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投稿日:2024年6月13日 | 更新日:2024年06月13日
この記事を監修した専門家
「TOEICは独学じゃ無理?」「スクールに通った方が良い?」
このように考えている方もいるのではないでしょうか。
本記事ではTOEICを独学で学ぶ際のメリット・デメリット、ポイント、勉強法について解説しています。
おすすめの参考書や通信講座も紹介しているので、TOEICを独学で学ぼうと考えている人はぜひ参考にしてみてください。
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TOEIC 通信講座
TOEICは独学でも800点~900点が狙える
結論、TOEICは独学でも高得点が狙えます。
ある程度時間に余裕がある大学生はもちろん、あまり時間のない社会人でもスキマ時間を上手に利用すれば高得点も夢ではありません。
実際に独学で800点~900点を取得している人もいます。
スクールや講座に通う方法もありますが、時間・場所が決められているので、時間の調整が難しい社会人などは相性が悪いです。
好きな場所、好きな時間に学習ができる独学は忙しい人との相性バッチリ。
また最近はTOEICに関する質の良い参考書、アプリ、通信講座などもたくさんあるので、上手く利用すれば独学でも全く問題ありません。
本記事で紹介する方法を参考に、独学でTOEIC高得点を狙いましょう。
TOEICを独学で学ぶメリット・デメリット
TOEICを独学で学ぶメリット
TOEICを独学で学ぶメリットは、以下の通りです。
- 学習にかかる費用を抑えられる
- 自分のペースで学習できる
- 一人で黙々と集中できる
TOEICで独学で学べば、スクールや講座に通うより費用が抑えられます。
参考書やアプリを買っても、スクールや講座に通うよりは断然安いです。
またスクールなどは場所・時間・内容が決められていますが、独学ならカフェや自宅など自分の好きな場所、朝・夜好きな時間に学習ができるメリットがあります。
自分の苦手な箇所だけを短期的に集中して勉強するなんてことも可能です。
さらに先生や講師から何か言われることもないので、自分なりの勉強方法で自由に学習したい人は独学が良いでしょう。
TOEICを独学で学ぶデメリット
TOEICを独学で学ぶデメリットは、以下の通りです。
- 質問できない
- モチベーションを継続しにくい
- 効率が悪い可能性がある
まず大きなデメリットとして、独学だと分からない問題が出てきたときに、質問ができません。
最近はインターネットで調べれば分かることも多いですが、どうしても質問したい場合は一時的にオンラインの通信講座に入会するなどするのが良いでしょう。
さらに独学は基本的に一人で学習を進めていくため、時間も場所も自由です。
だからこそサボってしまったり、勉強が飽きてしまうケースがあります。
そうならないためには、しっかりと目標と学習スケジュールを立てましょう。
詳しい内容については、後ほど紹介します。
また独学の場合、効率が悪く効果がでにくい勉強方法を実践してしまう可能性があります。
結果が出ているなら問題ありませんが、点数が伸び悩む場合は勉強法に問題があるケースも。
そういった場合は、TOEICのプロフェッショナルである先生に効率よく正しい指導をしてもらえるスクールに通うのも良いでしょう。
TOEICを独学で学ぶとき際のポイント
TOEICを独学で学ぶ際のポイントは、以下の通りです。
- 目標とスケジュールを設定する
- 同じ参考書を繰り返し解く
- 時間配分に注意する
- 各パートを理解する
詳しく見ていきましょう。
目標とスケジュールを設定する
TOEICを独学で学ぶ際は、目標とスケジュールをあらかじめ設定しましょう。
目標を定めてスケジュールを設定しておくことで、モチベーションに左右されない学習スタイルを確立できます。
スケジュールはおおまかで大丈夫です。
細かく設定しすぎると突発的な出来事に大きく左右されますし、達成できなかったときに一喜一憂してしまいます。
ある程度勉強時間を確保できる人は2ヵ月、時間が取れない人は3ヵ月を目安に、テストまでの学習スケジュールを決めるのがおすすめです。
以下は学習スケジュールの例です。
2ヵ月
2ヶ月前 | 本番形式の問題や過去問を一度解いてみる |
1ヶ月前 | 苦手パートを対策 単語力を身につける よく出る表現を覚える |
1週間前 | 時間を計って本番形式の問題・過去問を解く 本番での時間配分を決める |
3ヵ月
3ヵ月前 | 過去問を確認してみる(全体を見てみる程度でOK) 本番形式の問題や過去問を一度解いてみる |
2ヵ月前 | 苦手なパートを演習 通勤時間・スキマ時間に単語を覚える |
1ヵ月前 | 時間を計って本番形式の問題・過去問を解く 通勤時間・スキマ時間に単語を覚える |
1週間前 | 休日などを利用して今までの学習を総復習する 時間を計って本番形式の問題・過去問を解く |
TOEICを初めて受験する予定という方は、ぜひ参考にしてみてください。
同じテキストを繰り返し解く
TOEICを独学で学習する際は、同じ参考書を繰り返し解くようにしましょう。
初めてTOEICを受ける人にありがちなのは、いくつも参考書を買って中途半端に手を付けてしまうことです。
参考書を一度解いただけでは、すべて覚えることはできません。
そんな状態で他の参考書に手をだしたら、結局何も覚えられないで終わってしまいます。
同じ参考書を繰り返し解いて、解き方や答えの根拠をすべて暗記できるまでやる方が効率的です。
最低でも2~3回復習して、知識を定着させましょう。
時間配分に注意
TOEICは「時間との戦い」と言われるほど、時間配分が大切です。
リスニングは時間が決まっていますが、リーディングは自分で時間配分が決められます。
一度過去問や本番形式の問題を解いてみて、苦手・得意分野を把握しましょう。
問題を解いてみたうえで、苦手なパートに多く時間を割けるように、自分なりの時間配分を考えるのがおすすめです。
一般的にパート5は、文法力・単語力が無ければ解けない」問題が多いので時間をかけずに素早く解き、パート6、特にパート7の長文に時間を割くのが良いと言われています。
各パートを理解する
TOEICはパート1から7まであり、1~4がリスニングセクション、5~7がリーディングセクションとなっています。
それぞれの概要は以下の通りです。
リスニングセクション(45分・100問) | |
Part1 | 写真描写問題/6問 |
Part2 | 応答問題/25問 |
Part3 | 会話問題/39問 |
Part4 | 説明文問題/30問 |
リーディングセクション(75分・100問) | |
Part5 | 短文穴埋め問題/30問 |
Part6 | 長文穴埋め問題/16問 |
Part7 | 1つの文章からなる問題:29問 複数の文章からなる問題:25問題 |
各パートは特徴・問題形式が異なり、それぞれ攻略方法があります。
例えばPart3なら以下のような攻略法があります。
- 設問と選択肢を先読みして情報を取得する
- 聞きながら解く
- 最初の発言に注目する
- 分からない問題は適当にマークして次にすすむ
それぞれのパートにコツがあるので、参考書などを見ながら攻略法を身につけて、効率良く解けるようにしましょう。
【点数別】TOEICを独学で学ぶ際の勉強法
TOEICを独学で学ぶ際の勉強法を、以下の点数別に紹介していきます。
- ~600点
- 700~800点
- 900点~満点
それぞれ詳しく解説していくので、自分のレベルに合う箇所を参考にしてください。
~600点
TOEICで600点を目指すには、基礎力固めが大切です。
文法・単語など基礎をとにかく集中して勉強しましょう。
TOEICの点数が400点前後の人は、中高レベルの英語力も不安なケースが多いです。
そういった人はTOEICの参考書ではなく、まずは中高の英語を復習できる参考書から始めるのが良いでしょう。
中高レベルの文法や単語などが身に付いたら、次は実践問題を解いてみるのがおすすめです。
TOEICの過去問や同じ問題形式の問題集を解くことで、実践的にスキルを磨いていきます。
TOEICならではのリズムやテクニックや傾向もわかります。
また600点前後はリーディングよりもリスニングが苦手という人も多いです。
そのような人は毎日少しでもTOEICのリスニングの音声を聞いたり、映画やドラマなどを活用しながら、英語に耳を慣らしていくのが良いでしょう。
700~800点
700~800点を目指す人は、基礎力は身についていると思います。
実戦形式の演習問題をとにかくこなすことで、TOEICに慣れていきましょう。
実践形式の問題を解いているうちに苦手なパートが分かってくるので、重点的に勉強することで点数UPが期待できます。
同時に単語・文法も継続して学習することで、より語彙力を高めましょう。
900点~満点
900点台を目指す場合は、他の受験者が捨てるような高レベルの問題も正解する必要があります。
TOEIC900点取得に必要な単語は、10,000語以上と言われています。
基本的な単語・文法を完璧にすることに加えて、頻出ではない単語・文法も覚えましょう。
また、解くスピードと正確さがとても大切です。
実戦形式の問題を数多くこなして、TOEICの問題に慣れて、英文を読むスピードを上げましょう。
定期的に時間を計りながら過去問・実践形式を解いて、自分なりの時間配分を決めるのがおすすめです。
さらに通常の問題演習に加えて、精読や音読を繰り返すことで、英文処理能力をあげるのも効果的です。
TOEICの独学におすすめの参考書・問題集
単語帳
TOEICの独学でおすすめの単語帳は「TOEIC L & R TEST 出る単特急 金のフレーズ」です。
「金フレ」の相性で親しまれ、TOEICの単語帳の1冊目としておすすめ。
過去にTOEICに出題された単語がレベルごとに収録されているので、TOEICを始めて受ける初心者から高得点を狙う経験者まで幅広いニーズをカバーしています。
単語だけでなく短いフレーズで暗記していくスタイルなので、単語単独よりも覚えやすいのが特徴です。
全単語・全フレーズの音声がついているので、リスニング対策も同時にできます。
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問題集
TOEICの独学でおすすめの問題集は「公式TOEIC® Listening & Reading 問題集 9」です。
TOEICのテストを開発しているETSが制作している問題集で、TOEICの2回分の過去問が収録されています。
公式が出している問題集なので、何度も繰り返して復習することで、出題傾向が分かります。
またリスニングは本番と同じスピーカーが行うため、聞きなれた声でリスニング練習が可能です。
本番と全く同じ条件で問題演習ができるのは、このシリーズだけ。
問題集としてはもちろん、直前に時間を図って実力を試すのにも良いでしょう。
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リーディング対策
リーディング対策としておすすめの参考書は、「TOEIC(R)テスト 新形式精選模試 リーディング」です。
TOEIC本番で出題が予想されるあらゆるタイプの問題が5セット収録されています。
新形式はもちろん、最新の出題傾向が徹底解説されています。
一番のポイントは、すべての設問について正解にたどり着くための手順と考え方が丁寧に解説されている点です。
また設問には正解率が掲載されているので、目標とする点数に必要な問題か否かも分かります。
リーディングを5セット練習できるので「公式問題集はやりつくした」、そんな人におすすめの参考書です。
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リスニング対策
リスニング対策におすすめなの参考書は、「TOEIC®テスト 新形式精選模試 リスニング」です。
上記で紹介したシリーズの、リスニングバージョンです。
日本人は一般的に、リーディングよりもリスニングに苦手意識を持つ人が多いと言われています。
「TOEIC®テスト 新形式精選模試 リスニング」はリスニング問題が5セット収録されているので、リスニングの問題練習にピッタリです。
990点講師陣によって作られた質の高い問題と、計500問の問題量で、最速スコアアップが目指せます。
スマホで音声が聞けるので、いつでもどこでも気軽にリスニングの練習ができるのもポイント。
こちらも公式問題集では演習が足りない人向けの参考書です。
\TOEICのリスニング対策・強化をするならこちらがおすすめ/
おすすめの通信講座
TOEICは独学でも十分学習できますが、独学が向いていないという人もいます。
そんな方のために、TOEICの学習におすすめの講座をご紹介します。
- スタディング
- アガルート
- スタディサプリ
①スタディング
TOEIC対策におすすめな講座の一つ目はスタディング。
スタディングは、スマホで学べるオンライン学習ツールです。
様々な資格試験に対応していて、その中の一つが「TOEIC® TEST 対策講座」。
この対策講座には、以下の特徴があります。
TOEIC満点講師の講義を受けることができる
最初の特徴は、TOEIC L&Rテスト990点、英検®︎1級を保持する早川幸治講師の動画講義を受けることができる点。
早川講師はTOEIC L&Rの傾向を押さえ、効率的にスコアアップする方法を教えてくれるので、時間がない社会人でもしっかり学べます。
目標スコアにあわせて学べる
次の特徴は、目標スコアにあわせて学べること。
主要のコースは、600点を目指すコース・800点を目指すコースです。
どんなレベルの人でも、目標スコアに応じ必要な要素を集中して学ぶことができます。
無料のお試しもできる
「講座が自分にあわなかったら嫌だ」「独学の方がいいんじゃないの?」と思う人もいるでしょう。
そんな人も安心です!
この講座には無料お試しのオプションがあるので、講座を体験してから購入を決められますよ。
登録もたったの30秒でできるので、気軽に試してみては?
\スタディングのTOEIC対策講座を見てみる/
この講座の詳細は、以下の記事でも解説しています!
②アガルート
TOEIC対策として次に紹介するのは「アガルートTOEIC講座」。
資格予備校のアガルートアカデミーが手がけるオンライン講座で、「第二言語習得論」のプロ寺島よしき講師が担当しています。
この講座には、以下の特徴があります。
コスパが良い
最初の特徴は、コスパの良さ。
アガルートのTOEIC講座は、類似のTOEIC講座と比べると安価な料金設定です。
提供講座は、以下のとおり。
講座名 | 価格(税込・円) |
寺島よしき講師のTOEIC®基礎英語力完成講座 | 21,780 |
寺島よしき講師の英語基礎パック | 32,780 |
TOEIC®解答スキルマスター&解答速度超スピードUP実演講座 | 10,780 |
料金の最新情報は公式webサイトをご確認ください。
約1万円〜3万円の料金設定で、英語4技能(Reading, Writing, Listening, Speaking)の基礎を固めたい人から、ハイスコアを目指す人まで、幅広いレベルの人が使える講座が揃います。
英語教育のスペシャリストが指導
紹介した中で上記2つの講座は、寺島よしき講師が担当します。
寺島講師は、予備校講師や翻訳家、大手出版社の解答作成を行うなど、英語のプロフェッショナル。
リーズナブルな料金で、質が高い授業が受けられます。
TOEICだけでなく英語の勉強法も学べる
この講座ではTOEICだけでなく、効率良く単語を学ぶ方法や正しい発音など、英語学習全般で使える内容も学べます。
TOEICにとどまらず、留学や英語力のレベルアップなどを考えている人にはピッタリの講座でしょう。
\アガルートのTOEIC対策講座を見てみる/
この講座の詳細は、以下の記事でも解説しています!
③スタディサプリ
TOEIC対策には「スタディサプリENGLISH TOEIC®L&R TEST対策コース」もおすすめです。
スタディサプリはインターネット予備校で、社会人の英語学習から受験対策まで幅広い講座を提供しています。
このTOEIC®L&R TEST対策コースには、以下の特徴があります。
演習問題が豊富
このコースには、TOEIC® L&R テスト20回分に相当する演習問題が含まれます。
繰り返し学習することで、試験本番でも落ち着いて実力を発揮できるでしょう。
カリスマ講師の授業を受けることが可能
累計80万部突破「世界一わかりやすいTOEIC® L&R TESTの授業」等のシリーズの著者である関講師の動画講義を受けることができます。
動画は1回5分で、TOEIC® L&Rの文法・単語、最新のパート別の傾向や対策を丁寧に解説。
忙しくても、スキマ時間でいつでも学習できますよ。
AIによるランク判定で問題が最適化
AIによる演習問題で、自分の苦手な問題形式がわかります。
具体的には「問題の解答結果」をもとにAIが実力判定&解答傾向を分析し「苦手な問題形式」を知らせてくれます。
自分の苦手が分かっているつもりでも、点数が伸びない原因が他にあるかもしれません。
結果をもとに苦手な問題を学習すれば、独学よりも効率よくスコアアップできるでしょう。
\スタディサプリのTOEIC対策講座を見てみる/
この講座の詳細は、以下の記事でも解説しています!
TOEICを独学で学んで目標を達成しよう!
本記事ではTOEICを独学で学ぶ際のポイントや勉強法などについて、詳しく解説しました。
簡単に振り返っていきましょう。
TOEICを独学で学ぶメリット・デメリット
メリット
- 学習にかかる費用を抑えられる
- 自分のペースで学習できる
- 一人で黙々と集中できる
デメリット
- 質問できない
- モチベーションを継続しにくい
- 効率が悪い可能性がある
TOEICを独学で学ぶとき際のポイント
- 目標とスケジュールを設定する
- 同じ参考書を繰り返し解く
- 時間配分に注意する
- 各パートを理解する
TOEICは独学でも学ぶことができ、800点や900点を目指すことも可能です。
本記事で紹介したポイントや勉強法を参考に、TOEICを独学で学んで目標を達成しましょう。
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