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投稿日:2024年1月16日 | 更新日:2024年01月16日
秘書検定は就活が有利になる資格の一つとして注目されており、多くの高校生・大学生が受験していることをご存知でしょうか。
今回は、秘書検定の概要や合格することで得られるメリット、就職活動の際にどのように活かせるのかについて掘り下げていきます。
「就活が不安」
「就活を有利に進めたい」
という方はぜひ参考にしてみてください!
※この記事は2024年1月時点の情報です
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秘書検定とは?
「自分は秘書になりたいわけじゃないから…」とこれまで秘書検定に興味が湧かなかった方も、就活に不安をもっているならば一度受験を考えてみるのがおすすめです。
以下では、秘書検定とはどういう試験なのか、その概要に触れます。
秘書検定は「秘書を目指す人」が受けるとは限らない
秘書検定は、秘書技能を問う資格試験ではありますが、必ずしも秘書を目指す方が受けるというわけではありません。就職を控えた高校生や大学生がビジネスマナーを身につけるために多く受験しており、就活を有利に乗り切るために受けるという人もいます。秘書職に就きたい方はもちろんですが、一般事務や接客業への就職を考えている方には特におすすめできる資格です。
どんな試験を受けるの?
秘書検定3級、2級はマークシート方式を中心とした筆記試験で合否が決まります。
準1級と1級は筆記試験の他に面接試験が加わります。また、1級は筆記試験が全問記述式になります。
秘書検定は、秘書として必要な知識や技能を問う試験です。
「人柄育成」を検定試験を通した目標としており、「感じの良い人」「印象の良い人」になるために必要なことを学んでいきます。具体的には、ビジネスマナーや話し方、文書作成やスケジュール管理などが総合的に出題されます。
秘書検定の試験日程
秘書検定3級と2級は年3回、2月・6月・11月に受験することができます。
準1級と1級は年2回、6月・11月に受験可能です。
2024年度試験日程
試験日 | 受付期間 | |
第132回 | 2024年2月11日(日) | 2023年12月4日(月)~2024年1月16日(火) |
第133回 | 2024年6月16日(日) | 2024年4月5日(金)~5月14日(火) |
第134回 | 2024年11月17日(日) | 2024年9月4日(水)~10月15日(火) |
第135回 | 2025年2月9日(日) | 2024年12月9日(月)~2025年1月14日(火) |
試験が複数回あることは、それだけ就活を見据えて受験できるチャンスが増えます。「今から受けても遅い?」と思っている方も、受けられる日程があれば前向きに受験を検討してみましょう。
受験料
3級 | 2級 | 準1級 | 1級 | |
値段※ | 3,800円 | 5,200円 | 6,500円 | 7,800円 |
※CBT試験はCBT事務手数料として別途料金が加算されます。
※CBT試験については下の項目で紹介しています。
2024年度試験会場
全国各地の試験会場
都道府県・エリアごとに、ブロック分けがなされています。
自分の希望のブロックを選択し、そのブロック内で受験を行います。
秘書検定の合格率
直近の令和4年11月の試験結果によると、秘書検定の合格率は
3級 | 2級 | 準1級 | 1級 | |
合格率 | 62.6% | 57.6% | 41.6% | 25.4% |
となっています。
準1級からは面接試験が加わるため、それだけ難易度が高くなっています。
受験資格
学歴や年齢などの受験資格はありません。誰にでも受験することができる資格です。
合格基準・筆記試験出題領域
全級とも試験は「理論」と「実技」に領域区分され、それぞれの試験が60%以上正答する必要があります。
CBT試験について
また3級と2級のみ、Computer Based Testing(コンピュータ ベースド テスティング)通称CBTによるオンラインでの試験方式が2021年より行われています。
2021年より、オンライン(全国のテストセンター)でいつでも秘書検定2級・3級を受験することができます。(※1級・準1級は変わらず6月・11月の対面試験のみ)
申し込み期限は希望する受験日の3日前まで、試験結果はその場で知ることができる画期的なシステムです。
全国47都道府県の350会場で受験可能なため、従来のペーパーテストと比べると非常に利便性が向上しました。
こちらから詳細が確認できます。(文部科学省後援 ビジネス系検定|CBT試験について)
都合のよい時に受験したい方や、合否結果を早く知りたい方におすすめです。
受験をおすすめしたい人の特徴
ここからは、秘書検定の受験をおすすめしたい人の特徴を取り上げます。
受験を悩まれている方は、自分に当てはまるかという視点で読んでみてくださいね。
- 就活を前に社会人として働くことに不安がある人
- 就活の面接が不安な人
- これまでに冠婚葬祭に出席する機会が少なかった人
就活を前に社会人として働くことに不安がある人
就活を控え「自分にはアピールできるところが何もない」「資格の欄に書けることが何もない」という方には特に秘書検定の受験がおすすめです。
一つ資格を取得することによって、履歴書やエントリーシートを充実させることができます。秘書検定は数ヶ月努力すれば十分合格を目指せるので、就活の時期に差し掛かってからの受験でも遅くありません。何か一つアピールポイントを持つことで、履歴書や面接での受け答えが充実し、より魅力的な人物と思ってもらうことができます。
就活の面接が不安な人
秘書検定では初めて会う人に好印象を与える振る舞いや言葉遣いなどについても学びます。そのため就活の面接に不安や苦手意識を抱いている方にもおすすめです。
準1級・1級の試験には面接も加わるので、就職の際の面接対策にも良い機会になります。秘書検定では、面接試験を受けると「アドバイスシート」をもらうことができます。これは、面接官が受験者の良い点や改善すべき点にチェックを入れ、フィードバックしてもらえるというものです。アドバイスシートをもとに自分の振る舞いをブラッシュアップすれば、就活の面接にも自信をもって臨むことができます。
これまで冠婚葬祭に出席する機会が少なかった人
冠婚葬祭に出席する機会が今まで少なかった人は、その際のマナーについて知る機会も少なかったことでしょう。そういった方にも、秘書検定の受験はおすすめです。日本の冠婚葬祭には文化に根付くさまざまなマナーがあり、これを知っていることが大人としての信頼度を上げてくれます。
秘書検定の試験範囲には冠婚葬祭のマナーも含まれているので、試験対策をすることで一生使えるマナーを身につけることができます。仕事が始まると忙しい日々になり中々学ぶ機会が得られないので、勉強できる機会があるうちに大人としての一生もののマナーを習得しておくと良いですね。
秘書検定に合格することで得られるメリット
ここからは秘書検定に合格することによって得られるメリットについてご紹介します。
- ビジネスマナーを身に着けている証明になる
- 社会人として必要な知識やマナーを学ぶことができ、自信がつく
- スキルや知識が一生役に立つ
ビジネスマナーを身につけている証明になる
秘書検定に合格することで得られるメリットの1つ目は、ビジネスマナーを身につけているという強力な証明になるということです。秘書検定は民間資格ですが、文部科学省の後援を受けている認知度や信用度の高い試験です。そのため就職活動の際にも採用担当の方にビジネスマナーを身につけていることを証明する心強い勲章になるのです。
社会人として必要な知識やマナーを学ぶことができ、自信がつく
メリットの2つ目は、社会人として必要なビジネスマナーや知識を身につけることができ、自信がつくことです。
ビジネスに必要なマナーがわからなければ「相手に失礼がないか」「この対応であっているか」と不安になりますよね。しかしながら、学生のうちにビジネスマナーを学べる機会はそう多くありません。
秘書検定に向けた学習をすることで、印象よく社会の中で人と関わる方法がわかるようになります。合格することができれば、知識やスキルが身についていることが証明され、自信にもつながります。
スキルや知識が一生役に立つ
メリットの3つ目は一生役立つスキルや知識を習得することができる点です。
秘書検定に向けて学習することで、人と円滑に仕事をしていく上での判断力、対応力、コミュニケーション力などを養うことができます。これはどんな職場に行っても役立つスキルとして、あなたの人生を支えてくれるでしょう。
また、秘書検定の試験範囲には冠婚葬祭のマナーも含まれています。秘書検定に向けて学ぶことにより、プライベートにおいても学んだ知識を活かすことができます。冠婚葬祭のマナーは大人として知っておくに越したことはありません。
秘書検定は一生もののマナーとして習得しておく良い機会になります。
就活で秘書検定をアピールするコツ
ここからは、秘書検定を際立たせて就活でアピールするコツをお伝えしていきます。
履歴書や面接でのアピール方法に悩んだり、ライバルよりも有利に選考をくぐり抜けたいという方は参考にしてみてください。
就活の履歴書やエントリーシートでアピールするコツ
まず、履歴書の資格欄には正しい書き方で記すようにしましょう。
秘書検定の正式名称は「文部科学省後援 秘書技能検定試験」です。
履歴書に記載する際には「文部科学省後援 秘書技能検定試験○級合格」もしくは「秘書技能検定〇級合格」と書くようにしましょう。
秘書検定は国家資格や免許ではないので、「取得」ではなく「合格」と書くのがポイントです。
合格見込みがあることや勉強中であることも書いて良い
秘書検定に申込み、受験するまでの間や、合否結果を待っている間などに就職の選考を受けることもあるでしょう。そのような場合には履歴書やエントリーシートに「秘書技能検定○級合格見込み」「秘書技能検定○級合格に向けて勉強中」と書くこともできます。何も書かないよりもスキルアップへの意欲が感じられますし、面接の際にも話を広げるきっかけにすることもできるでしょう。
合格したことだけでなく、その過程をアピールする
履歴書やエントリーシートで秘書検定合格に触れる場合、合格したことだけでなく、受験したきっかけや合格までの過程を織り交ぜながらアピールすると効果的です。そうすることによって、秘書検定があなたの人柄を引き立て、多面的に表現してくれるからです。以下では、秘書検定とエピソードを掛け合わせた例文を2つご紹介します。
【例文1:秘書検定×アルバイト】
私はアルバイト先のレストランで、フロアスタッフとして働いていました。その中で、予約管理やお客様対応などに従事することがあったのですが、要領よくこなすことができずに悩んでいました。そのような中で秘書検定試験を知り、合格を目指すようになりました。
学校やアルバイトの合間に独学で勉強を進め、無事に秘書検定2級に合格することができました。学んだことをアルバイトで実践するようにし、忙しい時でも正確かつスムーズな対応を心がけられるようになったことで、お客様や他のスタッフからの信頼を得ることができました。
私はこの経験を通じて、お客様対応に必要なスキルを身につけることができました。しかし、まだまだ伸びしろがあると感じています。これからもスキルアップのための勉強と実践を重ね、お客様対応のプロフェッショナルとして活躍することを目指します。
【例文2:秘書検定×インターン】
私が学生時代に力を入れたことは、秘書業務に関するスキルと知識の習得です。
私は、大学在学中にある企業でインターンシップを経験しました。その中で、会議の準備やスケジュール管理、来客対応など、秘書業務を担当させてもらう機会がありました。その中でスピーディーかつ正確な業務処理が求められることを実感し、秘書業務が組織の円滑な運営に不可欠であることを強く感じました。
そこで私は、スキルと知識を習得するため、秘書検定を受験することに決めました。秘書検定の受験勉強では、コミュニケーションスキルの向上や職務を円滑に進めることにつながる内容が多く、有益な学びを得ることができました。大学での勉強やインターンシップの合間に通信講座を利用して少しずつ勉強を重ね、無事に秘書検定準1級に合格することができました。秘書業務に必要なスキルや知識を習得したことで、以降のインターンシップでもより効率的に業務を進めることができるようになりました。
今後も、この学びを生かしながらさらに幅広いスキルを磨き、プロフェッショナルな秘書として活躍することを目指したいと思います。
これら2つの例文のポイントは、「具体的なエピソード」と「今後の抱負」を織り交ぜたことです。秘書検定を受験した背景を明確にし、検定合格にとどまらないこれからの展望についても触れることで、向上心のある人材であることをアピールすることができます。
就活の面接でアピールするコツ
就活の面接で秘書検定をアピールするコツは、学んだことを面接担当者に「魅せる」ことです。自信に満ちた態度で面接に臨み、身につけたマナーや技能が滲み出るような受け答えができるよう準備しておくようにしましょう。
「秘書検定の合格証を持っている」という就活生は他にもいるかもしれませんが「身につけたスキルや知識がしっかりと人となりに反映されている」就活生はそう多くありません。学んだことをしっかり魅せることで、他の就活生と差をつけることができます。
また、秘書検定に合格した就活生の多くが「ビジネスマナーを学んだ」「入社後にも学んだ知識やスキルを仕事に活かせる」という流れで話を展開します。そのため、たくさんの就活生の履歴書チェックや面接担当者は、この話を聞き飽きているかもしれません。
他の就活生に差をつけて興味を持ってもらうアピールをするためには、独自の切り口で秘書検定を際立たせることが必要です。具体的なエピソードを用意し、面接官に人柄やスキル、実績を印象づけるアピールをしましょう。
・どうして秘書検定を受けることにしたのか
・どうしてこの級を受けようと思ったのか
・秘書検定に挑戦したことで得られたものは何か
・学んだことが生活の中で活かせた経験はあるか
・学んだことが就職後どんな業務で活かせると思うか
上記のように、踏み込んだところまで説明できるようにしておくと安心です。
まとめ:自信を持って就活に臨もう!
いかがでしたでしょうか。秘書検定は就活に有利に働いてくれる資格です。「就活が不安」という方も、秘書検定でビジネスマナーやスキルを身につけ、自信につなげることができます。秘書検定に挑戦して自分自身を高め、胸を張って就活に臨みましょう!
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