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投稿日:2024年2月2日 | 更新日:2024年09月13日
食に関する資格を取得したいなら、食生活アドバイザーがおすすめです。
資格取得を通じて、栄養や健康・食文化など食生活に関する幅広い知識が身につき、就職や転職にも役立ちます。
しかし、下記のような疑問をもった方もたくさんいます。
「本当に独学で合格できるのか」「独学の勉強法を知りたい」「どのテキストを使えばよいのか」
そこで、本記事では食生活アドバイザーの勉強方法と学習の際のポイントについて解説します。
独学で食生活アドバイザーの受験を検討している方は、ぜひ最後まで読んで参考にしてくださいね。
食生活アドバイザーとは
食生活アドバイザーとは、一般社団法人FLAネットワーク協会が主催している資格試験です。
資格取得を通じて、栄養や健康・食文化・食品学・衛生学など食生活に関する幅広い知識と的確なアドバイスや指導するスキルが身につきます。
食生活アドバイザーの知識は自分にも活かせますが、飲食業界や食品の販売・医療施設や福祉施設などへの就職や転職の際にも役に立ちます。
なお、仕事場面で食生活アドバイザーの知識を活かしたいと考えている方は、2級の取得がおすすめです。
食生活アドバイザーに興味がある方は、ぜひ挑戦しましょう。
食生活アドバイザー 独学勉強方法 5選
食生活アドバイザーの独学でのおすすめの勉強方法は、次の5つです。
勉強方法は人によって相性があるため、自分に合った方法で合格を目指しましょう。
食生活アドバイザー公式テキストの活用
独学で勉強する際は、公式テキストを活用しましょう。
試験は公式テキストから出題されるため、公式テキストの内容を理解できれば合格点に到達します。
そのため、テキストの内容が暗記できるように繰り返し読み込みましょう。
特に3級の試験では、選択問題のみでテキストを活用すれば十分に対応できるレベルです。
食生活アドバイザーの合格を目指す方は、公式テキストを購入しましょう。
また、公式テキスト以外にも食生活アドバイザーに関する参考書があるので、自分に合ったテキストを活用して勉強してください。
食生活アドバイザーの問題集の活用
独学で勉強する際は、問題集も活用しましょう。
テキストで暗記した知識を定着させるには、問題集の活用が欠かせません。
特に3級は暗記の量が得点に直結するため、問題集を繰り返し解いて知識を定着させることが重要といえます。
問題集は、最低でも3回は解くことがおすすめです。
また、実際の本番でも問題を解かないと試験では合格できないので、演習をたくさん行い試験に合格する実力を身につけましょう。
独学で勉強する際は、テキストと問題集のバランスを意識することが大切です。
ノートの活用
食生活アドバイザーの勉強では、ノートの活用がおすすめです。
実際に手を動かしてノートに書くことで、記憶が定着しやすくなるでしょう。
特に2級の試験では記述式の試験があり、キーワードを覚えていても漢字の間違いがあると減点されます。
そのため、確実に得点するにはノートに実際に記述してみることが重要といえます。
ただし、テキストの内容をすべてノートに書きこむと時間がかかるため、重要なキーワードや苦手な部分を覚える際にノートを活用することがおすすめです。
ノートを上手に活用して、試験に合格する実力を身につけましょう。
食生活アドバイザーの過去問題の活用
独学で食生活アドバイザーに合格を目指す方は、過去問の活用が必須といえるでしょう。
問題集だけでなく過去問題も繰り返し解くことで合格に必要な実力が身につき、さらに自分のレベルも確認できます。
また、2級の試験では応用力が求められるため、過去問題を活用して試験の傾向を掴んでおくとよいでしょう。
公式テキストや問題集と同様に過去問題も販売されているので、必ず入手してください。
模擬試験の活用
独学の方は、ぜひ模擬試験に挑戦しましょう。
模擬試験は、こちらの食生活アドバイザーの公式サイトの「チャレンジ問題」から挑戦できます。
例えば、次のような問題が出題されます。
選択問題(3級)
【問】一般的に適度な運動はカラダに良いと言われますが、具体的にはカラダにどのような効果があるのか、もっとも不適当なものを選びなさい。
1.良い睡眠が得られる
2.カラダが軽くなり、行動範囲が広がる
3.老化を遅らせる
4.血管の弾力性が増す
5.筋肉より脂肪が増える
実際に問題を解くことで試験の出題形式や内容を把握できるため、資格を取得するか悩まれている方はぜひ挑戦しましょう。
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食生活アドバイザーの独学ポイント
独学で食生活アドバイザーの資格を取得するポイントは、次の3つです。
食生活アドバイザーは独学でも合格が狙える資格ですが、ポイントを押さえないと勉強の効率が悪くなったり途中で挫折しやすくなったりします。
そのため、勉強を始める前にポイントを確認しましょう。
独学の学習計画を立てる
独学で食生活アドバイザーに挑戦する方は、初めに学習計画を立てましょう。
独学ではモチベーションの維持が困難ですが、学習計画を立てれば途中で挫折することを防ぎやすくなります。
試験は毎年6月と11月の年に2回開催されるため、自分が受験する日程から逆算して計画を立ててください。
合格までに必要とされる勉強時間は、個人の経験によって変わります。
初心者の方が2級と3級の同時取得を目指す際は、4か月程度の期間を見ておくとよいでしょう。
独学の際は出題傾向を押さえる
資格取得を目指す際は、出題傾向を押さえることも重要なポイントです。
本格的に勉強する前に出題傾向を把握しておけば、要点を絞って学習ができ、効率よく合格が目指せます。
そのため、出題形式や出題科目は、早い段階で押さえておきましょう。
また、過去問を早い段階で活用することもおすすめです。
3年分の過去問題を解けば出題傾向を掴みやすくなるため、公式テキストや問題集を購入するタイミングで購入しましょう。
短い期間で合格を狙う方は、過去問を活用して早い段階で試験の傾向を掴むことが大切です。
独学の際は満点を狙わない
独学で勉強をする際は、満点を狙わないようにしましょう。
他の資格試験でも共通することですが、試験では満点を取る必要はなく合格点が取れれば資格取得できます。
食生活アドバイザーの場合6割程度得点できれば合格可能で、4割は間違っても問題ありません。
そのため、試験範囲をすべて暗記するのではなく、試験に出そうな部分を重点的に勉強すれば合格点に到達できるでしょう。
効率的に合格を目指したい方は完璧主義ではなく、要点を絞って学習して合格を狙いましょう。
独学におすすめのテキスト
食生活アドバイザー取得のためのおすすめのテキストは、次の3つです。
テキストにはそれぞれ特徴があるため、自分に合ったテキストを選びましょう。
独学向けのテキスト1.食生活アドバイザー公式テキスト+問題集
「公式テキスト+問題集」は、日本能率協会マネジメントセンターが出版しています。
主催団体唯一の公式テキストと問題集なので、試験範囲の網羅性は高いといえるでしょう。
他にもテキストや問題集はありますが、こだわりがなければ公式テキストと問題集を購入すれば間違いないです。
2級と3級それぞれ出版されているため、自分が受験する級のテキストと問題集を購入しましょう。
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独学向けのテキスト2.3ステップで最短合格!食生活アドバイザーテキスト&模擬問題集
「3ステップで最短合格!」は、秀和システムが出版しているテキストと問題集です。
基礎・要点チェック・演習問題の3つのステップにわかれており、効率的に学習が進められます。
また、問題集も充実しているため、しっかりと知識を定着させられるでしょう。
別冊で用語解説も付属しているので、隙間時間を活用して勉強したい方にもおすすめです。
独学向けのテキスト3.一発合格!ここが出る!食生活アドバイザーテキスト&問題集
「一発合格!ここが出る!」は、ナツメ社が出版しているテキストと問題集です。
テキストはカラーやイラストが充実しており、初心者でも理解しやすいように作られています。
また、重要度別にランク分けされているため、効率よく学習ができます。
初心者の方は、「ステップで最短合格!」を検討してもよいでしょう。
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通信講座の活用
食生活アドバイザー取得におすすめの通信講座は、次の2つです。
通信講座は、独学よりも効率的に学習できるメリットがあります。
費用はかかりますが、独学での学習に不安を感じる方は通信講座も検討しましょう。
ユーキャン
通信講座での学習を検討している方は、ユーキャンの講座も検討しましょう。
ユーキャンは通信講座の大手で知名度も高く、食生活アドバイザー講座を実施しています。
ユーキャンの講座も一般社団法人FLA ネットワーク協会公認の講座のため、信頼性が高いといえるでしょう。
講座はテキストに準拠した内容であり、2級と3級の同時合格が狙えます。
受講期間は4か月なので、試験日から逆算して講座に申し込むとよいでしょう。
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JMAM
独学での学習が不安な方は、JMAMが主催している合格対策速習コースを受講しましょう。
実施団体である一般社団法人FLAネットワーク協会公認の通信講座であり、テキストも公式テキストを活用します。
コースは2級と3級にわかれており、受講期間はそれぞれ2か月です。
通信講座を検討している方は、自分が受験する級のコースを受講しましょう。
JMAM 食生活アドバイザー試験情報や参考書籍を知りたい方はこちら
試験概要
食生活アドバイザーは、2級と3級の2つのレベルがあり1級が存在しません。
受験を検討している方は、出題形式や出題科目など試験概要を確認しましょう。
受験料
受験資格は、次の通りです。
3級 | 5,500円(税込) |
2級 | 8,000円(税込) |
2級・3級併願 | 13,500円(税込) |
受験資格
食生活アドバイザー2級・3級とも受験資格はありません。
そのため、食生活に興味がある方は誰でも受験に挑戦できます。
試験科目
試験科目と試験内容は、2級・3級の両方とも次の通りです。
試験科目 | 試験内容 |
栄養と健康 | 栄養・病気予防・ダイエット・運動・休養など |
食文化と食習慣 | 行事食・旬・マナー・配膳・調理・献立など |
食品学 | 生鮮食品・加工食品・食品表示・食品添加物など |
衛生管理 | 食中毒・食品衛生・予防・食品化学・安全性など |
食マーケット | 流通・外食・中食・メニューメイキング・食品販売など |
社会生活 | 消費経済・生活環境・消費者問題・IT社会・関連法規など |
試験は、食生活に関する幅広い分野から出題されます。
公式テキストなどを活用して入念に対策しましょう。
出題形式と合格基準
出題形式と合格基準は、次の通りです。
出題形式 | 合格基準 | 試験時間 | |
3級 | 選択問題(マークシート形式50問) 配点:1問2点 | 60点以上で合格(100点満点) | 90分間 |
2級 | 選択問題(マークシート形式42問) 配点:1問2点 記述式問題(13問) 配点:1問3点 | 74点以上で合格(123点満点) | 90分間 |
2級と3級の出題科目は同じですが、出題形式が異なるため注意が必要です。
特に2級は記述式問題が追加されているので、記述式問題の対策もしなければなりません。
試験会場と日程
食生活アドバイザーの試験会場と日程を確認しましょう。
【試験会場】
- 北海道:札幌市内
- 宮城県:仙台市内
- 埼玉県:さいたま市内
- 千葉県:千葉市内
- 東京都:東京23区内
- 神奈川県:横浜市内
- 新潟県:新潟市内
- 石川県:金沢市内
- 静岡県:静岡市内
- 愛知県:名古屋市内
- 大阪府:大阪市内
- 兵庫県:神戸市内
- 広島県:広島市内
- 福島県:福岡市内
【日程】
年2回開催(6月・11月)
試験会場は受験票に記載されているため、受験票を必ず確認してください。
受験を検討している方は、試験日から逆算して学習計画を立てましょう。
また、2級と3級は同じ日に併願して受験が可能です。
合格率と難易度
実施回によって変わりますが、試験の合格率は3級が65%程度、2級が45%程度とされています。
3級は合格率が65%程度のため、難易度は易しいといえるでしょう。
一方で2級の合格率は40%であり、3級と比較して難易度は高くなります。
また、2級は記述問題が加わるので、入念に対策しなければなりません。
参考:一般社団法人FLAネットワーク協会「食生活アドバイザー」
食生活アドバイザー独学まとめ
食生活アドバイザーは、独学でも合格が可能な資格です。
独学での受験に挑戦する方は、公式テキストや過去問などを活用して効率よく学習して合格を目指しましょう。
また、独学に不安を感じる方は通信講座の活用もおすすめです。
資格勉強は人によって相性があるため、自分にあった方法で合格を目指してくださいね。
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