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投稿日:2023年10月5日 | 更新日:2024年04月16日
この記事を監修した専門家
「TOEICを受験しようと考えているけど何がいいの?」「どのような試験なのか知りたい」
このように考えている人もいるのではないでしょうか。
本記事ではTOEICを受験しようと考えている学生・社会人の方に向けて、テストの概要、メリット・デメリット、おすすめの通信講座について紹介します。
ぜひ最後までチェックしてみてください。
※この記事は2023年9月現在の情報となっております。
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TOEICについて
TOEICとは「英語コミュニケーション能力を公平公正に評価する世界共通の基準」となるテストです。
合否ではなくスコアで評価されるので、今の自分の実力が分かり、目標設定もしやすいです。
TOEICは世界160ヵ国で実施されており、誰でも受けられます。
知識・教養としての英語ではなく、よりフォーマルでビジネスシーンにおけるコミュニケーション能力を幅広く測定するテストです。
そんなTOEICについて、詳しく見ていきましょう。
種類とメリット
TOEICには5種類のテストがあります。
以下はそれぞれの簡単な内容とメリットです。
テスト名 | 内容 | メリット(特徴) |
TOEIC® Listening & Reading Test | 「聞く」「読む」 英語力を測るテスト Listening:約45分 Reading:約75分 | ・社会人のキャリアアップ ・学生の就職活動・入学試験 ・資格取得・ボランティア参加 |
TOEIC® Speaking & Writing Tests | 「話す」「書く」 英語力を測るテスト Speaking:約20分 Writing:約60分 | ・実際のビジネスシーンを想定した問題 ・円滑なコミュニケーション能力を複数の人間で評価 ・4技能大学入試に活用 |
TOEIC® Speaking Testとは | 「話す」 英語力を測るテスト Speaking:約20分 | ・約20分でスピーキング力を正確にチェック ・英語が「話せる」証明・アピールに ・「話す」トレーニングの腕試し |
TOEIC Bridge® Listening & Reading Tests | 初心者・中級者の 「聞く」「読む」 英語力を測るテスト Listening:約25分 Reading:約35分 | ・日常生活で生きる英語で、聞く・読む能力を測定 |
TOEIC Bridge® Speaking & Writing Tests | 初心者・中級者の 「話す」「読む」 英語力を測るテスト Speaking:約15分 Writing:約37分 | ・日常生活で生きる英語で、話す・書く能力を測定 |
一番ポピュラーで、一般的にTOEICと呼ばれるのは表1番上の「TOEIC® Listening & Reading Test」です。
本記事ではこちらをTOEICと呼びます。
TOEIC® Listening & Reading Testについて
「TOEIC® Listening & Reading Test」は受験者の多いTOEICのテストで、10~990点満点のスコアで5点刻みです。
受験料は7,810円(税込)で、1ヵ月に1回~2回開催され、全国に受験会場があります。
テスト結果は「試験日から17日後にインターネットでスコア表示」→「試験日から19日後にデジタル公式認定証を発行」→「試験から30日以内に公式認定証を発送」という流れで知ることが可能です。
2022年度の平均スコアは「608点」で、毎回600点前後が平均となります。
テストは公式サイトから申し込めるので、気になる方はチェックしてみてください。
TOEICを受験するメリット
TOEICにはたくさんのメリットがあります。
1.学生・社会人の就職・転職に大きなメリット
2.キャリアアップが期待できる
3.実用的なビジネス英語が身につく
4.点数で英語力を客観的に測れる
それぞれ詳しく見ていきましょう。
1.学生・社会人の就職・転職に大きなメリット
TOEICで高得点を取ることで、就職・転職の際にアピールになるというメリットがあります。
TOEICプログラムは国内では約2,900以上の企業・団体で活用されており、学生・社会人問わず、点数を見ただけで英語能力が分かる共通指標です。
例えば「〇年で〇〇点UPさせた」という経験があれば、英語力が伝わるだけでなく、努力できるというアピールにもなります。
TOEICでどれくらい点数が取れれば良いのかは、企業によって異なりますが、以下が参考になると思います。
社員・職員に期待するTOEIC Programの平均スコア
新入社員 | 535点 |
中途社員 | 560点 |
技術部門 | 560点 |
営業部門 | 575点 |
海外部門 | 690点 |
満点まではいかずとも、人気企業を目指すなら600点以上のスコアが必要と言われています。
就職・転職の際、同じ能力のライバルがいた際にTOEICで高得点を取得していれば、差別化にもなるでしょう。
公務員試験や教員採用試験にも活用されているので、気になる方はチェックしてみてください。
2.キャリアアップが期待できる
TOEICはキャリアアップにも大きなメリットがある資格です。
昇進・昇格の要件としてTOEICを採用している企業もあります。
TOEIC Programの各テストスコアを昇進・昇格の要件としている企業は、役職に関わらず4割前後です。
参考:TOEIC公式サイト【昇進・昇格の条件】
また希望部署への配属や海外出張・海外赴任、報酬金・資格手当の基準などにもTOEICを採用している企業が多く、ビジネスには欠かせない資格になっています。
3.実用的なビジネス英語が身につく
TOEICプログラムは「知識・教養」としての英語ではなく、オフィスや日常生活におけるコミュニケーション能力を測定するテストです。
出題される問題はリアルなビジネスシーンに反った内容なので、より実用的な英語が身に付くメリットがあります。
日常生活で使う英語とは異なり、ビジネス英語なのでより難易度は上がりますが、TOEICを学習すれば、例えば日本で外国人の顧客対応する際などに役立ちます。
4.点数で英語力を客観的に測れる
TOEICのテストは一般的な資格試験と異なり、合否ではなくスコア(点数)で結果が分かるので、自分の英語力を客観的に測れるメリットがあります。
TOEICのスコア別の評価は以下の通りです。
TOEICスコア | 評価 |
860 | Non-Nativeとして 十分なコミュニケー ションができる。 |
730 | どんな状況でも適 切なコミュニケー ションができる素 地を備えている。 |
470 | 日常生活のニーズ を充足し、限定さ れた範囲内では業 務上のコミュニケ ーションができる。 |
220 | 通常会話で最低限 のコミュニケーシ ョンができる。 |
コミュニケーション ができるまでに至っ ていない |
またTOEICのスコアは5点刻みで、スコアが上がれば英語力が上がったことが実感できます。
目標スコアを設定して、定期的に試験を受けることで英語学習のモチベーション維持にも効果的です。
TOEICを受験するデメリット
TOEICにはたくさんのメリットがありますが、いくつかデメリットもあります。
1.海外への就職にはあまりメリットがない
2.日常的な英語は学べない
デメリットもしっかり理解することで、TOEICは自分に向いているのかをチェックしましょう。
1.海外への就職にはあまりメリットがない
TOEICは世界160ヵ国、約14,000の企業・教育機関で利用されているテストですが、海外ではそこまでメジャーではありません。
特に英語圏ではTOEICを知らない人も多く、せっかく満点に近いスコアを所持していても、英語力を判断してもらえない可能性があります。
日本国内では英語力の指標としてメリットの多いTOEICですが、海外への就職を考えている人は、TOEFLやIELTSなど他の英語資格を検討してみるが良いでしょう。
2.日常的な英語は学べない
TOEICのテストはビジネスシーンを想定しているので、フォーマルな表現が多いです。
日常的に使うカジュアルな英語などはあまり学べないので、「海外映画やドラマの表現を理解したい」「外国人と喋れるようになりたい」などの理由で英語を学習したいと考えている人には、TOEICは不向きでしょう。
英会話に通ったり、留学を検討したりするのが良いでしょう。
TOEICでおすすめの通信講座
独学が苦手な人のために、TOEICで点数UPにおすすめの通信講座について紹介します。
①.スタディング
②.アガルート
③.スタディサプリ
①スタディング
TOEIC対策におすすめな講座の一つ目はスタディング。
スタディングは、スマホで学べるオンライン学習ツールです。
様々な資格試験に対応していて、その中の一つが「TOEIC® TEST 対策講座」。
この対策講座には、以下の特徴があります。
- TOEIC満点講師の講義を受けることができる
- 目標スコアにあわせて学べる
- 無料のお試しもできる
順序を踏んでみていきましょう。
TOEIC満点講師の講義を受けることができる
最初の特徴は、TOEIC L&Rテスト990点、英検®®︎1級を保持する早川幸治講師の動画講義を受けることができる点。
早川講師はTOEIC L&Rの傾向を押さえ、効率的にスコアアップする方法を教えてくれるので、時間がない社会人でもしっかり学べます。
目標スコアにあわせて学べる
次の特徴は、目標スコアにあわせて学べること。
主要のコースは、600点を目指すコース・800点を目指すコースです。
どんなレベルの人でも、目標スコアに応じ必要な要素を集中して学ぶことができます。
無料のお試しもできる
講座が自分にあわなかったら嫌だと思う人もいるでしょう。
そんな人も安心です!
この講座には無料お試しのオプションがあるので、講座を体験してから購入を決められますよ。
\詳細を確認してみる/
またこの講座の詳細は、以下の記事でも解説しています!
スタディングの英語TOEIC講座の特徴とは?おすすめな理由や注意点を解説
②アガルート
TOEIC対策として次に紹介するのは「アガルートTOEIC講座」。
資格予備校のアガルートアカデミーが手がけるオンライン講座で、「第二言語習得論」のプロ寺島よしき講師が担当しています。
この講座には、以下の特徴があります。
- コスパが良い
- 英語教育のスペシャリストが指導
- TOEICだけでなく英語の勉強法も学べる
一緒に見ていきましょう!
コスパが良い
最初の特徴は、コスパの良さ。
アガルートのTOEIC講座は、類似のTOEIC講座と比べると安価な料金設定です。
提供講座は、以下のとおり。
講座名 | 価格(税込・円) |
寺島よしき講師のTOEIC®基礎英語力完成講座 | 21,780 |
寺島よしき講師の英語基礎パック | 32,780 |
TOEIC®解答スキルマスター&解答速度超スピードUP実演講座 | 10,780 |
料金の最新情報は公式webサイトをご確認ください。
約1万円〜3万円の料金設定で、英語4技能(Reading, Writing, Listening, Speaking)の基礎を固めたい人から、ハイスコアを目指す人まで、幅広いレベルの人が使える講座が揃います。
英語教育のスペシャリストが指導
紹介した中で上記2つの講座は、寺島よしき講師が担当します。
寺島講師は、予備校講師や翻訳家、大手出版社の解答作成を行うなど、英語のプロフェッショナル。
リーズナブルな料金で、質が高い授業が受けられます。
TOEICだけでなく英語の勉強法も学べる
この講座ではTOEICだけでなく、効率良く単語を学ぶ方法や正しい発音など、英語学習全般で使える内容も学べます。
TOEICにとどまらず、留学や英語力のレベルアップなどを考えている人にはピッタリの講座でしょう。
\詳細を確認してみる/
この講座の詳細は、以下の記事でも解説しています!
コスパ◎大学生・社会人必見!アガルートTOEIC講座について徹底解説
③スタディサプリ
TOEIC対策には「スタディサプリENGLISH TOEIC®L&R TEST対策コース」もおすすめです。
スタディサプリはインターネット予備校で、社会人の英語学習から受験対策まで幅広い講座を提供しています。
このTOEIC®L&R TEST対策コースには、以下の特徴があります。
演習問題が豊富
このコースには、TOEIC® L&R テスト20回分に相当する演習問題が含まれます。
繰り返し学習することで、試験本番でも落ち着いて実力を発揮できるでしょう。
カリスマ講師の授業を受けることが可能
累計80万部突破「世界一わかりやすいTOEIC® L&R TESTの授業」等のシリーズの著者である関講師の動画講義を受けることができます。
動画は1回5分で、TOEIC® L&Rの文法・単語、最新のパート別の傾向や対策を丁寧に解説。
忙しくても、スキマ時間でいつでも学習できますよ。
AIによるランク判定で問題が最適化
AIによる演習問題で、自分の苦手な問題形式がわかります。
具体的には「問題の解答結果」をもとにAIが実力判定&解答傾向を分析し「苦手な問題形式」を知らせてくれます。
結果をもとに苦手な問題を学習すれば、効率よくスコアアップできるでしょう。
この講座の詳細は、以下の記事でも解説しています!
スタディサプリENGLISH TOEIC®L&R TEST対策コースでスコアを上げよう!メリット・デメリットから、おすすめの方まで徹底解説!
TOEICは受験するメリットの大きい資格
本記事ではTOEICについて、テストの概要、メリット・デメリット、おすすめの通信講座について詳しく解説しました。
簡単に振り返っていきましょう。
TOEICを受験するメリット
1.学生・社会人の就職・転職に大きなメリット
2.キャリアアップが期待できる
3.実用的なビジネス英語が身につく
4.点数で英語力を客観的に測れる
TOEICを受験するデメリット
1.海外への就職にはあまりメリットがない
2.日常的な英語は学べない
TOEICは海外就職を考えている人やカジュアルな英語を学びたい人には不向きですが、国内で就職活動をする学生や転職を考えている社会人にはメリットの大きい資格試験です。
TOEICで高得点を取って、自分のアピールポイントにしましょう!
※英検®は、公益財団法人 日本英語検定協会の登録商標です。
※このコンテンツは、公益財団法人 日本英語検定協会の承認や推奨、その他の検討を受けたものではありません。
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