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投稿日:2024年7月26日 | 更新日:2024年07月26日
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「TOEICで点数を上げたいけどPART2が苦手」「TOEICのリスニングのコツが知りたい」
このように考えている人もいるのではないでしょうか。
本記事ではTOEIC PART2に関して、概要や良く出題される問題パターン、そしてコツ・勉強法について詳しく解説していきます。
難化していると言われているPART2ですが、しっかり対策すればそこまで難しいパートではありません。
苦手を克服したい、TOEIC PART2の対策・勉強法を知りたいという方は、ぜひ最後までチェックしてください。
※この記事は2023年9月現在の情報となっております。
TOEIC Listening&Reading TestのPART2について
TOEIC PART2はlisteningセクションです。
「Question-Response(応答問題)」のパートで、問題数は25問。
問題(質問or文章)とそれに対する3つの選択肢(A~B)が一度だけ放送されるので、3つの中から正しい選択肢をマークします。
問題用紙に問題文の掲載は無く、音声のみです。
TOEICのリスニングセクションはPART1~4まであり、後半にいくにつれて難化する傾向にあるので、TOEIC PART2は優しめで対策もしやすいです。
TOEIC PART2は聞き取れない?難しいと言われるポイント
難しい単語などは使われていませんが、「TOEIC PART2が聞き取れない」「TOEIC PART2が一番難しい」と感じる人も多いようです。
以下のような理由が考えられます。
- そもそもリスニングが苦手
- ひっかけ問題
- 勉強法・対策方法が分からない
そもそもリスニングが苦手という人は、優しいTOEIC PART2でも難しいと感じてしまうケースがあります。
また日本人の傾向としてリーディングよりもリスニングが苦手な傾向があります。
また単語自体は簡単でも、意地悪な問題が多いです。
これは後ほど紹介する出題パターン・解き方のコツを覚えれば対策できるので、チェックしてください。
TOEIC PART2は難化している?
TOEIC PART2は一番難しいと言われるくらい、難化傾向にあります。
昔のTOEIC PART2はYes/Noで答えられる問題が多かったのですが、最近は自然な会話の流れに沿った問題が多くなりました。
【例題】
設問
I need to purchase a tickets for my flight to Dublin.
選択肢
A. Did you have a good job?
B.You can do that online.
C.Seven hours long.
この例題の答えはB.You can do that online. (あなたはそれをオンラインですることができます)です。
YesやNoが答えになる、DoやDidで始まる文章ばかりではないので、問題文そして選択をしっかり理解する必要があります。
難化傾向にあるということは、ここでしっかり対策して点数を取れれば差を付けられるとも考えられます。
これから紹介するパターンやコツ・勉強法を参考に、点数UPを目指しましょう。
TOEIC PART2で良く出題される問題パターン
TOEIC PART2で良く出題される6パターンを紹介します。
- WH疑問文
- Yes/No疑問文
- 否定疑問文
- 付加疑問文
- 選択疑問文
- 平叙文
パターンを覚えておけば対策しやすく、本番でも対応しやすいです。
それぞれ詳しい解き方のコツも解説していくので、最後までチェックしてください。
WH疑問文
WH疑問文とは、What(何)、Why(なぜ)Who(誰)、Where(どこ)、How(どのように)から始まる疑問文です。
「Why→理由が答え」「Who→人が答え」のように、疑問詞に注目すれば、どの選択肢が答えになるのか分かります。
【例題】
問題
Who supplies the vegetables for your restaurant?
選択肢
A.In the refrigerator.
B.Some local farmers
C.A loading dock.
このケースはWhoから始まる疑問文なので、「人」にあたる、B.Some local farmers(地元の農業経営者)が答えになります。
A.In the refrigerator(冷蔵庫の中です)、C.A loading dock(搬入口)はいづれも場所なので間違い。
今回の問題なら最初の「Who」さえ聞き取れれば、答えが導きだせるというのがポイントです。
解き方を覚えればそこまで難しくありません。
Yes/No疑問文
Yes/No疑問文とは、はいorいいえで答えられる疑問文のことです。
内容的には質問もしくは提案・依頼の2パターンがあります。
質問は、Is~?(ですか?)、Are~?(ですか?)、Do/Did~?(しますか?/しましたか?)など。
提案は、Can you〜?(~してもらえますか?)、Would/Will you~?(~してくれますか?)など。
それぞれ例文を見ていきましょう。
質問のケース
【例題】
問題
Did you add cleanign products to the shopping list?
選択肢
A:Yes,I did.
B:A new television commercial
C:The kitchen floor
Did~?(~しましたか?)と問われているので、Yesから始まるAが答えになります。
YesやNoから始まる選択肢が2つのケースもあるので、その場合は最初だけでなく選択肢全体をチェックして正しい回答を選びましょう。
提案・依頼のケース
問題
Can you review my conference presentation for me?
選択肢
A:Not far from Detroit.
B:Sure, send it to me.
C:The conference room.
Can you~?(~もらえますか?)と問われているので、A.Sure, send it to me.(いいですよ、それを私に送ってください)が答えになります。
Aは距離、Bは場所についてなので間違い。
提案・依頼のケースでは、断るケースもあるので覚えておきましょう。
否定疑問文
否定疑問文とは「Didn’t ~?」や「Isn’t~?」など否定の疑問詞から始まる疑問文です。
大切なポイントは、英語において疑問文に対して肯定の内容を表す場合はYes、否定の内容を表す場合はNoで答えることです。
つまり通常の疑問文でも、否定疑問文でも回答の仕方は変わらないということ。
文章だけでポイントを説明してもわかりにくいので、実際に例題を見ていきましょう。
【例題】
問題
Hasn’t anyone purchased that painting,yet?
選択肢
A:No,business has been slow recently.
B:We accept all credit cards.
C:Three cans of light blue,please.
「まだ誰もあの絵画を購入していないのですか?」と問われているので、B:No,business has been slow recently(購入していません、商売は最近不調になっています)が答えです。
疑問に対してNoで否定して、その理由を説明しています。
繰り返しですが、英語の場合は否定疑問文あっても肯定はYes,否定はNoで答えることが大切です。
難しい内容ですので、しっかり対策しましょう。
付加疑問文
付加疑問文とは、~don’t you?や~isn’t it?のようなフレーズが文末にある疑問文です。
出題自体が少ない分、落としやすいポイントでもあります。
文頭だけではなく文末まで読まないと、付加疑問文だとわからないのが難しい点です。
付加疑問文がでてきたら、文意を疑問文に切り替えられるようにトレーニングしましょう。
WHから始める疑問文ではありませんが、Yes/Noで答えます。
【例題】
問題
You offer a senior discount,don’t you?
選択肢
A :A new calculator.
B :Yes,I just need to see some identification.
C :I’ll count up the days I missed.
「そちらではシニア割引を提供していますよね?」と問われているので、B Yes,I just need to see some identification.(はい、ただ身分証明証を拝見する必要があります)というYesから始まる選択肢が答えになります。
Yesで肯定し、シニア割引を受ける手順を説明しています。
答え方は通常の疑問文と同じなので、問題練習をして解き方に慣れれば問題ないでしょう。
選択疑問文
選択疑問文とは「Would you like A or B?」のように、複数の選択肢から1つを選ぶように問われる問題です。
単純にAかBを選ぶだけでなく、様々な解き方のパターンがあることを覚えておきましょう。
パターンは大きく分けて以下の5つです。
- 片方を選択する 例:I like A.(Aが好きです)
- 両方を選択する 例:I like both.(両方好きです)
- どちらでもOK 例:I don’t mind.(どちらでも大丈夫です)
- まだ決まっていない 例:I haven’t decided it yet.(まだ決まっていません)
- その他 例:I have to work until eight(8時まで働かなくてはいけません←どっちも断る)、I will see the schedule.(スケジュールを見てみます)など
多いようにも感じますが、内容自体は簡単なので安心してください。
【例題】
問題
Would you rather go shopping or go to the movies tonight?
選択肢
A:Do you have the receipt?
B:I have to work until eight.
C:A shipment of new shoes.
「あなたは今夜、買い物に行きたいですか、それとも映画を見に行きたいですか。」と問われていますが、買い物や映画に関する選択肢がないので、B.I have to work until eight.(私は8時までは働かなければなりません。)が正解です。
どちらもできないことを述べているので、上記で説明したパターンの「5.その他」に分類されます。
パターンは多いですが、覚えさえすれば正解率を上げられるので頑張りましょう。
平叙文
平叙文とは疑問文や否定文ではない、通常の肯定文です。
平叙文は特に解き方のポイントはありませんが、パターンを覚えておくと解きやすいです。
- 賛成or反対
- 意見・感想を述べる
- 質問を返す
例文を見ていきましょう。
【例題】
問題
These bowls are all hand-painted.
選択肢
A:An interior decorator
B:They’re very beautiful.
C:No,it’s quite convenient.
「これらの深鉢は全て手書きです」という文章なので、B.They’re very beautiful.「それらは非常に美しいです」が答えになります。
上記のパターンでいうと「意見・感想を述べる」に当てはまります。
平叙文は全ての選択肢を理解する英語力が求められるのがポイントです。
TOEIC PART2における解き方のコツ・勉強法
TOEIC PART2で使えるコツ・勉強法を3つ紹介します。
- 似た音の語句を避ける
- 出だしに全集中する
- 消去法で点数を稼ぐ
それぞれ詳しく紹介していくので、TOEIC PART2の対策として活用してみてください。
似た音の単語を避ける
TOEICPART2の選択肢で迷ったときは、問題文と同じ単語、似たような音の単語は避けるようにしましょう。
「walk(歩く)」と「work(働く)」のように、ひっかけ問題として良く出題されるからです。
問題文を聞いて「似たような単語だ!」と思って安易に選択しないで、全部の選択肢を聞いた上で選択するようにしましょう。
出だしに全集中する
TOEICの基礎的なテクニックですが、出だしを聞くだけで正解できる問題もあります。
先ほども紹介したWH疑問文などが分かりやすい例で、When(いつ)が聞き取れれば、時に関する選択肢が答えになることを予想できます。
疑問文なのか否定文なのか、それとも肯定文なのか、出だしに集中して聞くクセをつけましょう。
消去法で高得点を狙う
TOEIC PART2を受けている中で、どうしても分からない問題も出てくるはずです。
そのような場合におすすめな解き方が、消去法です。
確信が持てない答えでも、明らかに違う選択肢などを消していけば、正解率はグッと上がります。
分からない問題は消去法で適当にマークして、次の問題に力を注ぎましょう。
特に初めてTOEICを受ける人は「あーあの問題わからなかったなぁ」と引きずってしまうケースもありますが、切り替えて次の問題で点数を稼げば大丈夫です。
TOEIC PART2の対策におすすめの通信講座
TOEIC PART2が苦手な人のために、おすすめの通信講座をご紹介します。
- スタディング
- アガルート
- スタディサプリ
順番に見ていきましょう。
①スタディング
TOEIC PART2対策におすすめな講座の一つ目はスタディング。
スタディングは、スマホで学べるオンライン学習ツールです。
様々な資格試験に対応していて、その中の一つが「TOEIC® TEST 対策講座」。
この対策講座には、以下の特徴があります。
TOEIC満点講師の講義を受けることができる
最初の特徴は、TOEIC L&Rテスト990点、英検®︎1級を保持する早川幸治講師の動画講義を受けることができる点。
早川講師はTOEIC L&Rの傾向を押さえ、効率的にスコアアップする方法を教えてくれるので、時間がない社会人でもしっかり学べます。
目標スコアにあわせて学べる
次の特徴は、目標スコアにあわせて勉強法が学べること。
主要のコースは、600点を目指すコース・800点を目指すコースです。
どんなレベルの人でも、目標スコアに応じ必要な要素を集中して学ぶことができます。
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この講座の詳細は、以下の記事でも解説しています!
スタディングの英語TOEIC講座の特徴とは?おすすめな理由や注意点を解説
②アガルート
TOEIC PART2対策として次に紹介するのは「アガルートTOEIC講座」。
資格予備校のアガルートアカデミーが手がけるオンライン講座で、「第二言語習得論」のプロ寺島よしき講師が担当しています。
この講座には、以下の特徴があります。
コスパが良い
最初の特徴は、コスパの良さ。
アガルートのTOEIC講座は、類似のTOEIC講座と比べると安価な料金設定です。
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この講座の詳細は、以下の記事でも解説しています!
コスパ◎大学生・社会人必見!アガルートTOEIC講座について徹底解説
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スタディサプリENGLISH TOEIC®L&R TEST対策コースでスコアを上げよう!メリット・デメリットから、おすすめの方まで徹底解説!
TOEIC PART2の苦手を攻略して点数を上げよう!
本記事ではTOEIC PART2について、詳しく解説しました。
簡単に振り返っていきましょう。
TOEIC PART2でよく出題される問題パターン
- WH疑問文
- Yes/No疑問文
- 否定疑問文
- 付加疑問文
- 選択疑問文
- 平叙文
TOEIC PART2における解き方のコツ・勉強法
- 似た音の語句を避ける
- 出だしに全集中する
- 消去法で点数を稼ぐ
TOEIC PART2は難化していると言われていますが、パターンをしっかりと覚えて対策し、解き方のコツ・勉強法を理解すればそこまで難しいパートではありません。
ぜひ本記事を参考に苦手を克服して、TOEIC PART2を得点源にしましょう!
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