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投稿日:2024年7月16日 | 更新日:2024年07月16日
英検®に「ダブル受験」という制度があると、聞いたことがある人もいるでしょう。
しかし、これはすべての級が対象なのでしょうか。
また、申し込みのやり方や料金はいくらくらいなのかご存知ですか?
今回は、英検®のダブル受験の概要や、申し込みのやり方などを徹底解説します。
この記事を読み終えるころには、すぐにでも英検®に申し込める状態になっています。
- ダブル受験について詳しく知りたい人
- ダブル受験の申し込みのやり方が知りたい人
上記に当てはまる方は、ぜひ最後までご覧ください。
※英検®は、公益財団法人 日本英語検定協会の登録商標です。
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英検®のダブル受験は可能
最初に結論をお伝えすると、英検®のダブル受験は可能です。
ただし、英検®︎ダブル受験をする際に気をつけたい「対象の級」についての話や、受験のメリット・デメリットもあります。
これらを理解した上で、受験をするかどうかを決めると良いでしょう。
これから詳しく解説します。
英検®ダブル受験の対象となる級
英検®のダブル受験は、どんな級でも対象となるのでしょうか?
答えはYes。
どんな級でも英検®のダブル受験の対象になります。
ただしいくつか条件があります。
1点目はそれぞれの級が、隣あう級であること。
例えば、「英検®4級と5級」「英検®2級と準2級」のような組み合わせです。
「2級と1級」はNGです。
2点目は、同じ試験日程・同じ会場であること。
これら2点の条件が満たされれば、ダブル受験ができます。
ダブル受験のメリット
英検®をダブル受験すると、どんなメリットがあるのでしょうか?
代表的なメリットを解説します。
効率的に資格取得を目指すことができる
まず最初のメリットは、効率的に資格取得を目指すことができることです。
英検®︎のダブル受験は、同じ試験日にまとめて2つの級を受験するもの。
そのため試験に使う日数は1日だけなので、それぞれの級を別の受験日に受験するよりも時間の短縮になり、より早く2つの級がとれます。
もちろん両方の級に合格する必要がありますし勉強も大変ですが、学校の勉強や仕事など他のことにも時間を割きたい場合は、短時間で効率的に資格がとれた方が良いでしょう。
片方の級を滑り止めにできる
英検®︎のダブル受験の次のメリットは、片方の級を滑り止めにできることです。
1つの級だけ受けて不合格ならば、資格は何も取得できずに終わってしまい、お金もムダになります。
一方で、ダブル受験をして最低限1つの級に合格すれば、その資格は履歴書に書くことができるため、大学・高校入試や仕事探しなどに活用することもできるでしょう。
実力(英語力)を知ることができる
2つの級を受験することで、自分にどれほどの実力があるのかわかるようになります。
1つの級でもある程度の実力は計れますが、難易度の異なる2つの試験をまとめて受けることで、テストのでき具合を比較することができます。
よって自分のありのままの英語力(何を理解でき・理解できていないか)もより明確になるでしょう。
受験のデメリット
英検®のダブル受験には、留意しておきたいデメリットもあるので解説します。
以下に挙げるのが、代表的なデメリットです。
受験対策をまとめてする必要がある
まずは、英検®の受験対策をまとめてする必要があることです。
英検®は、受験級によって問題の中身が変わります。
設問の形式は似ている場合もありますが、級に応じた解き方のコツや勉強のポイントがあるので、1つの級の試験勉強をするよりも苦労することになるでしょう。
受験時に集中力がいる
次は、英検®受験本番時の問題です。
当然ながら、ダブル受験をするということは、試験日の拘束時間が長くなります。
そのため疲れる人もいるでしょう。
特に後半の試験は眠気も出てくる可能性が高いので、たとえしっかり試験対策をしたとしても「実力以外の部分」で苦戦するかもしれません。
費用がかさむ
最後のデメリットは、単純に費用がかさむことです。
英検®の受験費用は、1番安くても3,900円(税込)、最も高いのが1級の11,800円(税込)です(2023年度)。
上記は単一級の話なので、ダブル受験するとなるともっとかかります。
正直なところ、値段が高いと感じる人もいるかもしれません。
特に、不合格になってしまった場合「費用を無駄にした」という気持ちになってしまう人もいるでしょう。
英検®ダブル受験:申し込みのやり方・料金
では実際に、英検®ダブル受験の申し込みのやり方をチェックしましょう。
以下のカテゴリにわけて解説します。
- 申し込みのやり方
- 受験の料金
- 申請期限
- 準会場でのダブル受験のやり方
英検®ダブル受験:申し込みのやり方
まずは申し込みのやり方についてです。
本記事では、個人で申し込む場合の方法について説明します。
申し込みの方法は3つあります。
- インターネット(オンライン)
- コンビニ
- 書店(特約書店)
なお、ここでご紹介するのは英検®(日本英語検定協会)公式サイトを参照しまとめた情報です。
情報は予告なく変更の可能性があるため、最新の試験情報などは公式サイトにてご確認ください。
厳密にいうと、上記で挙げた3つの方法以外に、英検®(R)準会場でもダブル受験は可能ですが、その方法は後ほどご紹介します。
インターネット(オンライン)
まずは、インターネット(オンライン)による申し込みのやり方です。
「英ナビ!」という登録無料のオンライン英語学習サービスサイトを介して申し込むか、英検®(日本英語検定協会)公式サイトから申し込むことができます。
サイト上で受験級を入力する際に「ダブル受験を受ける」旨、チェックする欄があるので忘れずに入力をしましょう。
受験級の入力誤りにもご注意ください。
なお検定料は、以下のいずれかの方法で支払うことができます。
- クレジットカードで一括払い
- コンビニ支払(ローソン・ミニストップ・セイコーマート・ファミリーマート)
- 郵便局ATM(Pay-easy)
※オンライン上でクレジットカードを使って支払う場合は、JCB・MASTER・VISA・NICOSのカードが対象になります。
※コンビニ・郵便局ATM支払の場合は、支払いを完了しないと申し込みが完了しないのでご注意を!
コンビニ
次はコンビニ。
英検®は、なんとコンビニでも申し込めます。
対象のコンビニは、
- ローソン
- ミニストップ
- セブン-イレブン
- ファミリーマート
です。
やり方は簡単。
まずは店内にある、24時間利用可能な情報端末機の案内に従い、申し込みをします。
申し込み後は「申し込み券」が発券されるので、その券をレジに持って行き支払いを済ませてください。
申し込みは、申し込み締切日の23:59まで可能なので、英検®公式サイトで申し込み期間を確認の上忘れずに申し込みましょう。
書店(特約書店)
次にご紹介するのは、書店での申し込みです。
書店ならどこでもいいわけではなく、「特約書店」と呼ばれる、英検®パンフレットの無料配付と検定料の受領を取り扱う書店で申し込む必要があります。
申し込み受付時はお店にポスターを掲示しているので、そちらを目印に申し込みましょう。
以下のリンクから特約書店を検索することもできます。
書店での申し込みの流れ・やり方は以下のとおりです。
- 願書をもらう
- 検定料を払い「書店払込証書」をもらう
- 記入済み願書と「書店払込証書」を郵送
書店で行うのは1と2のみ。
書店払込証書とは、簡単にいうと「支払いの証明書類」です。
そのため、3の郵送時には忘れずに同封しましょう。
受験の料金
英検®の2023年度の受験の料金(検定料・本会場)は以下のとおりです。
級 | 検定料(円・税込) |
1級 | 11,800 |
準1級 | 9,800 |
2級 | 8,400 |
準2級 | 7,900 |
3級 | 6,400 |
4級 | 4,500 |
5級 | 3,900 |
上記の表に基づき、自分の受ける隣あう2つの級の検定料を合算して、いくらかかるかチェックしましょう。
例:3級と準2級をダブル受験する場合の検定料
6,400 + 7,900 = 14,300円
※近年、英検®の検定料は値上げや値下げが頻繁に行われています。最新情報は以下からご確認ください。
ダブル受験をすると検定料は安くなる?
なお、残念ながらダブル受験をしても検定料がお得になることはないです。
受験級が上になるほど料金は高くなるので、その点は覚悟が必要かもしれません。
一次試験免除の場合は安くなる?
過去に1級〜3級を受けていて、2次試験(面接)を棄権または不合格となった場合には、申請の上で2次試験から受験できます。
しかし、その場合でも検定料が安くなることはありません。
申請期限
英検®の申請期限は、個人申し込みの場合、一次試験の約1ヶ月前までに設定されています。
ただし書店申し込みの場合は、インターネット・コンビニ申し込みに比べて締め切りがやや早く設定されているのでご注意ください。
各試験の申し込み締め切りは、英検®公式サイトまたは書店店頭でご確認ください。
準会場:英検®ダブル受験のやり方
準会場でのダブル受験のやり方は特殊です。
そもそも準会場とは、英検®協会が準会場として認めた団体が、独自に設ける試験会場のことを指します。
団体とは、例えば学校や塾、企業などです。
団体が申し込みを取りまとめ、生徒・職員などを対象に試験を実施していることがあります。
このような教育機関・企業などに所属している場合、その団体を通して申し込みができるのです。
ただし肝心な申し込みのやり方・締め切り・お金の支払い方法などは、団体の窓口に確認する必要があります。
ダブル受験の可否も、団体にご確認ください。
なお、準会場での受験の場合は、検定料も割安になります。
※ただし、1級と準1級を準会場で受けることはできません。本会場でのみ受験が可能で、個人で応募する必要があります。
新形式!英検®S-CBTと申し込みのやり方
従来型の英検®に加え、近年新たに登場した「英検®S-CBT」についてもご紹介します。
英検®S-CBTの特徴
この試験は、試験内容は従来型の英検®と同一ですが、
- PCで受験
- 試験は1日で完結(スピーキング、リスニング、リーディング、ライティング4技能すべてをテストできる)
- 受験できる日程が多い(原則として毎週土日に実施)
などの特徴があります。
従来型の英検®︎のテスト同様に、合格すれば合格証書がもらえ、高校・大学入試や就職試験などに活用できます。
なお、実施級は現在のところ英検®準1級、2級、準2級、3級のみとなることにご留意ください。
ダブル受験ならぬトリプル受験も可能
英検®S-CBTは、日程さえあえば従来型の英検®とも併願ができ、やり方次第でダブル受験ならぬ「トリプル受験」も可能です。
数を打って少しでも合格の可能性を上げたい場合などに、特に便利なルールでしょう。
申し込みのやり方・料金
次に、英検®S-CBTの具体的な申し込みのやり方を解説します。
申し込みのやり方
従来型の英検®と異なり、申し込みはインターネット(オンライン)でのみ受け付けています。
英検®サイトではなく英検®S-CBTの公式サイトから、受験者や級の情報登録を行ってください。
こちらでも、「英ナビ!」への無料登録が必要です。
支払いのやり方は、従来の英検®と同様です。
- クレジットカード
- コンビニ
- 郵便局ATM
のいずれかで行うことができます。
料金
英検®S-CBTの2023年度の受験の料金(検定料)は以下のとおりです。
級 | 検定料(円・税込) |
準1級 | 9,900 |
2級 | 9,000 |
準2級 | 8,500 |
3級 | 7,200 |
なお、英検®S-CBTには準会場受験はありません。
おすすめ英検®対策の通信講座
ここまでは、英検®︎ダブル受験の対象級や申し込みのやり方について説明しました。
しかし、1番重要なのは試験に合格することですよね?
そこでここでは、英検®合格を手助けする、おすすめの通信講座をご紹介します。
その講座は、スタディサプリが提供している「英検®講座」です。
対応しているのは3級から準2級。
3級からライティングや面接が試験内容に加わるため、本格的に英検®対策をしたい方におすすめです。
スタディサプリ「英検®講座」のメリットを紹介します。
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ダブル受験のやり方は簡単!しっかり勉強してから挑戦しよう
今回は、英検®におけるダブル受験の対象級や申し込みのやり方、料金などを解説しました。
重要な申し込みのやり方をおさらいしましょう。
申し込みのやり方まとめ
英検®︎ダブル受験への申し込みのやり方は、大きくわけて3種類ありました。
- インターネット(オンライン)
- コンビニ
- 特約書店
それぞれ指定のやり方で申し込みフォーム(願書)を記入したら、忘れずに支払いまで完了させましょう。
申し込み期限は英検®︎の一次試験が実施される日の約1ヶ月前と覚えておき、書店で申し込むときだけは少し早まることに注意してくださいね。
申し込みのやり方よりも勉強が大事
正直、英検®︎のダブル受験に申し込むやり方自体は簡単です。
もっと重要なのは、その先の「学習計画」。
受験費用をムダにしないためにも、きちんと学習計画を立て、英検®ダブル合格を目指すことをおすすめします!
また、独学での英検®︎試験対策に限界を感じたら、今回ご紹介したスタディサプリの「英検®講座」をぜひご活用ください。
※このコンテンツは、公益財団法人 日本英語検定協会の承認や推奨、その他の検討を受けたものではありません。
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