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投稿日:2022年9月28日 | 更新日:2024年02月09日
この記事を監修した専門家
「ファイナンシャルプランナーの副業ってどのような働き方があるのかな?」
「FP資格で副業するメリットってあるのかな?」
このような疑問をお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
この記事では、副業での稼ぎ方やメリット・注意点など、ファイナンシャルプランナー×副業について詳しく解説していきます。
ファイナンシャルプランナー資格を副業で活かしたいと考えている方は必見です。
是非このページを最後までチェックして、副業の準備を始めましょう!
この記事で分かること
- ファイナンシャルプランナーが副業で稼ぐための5つの方法
- ファイナンシャルプランナーで副業を行うメリット
- 副業を行うときの注意点
- ファイナンシャルプランナーでの副業に対するよくある質問
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ファイナンシャルプランナー×副業の稼ぎ方 5つの方法
ここからは、ファイナンシャルプランナーが行うことのできる副業について、1つずつ解説していきます。
ファイナンシャルプランナーで副業する場合、5通りの稼ぎ方があります。
以下の通りです。
- 相談料をもらってファイナンシャルプランニングを行う
- FPライターとして記事執筆を行う
- インターネット記事などの監修を行う
- 副業ブログを書き、アフィリエイト収入を得る
- セミナーの講師業務の依頼を受ける
1.相談料をもらってファイナンシャルプランニングを行う
1つ目は、「相談料をもらってファイナンシャルプランニングを行う」です。
いわゆる、FP相談(ファイナンシャルプランナー相談)というものです。
おそらくこれが、最も一般的なファイナンシャルプランナーの業務でしょう。
一般的に、副業でFP相談を始める際には、スキル販売サービス(クラウドワークス、ビズシーク、ココナラなど)を利用して仕事を受注します。
仕事を受注する際には、様々なプランを用意することで、顧客のニーズに細やかに対応できるでしょう。
例えば、、
- <時間制>1時間あたりの相談料を決めて対応する。
- <顧問料形式>長期的に特定の顧客をフォローする。月額・年額が一般的。
一口にFP相談と言っても、住宅ローン負担の軽減や一般的な相続税対策など、様々な切り口があります。
柔軟な顧客対応ができるよう、幅広い知識を蓄えておくことが大切です。
単価の目安
単価の目安としては、5~6千円、もしくは、1~2万円(1時間あたりの相談料)が一般的なようです。
日本FP協会が会員に対して行った実態調査(2021年)によると、1時間あたりのFP相談料は以下のように分布しています。
1時間あたりのFP相談料 | |
~2千円 | 2.8% |
2~3千円 | 3.6% |
3~4千円 | 7.1% |
4~5千円 | 0.7% |
5~6千円 | 37.0% |
6~7千円 | 3.9% |
7~8千円 | 1.1% |
8~9千円 | 4.6% |
9千~1万円 | 0.7% |
1~2万円 | 33.5% |
2万円~ | 5.0% |
この表を見ると、1時間あたりのFP相談料は、5~6千円、もしくは、1~2万円がボリューム層であると分かります。
また、FP相談料は、相談を担当するファイナンシャルプランナーが独自に設定できます。
そのため、高い金額を払ってでもこの人に相談したい!と感じてもらえるような優秀なFPになることで、収入アップを狙うこともできます。
*参照元:2021年度 ファイナンシャル・プランナー実態調査 結果報告書
2.FPライターとして執筆を行う
2つ目は、「FPライターとして執筆を行う」です。
FPライターとして記事を執筆し、インターネットメディアなどに寄稿するという副業です。
一文字当たりの単価が設定されている、完全成果報酬型の副業です。
クラウドソーシングサービス(ランサーズ、クラウドワークス、シュフティなど)を利用して、仕事を受注します。
しかし、この副業には1つ注意点があります。
FPライターとして副業を始めても、すぐに稼げるようになるわけではありません。
その原因は、クラウドソーシングサービス上で、1つの案件に対する競争率が高いことにあります。
1つの案件に複数の応募が集まり、発注者はその中から実績のあるライターを選んで仕事を発注する傾向にあります。
そのため、記事作成を繰り返して実績を積むことが大切です。
記事のポートフォリオを作成し、クライアントに自分の実力をアピールしなければなりません。
単価の目安
先ほど述べたように、FPライターとしての記事執筆は完全成果報酬型の副業です。
一文字当たりの単価が設定されている、完全成果報酬型の副業です。
単価の目安としては、おおよそ1文字あたり1~2円程度が一般的なようです。
FP資格を持っていることで1文字あたりの単価が上がるので、一般的な記事執筆よりも効率的に稼ぐことができます。
3.インターネット記事などの監修
3つ目は、「インターネット記事の監修」です。
ファイナンシャルプランナーとしての専門知識を活かし、記事の内容に間違いがないかなどを確認し、監修コメントを作成する仕事です。
監修を行う際には、自身のサイトにて監修実績の掲載を求められたり、経歴や顔写真の掲載を求められたりする場合が多いです。
ブログなどの、自身の活動を発信するメディアを持っていることも重要になってきます。
単価の目安
監修者が行う作業としては、記事の確認と、500字程度の監修コメント作成がメインです。
単価の目安としては、監修コメント1文字あたり3~4円が一般的なようです。
4.副業ブログを書き、アフィリエイト収入を得る
4つ目は、「副業ブログを書き、アフィリエイト収入を得る」です。
これはファイナンシャルプランナーに限った話ではありませんが、副業ブログを書き、アフィリエイト収入を得ることも可能です。
ファイナンシャルプランナーの専門知識を活かし、より多くの人に読んでもらえるような記事を執筆することで、より多くのアフィリエイト収入を得ることができます。
FP資格を持っていることで、記事に対する信頼性が上がり、紹介する商材に対する読者の不信感を減らすことができるでしょう。
また、クラウドソーシングサービスを利用して案件を受注する際にも、自分のメディアを持っていることは重要です。
良質な記事を自身のブログで発信していくことで、ブログがポートフォリオとなり、より多くの仕事を受注できるようになるでしょう。
単価の目安
副業ブログを書き、アフィリエイト収入を得る場合の収入は、各アフィリエイト案件の報酬に左右されます。
アフィリエイト広告には、様々な報酬体系があります。
主なものとして、以下の2つを紹介します。
- 成功報酬型広告(ハードルが高い代わりに、単価が高い)
- クリック課金型広告(単価が安く、記事のビュー数を多く稼ぐ必要がある)
アフィリエイト広告として扱う商材としては、FP資格との相性の良い、保険や証券などの金融商材が多いでしょう。
5.セミナーの講師業務の依頼を受ける
5つ目は、「セミナーの講師業務の依頼を受ける」です。
セミナーの講師となって、お金に関する知識についての講義を行うという仕事です。
自分で告知・集客を行い、講義を行った後に個別質問に応じる、といった業務が主なものです。
現在では、オンライン上での講義も可能になっており、セミナーを開催するハードルは下がりつつあります。
セミナー講師業務を行う際に難しいポイントは、集客です。
お金を払ってでも話を聞きたい!と顧客に感じてもらえるようなファイナンシャルプランナーになる必要があります。
ブログや個別相談などで、実績をコツコツと積み上げた先に講師業務があると言えます。
単価の目安
セミナー講師業務の単価の目安としては、1回あたりの講演料・講師料1~4万円・5~6万円・10万円以上が一般的なようです。
日本FP協会が会員に対して行った実態調査(2021年)によると、1時間あたりのFP相談料は以下のように分布しています。
1回あたりの講演料・講師料 | |
~5千円 | 4.4% |
5千~1万円 | 2.7% |
1~2万円 | 16.9% |
2~3万円 | 18.6% |
3~4万円 | 23.0% |
4~5万円 | 1.6% |
5~6万円 | 16.9% |
6~7万円 | 0% |
7~8万円 | 1.1% |
8~9万円 | 1.1% |
10万円~ | 13.7% |
この表を見ると、1回あたりの講演料・講師料1~4万円・5~6万円・10万円以上がボリューム層であると分かります。
*参照元:2021年度 ファイナンシャル・プランナー実態調査 結果報告書
FP×副業の稼ぎ方 5選
- 相談料をもらってファイナンシャルプランニングを行う
- FPライターとして執筆を行う
- インターネット記事などの監修を行う
- 副業ブログを書き、アフィリエイト収入を得る
- セミナーの講師業務の依頼を受ける
ファイナンシャルプランナーってどんな資格?
そもそも、ファイナンシャルプランナーとはどのような職業なのでしょうか?
ファイナンシャルプランナーは家計の専門家
そもそも、「ファイナンシャルプランニング」とは何を指すのでしょうか?
ファイナンシャルプランニングとは、人生の夢や目標を実現するために総合的な資金計画を立てること、また、その方法を指します。
つまり、ファイナンシャルプランナーとは、相談者の夢や目標の実現のために、家計の見直しや資産運用の提案などを含めた、相談対応・サポートを行う仕事を指します。
ファイナンシャルプランナーは、以下の2点に関する豊富な知識を求められます。
- 家計に関する幅広い知識(金融、税制、不動産、住宅ローン、保険、教育資金、年金制度など)
- ライフイベントに関する制度(結婚や引っ越し、相続など)
このような特徴から、ファイナンシャルプランナーは、家計の専門家とも呼ばれています。
ファイナンシャルプランナーとは
- ファイナンシャルプランニングを含めた、相談対応・サポートを行う
- 家計に関する幅広い知識、ライフイベントに関する制度に対して精通する必要がある
- 「家計の専門家」とも呼ばれている
ファイナンシャルプランナー資格として、世間一般的に普及しているのは、日本FP協会ときんざい(一般社団法人 金融財政事情研究会)の2団体が主催する「ファイナンシャル・プランニング技能検定」です。
3級、2級、1級に分かれており、それぞれ学科試験と実技試験があります。
FP3級は入門資格
ファイナンシャルプランナー3級の試験では、金融全般の基礎知識が問われます。
ファイナンシャルプランナーとしての第一歩を踏み出すための資格と言えるでしょう。
また、普段の生活に役立つ知識を習得できる資格でもあります。
多様な税制度や、ライフプランニングの方法などを学ぶことができます。
資格勉強で得た知識を自分の実生活に役立てたい方にもおすすめの資格です。
ファイナンシャルプランナー3級についてもっと知りたい方は、こちらの記事も是非チェックしてみてください。
FP3級の難易度や合格率、おすすめの勉強法などについて、詳しく解説しています。
FP2級は実務に活かせる知識が身につく
ファイナンシャルプランナー2級の試験では、実務レベルの知識が問われます。
FP2級を取得することで、就職・転職活動などの際に、金融全般に関する知識を持っている人材として、プラスの評価を得ることができるでしょう。
また、FP2級は、比較的取得しやすい国家資格となっています。
FP2級に加えて他の資格も取得することで、ダブルライセンスを強みとする方もいます。
ファイナンシャルプランナー2級についてもっと知りたい方は、こちらの記事も是非チェックしてみてください。
FP3級の難易度や合格率、おすすめの勉強法などについて、詳しく解説しています。
FP1級はプロフェッショナル
ファイナンシャルプランナー1級を取得することで、金融に関する様々な分野の知識を幅広く身につけることができます。
FP1級レベルの知識があれば、個人、法人のどちらの相談にも対応することができるようになります。
公認会計士試験や税理士試験で問われるような知識もカバーする必要があるため、試験の難易度は高いです。
FP資格の特徴
- FP3級:入門資格
- FP2級:実務レベル
- FP1級:家計のプロフェッショナル
ファイナンシャルプランナーで副業を行うメリットとは?
ファイナンシャルプランナーでの副業には、様々なメリットがあります。
ここからは、ファイナンシャルプランナーとして副業を行う4つのメリットについて解説していきます。
以下の通りです。
- 自分のペースで働ける
- 在宅ワークができる
- 低コストで始められる
- 実生活にも活かすことができる
1.自分のペースで働ける
ファイナンシャルプランナーとして副業を行う場合、自分の希望するペースで働くことのできる場合が多いです。
というのも、ファイナンシャルプランナーは、アルバイトやパートではなく、個人事業主として副業を行うことが一般的とされているためです。
本業に支障が出ないよう、自分の都合に合わせて働くことができます。
例えば、ファイナンシャルプランナーの副業として主流である、記事執筆業務や監修業務は比較的短時間で行うことのできる仕事です。
特に、監修業務は500文字のコメントを納品する作業が中心で、時間的な負担は少ないです。
本業が忙しい方でも、週末の時間や隙間時間などを活用して、業務の実績を積み上げながら、収入を得ることができます。
特に、クラウドソーシングサービスを利用して仕事を受注する場合には、実績の有無は非常に重要になってきます。
というのも、実績の有無が、受注できる案件の量に関わってくるためです。
そのため、小さな案件でも継続的にこなすことは非常に重要です。
2.在宅ワークができる
ファイナンシャルプランナーが行う副業は、オンライン上で完結するものが多く、在宅ワークができる点も大きなメリットです。
在宅ワークのメリットは、通勤時間や交通費などを節約することができる点です。
また、自分が一番集中できる環境で仕事に取り組むことが出来るため、生産性も高まるでしょう。
副業に手間や時間をかけたくない方にとっては、在宅ワークが中心となるFPの副業は大変魅力的であると言えるでしょう。
例えば、記事の執筆はパソコン一台あればできる副業です。
クラウドソーシングサービスを利用して仕事を受注し、記事を作成、納品するという作業は、すべてオンライン上で完結します。
3.低コストで始められる
ファイナンシャルプランナーとしての副業は、低コストで始めることが可能です。
というのも、ファイナンシャルプランナーは知識業・教育業であるため、副業として人気のあるせどりやフリマでの販売といった副業とは異なり、在庫の仕入れや管理などが必要ないためです。
在庫の管理は手間がかかりますし、保管する場所や維持費用などの懸念事項も多いです。
これに対して、ファイナンシャルプランナーが副業を行う際に必要なものは、おおまかに以下の3点のみです。
- 知識
- 知識を、記事や相談業務などを通して顧客に伝えるための技術
- パソコンなどのデジタルデバイスを使いこなすスキル
これらを身につけることができれば、商材を仕入れたり、在庫を抱えたりすることなく、副業を始められる点は大きなメリットと言えるでしょう。
4.実生活にも活かすことができる
ファイナンシャルプランナーとしての副業を通じて得た知識は、生活設計や資産運用などを通じて、実生活にも活かすことができます。
ファイナンシャルプランナーは、ライフプランニングの方法や税制度といった、人生に関わるお金の知識を用いて業務を行います。
これらの知識の多くは実生活に活かすことができます。
特に、税金や社会保障などの分野は、知らないことで損をするケースが多いです。
ファイナンシャルプランナーとしての副業を通じて、人生に関わるお金や、それに関連した制度に対して、感度を高く持ちながら生活できるようになるでしょう。
FP×副業 4つのメリット
- 自分のペースで働ける
- 在宅ワークができる
- 低コストで始められる
- 実生活にも活かすことができる
ファイナンシャルプランナーの副業をするときの注意点
ファイナンシャルプランナーとしての副業には多くのメリットがありますが、注意点もいくつか存在しています。
知らないことで損をしてしまう可能性もあるので、副業を始めようと考えている方はしっかりと確認しておきましょう。
特に注意が必要なのは、以下の3点です。
- 会社の就業規則を必ず確認する
- 確定申告を行う
- できない仕事もある
1.会社の就業規則を必ず確認する
FPの副業をする際には、会社の就業規則を必ず確認してください。
会社によっては副業が認められていない場合もあり、罰則を受ける可能性もあります。
副業が禁止されている理由として考えられるのは、主に次の2つです。
- 本業がおろそかになるため
- 利益相反を回避するため
本業がおろそかになるため
副業で収入を得るためには、業務終了後や休日に副業の業務を行う必要があります。
通常ならば休んでいるはずの時間も働く必要があるため、業務の量次第では、体調を崩しかねません。
本業に支障が出るほどになってしまうと、会社から罰則を受ける可能性があります。
利益相反を回避するため
本業での経験や身につけたスキルを活かして、副業をしたい!という方は多いでしょう。
そうした場合、自ずと本業と副業は同じ業種となってしまいがちです。
このような場合、
同業種・他会社での副業で成果を出すこと=本業に対して不利益を生じさせること
になりかねません。
これを利益相反行為といいます。
自社の利益を守るために、多くの企業が利益相反行為に対して制限をかけています。
2.確定申告を行う
これはファイナンシャルプランナーに限らない話ですが、副業で収入を得た際には、確定申告が必要になる場合があります。
それは副業によって20万円を超える所得を得た場合です。
副業には、収入が増えるというメリットがありますが、その分の所得税負担も増えます。
副業による所得が20万円を超える場合には、必ず確定申告を行いましょう。
もし確定申告をしなかった場合、追徴課税などの余計な支出が増える可能性があります。
せっかく副業で得た収入を不用意に失うことのないよう、税金対策をしっかり行う必要があります。
3.できない仕事もある
2018年以降、働き方改革を始めとした政府による施策の効果もあり、副業解禁の気運は高まりつつあります。
しかしながら、副業では行うことのできない業務というのも、少なからず存在します。
例えば、保険の販売です。
FPが副業として、保険の販売を行うのは難しいです。
というのも、独立型副業FPが保険販売を行うためには、保険会社との契約が必要であるためです。
2016年の法改正によって、保険販売や保険の仲介斡旋といった業務に制限がかけられました。
これにより、個人としての保険代理店が成立しなくなり、独立型副業FPによる保険販売は困難になりました。
以上のように、副業では行うことのできない業務も少なからず存在します。
自分にできる仕事、できない仕事について事前に調べて、法令違反の無いようにしましょう。
FP×副業 注意点
- 会社の就業規則を必ず確認する
- 確定申告を行う
- できない仕事もある
副業ファイナンシャルプランナーに対するよくある質問
ファイナンシャルプランナーの副業について解説してきましたが、まだまだ疑問点も多いですよね。
ここからは、Q&A形式で、よくある質問に回答しながら「FP×副業」について解説していきます。
Q1.金融業界での職歴や経験は必要?
A1.無いよりは、あった方が良い。
金融業界で働いた経験があることで、ファイナンシャルプランナーとしてさらに活躍できるでしょう。
というのも、ファイナンシャルプランナーは顧客の人生に関わる相談に対応する仕事であることもあり、信用が大切な職業です。
金融業界での職歴や経験があることで、より説得力のある提案を行うことができます。
これにより、顧客から更なる信頼を得ることができるでしょう。
もちろん、金融業界での職歴や経験がなくても、ファイナンシャルプランナーとして活躍することは十分に可能です。
金融業界で働いた経験がない場合には、記事作成やメディアでの情報発信などを継続的に行い、ファイナンシャルプランナーとしての経験を積み上げていくことが重要です。
このような努力を継続することで、顧客からの信頼を得ることができるでしょう。
Q2.副業を行う上で、FP資格は何級が必要?
A2.2級以上が望ましい。
2級以上が望ましいです。
ファイナンシャルプランナーが相談業務に従事するためには、一般的にFP2級以上の知識が必要だとされています。
裏を返せば、FP3級を取得したとしても、ファイナンシャルプランナーとして相談業務に従事するのは難しいということです。
FP3級で習得できる知識は基礎知識が主であり、実務で使える応用力は身につきません。
FP2級を取得することで、より専門性の高い知識(税制度、資産運用etc)を身につけることができます。
まだFP資格を取得していない方は、まず3級を取得した後に、2級以上にも挑戦しましょう。
Q3.法改正などにはどうやって対応しているの?
A3.資格取得後も、自ら積極的に情報収集を行う必要あり!
税制度など、ファイナンシャルプランニングに関連した法令は度々改正されます。
このような変化にも柔軟に対応するためには、FP資格の取得後も、法改正などの情報を集める、近年の金融界隈の動向をチェックするなど、継続的に学び続ける必要があります。
例えば、日本FP協会の研修などを活用するとよいでしょう。
AFPを所持しているFPは、日本FP協会の研修に参加できます。
2年に一度の資格更新のため、単位制の研修制度が整備されています。
このような研修制度を活用することで、FP資格取得後も継続的に学び続けることが出来るでしょう。
Q4.FP資格取得後のキャリアパスは?
A4.行政書士、社会保険労務士、宅地建物取引士、中小企業診断士といった上位資格の取得を目指そう!
FP資格は、行政書士、社会保険労務士、宅地建物取引士、中小企業診断士といった上位資格に挑戦する足掛かりになります。
そのため、FP資格を取得した後には、上記のような上位資格に挑戦することをおすすめします。
FP資格を取得することで、金融業界や不動産業界に関する幅広い基礎知識を身につけることができます。
にもかかわらず、ファイナンシャルプランナーが行うことのできる業務は、コンサルティングに限られているのが現状です。
上記のような上位資格を取得することで、コンサルティングの先の業務についても従事することができるようになります。
業務の範囲を拡大することができるので、上位資格の取得は積極的に目指しましょう!
FP×副業 よくある質問
Q1.金融業界での職歴や経験は必要?
→A1.無いよりは、あった方が良い。(もちろん、未経験でも十分に活躍できる!)
Q2.副業を行う上で、FP資格は何級が必要?
→A2.2級以上が望ましい。
Q3.法改正などにはどうやって対応しているの?
→A3.資格取得後も、自ら積極的に情報収集を行う必要あり!
Q4.FP資格取得後のキャリアパスは?
→A4.上位資格の取得を目指そう!
(行政書士、社会保険労務士、宅地建物取引士、中小企業診断士など)
ファイナンシャルプランナーで副業を始めよう!
FP×副業 稼ぎ方5通り
- 相談料をもらってファイナンシャルプランニングを行う
- FPライターとして執筆を行う
- インターネット記事などの監修を行う
- 副業ブログを書き、アフィリエイト収入を得る
- セミナーの講師業務の依頼を受ける
本記事では、「ファイナンシャルプランナー×副業」について解説してきました。
ファイナンシャルプランナーは、相談者の人生に寄り添ったファイナンシャルプランニングを行う職業で、家計の専門家とも呼ばれています。
様々な副業の方法がありますが、どのような形で副業を行うにしても、税制度や会社の規則を必ず確認するようにしましょう。
ファイナンシャルプランナーの資格は汎用性が高く、副業だけでなく、普段の生活でも学んだ知識を活かすことができます。
FP資格を取得し、副業の準備を始めましょう!
あなたの資格勉強を応援しています!
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