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投稿日:2024年1月11日 | 更新日:2024年01月11日
マンション管理士資格の取得を目指しているけど、あと一歩挑戦する気持ちが出ない方はいらっしゃいませんか?マンション管理士は、合格率が約10%と難易度は高めの資格です。しかし、法改正などにより今後も将来性がある資格と言われています。
そこで、この記事ではマンション管理士の仕事概要や試験の概要について解説していきます。特に、マンション管理士試験に絶対に合格したい方は、合格率をあげる通信講座も解説しています。ご一読していただき、ぜひ合格をつかみ取ってください。
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マンション管理士とは?仕事内容について分かりやすく解説
マンション管理士と言われても、実際の仕事内容を知らない方も多いかと思います。マンション管理士とは、マンション管理についても専門知識を持った人です。国家資格のため、試験に合格しないといけません。
ここでは、マンション管理士試験の受験を考えている方に向けて、マンション管理士の仕事内容や難易度・概要について解説していきます。
マンション管理士の役割とは
マンション管理士とは、マンションに関する専門知識を持った人です。主な役割としては、マンションを管理している人・組合に対して、助言・指導・援助をしていきます。そのため、分かりやすく言うとマンションに関するコンサルティング担当と思えば良いでしょう。
マンション管理士の年収は?
2023年度のマンション管理士の平均年収は、437.4万円です。2023年の職業全体の平均年収は、311.8 万円です。そのため、職業全体の平均年収と比べると、マンション管理士の年収は高いと言えるでしょう。
出典:「厚生労働省 職業情報サイトjobtag」「令和4年度賃金構造基本統計調査」
マンション管理士の有効求人倍率とは?
マンション管理士の有効求人倍率は、0.33倍です。有効求人倍率とは、求人情報数を求職者数で割って出した値です。多ければ多いほど、1人あたりに対して仕事数が多いと言えるでしょう。マンション管理士は、求職者数に対して、求人の数は少ないと言えます。
出典:「厚生労働省 職業情報サイトjobtag」
マンション管理士になる方法とは?
マンション管理士になるには、以下の手順を踏む必要があります。
- 国家試験のマンション管理士試験に合格する。
- 公益財団法人マンション管理センターに登録する
登録は手続きをするだけなので簡単ですが、国家試験は難易度が高くなっています。そのため、試験の対策をしていくことがマンション管理士になるには必要です。
マンション管理士の合格率・難易度は?
マンション管理士の合格率は、約10%程度です。過去2年分のマンション管理士の試験のデータは以下のとおりです。
令和4年度 令和3年度の受験者数と合格者数
令和4年度(2022) | 令和3年度(2021) | |
受験者数 | 12,209名 | 12,520名 |
受験率 | 85.1% | 86.0% |
合格者数 | 1,402名 | 1,238名 |
合格率 | 11.5% | 9.9% |
合格率が約10%と、難易度としては高いと言えるでしょう。そのため、通信講座などを利用して合格率を上げていくことが望まれます。
マンション管理士の需要はある?需要がある3つの理由をご紹介
マンション管理士を目指していると、「マンション管理士は将来性がない」と不安な意見を目にするかもしれません。実際には、マンション管理士は需要がある職業です。そのため、目指す価値がある職業と言えます。
ここでは、マンション管理士の需要があることを、3つのポイントから解説していきます。
①マンション適正化法の改正による独占業務の可能性
1つ目の理由は、法改正による独占業務の可能性です。マンション適正化法が改正され、管理計画認定制度、自治体による助言・指導、勧告制度を制定されました。このことにより、マンション管理士の需要が高まっています。
例えば、東京都港区でもマンション管理計画制度は始まっています(港認定マンション)。その他の自治体でも、徐々にマンションの認定制度が増えています。認定制度では、マンション管理士が認定マンションの基準を満たしているかを審査できます。マンション管理士しか、審査の仕事はできません。
「出典:東京都港区」
今までと比べると、マンション管理士しかできない仕事が増えたのは、大きなメリットと言えるでしょう。
②マンションの老朽化
2つ目の理由は、マンションの老朽化です。マンションの管理者は、老朽化が進むと修繕を考えないといけません。そのため、マンションの安全性を保証するために、マンション管理士の仕事が増えると考えられています。
国土交通省の調査によると、築40年を超えるマンションは現在約80万もの数になっています。さらに10年後には2.4倍、20年後には4.5倍に増加します。そのため、今後もマンションの老朽化は深刻と言えるでしょう。
老朽化マンションの管理・安全保障の需要は今後も増えていきます。
「出典:国土交通省 マンション政策の現状と課題」
③居住者の高齢化
3つ目の理由は、居住者の高齢化です。マンションに住んでいる居住者の高齢者世帯が増えています。また、それだけでなく管理の手軽さなどから、マンションに永住したいと思う方の割合も増えています。
国土交通省の調査によると、世帯主の年齢は50歳代の割合は減少し、60・70歳の割合は増加傾向です。また、マンションに永住したいと思う方は、平成30年度には62.8%まで上昇しています。
「出典:平成 30 年度マンション総合調査結果からみたマンション居住と管理の現状」
【2023年最新版】マンション管理士の試験情報2023
マンション管理士の試験は、過去問の情報も公開されています。勉強計画を立てていく上では、日程と会場は重要です。ここでは、2023年最新版のマンション管理士試験の概要について紹介します。
マンション管理士の試験日程
日程 | 令和5年(2023年) 11月26日(日) 午後1時~3時 |
合格ライン | 50問中40問以上正解 (試験の一部免除者は45問中35問以上正解) |
マンション管理士の試験会場
マンション管理士の2023年の試験会場は以下のとおりです。
- 札幌市
- 仙台市
- 東京都
- 名古屋市
- 大阪市
- 広島市
- 福岡市
- 那覇市
およびこれらの周辺地域
自分の住んでいる地域から、受けやすい場所で受験しましょう。詳細な会場は、受験する方が知ることができます。
マンション管理士の過去問情報
マンション管理士の過去問は公開されています。「公益財団法人 マンション管理センター」にて、過去数年分が公開されているので、試験に役立てていきましょう。
マンション管理士の勉強法
マンション管理士はキャリアアップが見えてきても、実際に合格するには努力が必要です。
「未経験の業界だけど、何とかして働きながら受かりたい」
社会人の方や、未経験の方でも前向きな気持ちがあれば、合格は可能です。ここでは、実際に働きながらでも可能な勉強方法について解説していきます。
独学で進めていく
過去問を調べて、独学で勉強するのは1つの方法です。試験対策として、過去問と問題集の併用で勉強していくのが一般的です。マンション管理士の試験範囲は以下のようになっています。
(1)マンションの管理に関する法令及び実務に関すること | 建物の区分所有等に関する法律、被災区分所有建物の再建等に関する特別措置法、マンションの建替え等の円滑化に関する法律、民法(取引、契約等マンション管理に関するもの)、不動産登記法、マンション標準管理規約、マンション標準管理委託契約書、マンションの管理に関するその他の法律(建築基準法、都市計画法、消防法、住宅の品質確保の促進等に関する法律等) 等 |
(2)管理組合の運営の円滑化に関すること | 管理組合の組織と運営(集会の運営等)、管理組合の業務と役割(役員、理事会の役割等)、管理組合の苦情対応と対策、管理組合の訴訟と判例、管理組合の会計 等 |
(3)マンションの建物及び附属施設の構造及び設備に関すること | マンションの構造・設備、長期修繕計画、建物・設備の診断、大規模修繕 等 |
(4)マンションの管理の適正化の推進に関する法律に関すること | マンションの管理の適正化の推進に関する法律、マンション管理の適正化の推進を図るための基本的な方針 等 |
これらの範囲を計画的に学習することが必要です。独学する場合は、カレンダーやスケジュール表を使いながら、計画的に勉強を進めていくことが求められます。
通信講座で学んでいく
通信講座で勉強するのも、おすすめの方法です。通信講座は、独自のテキストが用意されていて、自分のペースで進めることができます。そのため、仕事をしながらでも、無理なく勉強を進められるのがポイントです。
また、通信講座によっては独自の動画で解説を見られます。他者から教えてもらった方が進めやすい人にとっては、独学よりもおすすめです。
仕事をしている場合は通信講座がおすすめ
合格率を高めるには、通信講座での勉強をおすすめしています。
独学であれば、通信講座に比べると費用が安く済むのは大きなメリットです。しかし、仕事をされている方が多い中自分で勉強時間を生み出して、問題を解いていくのは難しいことです。問題の答えの添削もないため、自分の苦手な分野も分かりづらくなっています。
一方通信講座であれば、マンション管理士試験の出題傾向から分析されたテキストで効率よく勉強できます。また分からない時に、解説・質問ができるのも大きなメリットです。そのため、未経験の人が仕事をしながらでも、無理なく進められる勉強方法です。次の章では、未経験の方でも分かりやすいおすすめの通信講座について紹介していきます。
マンション管理士で合格したい方に|おすすめの通信講座をご紹介
マンション管理士資格を取得しようと考えている人は、通信講座での勉強がおすすめです。ここでは、マンション管理士の資格取得が目指せるものを紹介しています。
マンション管理士資格の受験対策ができる通信講座は多いですが、そのなかでも特におすすめできる通信講座を比較し厳選してピックアップ。
おすすめできる通信講座は以下の4つです。
- アガルート
- スタディング
- フォーサイト
- ユーキャン
それぞれの通信講座の特徴や費用を紹介します。
アガルート
アガルートの過去問集は過去10年分の問題を掲載するなど、テキストの内容も充実。資料請求ではサンプル講義やテキストがついており実際の勉強を想像しやすく、通信講座選びの参考になります。
コース概要(コース名と費用)
アガルートではマンション管理士資格試験の他に、管理業務主任者資格取得を目指せるコースも用意されています。どちらもマンション管理の資格ですが、2つの資格を同時に取得できるダブル合格カリキュラムもあるのが特徴です。
- マンション管理士試験合格カリキュラム:70,224円
- 管理業務主任者試験合格カリキュラム:70,224円
- ダブル合格カリキュラム:95,040円
マンション管理の仕事に生かせる資格をとりたい人は、マンション管理士と管理業務主任者資格をどちらも並行して勉強するのもありです。1つずつ勉強するよりも費用も抑えて2つの資格取得が目指せます。
タイミングによっては、期間限定価格になっていることもあるのでお得に通信講座を始めたい人は要チェックです。
アガルートの特徴
アガルートはマンション管理士資格の勉強が初めての人も安心して学べる通信講座です。暗記だけに頼らず学べる特徴があります。
- 学習導入オリエンテーションで勉強方法がわかる
- 理解度重視の勉強法
- 合格率が全国平均を上回っている
資格の勉強を始めようとすると何から手をつければよいかわからない人は多いはずです。アガルートでは学習を始める前に生じる悩みを解消すべく、勉強の仕方などの学習導入オリエンテーションをおこなっています。
動画でのオリエンテーションには、試験勉強前に知りたい内容が詰まっています。また、理解型の勉強をおこなえるように知識が身につく工夫がなされているのもうれしいポイント。
内容を丸覚えする暗記とは一味違う勉強法で必要な知識をインプット可能。アガルートのマンション管理士試験の合格率は、全国平均より3倍以上も上回っていることから安心して選べる通信講座とわかります。
スタディング
スタディングではスマートフォンなどを使ってビデオ講座を受けられます。テキスト中心の勉強よりも映像や音を通して学習したい人に向いている講座です。ビデオ講座に特化したことで低価格を実現しているため、費用を抑えたい人におすすめの講座です。
コース概要(コース名と費用)
スタディングではマンション管理士と管理業務主任者合格コースのダブル合格コースもあります。マンション管理士資格の学習経験者、初めて勉強する人を問わず合格を目指せます。
- マンション管理士合格コース:31,900円
- 管理業務主任者合格コース:31,900円
- マンション管理士/管理業務主任者合格コース:39.600円
スタディングの特徴
スタディングは机に座って勉強する習慣がない人でも学習しやすい勉強法です。スマートフォンなどを使って勉強できるから、勉強部屋以外の場所でも気分転換をしながら試験対策するのもよいです。
- スキマ時間を活用して効率的に勉強できる
- 難問解法講座で難しい問題の対策もできる
- リーズナブルな料金で学べる
スタディングの試験対策は通勤時間などのスキマ時間を賢く利用して勉強時間を確保できるため、無理なく勉強が続けられます。スマートフォンやパソコンで視聴や利用できるビデオ講座や、Webテキストを用いての勉強だから手軽に勉強がおこなえます。
難問対策のビデオ講座では、難問に対する技術が学べるので実際の試験で難問が出た場合の対策もバッチリです。また、リーズナブルな料金で学べるから臆せずに申し込み可能です。
費用は抑えられても内容は濃く充実しているため選んで間違いありません。
フォーサイト
フォーサイトのテキストは問題集とリンクしているから、復習しやすくスムーズに試験勉強できます。効率的に勉強できる工夫が満載の教材が揃っています。
コース概要(コース名と費用)
フォーサイトのマンション管理士試験対策コースは種類が豊富です。そのため、自分に合ったコースを選択できます。
- マンション管理士スピード合格講座 2023年度試験対策:43,800円
- 管理業務主任者スピード合格講座 2023年度試験対策:43,800円
- 科目別答練講座 2023年度試験対策:21,800円
- バリューセット1 2023年度試験対策(マンション管理士+管理業務主任者):57,800円
- バリューセット2 2023年度試験対策(マンション管理士+管理業務主任者+科目別答練講座):70,800円(通常セット)
- バリューセット2 2023年度試験対策(マンション管理士+管理業務主任者+科目別答練講座):76,800円(通常セット + DVDオプション)
フォーサイトの特徴
フォーサイトの講義は短時間で構成されているため、繰り返し視聴しやすいです。何度も視聴することで記憶を定着させられるのがポイントです。
- 受講生満足度が高いフルカラーテキストでの学習
- 対象講座を選ぶと全額返金制度がついている
- 講義動画は1コマ15分以内だから続けられる
フォーサイトのテキストはフルカラーで、理解しやすいイラストや図表が満載。初めてのマンション管理士の試験対策にぴったりです。また、出題されるところをしっかり絞っているため効率よく勉強できます。
また、対象講座の受講を受けていたら不合格時には全額受講料が返金される全額返金保証にも対応。そのため、通信講座での勉強を躊躇している人でも安心して講座受講を選べます。
スマートフォンなどを使って視聴できる講義動画は、最大1コマ15分だから空いた時間を利用しての学習も叶います。
ユーキャン
ユーキャンは、マンション管理士と管理業務主任者の勉強が初めての人でも7ヵ月で2つの合格を目指せる講座です。ミニテストなどをおこなえるデジタル学習サイトなども利用できます。
コース概要(コース名と費用)
ユーキャンのコースは、マンション管理士と管理業務主任者の同時合格を目指すコースのみです。初めての学習でもダブル合格を目指せるような対策がされているので必見です。
- マンション管理士・管理業務主任者:67,000円
ユーキャンの特徴
ユーキャンの徹底攻略ガイドでは、出題傾向がわかるため攻略すべきポイントを集中的に対策できます。効率重視で勉強したい人にもおすすめです。
- 合格者が2,200名以上で実績がある
- 添削指導や質問などのサポート体制あり
- 法改正などの情報を知れる
ユーキャンは、10年間で合計2,200名以上のマンション管理士・管理業務主任者試験の合格者を輩出しています。実績があるから信頼して選べる講座です。
12回に及ぶ添削指導や1日3回まで質問できるシステムなどサポート体制も万全で、試験勉強でわからないところもしっかり解消できます。独学では受けられないサポートなので、存分に利用するのが吉です。
法改正などの情報も適宜知らされるため、必要な最新情報を入手できます。
マンション管理士は将来性があり、おすすめの資格
マンション管理士の資格について解説しました。マンション管理士は、今後さらに需要が増えていく仕事です。試験の合格率は低く、難易度は高いため、計画的に勉強を進めていくことが必要になります。
今後、マンション管理士試験の受験を考えている方は、通信講座の利用は必須でしょう。ぜひ、おすすめの通信講座を見比べて、数少ない試験合格者を目指していきましょう。
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