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投稿日:2024年3月4日 | 更新日:2024年03月04日
ケアマネジャーは介護系の資格の中では上級資格に位置し、合格率はさほど高くないことから難易度も高いと言われています。
そんなケアマネジャーの試験対策は独学でも可能なのか気になる方もいるでしょう。ここでは、ケアマネジャーの勉強で独学が向いている人の特徴や、おすすめの勉強法についてご紹介します。
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ケアマネジャー(介護支援専門員)の受験資格を得るまでの道のり
介護系の資格は民間資格を含めるとさまざまなものがあり、中には未経験でも取得しやすいものもあります。
一方、受験資格を得るまでに実務経験を積んだり規定の学校等でカリキュラムを修了したりと、そう簡単には取得できない資格もあるため、欲しい資格があったとしてもすぐに取得できるとは限りません。
ケアマネジャー(介護支援専門員)は介護系の資格の中で上位資格と言われるほど、難易度や受験資格を得るまでのハードルが高いことで知られています。
したがって、ゆくゆくはケアマネジャーを目指したい方は、事前に受験資格の条件について知り、自分に合った道のりで準備をすすめていく必要があるでしょう。
ケアマネジャーの受験資格
ケアマネジャーの受験資格を得るには、以下のいずれかに該当しなければなりません。
- 指定の国家資格を取得しその資格に基づく業務を通算5年(かつ900日以上)従事していること
- 施設等で相談援助業務に通算5年以上(かつ900日以上)従事していること
ここでいう、指定の国家資格とは以下のものを指します。
ケアマネジャーの受験資格を得るための国家資格にもとづく業務 |
医師、歯科医師、薬剤師、保健師、助産師、看護師、准看護師、理学療法士、作業療法士、社会福祉士、介護福祉士、視能訓練士、義肢装具士、歯科衛生士、言語聴覚士、あん摩マッサージ指圧師、はり師、きゅう師、柔道整復師、栄養士、管理栄養士、精神保健福祉士 |
以上の資格を持っている人が、その資格にもとづく実務経験を5年積むと、ケアマネジャー試験を受けることができるということです。
ここで注目すべきは、介護福祉士や社会福祉士だけでなく、医師や看護師、リハビリ専門職、義肢装具士など幅広い専門職がケアマネジャーを目指せるということです。
また、相談支援業務に5年従事するという条件においては保有資格は問われませんが、介護施設や事業所において未経験・無資格の方がすぐに相談業務に従事するケースは極めてレアケースのため、多くの場合は介護業務につきながらその役職が与えられるまで研鑽する必要があり、そのチャンスがめぐってくるかどうかは分かりません。
昔と今とではケアマネ試験の受験資格が変わっている
2017 年までは、国家資格がなくても介護の実務経験が10年あれば、ケアマネジャーの受験資格を得ることが可能でした。
しかし現在は、この条件が無効となっており、より受験資格を得るまでの道のりが厳しくなったと言えます。
ケアマネジャーの試験は難易度高め!でも独学で合格も可能
ケアマネジャーは、受験資格を得るまでの道のりも他の資格に比べるとややハードルが高く、試験の内容そのものも難しいという声が多いです。
ケアマネ試験の過去5年の合格率
ケアマネジャーが誕生した2000年あたりの合格率に比べると、今の合格率ははるかに下がっており、毎年10%~20%という低い数値を叩き出してきました。
令和3年の第24回試験はここ数年で一番高い合格率になっていますが、それでも23.3%と低い水準です。
合格率 | |
令和3年(第24回) | 23.3% |
令和2年(第23回) | 17.7% |
令和元年(第22回) | 19.5% |
平成30年(第21回) | 10.1% |
平成29年(第20回) | 21.5% |
この低い合格率を見ると、「どのように勉強をしたら合格に近づくのだろう」と感じる方が多いのではないでしょうか。ケアマネジャーの受験勉強の方法について見てみましょう。
ケアマネジャー受験に向けた勉強方法
ケアマネジャーの受験勉強は、主に独学、通学、通信講座の3つがあります。どの方法を選ぶかは個人の自由で、それぞれメリット・デメリットがあります。
独学は勉強の進め方が自由でマイペースにすすめることができますが、要点を絞り分かりやすい解説を聞きながら学習できるという面では通学や通信講座も便利です。
ケアマネ試験は独学での勉強でも合格点が目指せる
独学で勉強をすすめることに不安を覚える方もいるでしょう。通学や通信講座に比べると自主性が重要になるだけにハードルは高いかもしれませんが、実際に独学で合格をした人もたくさんいます。
ただし、独学が合うかどうかは個人差があるため、必ずしもおすすめできる方法とは言えません。
ケアマネジャー受験で独学が向いている人・そうでない人
自分が独学に向いているかどうか分からない場合は、以下に当てはめて考えてみてはいかがでしょうか。
ケアマネジャーの勉強をするにあたり、独学に向いている人・そうでない人の例をご紹介します。
独学に向いている人
以下のような人は独学に向いている可能性があります。
- 自分で調べて答えを見つけるのが好きだ
- できるだけお金をかけずに勉強をしたい
- 計画をたててその通りに実行するのが得意だ
- コツコツと努力を積み重ねることが得意だ
- 試験で問われる内容は日々の業務である程度知っている
ふだんから、自分で何かを調べることが好きだったり、決めたことをコツコツ続けることが得意な人には、独学が向いているかもしれません。
独学が向いていない人
以下に当てはまる人は、もしかすると独学には向いていないかもしれません。
- 飽き性である
- 勉強がとにかく苦手だ
- 誰かに励ましてもらった方が長続きしやすい
- 計画立てて行動することが得意ではない
- 試験で問われる内容にふだんの業務で触れることは少ない
独学以外の方法をとると、テキスト以外の費用も発生します。しかし、独学に向いていない人が無理をして独学をしようとしても、失敗に終わる可能性も高くなり、非効率かもしれません。
特に、ふだんの業務内容が試験で問われる内容にあまり触れない場合は、テキストを見てもピンときにくく、分からないことへの不安が増大してしまう恐れがあります。
ケアマネジャーの受験に向けた勉強はどのくらい必要?
もともと持っている知識や学習速度によって、必要な勉強時間は人それぞれ異なるでしょう。
1つの目安としては、おおよそ100時間と言われることもありますが、当然ながら100時間では十分に習得できない場合も。予備知識に不安がある方の場合は、200時間を想定しておいてもよいでしょう。
もし、仮に200時間の勉強時間を確保するとして、1日1時間の勉強なら約半年はかかります。しかし、毎日1時間の勉強を続けるのは、なかなか難しいものです。出勤日と休日とで臨機応変に勉強時間を変えても良いでしょう。
独学でケアマネジャー試験を受けるメリットとその方法
独学でケアマネジャー試験にのぞむメリットは、主に以下のとおりです。
テキスト代や過去問のみの出費で済ませられる
とにかくお金をできるだけかけずに合格を目指したい人にとっては、独学のメリットは大きいでしょう。
どこかの学校に通学して講座を受ける場合は10万円程度、通信講座では4万円~5万円程度の授業料が発生します。
加えて、通学の場合は受講日の確保のために仕事を休んだり、通学にかかる移動費も発生したりと、負担も大きくなりがちです。
独学なら、テキストと過去問の購入程度の出費でも可能なため、さほどお金をかけずに挑戦できます。
自分のペースで勉強できる
独学なら、自分に合った方法で自由に勉強をすすめることができます。
短時間の勉強をコツコツ積みたい方、休日に思いっきり勉強をしたい方など、それぞれに合った学習方法が実践しやすいでしょう。
ケアマネジャー受験者の多くは、社会人として働きながらの合格を目指しています。仕事との両立を考える上でも、メリットは大きいのではないでしょうか。
参考書一冊で無駄のない勉強ができる
すでに出題範囲のうち得意な部分、知っている部分がある場合は、テキストで足りないところだけ集中的に勉強するなど、無駄なく学習をすすめることが可能です。
通学や通信講座を受けずに合格を目指す方に!おすすめの勉強法
それでは、独学でケアマネジャー合格を目指す方に、おすすめの勉強法についてご紹介します。
学習の計画をたてる
いつまでに、どの範囲までを勉強するのか、おおよその学習計画を立ててみましょう。試験日までの日数にもよりますが、独学の場合は少なくとも半年は見込んでおいた方が安心です。
得意・不得意なジャンルはいずれ明らかになるため、不得意なジャンルに時間がさけるよう余裕をもったスケジュールにしましょう。
だいたいの概要をつかむ
テキストをはじめから完璧に1ページずつ覚えていくのは大変です。分からないことだらけで、「頭に入らない」と悩む方もいるでしょう。
はじめは、さほど完璧を目指さずに、基本が分かればOKというつもりでざっと概要をつかみましょう。テキストを読んでも意味が分からないことは、他の知識を取り入れていくうちに分かる部分も出てきます。
すべてを完璧に覚える必要はない
テキストの内容でどうしても頭に入らないことがあっても、あまり焦る必要はありません。ケアマネ試験は、100点を目指す必要はないのです。
細かな部分に気を取られすぎるよりも、得意な部分を確実にのばし、苦手な部分が少しずつ減るように目指していきましょう。
どうしても分からない部分が気になるようなら、先輩のケアマネジャーなどに聞いてみるのもおすすめです。
テキストと過去問を上手に活用する
テキストばかりを読んでいては、自分の理解度をはかることが難しいでしょう。完璧にテキストが理解できていなくても、過去問は定期的に挑戦するのがおすすめです。
過去問で間違えた部分だけ、解説を参考にしながらテキストで情報を補っていくうちに、理解度は増していきます。
テキストは1冊~2冊で十分
テキストは、そんなに多くを準備する必要はありません。同じテキストで足りない部分を反復して覚えていく方が、混乱せずにすみます。
過去問についても、一度きりではなく、何度か挑戦してみるのがおすすめです。
本番を想定した練習と模試で最新の傾向を知る
試験本番は、時間を意識しながらすすめていくこととなります。本番を想定して時間を計測しながら過去問を解いたり、模試を受験するのも良いでしょう。
模試なら、最新の出題傾向がつかめる可能性もあり、本番前の心構えとしても有効です。
人によっては不向きかも?独学のデメリットも参考にして検討しよう
ケアマネジャーの試験は年1回。いち早くケアマネ業務に就きたいと考える人にとって、不合格になることはできるだけ避けたいものですね。
通学や通信講座の受講は費用もかかりますが、独学が向いていない人にとっては必要不可欠な出費かもしれません。
独学の場合、良くも悪くも自分の意思で勉強の捗り具合が変わってきます。同じ教室で学ぶ仲間や励ましてくれる人は、いません。通学や通信講座であれば、第三者の励ましや刺激を受けることが可能です。
通信講座や通学で用いられているテキストは、誰が見ても理解しやすいように、非常に作り込まれているものが多いです。加えて、講師の解説が聞けるため、1つひとつを理解しやすい環境が用意されているのがメリットです。
もし万が一、試験が不合格だったとしても、また次の年に受験することができます。通学や通信講座が修了しても、その時に使ったテキストは手元に残るため、決して無駄にはならないでしょう。
こうした違いを踏まえて、独学のデメリットは主に以下の3つです。
- モチベーションが保ちにくい
- 理解できない部分があっても自分で調べる必要がある
- 自分の学習方法が合っているかどうか不安を感じる可能性がある
独学のメリットとデメリットを総合的に判断して、自分に合う学習方法を選びましょう。
自分に合った勉強方法で効率的に受験対策しよう
ケアマネ試験は、独学でも十分に合格を目指すことができます。
特に、日頃から相談業務に従事していたり、ケアマネジャーとの接点が多かったりすると、業務を通じて知識を得ることも多く、テキストを見て覚えなくても自然と身に付いている部分もあるでしょう。
自分の得意分野と不得意分野が分かっている人にとっては、通学や通信講座の受講よりも独学の方が学習を効率的に進めやすいかもしれません。
ただし、モチベーションが保ちにくいなど、独学ならではのデメリットもあります。計画立てて学習をすすめることが苦手な方などは、通学や通信講座も選択肢に入れて、検討されることをおすすめします。
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