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発酵検定の基本情報を解説|試験情報や食に関する資格を紹介

食・栄養

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投稿日:2024年6月13日 | 更新日:2024年06月13日

「発酵の知識を深めたい」「資格取得に興味がある」と考える方におすすめの資格が、発酵検定です。

とはいえ食に関する資格は種類が多く、どんな特徴の資格なのか、比較したい方もいるはずです。

そこで本記事では、発酵検定について分かりやすく整理していきます。

あわせて食に関する他の資格も紹介します。

食に関する資格を取得したい方や知識を得たい方は、ぜひご一読ください。

発酵検定の特徴を解説

発酵検定 特徴 解説

まずは発酵検定の特徴について、次の2点から解説します。

  • 日本発酵文化協会が主催
  • 発酵の仕組みや身体への効果が理解できる

発酵検定の基本知識についておさらいしていきましょう。

日本発酵文化協会が主催

発酵検定は「日本発酵文化協会」が主催する民間資格です。

日本発酵文化協会とは発酵についての正しい知識習得や、発酵食の継承、開発、普及を目指す協会です。

日本人の伝統食文化における「発酵食」の健康に対する重要性に着目し、発酵文化の進展を目指して講座やイベントなどを定期的に開催しています。

発酵食品は健康だけでなく美容にも効果があり、近年注目度が高くなっています。

伊藤忠グループのリサーチ会社「マイボイスコム」によると、発酵食品に興味を持つ方が60%を超えているというデータがあり、徐々に興味を持つ方が増えている印象です。

参考:マイボイスコム株式会社|発酵食品に関するアンケート調査

初心者でも発酵の仕組みや身体への効果が理解できる

発酵検定は「発酵食品の基礎知識を学びたい」「発酵食品を家で作ってみたい」といった声に応え、初心者でも気軽に受験できる資格が生まれました。

発酵検定を習得すれば、発酵食品の種類、発酵期間、効率的な食べ方、選び方、正しい保存方法など日々の生活に沿った身近な発酵食品の知識を学べます。

食や発酵に関して初心者でも、挑戦できる資格です。

発酵検定を取得するメリット

発酵検定 メリット

発酵検定を取得するメリットを、以下の3点から解説します。

  1. 食や栄養の仕事に活かせる
  2. 健康管理や美容に効果がある
  3. 料理のレパートリーが増える

メリットを把握し、発酵検定への理解を深めていきましょう。

①食や栄養の仕事に活かせる

発酵検定を取得し発酵に関する知識が増えれば、食品の企画・開発や飲食店でのメニュー開発の仕事、また食に関する講師としての活動に活かせます。

資格取得により異業種転職をする際のスキル証明になり、また習得した知識を実務に活かしキャリアアップにも役立ちます。

発酵検定は初心者向けの資格なので、徐々にレベルアップして発酵マイスターや発酵プロフェッショナルといった上級資格を習得すれば、さらなるスキルアップとなるでしょう。

②健康管理や美容に効果がある

発酵検定を取得すれば日常生活での健康管理や、美容に活かせるメリットがあります。

健康や美容に効果的なのは、整腸作用や免疫力向上が期待できるからです。

腸は神経細胞の多さから”第二の脳”と言われ、日頃より整えることが大切です。

また腸ではセロトニンが分泌され、睡眠の質や精神の安定にも効果的です。

さらにはお通じが良いと美肌効果もあったりと、発酵食品を取り入れ整腸作用を促せば、幅広い場面にて良い効果があります。

③料理のレパートリーが増える

発酵検定を習得すれば、料理のレパートリー増加が期待できます。

資格習得に向けて発酵食品の種類や選び方を学び、知識は日々の献立にも取り入れられます。

新しい調味料や食材への関心からレパートリーが増え、料理が楽しくなるでしょう。

また単にレパートリーが増えるだけでなく、健康に役立つ料理の知識が増え、自分や家族の健康向上に役立ちます。

子どもやお年寄りの免疫力向上、また整腸作用にも役立つので、家族の健康を食事から支えたい方にもおすすめの資格です。

発酵検定のレビューや体験談

発酵検定 レビュー 体験談

ここからは発酵検定のレビューや体験談を紹介します。

資格を受験した方の声を聞き、発酵検定に挑戦するのか判断材料にしていってください。

①楽しく勉強できた

久しぶりの資格試験でも楽しく勉強できたと口コミが上がっています。

元々興味のある分野を学んでいるため、試験勉強も楽しく進められたのでしょう。

特に発酵食品や腸活、健康に興味がある方に、おすすめの資格といえます。

腸活を始めてから発酵食品の虜になり、10月末に受けてみた『第一回発酵検定』合格しましたー!✨🙌久しぶりの試験勉強だったけど数年前の秘書検定の時とは比較にならないくらい楽しく勉強できました。来年は更に先に進んで勉強してみようと思います。

引用:Instagram

②オンライン受験できて便利

発酵検定がオンライン受験できるようになり便利だと口コミが上がっています。

発酵検定の公式サイトを確認すると、確かに2023年11月現在、試験はオンライン開催となっています。

オンラインで試験が受けられる点から見ても、日本全国どこに住んでいても安心して学習を始められます。

発酵検定〜♪2年ほど前からずっと受けたかったやつ!11月にオンラインで検定試験が受けることができるので、さっそく申し込みをしました❣️マニアックな検定の試験会場って、東京や大阪の大都市でしか開催されないんですよー😭地方の田舎暮らしには受けにくい検定試験なのです…😂コロナのおかげで(?)オンラインという便利な時代になりました✨✨✨

引用:Instagram

③テキストを読んでおけば難しくない

発酵検定を受けた方が「テキストを読んでおけば難しくない」と感じたようです。

ゆえにテキストをしっかりと読み込んでおけば、独学でも合格できるといえるでしょう。

試験は60分で100問出題されるので、1問1問を素早く解けるように意識した学習が必要です。

先日【第2回発酵検定】を受験してきました。60分間で100問の問題。

テキストをしっかり読んでおけばそれ程難しく無いし、帰りの新幹線で自己採点した感じだと大丈夫そうですが、やっぱり合格通知が来るまではドキドキします💦

引用:Instagram

④発酵食品は身近でためになることばかり

食品会社のSNS担当の方から、発酵検定を受け合格したと口コミが上がっています。

発酵食品は身近な食品に多く、ためになる知識が得られたようです。

食品会社で働く人にもおすすめの資格です。

そういえば!!!!みなさん、スタッフ🐱#発酵検定 に合格しました💮

これで、スタッフ🐱#発酵文化人 です✌️

発酵食品は身近な食品なので、勉強してタメになることばかりでした😊

引用:X

発酵検定の試験情報

発酵検定 試験

ここからは発酵検定の試験概要について、次の2項目から解説します。

  • 発酵検定の概要について
  • 受検者数や合格率について

試験の具体的な情報を知りたい方は、ぜひ参考にしていってください。

発酵検定の概要について

まずは発酵検定の概要を紹介します。

資格名発酵検定
試験内容発酵の基本、発酵食品図鑑、強度発酵食、世界の発酵食、発酵の歴史、発酵と栄養など
受験料(税込)6,200円
主催一般社団法人日本発酵文化協会
公式サイトhttps://www.kentei-uketsuke.com/hakko/

発酵検定は民間資格ですが農林水産省が後援しているため、国も認める資格といえます。

2018年10月に発酵検定が開始し、2023年11月開催回が第6回目となっています。

年数は浅い資格ですが、世界初の発酵検定として毎年コンスタントに開催されているのが特徴です。

合格者は「発酵文化人」と認定され、発酵に関する講座を割引価格で受講でき、また仕事や家庭で知識を活かせます。

受検者数や合格率について

ここからは発酵検定の詳細について、受検者数や合格率を中心に整理していきます。

受験形式オンライン受験
試験時間1時間
出題形式4択方式(全100問)
合格ライン100問中70問以上正答
合格率80%以上

発酵検定は2018年の試験開始より2,200名が受検し、1,800名以上が合格しています。

つまり80%以上の人が合格し、「発酵文化人」として食品会社での仕事や保育士の仕事、また家庭での食育など様々な場面で知識を活用しています。

発酵検定のテキストや過去問

発酵検定 テキスト 過去問

発酵検定の試験対策を行うには、販売されている公式テキストを活用しましょう。

テキストを1冊読み込み模擬問題集をやり込めば、十分な試験対策になります。

教材は他にも、発酵検定の公式テキストが要約されている動画教材も販売されています。

テキストだけでは不安だったり、動画教材の方が合っているといった方に利用をおすすめします。

そして発酵検定の過去問については、今のところ販売されていないようです。

試験対策には、公式テキストの後半に掲載される模擬問題集を活用しましょう。

\発酵検定の公式テキストはこちら

発酵検定以外の食に関わる資格を紹介

発酵検定 資格 紹介

ここからは発酵検定以外の食に関わる資格を、次の5種類取り上げ紹介します。

  1. 発酵マイスター
  2. 発酵ソムリエ
  3. 食育マイスター
  4. 食育栄養コンサルタント
  5. 介護食マイスター

発酵に関する資格や食に関する資格に興味がある方は、ぜひ比較しながらご覧ください。

①発酵マイスター

発酵マイスターは、発酵分野を追求する方に与えられる称号です。

発酵検定を主催する日本発酵文化協会の上位資格で、発酵検定からスキルアップしたい方に適した資格といえます。

協会が提供する「ベーシック講座」を受講した後に「マイスター養成講座」を受講し、認定試験に合格すれば発酵マイスターを名乗れます。

資格名発酵マイスター
資格の概要発酵に関する深い知識を得られる
受験料(税込)176,000円(マイスター養成講座込)
主催一般社団法人日本発酵文化協会
公式サイトhttps://hakkou.or.jp/

②発酵食品ソムリエ

発酵食品ソムリエは、発酵食品の正しい知識と、健康的な生活を送る実践的なスキルが身に付く認定資格です。

発酵文化推進機構が提供する「発酵の学校」の12講座を受講すれば、発酵食品ソムリエの認定証を受け取れます。

他にユーキャンでも講座を提供していて、隙間時間を活用して気軽に受講できるのでおすすめです。

資格名発酵食品ソムリエ
資格の概要発酵食品の正しい知識と実践的なスキルを習得
受験料(税込)46,200円(講座受講費込)
主催NPO法人発酵文化推進機構
公式サイトhttps://hakkou-bunka.jp/

③食育マイスター

食育マイスターは、日本野菜ソムリエ協会が主催する認定資格です。

養成講座は2段階に分かれていて、ジュニア食育マイスターコースでは食育入門、食を楽しむキーワード、食を選ぶ力などを学びます。

また食育マイスターコースでは季節の食材、しつけ、食習慣をはじめ、幅広い知識を段階的に学んでいきます。

それぞれのコースで講座を受けた後に、修了試験や課題提出などに合格した方が資格を取得できる仕組みとなっています。

資格名食育マイスター
資格の概要食育の基礎から応用まで2段階の講座で学ぶ
受験料(税込)ジュニア食育マイスターコース:93,200円 食育マイスターコース:139,900円 (入会金・講座受講料込)
主催一般社団法人日本野菜ソムリエ協会
公式サイトhttps://www.vege-fru.com/

④食育栄養コンサルタント

食育栄養コンサルタントは、栄養学や食事バランス、食育の知識が総合的にマスターできる資格です。

アトピーやアレルギーなどの体質改善や、生活習慣病の予防、年齢やライフステージに合わせた食事など栄養や健康に沿った食育が学べます。

指定の通信講座を受講した後に試験を受け、合格すれば資格が得られます。

資格名食育栄養コンサルタント
資格の概要栄養学や食事バランス、食育の知識が総合的にマスターできる
受験料(税込)個別購入:34,100円 サブスクプラン:3,980円/月 (講座費用、検定料込)
主催一般社団法人日本能力教育推進協会
公式サイトhttps://jafa.jp/

⑤介護食マイスター

介護食マイスターとは、介護食に関する基本的な知識習得を証明できる資格です。

資格を取れば介護食を食べ始めるタイミング、介護食の種類、また介護食の作り方、状態に応じた介護食の関係など、介護食に関する幅広い知識を得られます。

福祉施設で食の知識を活かしたい方に適した資格です。

資格名介護食マイスター
資格の概要介護食に関する基本知識を習得
受験料(税込)10,000円
主催日本安全食料料理協会
公式サイトhttps://www.asc-jp.com/

まとめ:発酵検定を取得しプロフェッショナルを目指そう!

発酵検定

発酵検定は発酵食品の種類、効率的な食べ方など、発酵の基本知識が習得できるため、初心者にも気軽に受験できる資格です。

身近な発酵食品の知識が得られるので「腸活や健康に興味がある」「家庭料理に役立てたい」といった方に取得をおすすめします。

発酵検定以外にも発酵や食に関する資格は複数あるので、本記事を参考に自分が習得したい資格を見つけていきましょう。

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