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投稿日:2024年2月29日 | 更新日:2024年03月22日
「TOEICの勉強に必要な時間を知りたい」
今回はそんな方に向けて、勉強時間の目安や、スコアを伸ばすポイントをご紹介します。
この記事でわかること
- TOEIC学習に必要な時間の目安
- 勉強時間の見つけ方や最適な配分方法
- 学習時間を最適化する7つのステップ
- おすすめ参考書・講座
TOEICは大学や企業などで評価されやすく、高校生や大学生、社会人など多くの人におすすめの英語資格です。
そんなTOEICの点数を上げるには、効率的に学習をする必要があります。
この記事を読めば、TOEICの勉強時間の目安や、勉強方法を理解できるようになります。
参考書やおすすめの講座についても紹介しているので、是非最後までご覧ください。
※この記事は2023年11月現在の情報となっております。
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TOEIC学習に必要な時間ってどれくらい?
初心者にとって、TOEICの点数を上げるのに必要な勉強時間はどれくらいなのでしょうか。
TOEICの運営会社であるETSが発表した「TOEIC® Program DATA & ANALYSIS 2023」によると、はじめてTOEICを受験した高校生の平均点が394点となっています。
ここでは、初心者の点数を350点としたときの、スコアアップに必要な勉強時間の目安をご紹介します。
参考:TOEIC Program DAA2023(和文)2023年8月版 (iibc-global.org)
TOEIC500点に必要な勉強時間の目安
TOEIC500点は、まずは初心者が目指すべきスコアです。
オックスフォード大学出版の資料によると、TOEIC350点の初心者が550点に上げるには450時間程度の勉強時間が必要なようです。
したがって、TOEIC500点を超えるためには、目安として400時間ほどの勉強時間が必要と言えるでしょう。
TOEIC600点に必要な勉強時間の目安
上でご紹介した「TOEIC® Program DATA & ANALYSIS 2023」によると、社会人の平均スコアが638点となっています。
ETSの「英語活用実態調査(企業・団体、ビジネスパーソン)2019」によれば、新卒採用の際に企業や団体が求めるスコアの平均は545点となっています。
引用:公式データ・資料|【公式】TOEIC Program|IIBC (iibc-global.org)
したがって、初心者の社会人や学生がまずは目指すべきスコアはTOEIC600点と言えそうです。
オックスフォード大学出版の資料によると、TOEIC350点の初心者が650点に上げるには700時間程度の勉強時間が必要だそうです。
このことから、TOEIC600点を超えるためには、目安として650時間ほどの勉強時間が必要となります。
TOEIC700点に必要な勉強時間の目安
上でご紹介した「TOEIC® Program DATA & ANALYSIS 2023」によれば、695点以上取得しているのは、受験者全体の上位約33.1%となります。
TOEIC700点を取得していれば、高スコアであると言えるでしょう。
オックスフォード大学出版の資料によると、TOEIC350点の初心者が750点に上げるには950時間程度の勉強時間が必要となります。
TOEIC700点では、目安として約900時間の勉強時間を確保する必要がありそうです。
TOEIC800点に必要な勉強時間の目安
「TOEIC® Program DATA & ANALYSIS 2023」によれば、795点以上取得しているのは、受験者全体の上位約15.9%となります。
また、文部科学省の資料によると、TOEIC L&Rの785点以上はCEFRのB2レベルであり、英検®準1級相当となるようです。
参考:資料7 英語の資格・検定試験に関する基礎資料 (mext.go.jp)
こうしたことから、TOEIC800点を取得していれば、TOEIC上級者と言えるでしょう。
オックスフォード大学出版の資料によると、TOEIC350点の初心者が850点に上げるには1225時間程度の勉強時間が必要となります。
したがって、TOEIC800点のためには、最低でも1150時間程度は勉強する必要がありそうです。
TOEIC900点に必要な勉強時間の目安
「TOEIC® Program DATA & ANALYSIS 2023」によれば、895点以上取得しているのは、受験者全体の上位約4.2%のみとなっています。
TOEICで900点に到達している人は、ほとんどミスなくTOEICの問題を解けるレベルと言えるでしょう。
オックスフォード大学出版の資料によると、TOEIC350点の初心者が950点に上げるには1550時間程度の勉強時間が必要となります。
TOEIC900点で考えると、最低でも1450時間程度は勉強する必要があるでしょう。
特に900点となるとミスが許されないので、しっかりと勉強時間を確保することが大切です。
社会人向け:効率的なTOEIC勉強時間の見つけ方
TOEICのスコアを伸ばすためには、勉強時間を増やす必要があります。
しかし、忙しい社会人にとってまとまった勉強時間を確保するのは簡単ではありません。
ここでは、そんな社会人のために、効率的なTOEIC勉強時間の見つけ方をご紹介します。
- 朝の通勤時に学習する
- 隙間時間を活用する
- 休日にTOEICの公式問題集を解く
順番に見ていきましょう!
朝の通勤時に学習する
まずは、通勤時間を活用することができないかどうかを検討しましょう。
多くの方は日常的に通勤をするため、通勤時間を使うことで、勉強を習慣化することが可能です。
電車通勤の方は、電車に乗るたびにTOEIC用の単語帳を開くことで、単語の勉強をすることができます。
車通勤の方は、音声を活用することで、リスニングのトレーニングをすることができるでしょう。
このように、通勤・通学の時間でどのような勉強ができるかを考えることが大切です。
隙間時間を活用する
続いて、日々のスケジュールの中で活用できる隙間時間がないかどうかを確認しましょう。
例えば、トイレに単語帳を置いておくことで、定期的にTOEICの単語を勉強できます。
また、ベッドの近くに参考書を置いておくことで、寝る前の隙間時間に勉強することが可能です。
このように、隙間時間を活用することで効率的にTOEICの勉強ができるでしょう。
休日にTOEICの公式問題集を解く
TOEICのスコアアップのためには、隙間時間の活用だけでなく、じっくりと時間をかけて問題を解くことも必要です。
社会人の方は、休日に問題演習をすると良いでしょう。
問題演習でおすすめなのが、公式問題集です。
本番同様の問題を解くことができるので、効率的にスコアを上げることができるでしょう。
毎日のTOEIC勉強時間の最適な配分方法
TOEICの点数を上げるためには、毎日の学習時間を効率的に配分することが必要です。
ここでは、リスニング、リーディング、単語・文法といったTOEICの主要なセクションそれぞれにどれらの時間を割くべきかと、それぞれの学習方法について詳しく解説します。
リスニングの勉強
初心者がTOEICのリスニングの点数を上げるためには、音に慣れることや、正しい発音を身につけることが大切です。
目標スコアによって、勉強時間は異なりますが、目安として1日30分~1時間はリスニングの勉強に充てるべきでしょう。
おすすめのリスニング勉強方法はシャドーイングです。
シャドーイングとは、音声を聴いた瞬間に、その音声を復唱するトレーニングです。
公式問題集などの音声を活用して対策するのがおすすめです。
リーディングの勉強
初心者がTOEICのリーディングの点数を上げるためには、長文を速く正確に読むことが必要です。
こちらも個人差がありますが、目安として1日30分~1時間をリーディングの勉強に充てるべきでしょう。
具体的なリーディングの学習方法としては、音読がおすすめです。
英文を読む際には正しい発音で音読するのを習慣化しましょう。
また、慣れてきたら音読のスピードを少しずつ速めていくと良いでしょう。
単語・文法の勉強
初心者にとって、単語や文法の知識は不可欠です。
特に、リーディングのPart 5では、集中的に対策をすることで、短期間で点数をアップさせることも可能です。
したがって、1日最低でも1時間程度は単語や文法の勉強時間に充てるようにしましょう。
単語や文法の勉強をするのは、朝や夜の通勤時間がおすすめです。
特に電車通勤の方は、電車に乗ったら単語帳を開くような習慣をつけられると良いでしょう。
【初心者向け】毎日のTOEIC学習時間を最適化する7つのステップ
ここでは、TOEIC初心者の方に向けて、TOEICの学習時間を最適化する方法を7ステップでご紹介します。
ステップ①目標の点数と期間を決める
ステップ②公式問題集を解く
ステップ③勉強スケジュールを立てる
ステップ④隙間時間を見つける
ステップ⑤独学用のTOEIC問題集を購入する
ステップ⑥定期的に学習を評価する
ステップ⑦反省と改善
順番に見ていきましょう!
ステップ①目標の点数と期間を決める
まずは目標の点数を設定しましょう。
初心者であれば、目安として500点を目標にするのがおすすめです。
続いて、「○ヶ月以内に500点を達成する」「半年以内に100点伸ばす」といったように期間を具体的に決めることも必要です。
このように、点数や勉強の期間を明確にすることで、勉強のモチベーションが高まります。
ステップ②公式問題集を解く
目標の点数や、勉強の期間が決まったら、公式問題集などを活用して、問題を解いてみるのがおすすめです。
本番同様の問題演習をすることで、現在の自分のレベルが分かります。
また、苦手分野が明確になるため、対策すべき点がはっきりします。
公式問題集を解く際には、時間を測って解くようにしましょう。
ステップ③勉強スケジュールを立てる
自分の実力を把握することができたら、勉強スケジュールを立てましょう。
スケジュールを立てる時のコツは、短期的な目標を立てることです。
例えば、「1ヶ月でTOEIC用の単語帳を完璧に覚える」というように、期間を限定して具体的にスケジュールを立てましょう。
ステップ④隙間時間を見つける
スケジュールを立てることができたら、それを実行するための隙間時間を見つけましょう。
特に、忙しい社会人であれば、朝の電車での時間や寝る前の時間など、ちょっとした隙間時間を活用することがスコアアップには必要です。
1日の活動時間のうち、どの隙間時間をTOEICの勉強に使えるかを考えてみましょう。
ステップ⑤独学用のTOEIC問題集を購入する
TOEICのスコアアップのためには、自分に合った問題集を購入することが必要です。
初心者の方は、いきなりTOEIC用の問題集を購入するのではなく、中学レベルの単語や文法を復習するのもおすすめです。
目標スコアに合わせて、自分にとって難しすぎない問題集を購入するのが良いでしょう。
ステップ⑥定期的に学習を評価する
問題集を解くだけでなく、定期的に自分のレベルを評価することが必要です。
「1ヶ月ごとに公式問題集を解く」というように、短期間で集中して勉強し、自分の勉強の効果があるかどうかをチェックしましょう。
ステップ⑦反省と改善
定期的に学習習慣を振り返ることも必要です。
TOEICの勉強を続けていると、何となくTOEICの単語帳を開いているだけで、あまり頭に入っていないなどということがあります。
このように、自分が集中して勉強できているかをチェックし、改善することが必要です。
以上の流れで学習を進めることで、TOEICの勉強時間を最適化できるでしょう。
おすすめ講座3選
独学が苦手な人のために、TOEICテスト受験対策におすすめの講座をご紹介します。
①スタディング
②アガルート
③スタディサプリ
①スタディング
TOEICテスト対策におすすめな講座の一つ目はスタディング。
スタディングは、スマホで学べるオンライン学習ツールです。
様々な資格試験に対応していて、その中の一つが「TOEIC® TEST 対策講座」。
この対策講座には、以下の特徴があります。
TOEIC満点講師の講義を受けることができる
最初の特徴は、TOEIC L&Rテスト990点、英検®®︎1級を保持する早川幸治講師の動画講義を受けることができる点。
早川講師はTOEIC L&Rの傾向を押さえ、効率的にスコアアップする方法を教えてくれるので、時間がない社会人でもしっかり学べます。
目標スコアにあわせて学べる
次の特徴は、目標スコアにあわせて学べること。
主要のコースは、600点を目指すコース・800点を目指すコースです。
どんなレベルの人でも、目標スコアに応じ必要な要素を集中して学ぶことができます。
無料のお試しもできる
講座が自分にあわなかったら嫌だと思う人もいるでしょう。
そんな人も安心です!
この講座には無料お試しのオプションがあるので、講座を体験してから購入を決められますよ。
登録もたったの30秒でできるので、気軽に試してみては?
また、この講座の詳細は、以下の記事でも解説しています!
スタディングの英語TOEIC講座の特徴とは?おすすめな理由や注意点を解説
\詳細を確認してみる/
②アガルート
TOEICテスト対策として次に紹介するのは「アガルートTOEIC講座」。
資格予備校のアガルートアカデミーが手がけるオンライン講座で、「第二言語習得論」のプロ寺島よしき講師が担当しています。
この講座には、以下の特徴があります。
コスパが良い
最初の特徴は、コスパの良さ。
アガルートのTOEIC講座は、類似のTOEIC講座と比べると安価な料金設定です。
提供講座は、以下のとおり。
講座名 | 価格(税込・円) |
寺島よしき講師のTOEIC®基礎英語力完成講座 | 21,780 |
寺島よしき講師の英語基礎パック | 32,780 |
TOEIC®解答スキルマスター&解答速度超スピードUP実演講座 | 10,780 |
約1万円〜3万円の料金設定で、英語4技能(Reading, Writing, Listening, Speaking)の基礎を固めたい人から、ハイスコアを目指す人まで、幅広いレベルの人が使える講座が揃います。
英語教育のスペシャリストが指導
紹介した中で上記2つの講座は、寺島よしき講師が担当します。
寺島講師は、予備校講師や翻訳家、大手出版社の解答作成を行うなど、英語のプロフェッショナル。
リーズナブルな料金で、質が高い授業が受けられます。
TOEICだけでなく英語の勉強法も学べる
この講座ではTOEICだけでなく、効率良く単語を学ぶ方法や正しい発音など、英語学習全般で使える内容も学べます。
TOEICにとどまらず、留学や英語力のレベルアップなどを考えている人にはピッタリの講座でしょう。
この講座の詳細は、以下の記事でも解説しています!
コスパ◎大学生・社会人必見!アガルートTOEIC講座について徹底解説
\詳細を確認してみる/
③スタディサプリ
TOEICテスト対策には「スタディサプリENGLISH TOEIC®L&R TEST対策コース」もおすすめです。
スタディサプリはインターネット予備校で、社会人の英語学習から受験対策まで幅広い講座を提供しています。
このTOEIC®L&R TEST対策コースには、以下の特徴があります。
演習問題が豊富
このコースには、TOEIC® L&R テスト20回分に相当する演習問題が含まれます。
繰り返し学習することで、試験本番でも落ち着いて実力を発揮できるでしょう。
カリスマ講師の授業を受けることが可能
累計80万部突破「世界一わかりやすいTOEIC® L&R TESTの授業」等のシリーズの著者である関講師の動画講義を受けることができます。
動画は1回5分で、TOEIC® L&Rの文法・単語、最新のパート別の傾向や対策を丁寧に解説。
忙しくても、スキマ時間でいつでも学習できますよ。
AIによるランク判定で問題が最適化
AIによる演習問題で、自分の苦手な問題形式がわかります。
具体的には「問題の解答結果」をもとにAIが実力判定&解答傾向を分析し「苦手な問題形式」を知らせてくれます。
結果をもとに苦手な問題を学習すれば、効率よくスコアアップできるでしょう。
この講座の詳細は、以下の記事でも解説しています!
スタディサプリENGLISH TOEIC®L&R TEST対策コースでスコアを上げよう!メリット・デメリットから、おすすめの方まで徹底解説!
まとめ
ここまで、TOEICの勉強に必要な時間や、点数を伸ばす方法について解説してきました。
TOEICのスコアアップのためには、単に勉強を進めるだけでなく、隙間時間を活用したり、定期的に学習習慣をチェックしたりして勉強時間を最適化することが必要です。
本記事でご紹介した方法を実践することで、効率的にTOEIC点を伸ばすことができるでしょう。
独学でTOEICの勉強をする自信がない方は、ご紹介した講座や通信教材を活用するのもおすすめです。
自分に合った勉強方法を見つけ、継続できるようにしましょう。
※英検®は、公益財団法人 日本英語検定協会の登録商標です。
※このコンテンツは、公益財団法人 日本英語検定協会の承認や推奨、その他の検討を受けたものではありません。
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