が続けばダイエットの効果は感じられないもの。
とはいえ誰かと食事をしている時に量を控えたりバランスを気にしたりするのは難しく、そのうちにダイエットが億劫になってしまいます。
結果的に、ダイエットを続けられずに終わってしまうのです。
体重に一喜一憂している
ダイエットが続かない人は、体重に一喜一憂していることも多いです。
体重が順調に減っていると頑張り続けられますが、体重が減りにくくなったり増えたりするとアウト。
モチベーションが急激に下がり、「もう無理だ」と諦めてしまいます。
体重はその日のコンディションが大きく影響するため、気にし過ぎないのがベスト。
数値にとらわれすぎると、ダイエットは長続きしません。
ダイエットを続けるためのコツ
楽しく取り組めるダイエットを選ぶ
誰しも「楽しい」と思うことには積極的に取り組みたくなるものです。
そのため、ダイエットも楽しくできるものを選ぶのが継続するポイント。
料理をするのが好きな人は食事からのアプローチ、ダンスが好きな人はダンス系の有酸素運動を取り入れるなど、楽しみながらできる方法を選びましょう。
また、楽しくても過酷すぎるのはNG。
「辛い」と思った瞬間、取り組むのが嫌になってしまう可能性が高いです。
楽しめるダイエットであっても、無理なくできる範囲で行いましょう。
スキマ時間にできるダイエットを選ぶ
仕事や家事が忙しい人は、スキマ時間にできるダイエットを探すのがおすすめ。
ジムでトレーニングをする、長時間ランニングをするなど、時間も体力も使うダイエットに取り組もうとするよりもグッとハードルが下がります。
おすすめは食事の内容や時間を見直す食事管理ダイエットや、家で手軽に取り組めるオンラインフィットネスなど。
「いつもの習慣を少し変えるだけ」「時間や場所を問わずにできる」をポイントにダイエット方法を選ぶと、続けやすくなります。
ダイエットの目標を立てる
ダイエットに取り組むなら、何かしら目標を立てましょう。
「体重マイナス○Kg」「体脂肪率を○%減らす」「ウエストを○cmにする」などどんなことでもOKです。
可能であれば数字を使ってなるべく明確にし、「いつまでに達成する」という期間を設けましょう。
すると、目標達成に近づいているか否かがわかりやすくなります。
とはいえ「1ヶ月で10kg痩せる!」など無理な目標はNG。
達成できないとストレスを感じ、かえって諦めたくなる可能性があります。
少し頑張れば達成できそうな目標を立てましょう。
体の変化に気づく
ダイエットをすると、体は少しずつですが変化します。
体重や体脂肪率に変化はなくても、他の面が改善されている可能性があるのです。
汗をかきやすくなった、お通じが良くなった、疲れにくくなったなど、体感的な部分での変化はないか、自分自身をよく観察してみましょう。
小さな変化に気づくことができれば、体重や体脂肪率は変わらずともモチベーションは上がるものです。
その変化を楽しむうちに、体重や体脂肪率の変化も感じることができるでしょう。
ダイエットのOFF日を作る
ダイエットは継続することが大切ですが、365日ダイエットを続けるのはかなりのストレスになります。
その結果、ダイエットを続けたくなくなってしまう人も少なくないでしょう。
そうならないためには、ダイエットを休む日を作るのがおすすめです。
するとストレスが緩和され、休み明けは「また頑張ろう!」と思うことができます。
ただし、ダイエットが休みだからといってドカ食いするのはNG。
デザートを1つ食べる、少しだけ豪華なものを食べるなど、ご褒美程度にとどめておきましょう。
ヨガインストラクター・パーソナルトレーナー 丹羽里奈コメント
ダイエットは「楽しくない、辛い!」と思ったら終わり。
他の楽しいことに目が向いてしまい、ダイエットに取り組みたくなくなります。
ダイエットを楽しく続けるためには、モチベーションを保ち続けることが重要です。
そのために大切なことの一つが、体の変化に気づくこと。家に姿見があれば、下着や裸でその前にたち、体をチェックしてみましょう。
すると、体重や体脂肪率では測れない変化を感じることができます。体が変わる感覚を味わえばダイエットは楽しくなり、やがては体型をキープするためにダイエットが習慣化されるもの。
その頃には太りにくく、魅力的なスタイルになっていますよ!
モチベーションを保つ方法
小さな目標を立てる
ダイエットを続けるためには目標を立てることが大切であると紹介しましたが、最終的な目標だけではモチベーションが下がる可能性があります。
そのため、比較的達成しやすい小さな目標も立てておきましょう。
例えば「半年で5kg痩せる」という目標を立てたのなら、「1ヶ月ごとに0.5〜1kg落とす」と月単位の目標を立てるのがおすすめ。
もしくは「週に3回運動する」「毎日7000歩歩く」など行動の目標でもOKです。
短いスパンでクリアでき、その都度達成感を感じられると、ダイエットへのモチベーションが高まります。
待ち遠しくなるような予定を立てる
前述したような具体的な目標だけではなく、ワクワクするような予定もモチベーションUPには効果的。
「○ヶ月後の記念日に向けて痩せる」「結婚式までに痩せて綺麗になる」など、具体的な予定があると「頑張ろう!」という気持ちを保ちやすいです。
大きなイベントがある人はそれを目標に、めぼしい予定がない人はとっておきの予定を作って、ダイエットに励みましょう。
ワンサイズ小さい服を買う
入るか入らないか微妙なラインの服を買うのもおすすめです。
その服を着こなすために痩せようという気持ちが高まり、ダイエットを頑張ることができます。
気に入った洋服があれば新調しても良いですが、なければ痩せていた時代に着ていた服を目標にしてもOK。
「あの頃の体型に戻る!」と頑張れるはず。
洋服は壁にかけておくなど目につきやすいよう工夫すると、さらなるモチベーションUPに効果的です。
SNSでダイエット投稿を行う
周りから「痩せたね!」「頑張ってるね!」と言われると、モチベーションは高まりやすくなるもの。
とはいえ、実際に家族や友人から声をかけられるのはなかなか難しいこともあるでしょう。
そんな時は、SNSにダイエットの様子を投稿するのがおすすめです。
体重を公開したり写真で体型を公開したりすると、同じくダイエットを頑張っている人から励ましのコメントが届くことがあります。
ダイエット仲間を見つけると、さらに頑張ろうと思えるもの。
自分の体の変化の記録にもなるので、ぜひ取り入れてみてくださいね。
アプリ等で記録をつける
「SNSに公開する勇気はない!」という人は、自分だけが見れるアプリで記録をつけるのもいいでしょう。
体重や体脂肪率をグラフ化すると変化に気づきやすくなり、減っていればモチベーションUPに繋がります。
もし減らなくても、レコーディングし見える化することで「もっと頑張ろう!」という前向きな気持ちが湧きやすくなるもの。
数字だけでなく写真で記録できるアプリもあるので、自分に合うものを探してくださいね。
おすすめのダイエット方法
レジスタンストレーニング
「レジスタンストレーニング」とは、筋肉に負荷をかける運動のこと。
簡単に言えば筋トレのことです。
筋肉量が増えると代謝が高まり、痩せやすい体を作ることができます。
また、見た目がキュッと引き締まって見えるのもおすすめのポイント。
ハードな運動が好きな人やボディメイクしたい人におすすめのダイエット方法です。
有酸素運動
「有酸素運動」とは、呼吸を止めずにリズミカルに体を動かす運動のことです。
ランニング、ウォーキング、ダンス、ヨガなど多くのスポーツが該当します。
有酸素運動のメリットは脂肪燃焼効果を得られること。
そのため、脂肪を減らしたい人には特におすすめのダイエット方法といえるでしょう。
また有酸素運動は「セロトニン」と呼ばれるホルモンの分泌を促すため、精神面にも好影響をもたらすメリットがあります。
ストレッチ系エクササイズ
ストレッチやヨガなど、体を伸ばすエクササイズもダイエットに効果的です。
体の歪みが緩和されることで代謝が高まり、不要なものを溜め込みにくくなります。
また、内臓機能が活発になるのもダイエットには嬉しいポイント。
ヨガはある程度筋力も必要とされるため、引き締めにも効果的です。
体の歪みを整えたり、内側からキレイにしたい人におすすめのダイエット方法といえるでしょう。
ダンス系エクササイズ
エアロビクス、ヒップホップ、ジャズダンスなど、ダンス系のエクササイズもダイエットにおすすめです。
ダンスは有酸素運動の一種なので、脂肪燃焼効果が期待できます。
ダンスの内容によっては筋力やインナーマッスルが必要とされるため、しなやかな体を目指したい方にはぴったり。
ランニング等の単調な有酸素運動だと飽きてしまう方、楽しくダイエットに取り組みたい方にも向いているといえるでしょう。
格闘技系エクササイズ
「格闘技系エクササイズ」とは、キックボクシングやボディコンバットなど格闘技をベースとした運動のこと。
こちらも有酸素運動の一種なので、脂肪燃焼に効果的です。
また、体幹がブレないように動くためインナーマッスルの強化や筋力アップも期待できる他、キックやパンチをすることでストレス解消にもなります。
脂肪を減らしたい方、体を引き締めたい方、ストレスを解消したい方にぴったりです。
食事管理
体を動かすことが苦手、または時間的余裕がない人は、食事管理がおすすめです。
毎日必ずとる食事の内容を見直せば、ダイエットにつながります。
方法は様々ですが、ひとまず注目してほしいのは「糖質」と「脂質」の量。
米や麺類ばかりになっていないか、揚げ物など脂っこいものをとり過ぎていないかチェックしてみましょう。
食事制限ではないので完全に断つ必要はありませんが、それぞれ控えるかどちらか一つをグッと控えるとベター。
また、現代人はタンパク質不足といわれています。
タンパク質は体づくりに欠かせない栄養素なので、「ダイエット中だから」と肉や魚を控え過ぎないよう気をつけましょう。
日常生活で活動量を増やす
運動も食事管理もどうしても続かないという人は、日常生活での運動量を増やしましょう。
よく言われることですが、エスカレーターではなく階段を使う、一駅分歩くなどちょっとした心がけが大切です。
積み重ねていけば大きな成果を生み出すことがあります。
また、活動量には直結しませんが姿勢を正すのもおすすめです。
インナーマッスルにアプローチできる他、内臓の位置が整いやすくなり内臓機能が活性化されます。
猫背になりがちな方は、背骨を伸ばす意識を持ちましょう。
ヨガインストラクター・パーソナルトレーナー 丹羽里奈コメント
ダイエット方法は本当に様々。
だからこそ、無理なく取り組める方法に出会うことが大切です。
運動が苦手なら無理に運動しなくてもOK。
その分食事や普段の活動量に気をつけましょう。
黙々と筋トレしたり走ったりするのが嫌いなら、動作のバリエーションが豊富なダンス系エクササイズや格闘技系エクササイズがおすすめ。
スタジオレッスンは一緒に頑張る仲間を見つけやすいため、モチベーションアップにも繋がります。
反対に、グループワークが苦手なら筋トレや有酸素運動に励みましょう。
このように、自分が快適にできるダイエット方法なら長く続けることができますよ。
まとめ
これまでダイエットが続かなかった人は、まずはダイエットの内容を見直してみてください。
辛過ぎないもの、楽しいものであれば続けやすくなります。そして、モチベーションを上げるためにも目標を設定しましょう。
そうすることで、これまでよりずっと取り組みやすくなるはずですよ。
次のダイエットこそ、成功させましょう!
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監修者プロフィール
★ヨガインストラクター・パーソナルトレーナー 丹羽里奈
- フィットネス指導歴12年
- RYT200、RPYT85(マタニティヨガの資格)取得。
- レイキセラピスト取得
- 学生時代、4年間インストラクターとして活動。
- 現在は、ヨガインストラクターとしての活動以外にパーソナルトレーナーとしても活動。