投稿日：2024年8月14日 | 更新日：2024年08月14日

IELTSを独学で勉強しようと思う人もいるかもしれません。

しかし、実際のところそれは可能なのでしょうか？

また、どうやって勉強するのが良いのでしょう？

今回は、そんなIELTSに関する以下の情報をまとめます。

• IELTS独学の可否
• 独学する場合の勉強法
• オススメの講座

これから勉強を始める人はぜひ参考にしてくださいね。

IELTS独学は可能？

IELTS独学は可能なのでしょうか？

IELTS独学は可能

結論を言うと、IELTS独学は可能です。

実際に、語学学校に通ったり講座を受けずに、独学で頑張っている人もいます。

目標スコア達成までの時間

それでは独学の場合、目標のIELTSスコア達成までの時間はどのくらいかかるのでしょう？

人にもよりますが、IELTSのスコアを0.5上げるためにはおよそ100〜300時間の勉強が必要と言われています。

例えば、平日は一日2時間、土日に合計10時間勉強し週20時間を確保するとしたら、

• 100÷20時間＝5週間
• 300÷20時間＝15週間

となるため、およそ1ヶ月強〜4ヶ月弱かかるでしょう。

独学に必要な時間は個人差が大きく、勉強法が間違っていたり、自分には合っていない場合、無駄な時間を費やすことにもなりかねません。

そこで次のセクションで、IELTSの基本的な独学勉強法をご紹介するので、参考にしてくださいね。

【IELTS独学】基本的な勉強法・対策

IELTS独学をしたい人やIELTS初心者に向けて、基本的な勉強法・対策をご紹介します。

IELTSの4技能をバランスよく勉強する

IELTS独学…何から始めるべきかわからないなら、英語の4技能をバランスよく勉強することから始めましょう。

IELTSには、以下の4つのセクションがあります。

1. ライティング
2. リーディング
3. リスニング
4. スピーキング

初心者であれば、まずはこの英語の4技能を満遍なく勉強しましょう。

なお、慣れてきて自分の弱点がわかってきたら、苦手分野を中心に勉強すると効率が良いです。

これからIELTSの各技能ごとに、独学法をご紹介します。

ライティングの勉強法・対策

まず、IELTSのライティング勉強法・対策について説明します。

IELTSライティングのコツを知る

最初にIELTSのライティングはどう解くべきか、コツを知りましょう。

コツを知るには、IELTSライティング対策用の本や参考書を読むのが1番です。

下記IELTSのライティング対策には下記テキストがおすすめです。

解説を読み、ライティングのコツを確認しましょう。

模範解答を模写するのも効果的です。

問題に慣れる

次のライティング勉強法は問題に慣れること。IELTSのライティングは、たくさんの問題を解いて慣れることが重要です。

最初に学んだライティングのコツを参考に、演習問題をたくさん解いてください。

ネイティブに見てもらう

IELTSライティング初心者は、英語ネイティブに見てもらうのも有効な方法。

ライティングで文法や表現がおかしいところを指摘してもらいましょう。

日本人の英語の先生でも良いです。

IELTSライティングの添削サービスを受けるのもいい方法ですね。

リーディングの勉強法・対策

次に、IELTSのリーディング勉強法・対策について説明します。

IELTSのリーディングでは、社会、歴史、科学、伝記、自然、技術、地理などさまざまな分野の学術的な文章を読んで問題に答えます。

多読・精読

リーディングでオススメの勉強は、たくさんの英文を読むこと。

英文は、IELTSのリーディング問題、英語ニュース、英語雑誌などで、レベルとして7割ほど理解できるものを選ぶのがオススメです（難しすぎると勉強が進まない）。

またその際に、単語・文章の意味や構造を理解しながらじっくり読む「精読」もするとより効果的です。

この読み方で多くの英文を読み続ければ、徐々にリーディングスピードも上がりますよ。

多読・精読にオススメのテキストは、CNN English Expressです。

下記IELTSのリーディング対策には下記テキストがおすすめです。

この雑誌は、CNNで扱っているニュースを、英語学習者のために特別編集しています。

英語の専門家の解説つきで、ニュース音声も聞けるため、リスニング向上も叶います。

英語を英語で理解する

リーディングの勉強で次に重要なのは、英語を英語で理解すること。

IELTSで扱われる英文は高度なものであり、読んだ内容を毎回日本語に翻訳し、理解するという方法では、テスト時間がどれだけあっても足りません。

そのため、英語を英語で理解するスキルを養うことが不可欠です。

ある程度の語彙力を身につけたら、英英辞書を活用し、文章を読むトレーニングを行いましょう。

分からない単語が出てきたら、その単語を簡潔な言葉で説明したり、周囲の文脈から推測して読み進めることも非常に効果的です。

先読みをする

IELTSのリーディング勉強では、問題文を先読みすることもお忘れなく。

問題文を読んでおけば、どの部分に注意を払って聴くべきか、重要なキーワードは何かなどがある程度理解できます。

無計画に問題に取り組むよりも、効率的に問題を解けます。

ですので、勉強中はぜひ毎回実践してみてください。

リスニングの勉強法・対策

次に、IELTSのリスニング勉強法・対策について説明します。

IELTSのリスニングセクションは、4つのパートから成り立っており、日常的な会話や学術的なトピック、講義など、幅広い分野の話題を聴き取る内容です。

語彙力を上げる

リスニング勉強のポイントは、まず語彙力を上げること。

必要な英単語を知らなければ、音声も理解できません。英単語の学習と発音は関連しています。

耳を慣らす

次の勉強法は、リスニング音声に耳を慣らすこと。

IELTSでは、ネイティブスピードの英語を聞き取ります。

使われるのはイギリス英語なので、アメリカ英語に慣れている人には違和感があるかもしれません。

よって毎日、IELTSのリスニング問題やBBC（イギリス）のニュース、ポッドキャストなど、様々な英語音声を聞いて耳を慣らすことが重要です。

先読みをする

IELTSのリスニング勉強では、リーディングと同じで、問題文の先読みをするのも重要です。

問題音声が始まる前に、問題文を読む時間があるので、内容を把握し、質問の内容を予測しておきましょう。

本番だけでなく、勉強中から実践してください。

メモを取る癖をつけておく

次の勉強法は、メモを取る癖をつけておくこと。IELTSでは、試験中にメモを取ることが認められています。

そのため、学習中に関連する単語や数字などをメモに取る習慣をつけましょう。

メモは試験結果に影響しないので、日本語で書いても構いません。

スピーキングの勉強法・対策

最後に、IELTSのスピーキング勉強法・対策について説明します。

自己紹介の練習

IELTSのスピーキングテストでは、必ず英語での自己紹介が求められます。

仕事や学校、出身地、趣味などについて簡潔な原稿を作り、読まずにスムーズに話せるように何度も練習すると良いです。

また、原稿を完璧に覚えるのではなく、ポイントを抑えて自由に話すことが重要です。

暗記していると試験官にバレやすいからです。

さまざまなトピックに対する意見をまとめる

IELTSスピーキングの対策として、テキストを使用してさまざまなトピックについて意見をまとめます。

模範解答を参考にしてノートやメモアプリにまとめ、それを見ずに制限時間内で話す練習をします。

また、IELTSに限らず広範なトピックについて勉強し、日頃から意見を述べる練習をするのも効果的です。

（意見を言うのが苦手な日本人は多いため）

高度な文法や語彙を使う

IELTSスピーキング勉強時は、高度な文法や語彙を使うように意識しましょう。

それがスピーキングでの高得点獲得につながるからです。

そのためには日常的に英単語や表現を勉強することが必要です。

ただし、IELTS初心者やIELTSのスコアが低い段階では無理をしすぎず、自分の意見を分かりやすく伝えることに集中することも大切ですよ。

難しい英語を使おうとすると、スムーズに話せない恐れがあるからです。

模擬面接をする

IELTSスピーキングの勉強時は、模擬面接をしましょう。

IELTSテスト本番では緊張してしまい、集中力を失うことがあるからです。

友人やネイティブの先生に面接官役をしてもらい、英語を話すことに慣れておき、緊張感を和らげましょう。

IELTSの独学が大変なら講座を活用しよう

ここまではIELTSの独学方法をご紹介しましたが、正直独学は大変と思った人もいるのでは？

そんな人にオススメしたいのは、IELTSの対策講座で勉強することです。

独学するのもいいのですが、以下のような悩みにぶつかることもありますよね。

• IELTSを独学してみたが思うようにスコアが上がらない…
• 次のIELTS試験まであまり時間がない
• ライティングやスピーキングの勉強法が合ってるかわからない

このような悩みがあるなら、IELTSのプロが教えてくれる講座を受講するのが効率的です。

IELTSの講師陣は多数のIELTS受験者をサポートしてきた実績があり、スコアを上げるために学習者が何を勉強すべきか熟知しているからです。

講座や講師の力で、最短で目標スコアを達成しましょう。

【バークレーハウス（BERKELEY HOUSE）】

IELTSスコアアップにオススメの対策講座、一つ目はバークレーハウスです。

バークレーハウスは東京にある語学スクールで、IELTSの公式テストセンターでもあります。

このスクールにはIELTS専用の講座があり、プライベートレッスン・グループレッスンの2種類から選ぶことができます。

プライベートレッスンは、カリキュラムを柔軟に変えられ、講師を独占できるので短期間でもしっかり勉強できます。

講師は日本人・ネイティブを組み合わせて受講でき、スピーキング対策にはネイティブ講師を…などと使い分けができて便利ですよ。

一方IELTSのグループレッスンでは、目標のスコアに応じたクラスに入ることができ、IELTSに必要な4技能をバランスよく学べます。

リスニングとリーディング対策はIELTS8.0以上の日本人講師が担当し、講義動画視聴という形で学ぶので、何度も繰り返し動画を見ながら自分のペースで理解を深められます。

スピーキング・ライティング対策は、オンライン授業と個別の添削課題がセット。

こちらもIELTS8.0以上の日本人講師が担当するので、高品質なレッスンやフィードバックを受けられるでしょう。

このIELTS対策講座の受講料金は以下のとおりです。

自分のIELTS学習の目的に応じてコースを選んでくださいね。

価格に見合ったレッスンが受けられるか不安な場合、無料体験も受けられるので、ぜひレッスンを試してから検討してみてください！

【ブリティッシュカウンシル（British Council）】

IELTSスコアアップにオススメの対策講座、二つ目はブリティッシュカウンシルです。

こちらはIELTSの共同運営機関で、IELTSを受験する人なら一度は名前を聞いたことがあるでしょう。

実はブリティッシュカウンシルでも、独自のIELTS講座「IELTS試験対策コース」を開講しているのです。

レベル別に分かれたクラス（グループレッスン）で4技能を楽しく効率的に学べ、さらに本番に向けた模擬試験にもチャレンジできます。

また、講師が一人一人にフィードバックをくれるのも嬉しいポイント。自分がどれだけの学習進捗なのか、的確に教えてもらえますよ。

このIELTS対策講座の受講料金は以下のとおりです。

こちらは東京（飯田橋）で開講されるコースです。

お近くの方・対面の方がやる気が出るという方は、ぜひチェックしてみてください。

個別の無料受講説明会や英語力診断もしてくれます。

ブリティッシュカウンシル公式サイト

【リバティ（Liberty English Academy）】

IELTSスコアアップにオススメの対策講座、最後にご紹介するのはリバティです。

授業の特徴は、日本では唯一リバティだけで教えられる「グラマーテーブル」という英語本来のルールを使って行われること。

今までバラバラだった英語の知識を体系的に学ぶことができるので、ある程度英語の勉強をしてきた人には特にオススメです。

リバティの「IELTS対策コース」は、多くの海外大学に進学可能なスコア「IELTS7.0」超えの生徒を多数輩出している確かな実績がある講座です。

また、単にIELTSの目標スコア達成だけでなく、ネイティブでも到達が難しい高いレベルの英語力が習得できます。

このIELTS対策講座の受講料金は以下のとおりです。

リバティでは無料カウンセリングが受けられるため、授業の内容や活用方法など疑問や不安は気軽に解消できますよ。

無理な勧誘はないので、気になる方はぜひお問合せを！

リバティ公式サイト

正しいIELTSの独学・勉強法で目標スコアを取得しよう

今回は、IELTSの独学は可能か、またどのように独学すれば良いか勉強法を解説しました。

まとめ：独学は可能

まとめとして再度結論を述べると、IELTSの独学は可能です。

目標スコアや必要な時間を見積もったら、独学をスタートさせましょう。

また、特に初心者でIELTSの独学が難しいと思った人は、ぜひ今回紹介したようなIELTS対策講座を活用してください。

いずれにしても、自分に合った勉強法で目標スコアを達成してくださいね。