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最近はやりのパーソナルトレーナーとは?魅力や仕事内容について徹底解説

パーソナルトレーナーとは

監修者:ヨガインストラクター・パーソナルトレーナー 丹波 里奈

健康志向の高まりから、ここ数年続くトレーニングブーム。

そしてそれと同時に、「パーソナルトレーナー」という職業が注目されるようになりました。

パーソナルトレーナーはトレーニングのプロともいえる存在ですが、具体的にはどのような仕事をしているのか気になりませんか?

そこでこの記事では、パーソナルトレーナーの仕事内容や魅力、向いている人の特徴などを解説します。

パーソナルトレーナーに興味がある方、これから目指そうとしている方、必見です!

パーソナルトレーナーとは?

パーソナルトレーニング

「パーソナルトレーナー」とは、クライアントの目的に合わせてトレーニング指導や栄養指導を行う仕事です。

スタジオインストラクターとは異なり、クライアントと1対1の個別指導を行うのが大きなポイント

相手のペースに合わせ、うまく関係を築きながら目的達成のサポートを行います。

そんなパーソナルトレーナーの主な活動場所は、フィットネスクラブやパーソナルジムなど。

クライアントは一般人だけでなく芸能人やプロのアスリートなど多岐にわたる上、年齢も性別も目的も様々です。

そのため、どんな依頼にも答えられる幅広い知識や対応力が求められます。

パーソナルトレーナ―の仕事内容

パーソナルトレーニング

顧客獲得のための営業活動

パーソナルトレーナーの活動には、まずはクライアントが必要です。

そのクライアントを獲得するため、営業活動を行うのもパーソナルトレーナーの仕事の一つ。

自分が所属しているジムの会員に声をかけたり、チラシを配ったりしながら顧客獲得を目指します。

ここ最近は、SNSを通して営業活動を行うケースも多いです。

ヒアリング、メニュー作り

クライアントから依頼があったら、パーソナルトレーニングを行う目的や目標などをヒアリングします。

そしてヒアリングを元に、クライアントに合わせたオリジナルのメニューを作成。

トレーニングのみならず、必要であれば食事やライフスタイルの注意点などもメニューに盛り込みます。

クライアントへの個別指導

メニューが決まったら、次に行うのはクライアントへの直接指導。

運動が必要な場合はトレーニング指導、体の歪み改善が必要な場合は矯正、食事の見直しが必要な場合は栄養指導など、クライアントが目的を達成できるよう多方面からサポートします。

トレーニング指導の場合は、ただフォームを教えるのではなく、励ましの言葉をかけながらクライアントのモチベーションを保つも重要な仕事です。

トレーニングのフィードバック、フォロー

直接の指導が終わったら、クライアントにフィードバックを行います。

その場で口頭で行うケースもあれば、メールやアプリ経由でフィードバックするケースもあるなどスタイルは様々。

また、直接指導がお休みの時はメール等で食事や運動のアドバイス、自宅でできるトレーニングメニューの提案を行うこともあります。

必要な知識についての勉強

パーソナルトレーナーを続ける上では、勉強も大切な仕事内容です。

解剖学や運動生理学、トレーニング方法などの知識はパーソナルトレーニングに欠かせません。

本や通信教育で学んだり、セミナーや講習会に参加したりして知識を養います。

監修者 丹波さんヨガインストラクター・パーソナルトレーナー 丹羽里奈コメント

「パーソナルトレーナー=トレーニングを指導する人」といえばその通りですが、
実はトレーニングに立ち会うのは業務のうちのほんの一部。

むしろ、営業活動や顧客管理に割く時間の方が多いと言っても過言ではありません。
そのため「トレーナーになったのに全然トレーニングの指導ができない」なんてガッカリしないよう、トレーナーを目指す人は今のうちからイメージしておきましょう。

また、トレーニングの情報やトレンドは日々変化します。

乗り遅れないよう、本を読んだり講習会に参加したりするのも仕事の一つです。

たくさんの勉強が必要になることも心得ておいてくださいね!

パーソナルトレーナーの魅力

pasonal

健康に関する知識が増える

パーソナルトレーナーとして活動すると、健康に関する知識が圧倒的に増えます。

生活習慣病予防などの一般的な知識はもちろん、ダイエットやボディメイク、筋トレから歪み矯正までその内容は様々。

知識が身につけば自分自身の健康や、家族・友人の健康サポートなど仕事以外のシーンでも生かすことができます。

これはパーソナルトレーナーならではの魅力といえるでしょう。

様々な人に出会うことができる

パーソナルトレーニングを申し込んでくる人は多岐にわたります。

サラリーマン、主婦などの一般人もいれば、モデルや俳優などの芸能人、時にはプロのアスリートを担当することもあるでしょう。

性別や年齢も幅広く、子供から大人、高齢者まで様々。

そのためパーソナルトレーナーとして活動すると、これまで出会わなかったような人にも出会うことができます。

自由なスタイルで働ける

働き方にもよりますが、パーソナルトレーナーの多くはフリーランスとして活動しています。

そのため、就業時間も就業場所も個人の自由。

活動したいときにパーソナルトレーニングの予約を受け、それ以外は他の仕事をしたり趣味や勉強に没頭したりすることができます。

また、パーソナルトレーナーは見た目も重要な要素の一つ。

より魅力的に見えるよう、ファッションやヘアスタイルも自由に楽しむケースが多いです。

活動した分だけ収入が増える

こちらも働き方によりますが、パーソナルトレーナーの収入は基本的に歩合制です。

パーソナルトレーニング1本に対し、決められた取り分が収入になります。

つまり、働いたら働いた分だけ収入になるということ。

頑張れば頑張るほど稼げるというのは、パーソナルトレーナーの魅力の一つといえるでしょう。

資格なしでも活動できる

トレーニングや栄養学にはいくつかの資格がありますが、実はパーソナルトレーナーとして活動する上で特別に必要な資格はありません。

いずれも民間資格なので、十分な知識を持っていれば資格がなくても活動できます。

つまり、やる気さえあれば、誰でもいつでも始めることができる職業なのです。

パーソナルトレーナーに向いている人

パーソナルトレーニング

健康に興味関心がある人

パーソナルトレーナーの要素としてまず欠かせないのが、健康への興味関心です。

本人が健康に無関心で不健康だったりだらしない体型だったりしたら、パーソナルトレーナーの仕事は成り立ちません。

「この人に教えて欲しい!」と依頼してくれる人もいないでしょう。

栄養の働きや、筋肉の動きに興味がある、様々なダイエット方法を試したいなど、なにかしら健康に対する興味を持っている場合は、パーソナルトレーナーに向いているといえるでしょう。

勉強することが好きな人

パーソナルトレーナーの仕事は勉強必須です。

フィットネスや健康に関する情報は日々更新されますし、担当するクライアントの状態も毎回異なります。

そのため、どんな状況にも対応できるよう十分な知識を身につけなくてはなりません。

勉強方法は様々ですが、そもそも文字を読んだり机に向かったりすることが辛いという人は向いていない可能性が高いです。

反対に、勉強し新しい知識を得ることが好きな人はパーソナルトレーナーに向いています。

探究心が強い人

パーソナルトレーニングには「AならB」「CだからD」というような決まった答えがありません。

クライアントによって体の状態が異なるため、アプローチ方法も毎回異なります。

そのため「この人は目標達成のために何が必要か?」「どうアプローチしたら改善するか?」など日々探求が必要です。

「なんで?」「どうして?」と答えを追い求めることが好きな人は、パーソナルトレーナーとして活躍できる可能性が高いです。

人と関わることが好きな人

パーソナルトレーナーは男性、女性問わず様々な人と関わります。

年齢も職業の幅もとても広いです。

そのため、コミュニケーションをとることが好きな方、初対面の人とも物怖じせずに話せる方は向いているでしょう。

現在はコミュニケーションが苦手という人は、少しずつ慣れていくことでパーソナルトレーナーとして活動することができます。

誰かをサポートするのが好きな人

パーソナルトレーナーとは誰かを指導する仕事ではなく、目標達成のためのサポートをする職業です。

指導は目標達成のための手段の一つであり、パーソナルトレーナーの本質ではありません。

そのため、誰かに何かを教えることが好きな人よりも、誰かのサポートをすることが好きな人の方が向いているといえます。

誰かに尽くすことが好きな人にも、パーソナルトレーナーはおすすめです。

監修者 丹波さんヨガインストラクター・パーソナルトレーナー 丹羽里奈コメント

パーソナルトレーナーのポイントはズバリ、「コミュニケーション能力」と「情報力」です。

お客さんとうまくコミュニケーションが取れないと、信頼関係を築くことができません。
相手がなぜ痩せたいと思っているのか、どうして鍛えたいと思ったのかなど、真の目的を聞き出しにくく、その分目標達成も遠くなってしまいます。

また、お客さんとうまく信頼関係を築けていても、目標にコミットできるようなメニューを提供できなければ、顧客は離れてしまいます。

そのためたくさんの情報を集め、必要なところで引き出せる「情報力」もパーソナルトレーナーには欠かせないのです。

パーソナルトレーナ―になるには?

パーソナルトレーナーになる方法

専門学校など学校へ通う

パーソナルトレーナーになるには、運動生理学や解剖学、栄養学などについての様々な知識が必要です。

かつ、それらの知識は一般的な高校や大学では学ばないもの。

しっかりとした知識を身に付けたいのであれば、スポーツ関連の専門学校に通うのがおすすめです。

必要最低限の知識を身につけることができ、学科や専攻によってはクライアントへの指導方法についても学ぶこともできます。

また、同じ分野で活躍しようとしている知り合いができるというのも大きなメリットの一つといえるでしょう。

独学で知識を身につける

専門学校に通う余裕がない場合は、独学で知識を身につけるのもありです。

パーソナルトレーナーを目指す人向けの本を参考にしたり、通信教育を受けたりしながら学ぶと良いでしょう。

また、その中で特に興味を持った分野について掘り下げていくのもおすすめです。

ストレッチや栄養学など何かに特化した知識を身につけることができれば、ストレッチ専門のトレーナーや食事指導専門のトレーナーとして活動することができます。

資格を取得する

資格取得を試みるのも、パーソナルトレーナーを目指す上ではおすすめです。

特別に必要な資格はありませんが、資格があれば知識や実力の証明になるため、面接時などに多少有利になることがあります。

また、資格取得に向けて勉強をすると、必要な知識が身につくというのもメリットの一つです。

おすすめの資格については別の項目で紹介するので、ぜひ参考にしてください。

求人を探し応募する

パーソナルトレーナーになるには、活動場所の確保も必要です。

スポーツクラブや個人経営のジムなどを中心に、パーソナルトレーナーの求人を探して応募しましょう。

中には求人を出さずにパーソナルトレーナーを探しているジムなどもあります。

近所や活動できる範囲にフィットネスクラブがあるなら、直接尋ねてみるのもよいでしょう。

タイミングが合えばそのまま面接し、採用してくれるケースもあります。

個人で活動する

パーソナルトレーニングはある程度のスペースと器具があれば行うことができます。

そのため自宅等で個人ジムを開業し、完全に独立するといのもパーソナルトレーナーとして活動する方法の一つです。

この場合、法人化の手続きや営業活動などパーソナルトレーニング以外の業務も多くなり負担は増えますが、その分やりがいもあるといえるでしょう。

現役トレーナーからのコメントなど

パーソナルトレーニング

パーソナルトレーナーという仕事に華やかなイメージを持っている方も多いかもしれませんが、想像以上に努力が必要な仕事です。

お客さまの目標達成をサポートするためには様々な知識が必要なので、日々の勉強は欠かせません。

また、自分自身の体作りも必須

猫背&体がたるみきったトレーナーに、自分の体を改善して欲しいとは思いませんよよね。

そのため、勉強に加えて日々のトレーニングも欠かさず行う必要があります。

しかし、その分いつもベストな状態でいられますし、勉強した知識がお客様の役に立ち、「ありがとう」と言われる瞬間は何事にも代え難いものがあります。

様々な人と接するため、色々な話を聞くことができ、自分の見識が広がっていくのもトレーナーのやりがいです。

決してラクな仕事ではありませんが、毎日何らかの刺激や変化を感じられる魅力的な仕事ですよ。

パーソナルトレーナーが持っていると役立つ資格

パーソナルトレーナー

パーソナルトレーナーとしての資格

まずおすすめなのが、パーソナルトレーナーを目指す人向けの資格です。

運動生理学などの一般的な知識はもちろん、トレーニングの指導方法なども身につけることができます。

NSCA-CPT

「NSCA」は、世界的に有名なストレングスやコンディショニングに関する教育団体です。

同団体は他にもいくつかの資格がありますが、「NSCA-CPT」はパーソナルトレーニングに必要な知識や指導方法を幅広く学べる初歩的な資格。

満18歳以上、高校を卒業済みか認定試験に合格している人であれば受験することができます。

NESTA PFT

「NESTA」はアメリカを拠点とするパーソナルトレーナーの人材育成団体。

約80か国に資格取得者がいる世界的にも有名な資格で、国内のスポーツジムでもメジャーな資格の一つです。

こちらも満18歳以上、高校を卒業済みか認定試験に合格している人であれば受験することができます。

JHCA-FC

「JHCA」とは、日本ホリスティックコンディショニング協会のこと。

パーソナルトレーニングに関する様々な資格を認定していますが、「FC(=フィジカルコンディショナー)」は運動指導に必要な知識を満遍なく取得できる資格です。

講習会への参加が必須なので、資格取得までにしっかりと学ぶことができます。

ヨガインストラクターとしての資格

実はヨガインストラクターとしての資格も、パーソナルトレーナーとしての活動に役立ちます。

もちろんヨガインストラクターとしても活動できるため、フィットネス分野での活躍の幅が広がるでしょう。

RYT200

「RYT200」は全米ヨガアライアンスが認定するヨガインストラクターの資格。

ヨガのポーズだけでなく、基本的な解剖学や運動生理学について200時間かけて学ぶため、しっかりとした知識が身につきます。

ヨガインストラクターとしての活動を視野に入れている人には特におすすめの資格です。

RPYT85

「RPYT85」は、全米ヨガアライアンスが認定しているマタニティヨガの資格です。

妊娠から出産、産後ケアまでマタニティに関する知識を身につけることができるため、女性専門やマタニティ専門のトレーナーになりたい人におすすめ。

資格を取得するためにはRYT200かそれ相当の基礎知識が必要になるので注意が必要です。

スタジオインストラクターとしての資格

フィットネスクラブ等のスタジオでレッスンを行う「スタジオインストラクター」の資格も、パーソナルトレーナーの活動に役立ちます。

スポーツジムなどでの活動を考えている場合、採用側の目を引くでしょう。

レズミルズインストラクター

「レズミルズ」とは、ニュージーランド発のグループフィットネスプログラムのこと。

世界100か国以上で親しまれている大変人気のプログラムです。

ワークアウトの実践やグループレッスンの指導方法は学べますが、解剖学等は学べないので自分で補う必要があります。

MOSSA認定インストラクター

「MOSSA」は、アメリカで人気のグループフィットネスプログラムのこと。

こちらも世界的に人気なので、取得すればスタジオインストラクターとしての活躍の幅も広がります。

ただ、レズミルズ同様、解剖学等は学べないので注意が必要です。

栄養学の資格

「栄養学」というと国家資格を思い浮かべる方も多いかもしれませんが、比較的簡単に取得できる民間資格も多くあります。

食事指導メインのトレーナーになりたいなら、次のような資格もおすすめです。

食生活アドバイザー

「食生活アドバイザー」は、心身の状態や生活面など多角的な観点から食生活のアドバイスを行うための資格です。

近年、食育への関心が高まっていることからじわじわと注目されている資格でもあります。

通信講座等で資格取得が可能です。

スポーツ栄養スペシャリスト

「スポーツ栄養スペシャリスト」は、基本的な栄養学を学びつつスポーツ選手をサポートするための栄養学を習得するための資格です。

そのためプロ・アマ問わずアスリートや各種競技に励む人のサポートをしたいと思っている人には特におすすめ。

こちらも通信講座等で資格を取得することができます。

監修者 丹波さんヨガインストラクター・パーソナルトレーナー 丹羽里奈コメント

ご覧の通り、パーソナルトレーナーとして使える資格はたくさんあります。

しかし、いずれも民間資格なので、「なんとしてでも必要!」というわけではありません。

たくさん資格を持っていればその分学ぶ機会は増えますが、お客さんは資格名を見ても、それがすごいか否かは正直わからないものです。
そのため、資格の有無よりも実際のトレーニングの良し悪しが顧客獲得につながります。

資格取得に一生懸命になってしまうくらいなら、現場経験を積んだ方が良いケースもあると言えるでしょう。

とはいえ、パーソナルトレーニングに必要な知識がないと活動できないのも事実。
全く素人の状態からトレーナーを目指すのであれば、1つくらいは資格取得を試みるといいかもしれませんね。

まとめ

様々な人の健康やボディメイクをサポートする「パーソナルトレーナー」。

健康志向が下火になることはないといっても過言ではなく、むしろ今後さらに高まる可能性も高いため、将来性のある仕事の一つといえるでしょう。

トレーナーとしての活動を続けるためには日々の勉強や自分自身の体作りも欠かせませんが、その分多くの知識を身につけることができ、身近な人のサポートもできる仕事です。

もし興味がある方は、まずは解剖学についての本などを読んでみるところから始めてみるといいかもしれませんね。

そしてますます興味が湧くようであれば、ぜひ本格的に取り組みましょう!

監修者プロフィール 

監修者 丹波さん★ヨガインストラクター・パーソナルトレーナー 丹羽里奈

  • フィットネス指導歴12年
  • RYT200、RPYT85(マタニティヨガの資格)取得。
  • レイキセラピスト取得
  • 学生時代、4年間インストラクターとして活動。
  • 現在は、ヨガインストラクターとしての活動以外にパーソナルトレーナーとしても活動。

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