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投稿日:2024年7月19日 | 更新日:2024年07月19日
ソムリエ資格の取得を目指すなら、スクールを活用しましょう。
なかにはオンライン講座を提供しているケースもあるため、時間が取れない人や遠方に住んでいる人でも受講できます。
しかし、スクールを活用したことがない人だと、
「スクールごとにどんな特徴があるのか」
「選ぶ際のポイントはあるのか」
など様々な疑問があるでしょう。
そこで本記事では、ソムリエ向けのおすすめスクールと選び方について解説します。
ソムリエを目指す人は、ぜひ最後まで読んで参考にしてくださいね。
ワインソムリエ資格とは?
ワインソムリエ資格は、日本ソムリエ協会が認定する資格で、ワインや食に関する知識・テイスティング能力を証明できます。
ワインソムリエはお酒関連の資格のなかでも知名度が高く、取得できればワイン業界や飲食業界から高い評価が得られるでしょう。
ただし、ワインソムリエの試験は難易度が高く、独学での対策は困難です。
本気で取得を目指したい人は、試験対策ができるワインスクールを検討しましょう。
おすすめのソムリエスクール5選は?
ソムリエを目指す人におすすめのスクールは、次の5つです。
・アカデミー・デュ・ヴァン
・井上塾
・レコール・デュ・ヴァン
・高円寺ワインスクール
・ポケットワインスクール
スクールごとに特徴があるため、1つずつ確認しましょう。
また、ワインスクールは東京で開講しているケースが多く、遠方の人は通学が困難といえます。
その場合は、通信講座を提供しているワインスクールがおすすめです。
アカデミー・デュ・ヴァン
アカデミー・デュ・ヴァンは、ソムリエやワインエキスパートの対策コースで実績のあるワインスクールです。
指導実績が豊富な講師が多数在籍しており、ソムリエ試験合格者の4人に1人以上がアカデミー・デュ・ヴァンの受講生です。
現役のソムリエや難関のエクセレンス資格の取得者が講師なので、自身のスキルアップも期待できます。
教室は東京のみですが、オンラインコースがあるため、通学が難しい人でも受講が可能です。
ワインスクールを活用してソムリエを目指す人は、始めにアカデミー・デュ・ヴァンを検討しましょう。
また、アカデミー・デュ・ヴァンは無料体験を実施しているので、教室の雰囲気や講義内容を知りたい人はぜひ参加しましょう。
井上塾
井上塾は、これまでに1,000人以上のソムリエとワインエキスパートの合格実績があるワインスクールです。
井上塾の特徴は、教室の設置数が多いことです。
東京・大阪・名古屋・福岡・京都・仙台・大分で開講しており、通学がしやすいワインスクールといえるでしょう。
また、オンラインでの受講もできるため、上記エリア以外でも受講可能です。
日本トップレベルの講師も在籍しており、合格率も例年70%以上となっています。
ソムリエ資格の取得を目指すなら、井上塾を検討しましょう。
井上塾でも無料体験説明会が実施されているので、興味がある人はぜひ参加することがおすすめです。
レコール・デュ・ヴァン
レコール・デュ・ヴァンには指導実績が豊富な講師が在籍しており、大企業からも信頼されているワインスクールです。
サポート体制やサービス内容が充実しており、事務局によるカウンセリングやWeb問題集の活用・SNSを活用した受験サポートがあります。
さらに、クラス会が実施されており、講師や他の受講生とも交流ができるので、勉強仲間が作りやすく、モチベーションを維持しやすいでしょう。
レコール・デュ・ヴァンは試験対策以外のコースも開講されており、多彩なカリキュラムも魅力の1つといえます。
また、オンラインでも講義が可能なため、忙しい人や遠方の人でも受講できます。
気になる人は無料体験に参加して、教室の雰囲気や講義内容を確認しましょう。
高円寺ワインスクール
高円寺ワインスクールは、高円寺駅から徒歩5分以内の場所で開講しているワインスクールです。
高円寺ワインスクールは、1クラス10人と少人数制で講義を開講しています。
そのため、講師との距離が近く、疑問点などをすぐに質問できるでしょう。
さらに、通学制のなかでは、受講料が安めで、リーズナブルに講義が受けられます。
高円寺ワインスクールは、近い距離で講師に指導してほしい人におすすめです。
ただし、高円寺ワインスクールは通信講座の提供がなく、開講場所も東京のみなので、遠方に住んでいる人は他のワインスクールも検討しましょう。
ポケットワインスクール
ポケットワインスクールは、少人数制のワインスクールです。
1クラスの人数は最大で6名であり、近い距離で講師の指導が受けられます。
少人数ならではの細かな指導に加え、オリジナルテキストやテイスティング能力を高める講義などカリキュラムも充実している点が特徴です。
そのため、ソムリエとワインエキスパートの合格率は90%以上と高い実績があります。
また、定期的に懇親会を開催しており、講師や他の受講生とも交流ができる点も大きな魅力です。
さらに、仕事の都合で受講できなくても、振替補講があるため忙しい社会人でも受講がしやすいでしょう。
近い距離で親身に指導してほしい人は、ポケットワインスクールがおすすめです。
ソムリエスクールを選ぶ際のポイント3つは?
ワインスクリーンを選ぶ際のポイントは、次の3つです。
・対策講座が開講されているか
・主催者はどんな人か
・通学かオンラインか
ワインスクールごとに主催者や受講スタイルが異なるため、自分に合ったスクールを選ぶ必要があります。
なかには、ソムリエ試験の対策コースが開講されていないスクールもあり、事前の確認が必要です。
対策講座が開講されているか
ソムリエを目指す人は、対策コースが開講されているスクールを選びましょう。
ワインスクールには様々なコースが設置されており、ソムリエを目指す人以外のためにも講座が提供されています。
そのため、必ずしもソムリエ対策コースが開講されているとは限りません。
また、対策コースもスクールによって内容が異なるため、事前に確認が必要です。
対策コースを選ぶ際は、講座の内容や自身のレベルなどを踏まえて選ぶとよいでしょう。
スクールの主催者を確認する
誰が主催しているかも、ワインスクール選びのポイントです。
ワインスクールの主催者は、個人や有名ソムリエ、レストラン、ホテルなど様々であり、主催者によって講座内容や雰囲気が異なります。
特に、ソムリエ試験に合格したい人は、有名ソムリエが主催するワインスクールがおすすめです。
実際にソムリエ試験に合格したプロからワインの知識やテイスティングスキルを学べるので、試験合格だけでなく、現場で活かしたい人にもぴったりです。
ワインスクールを選ぶ際は、主催者にも注目しましょう。
ただし、大手のスクールとは違い少人数制で開講しているケースが多く、満席になりやすいため、早めに予約しましょう。
受講スタイルで選ぶ
ワインスクールを選ぶ際は、受講スタイルを確認しましょう。
受講スタイルには通学とオンラインの2種類があり、受講前にそれぞれの特徴を理解しておく必要があります。
また、同じスクールでも、講師によって講義の方法や教え方が異なるケースもあります。
人によって向いている受講スタイルは異なるので、自分に合ったスクールで学習することがおすすめです。
なかには無料体験を実施しているスクールがあるため、興味をもっている人はぜひ参加しましょう。
ソムリエスクールの受講スタイル
ワインスクールの受講スタイルは、通学とオンラインの2つです。
それぞれ特徴があるため、自分の合ったスタイルで受講しましょう。
通学スタイル
通学は、ワインスクールが設置している教室で受講するスタイルです。
通学に向いている人は、次の通りです。
・プロの講師から直接指導を受けたい人
・まとまった時間が作れる人
・勉強仲間を作りたい人
メリット
通学の大きなメリットは、プロの講師から直接指導が受けられる点です。
通学ではプロの講師と距離が近く、疑問点があればすぐに質問が可能なため、効率よく学習ができます。
さらに、通学では、自分以外にもソムリエを目指している仲間がいるので、モチベーションを維持しやすく、お互いに励まし合いながら試験に向けた勉強が可能です。
デメリット
通学の場合、決まった時間帯で講義を実施されるため、忙しい社会人だとスケジュール管理が大変になります。
通学する際は、ある程度まとまった時間を確保しましょう。
また、通学できるスクールも限られており、場所によっては移動時間が長くなる場合もあります。
通信スタイル
オンラインは、インターネットを使ってPCやスマホなどの端末から受講するスタイルです。
オンライン学習に向いている人は、次の通りです。
・忙しくてまとまった時間が取れない人
・近くに通学できる教室がない人
・費用を安く抑えたい人
メリット
オンラインスタイルのメリットは、インターネットが使えれば時間と場所を問わずに学習できるため、忙しい社会人や近くにワインスクールがない人でも受講しやすい点です。
講義動画も繰り返し視聴ができ、苦手な部分の復習がしやすくなるでしょう。
また、通学よりも、受講費用が抑えられる点も魅力の1つといえます。
デメリット
オンラインのデメリットは、直接講師に質問ができない点です。
メールなどで質問できますが、回答まで時間がかかることもあり、疑問点がすぐに解決しづらいでしょう。
また、通信は基本的に1人で学習を進めるため、モチベーションの維持が難しいといえます。
ソムリエスクール費用
ワインスクールでかかる費用は、次の3つです。
・入会金
・テキスト代
・講座料金
ワインスクールの費用はスクールによって異なりますが、上記の3つを合わせて10〜15万円を見ておきましょう。
また、通信講座の場合は、通学よりも安く提供され、5〜10万円で受講できます。
なかには入会金やテキスト代が無料のスクールもあるため、事前に確認することがおすすめです。
ソムリエ試験概要
ここでは、ソムリエ試験の概要を解説します。
ソムリエ試験はプロ向けの試験のため、難易度は高く、入念な対策が必要です。
概要を押さえて、しっかり対策しましょう。
一次試験
一次試験は筆記試験であり、CBT方式を採用しています。
試験時間は60分で、120問に解答しなければなりません。
試験範囲は日本ソムリエ協会から送られてくる教本から出題され、世界中のワインについて幅広く問われます。
なかにはかなり難しい問題も出題されるため、しっかりと対策を行いましょう。
二次試験
二次試験は、テイスティングの実技試験です。
実際にワイン4種とワイン以外のお酒1種をテイスティングして、答案用紙に記入します。
銘柄がわからない状態でテイスティングを行い、香りや味・外観にコメントをしてブドウの産地や品種・銘柄などを選択肢から解答します。
独学では二次試験対策が困難なので、スクールを活用して対策することがおすすめです。
三次試験
三次試験は、論述試験とサービス実技です。
論述試験は三次試験ですが、二次試験と同じ日に実施されます。
20分とかなり短い制限時間のなかで、3問の課題に対してそれぞれ200字以内で回答しなければなりません。
例えば、以下のような質問があります。
「テイスティング2番のワインにおすすめする料理とその理由を説明してください。」
「ジョージアワインについて説明してください。」
サービス実技は、スムーズにお客様にワインをサーブできるかを問われる試験です。
試験官がお客様役となり、ワインを提供する際のしぐさをチェックされます。
ソムリエ試験の難易度
ソムリエ試験の合格者と合格率は、以下の通りです。
開催年 | 受験者数 | 合格者数 | 合格率 |
2022年 | 3,766 | 1,132 | 30.1% |
2021年 | 4,517 | 1,901 | 42.1% |
2020年 | 4,316 | 1,634 | 37.9% |
ソムリエの合格率は3人に1人程度であり、簡単な試験とはいえないでしょう。
試験でも、ワインに関する様々な知識やスキルが求められるため、入念な対策が必要です。
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ソムリエスクールのまとめ
ソムリエ試験の合格を目指す人は、対策コースを開講しているワインスクールを選びましょう。
なかには対策コースが開講されていないワインスクールもあり、選ぶ際に注意が必要です。
また、ワインスクールには通学とオンラインの2つあり、それぞれメリット・デメリットがあります。
通学とオンラインの特徴を押さえて、自分に合った受講スタイルを選択することがおすすめです。
ソムリエ試験はプロ向けの資格なので難易度は高めですが、スクールを活用すれば合格の可能性も高まるので、ぜひワインスクールを活用しましょう。