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投稿日:2023年5月17日 | 更新日:2023年12月08日
「行政書士資格を生かした就職先は何があるかな?」
こうした疑問を持つ人も多いのではないでしょうか。
行政書士資格があれば、就職や転職を有利に進めることができます。
求人によっては未経験でも採用してくれるため、行政書士資格を保有するメリットは非常に大きいです。
行政書士の仕事内容を理解し、自分の強みを生かせそうな求人に応募することでキャリアを充実させることができるでしょう。
こちらの記事で、行政書士資格を活かして活躍できる就職先や求人の選び方のポイントなどを解説していきます。
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行政書士の就職先は少ない?
行政書士は価値のある資格ですが、就職先となる求人が少ない点は否めません。
まずは、行政書士の就職先が少ない理由を解説していきます。
独立開業型の資格で就職先は少ない
行政書士は、そもそも独立開業型の資格です。
資格を取得した後に個人で独立開業するケースが多いことから、一般企業のような求人は出ていません。
ある程度の規模がある行政書士事務所や法務事務所であれば求人が出ることもありますが、事務職や営業職のように常に大量の求人は出ていないのが現実です。
一般企業では行政書士として働けない
行政書士として仕事をするためには、各都道府県の行政書士会に登録しなければなりません。
行政書士会に登録するためには、以下のいずれかに該当する必要があります。
- 個人開業
- 行政書士法人の社員
- 行政書士の使用人
- 行政書士法人の使用人
つまり、一般企業では社員として行政書士の業務を行うことはできません。
このように、行政書士として働ける勤務先が限られている点も、求人が少ない理由と言えるでしょう。
行政書士資格を活かせる就職先とは?
行政書士という職種の求人は多くありませんが、行政書士資格を活かせる就職先は存在します。
一般企業の法務、行政書士法人・行政書士事務所、法律事務所、コンサルタント会社、または独立開業をするという選択肢が挙げられます。
以下で、詳しく紹介していきます。
一般企業の法務
行政書士としての仕事をこなすことはできませんが、法務の部署では法律知識を持つ社員のニーズが高いことから一盤企業で求人を出すケースが多いです。
一般企業の営利活動において、民法や商法が関わってくるケースは非常に多いです。
他にも、許認可や入札についての書類の作成・提出する際には行政書士資格を持っている社員が重宝されます。
具体的には、
- 建設会社
- 不動産会社
- 衛生関係企業
などの会社では、官公署での手続きに精通している行政書士が活躍できるでしょう。
また、近年は企業のコンプライアンス意識が高まっていることから、法律に詳しい行政書士を関係する企業も増えています。
行政書士法人・行政書士事務所
行政書士の就職先で、真っ先にイメージされるのは行政書士法人・行政書士事務所です。
行政書士事務所は個人経営が多いため、頻繁に求人が出ていません。
しかし、行政書士法人・行政書士事務所は行政書士としての業務を専門的に行っているため、資格を生かしやすい就職先と言えるでしょう。
行政書士としての経験を積み、スキルを高めたい場合におすすめの就職先です。
法律事務所
法律事務所・弁護士事務所も、行政書士資格を取得していると有利です。
行政書士は弁護士の業務はできないため、弁護士のサポートを行うパラリーガル(法律事務員)として勤務します。
弁護士の指示を受け、関係法令や判例の調査を行い、契約書を始めとした各種法律文書の作成業務などが具体的な仕事内容となります。
行政書士の勉強を通じて、法律用語や法律に関する知識が習得できているため、法律事務所・弁護士事務所でも活躍できるでしょう。
コンサルタント会社
行政書士は、官公署に提出する書類の作成や提出代行の他にも、企業の設立にも関わることがあります。
また、日本では少子高齢化が進んていることから、相続や遺言に関するニーズが高まっていくことが予測できます。
行政書士の独占業務に加えて、企業経営や相続関連の知識を習得し、コンサルティング会社で活躍することも可能です。
法務に関する十分な知識があれば、経営者や個人の顧客が抱えている問題を解決するためのサポートができるでしょう。
独立開業する
就職とは異なりますが、独立開業することも有力な選択肢となります。
独立開業すれば、働き方や仕事量をすべて自分で調節できるようになるため、自由な働き方を求めている人におすすめです。
資格取得後、すぐに独立開業するか行政書士事務所などで実務経験を積んでから独立開業するかは、個人の価値観次第です。
そもそも、行政書士は独立開業を前提としている資格なので、独立開業は常に選択肢の一つとして持っておくと良いでしょう。
行政書士資格を活かしてアピールする方法とは?
行政書士として就職するためには、アピールすることが大切です。
以下で、行政書士資格を活かしてアピールして、就職を有利に進める方法を紹介していきます。
自分の得意分野を明確にする
行政書士の業務範囲は、非常に広範に渡ります。
官公署に提出する書類の作成、提出代行や様々な法律に関する相談を行うため、取り扱うことができる書類の数は10,000種類を超えます。
そのため行政書士事務所の中には、特定の分野に特化した業務を行っているところが多いです。
その中でも自分の得意分野を明確にして、活かせる求人に応募すると就職しやすくなるでしょう。
行政書士の仕事を理解する
行政書士がどのような資格で、どのような仕事内容を行えるのか、しっかり理解することも大切です。
行政書士の強みが社会や就職先に対してどのような価値をもたらすのか、自分の言葉で説明できるようにしましょう。
単に「資格が欲しかったから」という理由では志望動機としては弱く、魅力的なアピールにはなりません。
業務が未経験でも、行政書士の仕事内容と、自分の強みをリンクさせた上でアピールすると、採用選考を有利に進めることができます。
自分を採用するメリットを伝える
採用選考の過程においては、ほぼ必ず面接があります。
面接で志望動機や自己PRを伝えることに躍起になってしまう人は多いですが、「自分を採用するメリットを伝える」ことも意識しましょう。
「自分には○○の強みがあるため、御社に○○のような形で活躍できる」のように、具体的に伝えることが大切です。
未経験でも行政書士の仕事がしっかりと伝えることが、就職・転職活動を有利に進める上で大切なポイントになります。
履歴書・職務経歴書はしっかりと書く
履歴書や職務経歴書を書くことも、採用選考の過程でほぼ必須です。
履歴書や職務経歴書は面接前に提出するケースが多く、求人者にとってこれらが「自分の第一印象」となる可能性が高いです。
面倒だからといって、履歴書や職務経歴書を適当に書いてしまうのはもったいないです。
応募書類は自分をアピールするための書類なので、
- 自分の強み
- これまでの経験
- 専門分野
などをきちんと記載しましょう。
キャリアアップを目指していることを伝える
行政書士と相性が良い資格は多いため、キャリアアップを目指している旨を伝えることも効果的です。
具体的には、社労士資格や司法書士資格の取得を目指している旨をアピールすれば、「自己啓発に積極的な人」というポジティブなイメージを与えることができます。
行政書士は法律系資格と相性が良い特徴があるため、関連資格を引き合いに出しながら「常に努力を継続できる人」という人柄をアピールする方法も実践してみると良いでしょう。
行政書士という難易度が高い資格を保有していることに加えて、人柄面でもアピールできれば、より就職・転職を有利に進められるでしょう。
行政書士の就職先を探すときのポイントとは?
気になる求人が多くある場合、どのように就職先を決めるべきか悩んでしまう人も多いのではないでしょうか。
以下で、行政書士の求人を選ぶポイントを解説していきます。
キャリア形成や将来性を意識する
行政書士として就職先を選ぶ際には、キャリア形成や将来性を意識しましょう。
将来的に独立開業を目指す場合、就職先でどのような経験を積むことができるのかが非常に重要なポイントです。
行政書士としての実務経験を積めるのはもちろん、事務所経営に関するノウハウを学ぶことができれば有意義なキャリアを積めるでしょう。
また、自分自身のキャリアプランと就職先にミスマッチがないかチェックすることも大切です。
どのような仕事内容を行うのか理解する
就職を検討している職場では、どのような仕事内容を専門的に行っているのか把握することも大切です。
自身の強みや磨きたい専門性と担当する仕事内容が異なる場合、キャリア形成に役立たないばかりか、早期の離職にもつながってしまいます。
そのため、事前にどのような仕事を行うのか把握して、自分のキャリアに良い影響があるかイメージすることが大切なポイントです。
自分の強みを生かせそうか調べる
行政書士としての就職先を探す際には、自分の強みを活かせそうか調べることも大切です。
自分の強みを活かせる業務を専門的に行っている求人であれば、得意を伸ばしながら実務経験を通じてスキルアップできます。
また、自分の強みが活かせる職場であれば心地よく働ける可能性が高いです。
せっかく難易度が高く価値ある行政書士資格を取得したのであれば、自分の強みを活かしやすい求人を選びましょう。
価値観が合う職場かどうか知る
行政書士事務所の多くは、個人経営です。
自然と職場の人間関係が濃密になるため、人間関係のストレスを抱えないためにも「自分と価値観が合う職場かどうか」を確認しましょう。
特に、就職先の所長や上司と相性が悪いと、仕事をスムーズに進められない上に人間関係とストレスを抱えてしまいます。
長く安心して働き、行政書士としてスキルアップするためにも、価値観が合う職場か調べることが大切です。
年収や福利厚生を調べる
就職する以上は、年収や福利厚生などの待遇も重要なポイントです。
年収や福利厚生が恵まれていないと、例え行政書士としてやりがいを持って働けたとしても、モチベーションが続きづらいです。
年収や福利厚生が薄い職場だと、いわゆる「やりがい搾取」をされる可能性もあるため、注意しましょう。
行政書士のおすすめ通信講座
行政書士資格の取得を目指す場合、効率よく学べる通信講座の利用がおすすめです。
以下で、特におすすめの通信講座をピックアップし、紹介していきます。
クレアールの行政書士講座
クレアールの行政書士講座は「非常識合格法」を謳っており、6割の合格ラインをクリアするために効率よく学べる点が特徴です。
- 初学者対象コース
- 学習経験者対象コース
学習コースを上記の2コースに大別しており、学習未経験の人でも経験者の人でも、それぞれのレベルに合わせて適切なコースを選択できます。
スマホ上で過去問演習や答練などの勉強をすることも可能なので、忙しい社会人の人でも隙間時間を活用して合格に必要な学力を習得できるでしょう。
クレアールでは頻繁にキャンペーンを行っており、
- 完全合格カレッジコース:74,360円
- 中級コース:55,650円
- 上級コース49,000円
キャンペーン期間中には上記の価格で受講可能です。
クレアールは受講生サポートも充実しており、何度でも無料で質問できることから、初学者の人でも安心です。
また、受講料プラス30,000円の「安心保証プラン」を選択すると、1年間受講期限が延長されて2年間の受講が可能となり、行政書士試験に合格できた場合は申し込み時に支払った安心保証料金の全額30,000円が返金されます。
受講生サポートが手厚い点は、クレアールの魅力と言えるでしょう。
アガルートの行政書士講座
アガルートの行政書士講座の強みは合格実績が非常に優れている点です。
2022年度の試験では、
- 受講生の合格率が56.17%で全国平均の4.63倍
- 296名もの合格者を輩出
という抜群の実績を誇っているため、講座選びの際に「とにかく実績を重視したい」という人におすすめです。
豊村講師は指導経験が豊富なベテラン講師で、受験生がつまずきやすいポイントを押さえた上でわかりやすく講義を行っています。
確かな合格実績と経験豊富な講師がいることから、行政書士資格の学習が未経験の人でも安心して受講できるでしょう。
受講費用は
- 「入門総合講義」:184,800円
- 「入門総合カリキュラム ライト」:228,800円
- 「入門総合カリキュラム フル」:261,800円
となっています。
また、アガルートアカデミーの講座を受講して行政書士試験に合格した場合、
- 受講料の全額返金
- 合格祝い金50,000円
上記のいずれかの特典を受けられます。
アガルートには優れた合格実績と質問対応などの充実した学習サポートが受けられる魅力があるため、難易度の高い行政書士資格を目指す際に心強い存在となるでしょう。
フォーサイトの行政書士講座
令和4年度のフォーサイト受講生の合格率は54.1%となっており、全国平均合格率の4.46倍という優れた実績を誇ります。
スタンダードなコースである「バリューセット1」の受講費用は54,800円で、直前対策講座も付いた「バリューセット2」は76,800円で受講できます。
視覚的にもわかりやすいフルカラーテキストを用いつつ、動画講を受講すれば知識を効率よくインプットできるでしょう。
フォーサイトは頻出範囲に的を絞って効率的に学習を進めるカリキュラムを組んでおり、忙しい人でも隙間時間で必要な知識を習得できます。
また、フォーサイトは「ManaBun」というスマホ学習システムを用意しており、外出先でも確認テストや単語帳など幅広い勉強機能がをこなすことが可能です。
さらに、フォーサイト独自の試みである「eライブスタディ」では、通信講座でありながらもライブで講義を受けることができます。
スタディングの行政書士講座
スタディングの行政書士講座は、高コストパフォーマンスな受講費用が強みです。
- 行政書士合格コースミニマム:34,980円
- 行政書士合格コーススタンダード:44,000円
- 行政書士合格コースコンプリート:59,400円
上記のように、安いコースだと40,000円以下で行政書士資格の勉強ができるため、コストパフォーマンスが非常に高いです。
スタディングは「机に座らなくても勉強できる」という新しい学習スタイルの講座で、スマホやタブレットで学習が完結する特徴があります。
スマホやタブレットで
- 動画講座の視聴
- 問題練習
- 過去問練習
- 記述式対策
- ノートの作成
などの勉強がこなせるため、まとまった勉強時間を確保できない人でも安心して取り組めるでしょう。
また、スタディングの講座には「AI問題復習」機能が搭載されており、復習のタイミングや確認するべき問題をAIが自動で検出してくれます。
自分は「やるべき勉強」に集中できることから、余計な手間を省ける点も魅力と言えるでしょう。
行政書士の就職先まとめ
行政書士資格を取得できれば、様々な就職先で働く選択肢が生まれます。
未経験でも行政書士事務所や一般企業の法務などに採用選考で有利になり、幅広く活躍できるメリットが期待できます。
しかし、行政書士試験は難易度が高いため、少しでも合格する可能性を高めたい人は通信講座の活用がおすすめです。
通信講座を利用すれば、忙しい人でも行政書士資格を取得でき、就職・転職を有利に進めてキャリアの可能性を広げられるでしょう。
行政書士として活躍したいと考えている人は、こちらの記事を参考しながら、自身にマッチする就職先を探してみてください。
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