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投稿日:2024年2月27日 | 更新日:2024年02月28日
「数あるアロマ資格の中でもおすすめの種類を知りたい」
「選び方や取得するための勉強法、取得のメリットなども把握しておきたい」
アロマ資格に興味を持っている方であれば、上記のように考えている方も多いでしょう。
アロマ資格とは、アロマテラピー・セラピストとしての知識を証明する資格です。
取得すると、仕事で役に立ったりプライベートを充実させられたりするメリットがあります。
本記事では、アロマ資格の選び方やおすすめ一覧などを解説します。
記事後半では勉強法や取得のメリット、実際に活かせる場面など、取得方法や取得後の活用イメージなどを紹介するので、ぜひ最後までご覧ください。
アロマ資格の選び方
まずは、アロマ資格の選び方から確認していきましょう。
- 取得の目的を明確にする
- 就職・転職に役立つかどうかで選ぶ
- 難易度・合格率を比較して選ぶ
取得の目的を明確にする
アロマ資格取得を目標にする場合には、「なぜアロマ資格が必要なのか?」を自分の中で明確にしましょう。
なんとなく資格を取得しようとする方は多いですが、目的が曖昧なまま資格を取ると、取得後に活用しないケースが多いです。
時間をかけて取得しても、活用しなければ時間を失ってしまうことになります。
そのため、「就職に活用できそうだから取得する」「大切な人をアロマで癒したい」といった目的をもとに資格を選ぶことをおすすめします。
就職・転職に役立つかどうかで選ぶ
就職・転職に役立つかどうかでアロマ資格を選ぶのもおすすめです。
資格によって「アロマテラピーの効力を学ぶ」「施術を中心に学ぶ」など、学べる内容が変わります。
アロマセラピストを目指す場合には施術を中心に学ぶアロマセラピスト、アロマの効力を知ってプライベートに活用したい場合にはアロマテラピー検定の取得を目指すと良いでしょう。
このように、就職・転職に役立つかどうかで取得する資格を選ぶのも一つの方法です。
難易度・合格率を比較して選ぶ
難易度・合格率を比較して選ぶという方も多いです。
アロマ資格は全体的に難易度の低いものが多いですが、中には半数が落ちるような資格もあります。
勉強が苦手な方がそのような資格の取得を目指しても、なかなか点数が伸びなかったり合格に時間がかかったりするリスクがあります。
「サクッと取得してプライベートを充実させたい」というように、アロマについて軽く学んでみたい方は、難易度が低く合格率の高い資格を選びましょう。
アロマ資格のおすすめ一覧・種類
ここでは、おすすめのアロマ資格を3つ紹介します。
それぞれの特徴や試験概要を以下の表にまとめました。
資格名 | 受験料 | 受験資格 | 合格基準 |
アロマセラピスト | 5,236円 | 1-1. AEAJ会員であること 1-2. アロマテラピーアドバイザー資格を取得していること 1-3. 認定スクールでアロマセラピスト必須履修科目を修了し、履修証明書を提出すること | 正答率80% |
アロマテラピー検定 | 6,600円 | なし | 正答率80% |
アロマ&ケアスペシャリスト | サブスクプラン:3,980円 | JAFA主催の講座受講 | – |
それぞれの資格について解説します。
アロマセラピスト【セラピストを目指したい人におすすめの資格】
団体名 | AEAJ(Aroma Environment Association of Japan) |
出題内容 | 解剖生理学 顔面の皮膚科学 衛生学 ボディ・フェイストリートメント理論 ケーススタディ アロマテラピーに役立つ素材(基材論) 健康学 ストレスとメンタルヘルス ホスピタリティとコミュニケーション 精油を深める(精油学総論) 精油のプロフィール(精油学各論) アロマテラピー利用法 コンサルテーション理論 コンサルテーション実技 カルテ作成指導 ボディトリートメント実技 フェイストリートメント実技 |
公式サイト | (公社) 日本アロマ環境協会 | 検定・資格 | アロマセラピスト |
アロマセラピストとは、アロマテラピートリートメントやコンサルテーションを実践できる能力を認定できる資格です。
アロマセラピストの資格を取得すると、精油の専門知識や解剖生理学、トリートメント技術などを取得し、全身へのアロマテラピートリートメントやコンサルテーションを提供できます。
試験に関しては、「AEAJ会員であること」、「アロマテラピーアドバイザー資格を取得していること」、「認定スクールでアロマセラピスト必須履修科目を修了し、履修証明書を提出すること」の3つの受験資格が用意されています。
正答率80%と合格ラインが高いですが、試験全体の難易度は低めのため、対策すれば独学でも合格可能です。
アロマテラピー検定【植物の香りでリラックスしたい人におすすめの資格】
団体名 | AEAJ(Aroma Environment Association of Japan) |
出題内容 | アロマテラピー2級 香りテスト(香りを嗅いで答える問題) アロマテラピーの基本 きちんと知りたい、精油のこと アロマテラピーの安全性 アロマテラピーを実践する 精油のプロフィール(対象11種類) アロマテラピー1級 香りテスト(香りを嗅いで答える問題) アロマテラピーの基本 きちんと知りたい、精油のこと アロマテラピーの安全性 アロマテラピーを実践する アロマテラピーのメカニズム アロマテラピーとビューティー&ヘルスケア アロマテラピーの歴史をひもとく アロマテラピーに関係する法律 精油のプロフィール(対象30種類) |
公式サイト | (公社) 日本アロマ環境協会 | 検定・資格 | アロマテラピー検定 |
アロマテラピー検定とは植物の香りを役立て、ビジネスシーンや医療・介護の現場で活用して一般の人にリラックス効果を与えられる資格です。
アロマテラピー検定を取得すると、ビジネスシーンで役立つだけでなく、自分自身や家族の健康維持にも活用できるメリットがあります。
試験は2級と1級があり、どちらも正答率80%と合格ラインが高いですが、試験に出題される問題はシンプルなものが多いです。
そのため、日本アロマ環境協会が出版する公式テキストで対策を行えば、十分合格できます。
アロマ&ケアスペシャリスト【指導能力を身に付けたい人におすすめの資格】
団体名 | 一般社団法人 日本能力教育促進協会(JAFA) |
出題内容 | 第1章「アロマ&ケアのはじまり」アロマの発祥、古代から現代日本の歴史 第2章「植物のめぐみ精油」精油の基本、精油の化学、抽出方法 第3章「アロマを楽しむための約束」使用の基本ルール、応急処置、取り扱い 第4章「香りが伝わるメカニズム」香りが伝わる4つのルート、嗅覚と脳 第5章「アロマ&ケア実践」芳香浴法、吸入法、沐浴法、湿布法、アロマトリートメント法&レシピ 第6章「はじめの1本はどれ?」初心者向けアロマ3選とおすすめアロマガイド 第7章「女性のためのアロマ&ケア」妊娠・出産・更年期に対するアロマ等 第8章「心に伝わるアロマ&ケア」ストレスとは、体への影響、ストレスケア 第9章「みんなのアロマ&ケア」子育て世代とハーブ、乳児期、幼児期、学童期、思春期、ビジネスパーソン、高齢者のアロマ&ケア 第10章 「暮らしをコーディネートするアロマ&ケア」部屋と掃除術 第11章 「アロマ&ケアに関連する法律」アロマ&ケアの心得、法律 |
公式サイト | アロマ&ケアスペシャリスト | 一般社団法人 日本能力教育促進協会 |
アロマ&ケアスペシャリストとは、ストレス解消や美容効果などのさまざまな役割を持つアロマとセラピー・ケアの基本的な概念から実践方法を網羅する資格です。
精油の抽出方法や薬理作用といった基本的な内容だけでなく、アロマの起源・発展の歴史なども学ぶので、アロマに関する指導やセミナー、専門的な知識を交えながらの施術なども行えるようになります。
出題内容は第1章から第11章で、講座を受講してから資格試験を受けられるようになります。
約1か月程度で取得する方が多いので、短期集中で資格取得することも可能です。
アロマ資格を取得できるおすすめ勉強法
「アロマ資格を取得する際は、どんな勉強をすればいい?」と悩んでいる方は、以下の勉強法を参考にしてください。
- 独学でコツコツ勉強する
- 通信講座を受講して勉強の質を高める
- スクールを利用してしっかり学ぶ
それぞれについて解説します。
独学でコツコツ勉強する【本で学ぶ】
アロマ資格は他の資格に比べると難易度が低いので、独学でコツコツ勉強をして取得する方も多いです。
独学の場合、下記のような手順で勉強をしましょう。
- 必要勉強時間・出題範囲を把握する
- 勉強スケジュールを立てる
- 少しずつ修正を加えながらスケジュールをこなす
いきなり勉強を始めてしまう方も多いですが、資格取得にかかる必要勉強時間や出題範囲を把握することで、ゴールが見えるようになります。
次に勉強スケジュールを立て、数週間の大まかな流れを作ります。
勉強をしていると少しずつズレが生じるので、ズレを修正しながらスケジュールをこなすと最短で資格を取得できるでしょう。
ただし、勉強に慣れていない方や、資格勉強を独りで行うことに不安がある場合には、通信講座の受講をおすすめします。
通信講座を受講して勉強の質を高める【必要な知識をオンラインで学ぶ】
勉強が苦手な方や資格取得を独りで行うことに不安がある場合には、通信講座を受講しましょう。
また、アロマ資格の中には通信講座の受講が必須なものもあるため、あらかじめ知っておきましょう。
通信講座を受講すると、アロマ資格取得に必要な内容を体系的に学べるので、最小限の勉強時間で資格を取得できます。
アロマ&ケアスペシャリストを取得したい場合には、formieが主催する「アロマ&ケアスペシャリスト資格取得講座」を受講し、受験資格を獲得する必要があります。
相場より低価格で利用できる通信講座なので、アロマ&ケアスペシャリストを取得したい方はアロマ&ケアスペシャリスト資格取得講座を受講しましょう。
スクールを利用してしっかり学ぶ【プロの講師から学ぶ】
「プロの講師から直接学びたい!」と考える方は、スク-ルの利用がおすすめです。
スクールを利用すると、現役のアロマセラピストやプロの資格講師から直接学べるので、点数が伸びやすいというメリットがあります。
相場価格は20万円前後と高いですが、最短で資格を取得したい方やアロマに関する知識を身をもって学びたい方はスクールを利用しましょう。
アロマ資格を取得するメリット
アロマ資格を取得するメリットは、以下の3つです。
- 就職・転職など仕事に役立つ
- マッサージやリラクゼーションに活用できる
就職・転職など仕事に役立つ
アロマ資格を取得するメリットは、就職・転職などの仕事に役立つことです。
アロマセラピストでは、アロマテラピーの利用法や衛生学、健康学などを幅広く学ぶので、セラピストとして働くのに最適な資格です。
アロマセラピストを仕事に定める場合は、アロマセラピストの取得を目指すと採用されやすくなります。
また、実際にお客様を施術する現場に立った際にも資格の知識が活きるので、仕事現場でも役立つというメリットがあります。
マッサージやリラクゼーションに活用できる
アロマ資格はマッサージやリラクゼーションなど、プライベートな場面でも活用できます。
例えば、パートナーが疲労困憊で仕事先から帰宅してきた際にアロマを活用してマッサージをすると、疲れを回復させられるでしょう。
他には、主婦の方や在宅ワーカーなど家にいる場面が多い方は、アロマを活用すると快適な環境を作り出せます。
このように、アロマ資格によって学んだ知識は、マッサージやリラクゼーションにも活用できます。
アロマ資格を活かせる場面
アロマ資格を取得すると、次のような場面で活かせるようになります。
- 医療・介護
- マッサージ・整体
- プライベートでのストレス軽減
具体的な活用方法を解説します。
医療・介護
アロマ資格は、医療や介護の場面で活用できます。
アロマは気分の落ち込みや不眠などの症状に効果があることが分かっているので、看護師や介護職員として働いている方がメディカルトリートメントの施術を行う場面も増加しています、
これまでは、香りの効用について注目される機会が少なかったものの、近年は注目を集め始めているので、医療や介護などの仕事でも活用できるでしょう。
マッサージ・整体
整体師が施術とアロマ・精油の効果と組み合わせることで、より効果を高めることができます。
一部のリラクゼーションサロンでは、リフレクソロジーなどの施術を組み合わせて行うコースがありますが、特にアロマを活用して行うコースは人気が高いです。
香りと施術を組み合わせると、体の疲労だけでなく脳の疲労も同時に解消してくれるため、マッサージ・整体の場面でも大いに活躍するでしょう。
プライベートでのストレス軽減
自らの体調を整えたり、気分転換やストレスの減少を目的にしたりして、日常生活にアロマを取り入れる方は増えてきています。
アロマ資格の活かし方は「仕事で活かす」だけではありません。
プライベートの場面で活用し、より充実した毎日を送るという目的を持つ人も多いので、アロマ資格を取得した方はプライベートにも取り入れてみましょう。
まとめ
本記事では、アロマ資格の選び方やおすすめのアロマ資格の一覧・種類、おすすめの勉強法、取得するメリット、活かせる場面などを解説しました。
アロマ資格は仕事だけでなく、プライベートを充実させる際にも活用できます。
近年は気分転換やストレス解消にアロマを取り入れている家庭も増えているので、リラクゼーション効果を求める方はアロマ資格を取得してみてはいかがでしょうか。