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投稿日:2024年7月25日 | 更新日:2024年07月25日
「IELTSに奨学金があると聞いたけれど、どのようなものなんだろう?」と疑問に思っている人はいませんか?
そこで今回は、IELTS奨学金とはどのような制度なのか、概要や受給額、応募方法などをご説明します。
さらに記事の後半では、IELTS奨学金に応募するなら受けて損はない、おすすめの講座もご紹介しますね。
※この記事は2023年10月現在の情報となっております。
IELTS奨学金とは?
早速、IELTS奨学金とはどのようなものなのか説明します。
説明する項目は、以下のとおりです。
- 奨学金制度の概要
- 奨学金の種類
- IELTS奨学金の支給額
- 受給者数
IELTS奨学金の基本的な情報をおさえてくださいね。
制度の概要
IELTS奨学金とは、ブリティッシュ・カウンシルが運営する奨学金制度。
英語では「IELTS Prize」と呼ばれます。
なお、ブリティッシュ・カウンシルは、ケンブリッジ大学英語検定機構、IDP Educationと協同でIELTS試験を運営しているイギリスの非営利団体です。
もらえるのは給付型奨学金
IELTS奨学金制度でもらえるのは、「給付型」の奨学金です。
知らない人もいるかもしれませんが、海外留学のための奨学金には、日本の大学でよくあるような返済を必要とする奨学金(貸与型)と、返済義務のない奨学金(給付型)があります。
そしてIELTS奨学金は、後者の「給付型奨学金」に該当します。
返済の必要がないのは、高額な授業料・生活費のかかる海外大学・大学院留学の大きな支えになりますよね。
支給額
ブリティッシュ・カウンシルが公表する2023年度のIELTS奨学金情報によれば、支給額は以下のとおりです。
- 5,000ポンド (1名)
- 2,000ポンド (1名)
- 1,000ポンド (1名)
参考:Make Your Mark: British Council IELTS Prize 2023|ブリティッシュ・カウンシル
1ポンドは日本円で約183円(2023年10月16日現在)なので、上記のうち1番高額な奨学金の場合はなんと約91万5,000円もらえることになります。
一方、最低金額の場合でも18万円ほどもらえます。
応募しない手はありませんね。
受給者数
気になるIELTS奨学金の受給者数は、3名です。
IELTS奨学金では、国内外で応募者を募っていて、各国3名の受給者(奨学金をもらう資格を得た人)が選出されます。
数字からもわかるとおり、かなり倍率が高いです。
IELTS奨学金への応募方法
次に、IELTS奨学金への応募方法、応募資格・条件、応募締め切りなどを確認しましょう。
なお、ここでご紹介する情報はすでに募集を終了している2023年度のものなので、翌年以降の情報は変わる可能性があります。
応募方法
まずはIELTS奨学金の応募方法をご紹介します。
以下のステップで行います。
①応募フォームの記入 | IELTS奨学金サイトより、課題エッセイを含む必要書類を提出 |
②課題動画の提出 | 1で候補者の25名に選出されたら、期日まで課題動画を提出 |
③合格者発表 | 2023年11月を予定 |
応募フォームについて
課題エッセイは500字で、お題に沿って英語で答えます。
2023年度のお題は「What have you done to support and improve your local community over the last year?」でした。
必要書類には、IELTSのスコア、顔写真、通う予定の大学の入学許可書が含まれます。
課題動画について
動画の長さは1分です。与えられたテーマに基づいたプレゼン動画を撮ります。
2023年度のテーマは「How will taking IELTS and studying abroad or locally help you make an impact on your community in the future.」でした。
応募資格・条件
次に、IELTS奨学金の応募資格・条件をご紹介します。
以下の条件を満たしていれば、応募可能です。
- 18歳以上
- 日本居住者
- 入学審査にIELTSを必要とする海外大学または大学院に出願
- IELTSオーバーオールスコアで5.5以上を保持
- ブリティッシュ・カウンシルのIELTSアンバサダーになる意志がある
- 指定期日までに留学先の大学の入学許可書を提出可能
- 2023年1月〜2024年3月までに学部課程または大学院課程を開始する
上記にもあるとおり、この奨学金の応募資格を得るには「奨学金応募時点」で「IELTS5.5」以上を取得している必要があるというのがポイントです。
また、入学許可書とは、海外大学・大学院に出願後に入学を承認されるともらえる手紙です。
応募締切
IELTS奨学金の応募締切は年度ごとに異なりますが、2023年度は2023年9月15日23時59分(BST)まででした。
来年以降の締切は、ブリティッシュ・カウンシルのIELTS奨学金公式ウェブサイトをご確認ください。
例年の流れだと、大体同じ時期が締切になるので覚えておくとよいでしょう。
IELTS奨学金をもらう前に勉強してスコアを上げよう
前述のとおり、IELTS奨学金をもらうためには、IELTSスコアが5.5以上ないといけません。
初心者が初受験で5.5を取るのはなかなか難しいので、できるだけ早めに勉強を開始してスコアを上げましょう。
IELTS講座を使って効果的に勉強しよう
スコアを上げると言っても、独学で闇雲にやるのは効率的ではありません。
そこでおすすめしたいのが、IELTSの対策講座で勉強することです。
講座なら、プロの助けを借りながら無駄なくしっかりと学べるからです。
IELTSの講師は多くのIELTS受験者をサポートしてきた実績があり、日本人の苦手な分野や、効果的なスコアの上げ方を熟知していますよ。
頼れるものはなんでも頼り、素早く目標スコアを達成してIELTS奨学金に応募しましょう。
なお仮にIELTS奨学金をもらえないとしても、高いスコアを取っておけば、海外大学に入学してから「英語が難しすぎて授業についていけない」と困る心配がなくなります。
【リバティ(Liberty English Academy)】
IELTSスコアアップにオススメの講座、最後にご紹介するのはリバティです。
授業の特徴は、日本では唯一リバティだけで教えられる「グラマーテーブル」という英語本来のルールを使って行われること。
今までバラバラだった英語の知識を体系的に学ぶことができるので、ある程度英語の勉強をしてきた人には特にオススメです。
リバティの「IELTS対策コース」は、多くの海外大学に進学可能なスコア「IELTS7.0」超えの生徒を多数輩出している確かな実績がある講座です。
また、単にIELTSの目標スコア達成だけでなく、ネイティブでも到達が難しい高いレベルの英語力が習得できます。
この講座の受講料金は以下のとおりです。
IELTSコース | 料金 | 備考 |
ショート(受講回数24回) | 13,200円(税込)/回 | 入会金55,000(税込)は別途かかる。 1回の受講時間は90分。 |
ベーシック(受講回数48回) | 11,000円(税込)/回 | 入会金55,000(税込)は別途かかる。 1回の受講時間は90分。 |
アドバンス(受講回数72回) | 10,780円(税込)/回 | 入会金55,000(税込)は別途かかる。 1回の受講時間は90分。 |
リバティでは無料カウンセリングが受けられるため、授業の内容や活用方法など疑問や不安は気軽に解消できますよ。
無理な勧誘はないので、気になる方はぜひお問合せを!
\最短で英語の学習をするなら「リバティ」がおすすめ!/
【バークレーハウス(BERKELEY HOUSE)】
IELTSスコアアップにオススメの講座、一つ目はバークレーハウスです。
バークレーハウスは東京にある語学スクールで、IELTSの公式テストセンターでもあります。
このスクールにはIELTS専用の講座があり、プライベートレッスン・グループレッスンの2種類から選ぶことができます。
プライベートレッスンは、カリキュラムを柔軟に変えられ、講師を独占できるので短期間でもしっかり勉強できます。
講師は日本人・ネイティブを組み合わせて受講でき、スピーキング対策にはネイティブ講師を…などと使い分けができて便利ですよ。
一方IELTSのグループレッスンでは、目標のスコアに応じたクラスに入ることができ、IELTSに必要な4技能をバランスよく学べます。
リスニングとリーディング対策はIELTS8.0以上の日本人講師が担当し、講義動画視聴という形で学ぶので、何度も繰り返し動画を見ながら自分のペースで理解を深められます。
スピーキング・ライティング対策は、オンライン授業と個別の添削課題がセット。
こちらもIELTS8.0以上の日本人講師が担当するので、高品質なレッスンやフィードバックを受けられるでしょう。
この講座の受講料金は以下のとおりです。
IELTSコース | 料金 | 備考 |
プライベート(対面/オンライン) | 1回2時間 26,400円(税込)〜 | 弱点克服、テスト直前対策など幅広い目的で使えるレッスン。 入会金22,000円(税込)は別途かかる。 |
グループ(オンライン)4技能総合コース | 4週 55,000円(税込) | テキスト代は別途かかる。 |
自分のIELTS学習の目的に応じてコースを選んでくださいね。
価格に見合ったレッスンが受けられるか不安な場合、無料体験も受けられるので、ぜひレッスンを試してから検討してみてください!
【ブリティッシュカウンシル(British Council)】
IELTSスコアアップにオススメの講座、二つ目はブリティッシュカウンシルです。
こちらは今回何度も名前が出ているIELTSの共同運営機関で、IELTSを受験する人なら一度は名前を聞いたことがあるでしょう。
実はブリティッシュカウンシルでも、独自のIELTS講座「IELTS試験対策コース」を開講しているのです。
レベル別に分かれたクラス(グループレッスン)で4技能を楽しく効率的に学べ、さらに本番に向けた模擬試験にもチャレンジできます。
また、講師が一人一人にフィードバックをくれるのも嬉しいポイント。
自分がどれだけの学習進捗なのか、的確に教えてもらえますよ。
この講座の受講料金は以下のとおりです。
IELTSコース | 料金 | 備考 |
グループ(中級、中級上、上級) | 158,400円(税込)/週3時間・12週間 | ブリティッシュカウンシルで初めて英語コースを受講する場合、入学金27,500円(税込)は別途かかる |
こちらは東京(飯田橋)で開講されるコースです。
お近くの方・対面の方がやる気が出るという方は、ぜひチェックしてみてください。
個別の無料受講説明会や英語力診断もしてくれます。
ブリティッシュカウンシル(British Council)公式サイトはこちら
IELTS奨学金は倍率が高い!しっかり勉強しよう
今回は、IELTS奨学金についての概要や応募方法などをご紹介しました。
終わりに、奨学金の情報を再度確認しましょう。
IELTS奨学金制度まとめ
IELTS奨学金(IELTS Prize) | ブリティッシュ・カウンシルが運営する奨学金制度 |
奨学金のタイプ | 給付型の奨学金なので返済はいらない |
奨学金の支給額 | 5,000ポンド(約91万5,000円)〜1,000ポンド(約18万円) |
奨学金の受給者数 | 3名 |
応募方法 | 応募フォームを提出 |
応募資格 | 複数あるが海外大学・大学院への留学予定者が対象、IELTS5.5以上 |
応募締切 | 例年9月中旬ころ |
IELTSの特色は「給付型」の奨学金です。
海外留学のための奨学金には、日本の大学でよくあるような返済を必要とする奨学金(貸与型)と、返済義務のない奨学金(給付型)があります。
返済の必要がないのは、高額な授業料・生活費のかかる海外大学・大学院留学の大きな支えになりますよね。
IELTS奨学金は、倍率がとても高い奨学金です。
それでも、もしも奨学金を受給できれば留学生活が楽になるのは間違いなし。
よって、奨学金申込前にIELTSスコアを5.5以上にして、チャンスを掴みましょう!
また、仮に奨学金を受給できなくても、IELTSの勉強は海外大学・大学院生活の役に立ちます。
今回紹介したようなIELTS講座も利用しながらスコアを上げて、海外留学の準備を始めましょう!