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IELTS Writingで高得点を獲得するためのコツを徹底解説

英語

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投稿日:2024年7月4日 | 更新日:2024年07月04日

IELTS試験の中で難しいとされるwritingパート。どのような書き方をすればよいのか、高得点を獲得するための対策はどんな方法か?頭を悩ませている方もいるでしょう。

IELTS writingでは、グラフや地図のデータをもとに説明するライティング(タスク1)と、議論について自分の意見を述べるライティング(タスク2)から構成されています。タスク1とタスク2で異なるトピックが提示されますが、対策方法としては共通点があります。

本記事では、IELTS writingの書き方のコツ、対策法、知っておくと便利なフレーズを紹介します。

タスク1とタスク2の違いと独学での勉強法

勉強法イメージ

IELTSは、英語力の証明書として世界中で認知されているグローバルスタンダードの検定です。
試験には、リーディング・リスニング・ライティング・スピーキングのパートがあります。
IELTS試験の中でも高得点獲得が難しいとさているwritingについて解説します。

IELTS writingの概要

IELTS writingでは、2種類のタスク(2つのライティングパート)があります。
1つ目はタスク1、2つ目はタスク2と呼ばれています。
タスク1に必要な文字数は150語以上で、トピック(graph、chart、table、map、processなど)を説明するエッセイを書くよう求められます。
タスク2の必須文字数は250語で、課題は提示された議論について、賛成するのか反対するのか自分の意見を述べたり、賛成(あるいは反対)する際の利点と決定、議論を解決へ導くための対策を解説します。

スコアアップのための対策と勉強方法

IELTS公式問題集や参考書には、例題、解答例(サンプル解答)が掲載されています。
特にサンプル解答には、どういったポイントで採点されるのか、減点されるのか、IELTS公認の採点者のコメントなども掲載した教材があります。
IELTSスコアアップの一番の近道は、writingのうまい人の書き方を真似することです。
IELTS教材を駆使して、自分で練習して書いてみましょう。
これにより、writingテストの書き方の型、意見の表現の仕方、論理展開を学習できます。

特に注意:ストーリーのまとまり・一貫性

IELTS writingで求められるのは、タスク1・タスク2ともに「ストーリーのまとまり」「語彙と文法力」です。
論理的で正確にライティングすることが効率的にスコアを上げていくコツといえます。

IELTS readingテストの対策と思われる英文新聞や小説の「多読」は、実はwritingの対策にもあります。
正しい英語をたくさん読むことにより、正確な英語の書き方・文法力・語彙力・論理的思考を獲得することができます。
また、同時にフレーズやコロケーションも学ぶことができます。

IELTS Writing testの時間配分のポイント

時間配分イメージ

IELTS writingのタスク1とタスク2では得点配分が異なります。
タスク2は、タスク1の2倍の点数が割り当てられています。
タスク2は、得点の割り当てが高い上、求められる文字数が多いことが特徴です。
IELTS bandスコアアップを目指すのであれば、タスク2のライティングに重きを置いた時間配分を確立しましょう。
合計60分のIELTS writingテストの中で、タスク1に20分、タスク2に40分をあてます。

書き上げたあとの時間は、スペルミスや文法・接続詞のケアレスミス、間違ったデータを書いていないか、「もったいない」ミスをしていないか確認しましょう。
また、さらなるIELTSスコアアップを目指すため、同異義語、言い換え、より複雑な構文が可能かチェックしてみてください。
writing内容の確認・修正に2~3分は必要ですので、writingテスト終了前に数分は確保しておきましょう。

スコアアップのコツ!タスク1を徹底的に解説

writingタスク1イメージ

IELTS writingのTask1は、提示されたアイテム、例えばgraph、chart、table、map、processなどを「説明」することが求められます。
自分の意見や知識を入れないように、あくまでも客観的に事実のみを「語る」のみにとどめましょう。 

タスク1のライティングの構成

IELTS writingのタスク1の書き方として、次の構成で書きます。

【導入】与えられたタスクの最初の文章のパラフレーズを書きます。2文程度。
【要約】全体について、アイテムの気づいた点・主な特徴・傾向のまとめを書きます。
【情報の説明】上記に情報を加えて詳細を記述します。大体5文程度。 

【導入】
IELTS writingでは、英作文が何について書かれているかを読者(今回の場合は採点者)に伝えなくてはいけません。導入文の一行目次第で、writingスコアの全体が決まると言ってもよいくらい大事です。特に、導入文は、簡潔・正確に、情報を整理して書きましょう。

  1. 1文または2文で簡潔にまとめる。
  2. 図表の説明文」This graph below shows…などで書かれている文を読んで、自分なりの言い回しをする。(完全コピーは厳禁)
  3. アイテムが複数あり、互いを比較するようなchartであったら、すべてのアイテムを言及する(1つしか説明しないのは減点対象)。

アイテムの説明文を丸写しは、採点者に悪印象を与えます。単語の語順を変えたり、類義語を使うこと・自分の言葉を入れることで、自分オリジナルの文章を作れるよう対策しておきましょう。

【情報の説明】
IELTS writingにおいて、与えられたアイテムについて説明する際のポイントは、主な特徴(顕著な変化や目立つ要素)を挙げて、データの数字や特徴を参照しながらデータの説明をしましょう。
注意すべき点は、「主な特徴」を挙げる際は、情報は漏れなく、すべて記すようにしましょう。また、自分では具体的に書いてあるつもりでも、具体性・論理性が不足していたりします。意識して、より具体的に書くことが重要です。

IELTS writingでは、アイデアをいくつも出そうとするのではなく、1つのアイデアを、ロジックを飛躍させずに詳しく書いていきます。説明すべき事項に抜けがあったりすると減点の対象になります。bandスコア別の評価基準は以下の通りです。

bandスコア7.0:重要な特徴や相違点、process(段階)を明確に示し、強調しながらライティングできている。
bandスコア6.0:適切に情報を選択し、重要な特徴を示しながらある程度強調しライティングできている。
bandスコア5.0:重要な特徴についてライティングできているが、不十分である(主な特徴の裏付けがない、あるいは明確な概要が不足している、機械的に詳細を記述しているだけ。など)
bandスコア4.0:課題の要件を満たす努力をしているが、部分的に重要なポイントが不足している。

また、日本語の特徴である「行間を読ませる」ライティングは英語ではよくないとされています。
IELTS writingでは、より限定的な説明に焦点を絞り、深く・充実した補足説明を加えることによって、行間を読ませない、分かりやすいライティングを心掛けましょう。

【IELTS writingテストにおいて、実際に手を動かす工程】
IELTS writingの効率的なスコアアップの方法があります。ライティングや構成を考える際は、次の順番でライティングしましょう。

  1. テーマ(与えられたアイテム)の「説明文」を読む。ざっくりとした概要を把握する(The graph below shows…といった書き出しで書かれていることが多い。場合によっては説明文がないこともあり)
  2. なにを回答すべきなのか確認:指示文(問題文)を読む。
  3. アイテムを見て、データをもとにライティングする。

IELTS writingのポイントとしては、現在形で書くこと(アイテムの時間帯によっては臨機応変に対応する)、データの値などを参照する際は数字を正確に書くことです(または、aboutやaroundを使って大体の数字を記す)。
therefore, moreoverやhoweverなどをうまく使って、文と文のつなぎがスムーズに行くか考えます。
書く内容よりは、論理展開について丁寧に考え、筋が通っているか、情報が正確か・抜けがないかを意識して書きましょう。

高得点を狙おう!タスク2の書き方・完全対策

writingタスク2イメージ

IELTS writingのタスク2では、提示された議論に対して、自分の意見(賛成か反対か)、解決に向かう対策をライティングします。
タスク1同様、次のような構成でライティングします。

【導入】与えられたタスクの最初の文章のパラフレーズを書きます。2文程度。
【要約】自分自身の意見のまとめを明確に・簡潔に書きます。
【情報の説明】上記に情報を加えて詳細を記述します。
【結論】導入文と自分の意見のまとめを書きます。

情報の説明の部分では、一般的な世論で始まりから始めましょう。
その後、自分の意見をサポートする理由や詳細な説明および具体例を補足していきます。
具体例(自身の経験、データなど)を挙げる理由として、自分の主張に説得性を持たせるためです。
この具体的な説明や経験・データが不足していると、単に意見を述べるだけとなりすぐに反対意見に負けてしまいます。
反論する人がいても、自分の意見の方が正しい・利益が高いなどの優位性を示しましょう。
具体的な説明をする際は、if文などを活用しましょう。

IELTSの高得点獲得のコツとしては、選択した情報をどこにどのように置くか考えることです。
また、例が具体的で分かりやすくライティングする、文と文のつながりがスムーズで、明確な主張・ライティングをできると、高スコアの獲得が期待できます。
説明文を丸写しすることや接続詞の反復、slung・口語の使用は避けるべきです。

IELTS writingの採点基準と使える表現

writing採点基準イメージ

IELTS writingでは、細やかな採点基準・評価基準が設けられています。
IELTSにおいて高スコアを獲得するため、それぞれのポイントを確認し、より多くの得点をもらえるように対策しましょう。

採点基準
【タスク1の採点基準】
課題の達成度:課題の要件を満たしているか、回答に詳細な説明が含まれているか。
一貫性とまとまり:段落分けがうまくできているか、自然に接続詞が使えているか
語彙力:幅広い語彙を自然に使用できているか
文法知識と正確さ: 様々な構文を柔軟に使いこなすことができるか

 【タスク2の採点基準】
課題への回答:課題にどの程度取り組んでいるか、回答に詳細な裏づけを提示しているか
一貫性とまとまり:段落分けがうまくできているか、自然に接続詞が使えているか
語彙力:幅広い語彙を自然に使用できているか
文法知識と正確さ: 様々な構文を柔軟に使いこなすことができるか

IELTS writingで使えるフレーズ

結論で便利なフレーズ
In conclusion,
Overall,
From the information above,

タスク2で使えるフレーズ
In my opinion / In my view
I think / I believe
Moreover / furthermore
Even though / although / despite / while
Thus / therefore

IELTS writingのスコアを上げるための実践テクニック

writing実践テクニックイメージ

IELTS Writingの試験で高得点を獲得するためのテクニックは数多く存在します。
まずは、問題を正確に理解し、適切なレスポンスを計画すること。
IELTSの試験時間は限られていますので、素早く効率的に思考することが求められます。

次に、豊かな語彙を使用し、文法とスペルのエラーを避けること。
これは、受験者の英語力を示す重要な指標となります。
また、意見やアイデアを明確に表現し、適切な例を用いてそれらをサポートすることも大切です。
これらのテクニックは、論理的思考力と英語力をIELTS試験官に示すのに役立ちます。

さらに、IELTS writingにおける回答が全体的な一貫性を持っていることが重要です。
段落の構造を維持し、アイデアがスムーズにつながるように書くことで、回答した主張はより説得力を持ちます。
これらのテクニックを駆使してIELTS Writingの試験に挑むことで、高得点を獲得する可能性が大幅に高まります。

IELTSスコアアップにおすすめの講座

おすすめの講座イメージ

勉強していく中で、下記のような悩みがある方もいるでしょう。

  • 「自分の英語力が上がっているのかわからない」
  • 「わからないことを質問したい」

などと不満と不安に陥ってしまいませんか。

そんなあなたには、IELTS専用の対策講座がおすすめです。

ここからは、おすすめのIELTS対策講座を紹介していきますね。

IELTS対策講座を受けるメリット

IELTS対策講座のメリットはなんといっても「やることが決まっている」ことです。

忙しい現代、教材選びや勉強方法の模索で時間を無駄にしている暇はありませんよね。

必要な知識と技術をしっかりとしたサポートを受けながら効率的に勉強する。

これが目標達成への近道です。

講座はテキスト、問題集、模擬試験など、必要なものが全て揃っています。

先生からのフィードバックやアドバイスをもらえるので、わからない部分があっても安心。

IELTSで目標スコアを目指すとき、IELTS対策講座はあなたの強い味方になりますよ。

【バークレーハウス(BERKELEY HOUSE)】

IELTSスコアアップにおすすめの講座、一つ目はバークレーハウスです。

バークレーハウスは東京にある語学スクールで、IELTSの公式テストセンターでもあります。

このスクールではIELTS専用の講座を提供していて、プライベートレッスン・グループレッスンの2種類から選ぶことができます。

プライベートレッスンは、カリキュラムを柔軟に変えられ、講師を独占できるので短期間でもしっかり学べるメリットがあります。

講師は日本人・ネイティブを組み合わせて受講もでき、スピーキング対策にはネイティブ講師を…などと使い分けができて便利ですよ。

一方グループレッスンでは、目標のスコアに応じたクラスに入ることができ、IELTSに必要な4技能をバランスよく学べます。

リスニングとリーディング対策はIELTS8.0以上の日本人講師が担当し、講義動画視聴という形で学ぶので、何度も繰り返し動画を見ながら自分のペースで理解を深められます。

スピーキング・ライティング対策は、オンライン授業と個別の添削課題がセット。

こちらもIELTS8.0以上の日本人講師が担当するので、高品質なレッスンやフィードバックを受けられるでしょう。

この講座の受講料金は以下のとおりです。

コース料金備考
プライベート(対面/オンライン)1回2時間 26,400円(税込)〜弱点克服、テスト直前対策など幅広い目的で使えるレッスン。 入会金22,000円(税込)は別途かかる。
グループ(オンライン)4技能総合コース4週 55,000円(税込)テキスト代は別途かかる。

自分のIELTS学習の目的に応じてコースを選んでくださいね。

価格に見合ったレッスンが受けられるか不安な場合、無料体験も受けられるので、ぜひレッスンを試してから検討してみてください!

\バークレーハウスのIELTS対策講座をチェック/

【ブリティッシュカウンシル(British Council)】

IELTSスコアアップにおすすめの講座、二つ目はブリティッシュカウンシルです。

こちらはIELTSの共同運営機関で、IELTSを受験する人なら一度は名前を聞いたことがあるでしょう。

実はブリティッシュカウンシルでも、独自のIELTS講座「IELTS試験対策コース」を開講しているのです。

レベル別に分かれたクラス(グループレッスン)で4技能を楽しく効率的に学べ、さらに本番に向けた模擬試験にもチャレンジできます。

また、講師が一人一人にフィードバックをくれるのも嬉しいポイント。自分がどれだけの学習進捗なのか、的確に教えてもらえますよ。

この講座の受講料金は以下のとおりです。

コース料金備考
グループ(中級、中級上、上級)158,400円(税込)/週3時間・12週間  ブリティッシュカウンシルで初めて英語コースを受講する場合、入学金27,500円(税込)は別途かかる

こちらは東京(飯田橋)で開講されるコースです。

お近くの方・対面の方がやる気が出るという方は、ぜひチェックしてみてください。

個別の無料受講説明会や英語力診断もしてくれます。

ブリティッシュカウンシルのIELTS対策講座をチェック

【リバティ(Liberty English Academy)】

IELTSスコアアップにおすすめの講座、最後にご紹介するのはリバティです。

授業の特徴は、日本では唯一リバティだけで教えられる「グラマーテーブル」という英語本来のルールを使って行われること。

今までバラバラだった英語の知識を体系的に学ぶことができるので、ある程度英語の勉強をしてきた人には特におすすめです。

リバティの「IELTS対策コース」は、多くの海外大学に進学可能なスコア「IELTS7.0」超えの生徒を多数輩出している確かな実績がある講座です。

また、単にIELTSの目標スコア達成だけでなく、ネイティブでも到達が難しい高いレベルの英語力が習得できます。

この講座の受講料金は以下のとおりです。

コース料金備考
ショート(受講回数24回)13,200円(税込)/回入会金55,000(税込)は別途かかる。 1回の受講時間は90分。  
ベーシック(受講回数48回)11,000円(税込)/回入会金55,000(税込)は別途かかる。 1回の受講時間は90分。
アドバンス(受講回数72回)10,780円(税込)/回入会金55,000(税込)は別途かかる。 1回の受講時間は90分。

リバティでは無料カウンセリングが受けられるため、授業の内容や活用方法など疑問や不安は気軽に解消できますよ。

無理な勧誘はないので、気になる方はぜひお問合せを!

リバティのIELTS対策講座をチェック

まとめ

IELTS高得点を取ったイメージ

今回は、IELTSのWritingで高得点を取るコツを解説しました。

タスク1とタスク2のそれぞれで勉強方法が違うので、何度も読んでコツをつかんでください。

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