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投稿日:2024年7月11日 | 更新日:2024年07月11日
TOEICといえば、大学入試や就職・転職に使える英語テスト。
満点は990点ですが、そのすごさってどれ程のものなのでしょう?
そこで今回は、TOEIC満点のすごさや、難易度、勉強法について解説します。
これは以下のような疑問・悩みを持つ人にオススメの記事です。
- TOEIC満点がどれくらいすごいか知りたい
- すでに高得点だが、更に上を目指すのは意味ない?と悩み中
- 満点を取るための勉強法や時間が知りたい
※この記事は2023年9月現在の情報となっております。
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TOEIC満点のすごさ・難易度
では最初に、TOEIC満点のすごさやスコア、難易度について解説します。
TOEIC満点のすごさ・スコア
TOEIC(TOEIC L&R)はリーディング100問・リスニング100問、合計200問のテストです。
満点を取るということは、200問正解したということ。
※リスニングに関しては数問間違えても満点扱いになるようです
いずれにしても誰でもできることではなく、周りの人に話せばかなりすごいことだと思われるでしょう。
なお、満点のスコアは990点です。
難易度は?英検でいうと何点?
実際のところ、難易度はどれくらいのものなのでしょう?
満点の難易度
TOEICテストを実施するIIBCのデータによれば、2022年度のTOEIC L&Rテストの受験者数は784,310人、平均スコアは608点で、895点以上の人は4.2%と発表されています。
正式なTOEIC満点の人数までは公表されていませんが、満点者はこの4.2%の中からさらに絞られることになります。
この数値から、TOEIC満点の難易度は高いことがうかがえます。
英検との換算
英検とTOEICのスコア・級は直接換算ができません(公表されていません)。
ただし両テスト共に「CEFR」との換算は可能なので、それをもとにレベル感をチェックしてみましょう。
CEFRとは、ヨーロッパで作られた外国語学習者の習熟度レベルを示すガイドラインで世界的に使われている指標です。
このCEFRにおいて、TOEIC L&Rでリスニング490点以上、リーディング455点以上、合計945点以上を取ると「C1レベル(上級)」であるとされています。
また、英検でC1相当の級は1級(大学上級程度)です。
英検1級は合格率10%くらいと言われているので、やはりかなり難易度の高いテストであることがわかります。
ただし、それぞれのテストで使われている語彙数や問題形式などは単純比較できるものではないので、あくまでも参考に留めてください。
TOEIC満点は意味ないって本当?
「TOEIC満点は意味ない」という話を聞いたことがある人もいるかもしれませんね。
しかしなぜそのように言われるのでしょうか?
また、「TOEIC満点は意味ない」と言われても勉強する意義についても解説します。
TOEIC満点が「意味ない」と言われる理由
「TOEIC満点は意味ない」と言われるのには、主に以下の理由があります。
TOEICでは本当の英語力を測れないから
多くの人が受けるTOEIC L&R(Listening & Reading)はリスニングとリーディングのテストです。
ですが、英語力を知るにはスピーキングとライティングの能力も確認しなくてはいけません。
よって、TOEICで満点を取っても「意味ない」と言われるのです。
参考まで、TOEICにはスピーキングとライティングのテストもあります。
ですがあまりメジャーではなく、一般的にはリスニングとリーディングのみのイメージが強いので、そのように言われるのでしょう。
TOEICは日本以外では使えないから
TOEICは日本以外では使えないというのも、TOEIC満点が「意味ない」と言われる理由でしょう。
TOEICは「世界160カ国で実施」されているそうですが、実際は海外大学進学などには使えないことが多いです。
海外では、TOEFLやIELTSが主流です(難易度もTOEICより高い)。
そのため主に海外大進学や移住を考える人々からは、「TOEIC満点は意味ない」と見なされるのでしょう。
テクニック次第で満点を取れるから
最後の理由は、TOEICはテクニック次第で満点を取れるからです。
TOEICのスコアを左右するのは、英語力だけでなくテクニックの部分も大きいです。
またマークシートのテストなので、問題がわからなくても回答さえすれば正答できる可能性があります。
そのため、TOEIC満点は意味ないと言われるのでしょう。
意味ないと言われても勉強する意義
「満点取っても意味ない」と言われることもあるTOEIC L&Rテストですが、勉強する意義もあります。
以下のことに価値を感じる場合は、周りに何を言われようとTOEIC満点を目指してみては?
国内ではまだまだ評価される
海外ではTOEFLやIELTSが主流と言いましたが、日本国内ではTOEICが主流です。
そのため就職や転職、進学などでTOEICが評価される可能性は高いです。
ましてや「満点」なら、その努力や学習意欲を認めてもらえるでしょう。
なお「TOEIC満点を持っている」とだけ語るのではなく、満点を取るために勉強した方法や努力の過程を話すと更にすごさが伝わりやすいです。
ビジネス英語が学べる
TOEIC L&Rテストで扱っているのは、ビジネス英語が中心。
そのため、学んだことは英語を使う仕事に活かせます。
実際筆者もTOEICで高得点を取ってから英語を使うオフィスで働きましたが、英文メールや書類の見た目はTOEICのPart6や7のような感じ。
TOEICを真剣に勉強していたからこそ、スムーズに仕事ができました。
ゆえに、TOEIC満点を目指し勉強することに意義はあると言えます。
速読・精読の力がつく
TOEIC満点を目指すと、間違いなく速読・精読の力がつきます。
速読とは、速く読むこと。精読は詳細まで理解してじっくり読むことです。
TOEIC満点には、単語や文法、英文の構造に関する深い知識と、たくさん問題を読むことが欠かせません。
そのためTOEIC満点が取れる頃には、結果的に速読と精読ができるようになっています。
これらの力があれば、海外のニュースを翻訳しないで読めたり、洋画や洋楽も楽しめるでしょう。
勉強をする習慣・忍耐力がつく
TOEIC満点を取るためには、相当な勉強が必要です。
1ヶ月、2ヶ月といった短期で満点を取れる人はまずいません。
そのため、満点を目指す過程で勉強する習慣や忍耐力が身につきます。
この力はTOEICに限らず、資格試験や昇進試験などを受けるときにも役立ちます。
TOEIC満点を取るための勉強法
「意味ないと言われてもTOEIC満点を取りたい」という人に向け、満点を取るための勉強法をご紹介します。
基本的な戦略・勉強法
TOEIC満点を取るための、基本的な勉強法と戦略について見ていきましょう。
基本的な戦略
まずは基本的な戦略です。
結論としてはリスニング・リーディングの力をバランス良く伸ばしていきましょう。
更に、以下のことも意識します。
- TOEIC公式問題集でリアルな問題に慣れる
- 時間を測って解く(本番と同じ時間)
- 先読みやマークシートの塗りつぶし方などテクニック面も磨く
- 勉強は長期戦!ストレス発散方法も見つけておく
- 継続が鍵!毎日少しずつ勉強する
勉強法については、以下の3点を鍛えます。
- 文法・単語学習
- 多聴・シャドウイング
- 多読・精読
勉強法1:文法・単語学習
高校までに習う基本的な英語の文法ルールと幅広い語彙を身につけます。
英語の文法書や、TOEIC専用の英単語帳を使い徹底的に学びましょう。
なお単語を勉強する際は、発音もチェックします。
リスニングテストで音声を聴いたときに、間違った発音で覚えていると意味を知っていてもその単語を認識できず勿体無いからです。
音源付きのテキストを選んでください。
勉強法2:多聴・精聴
次に、リスニング対策となる多聴・精聴です。
多聴とは、たくさん聴くことで、精聴は正確に聴くこと。
何を聴くかというと、TOEICリスニングテストの音源です。
最初にTOEICのリスニング問題を解いて、間違った問題や聞き取れなかった問題をチェックします。
この際に、解説をしっかり読みなぜ聞き取れなかったか分析します。
聴き取れない理由はいくつかあります。
- 単語を知らない
- 発音を知らない
- スピードが速すぎる
- リンキング(繋げて発音する)
- リダクション(簡略または省略し発音する)
- アクセントが苦手(例:オーストラリア英語)
分析をしたら、その音源を繰り返し聴き、リピートやシャドウイング(スクリプトを見ずに音源から少し遅れてリピートすること)をしながら音に慣れます。
通勤中や家事の合間など、スキマ時間に音源を流すのも効果的です。
満点を取るために、とにかく聴く量・解く問題を増やしていきましょう。
勉強法3:多読・精読
次に、多読・精読です。
こちらは、先ほどの勉強法2のリーディングバージョン。
ここでも、実際のTOEIC用のテキストや公式問題集のリーディング問題を使用して、多読・精読を進めていきます。
基本的な勉強法には先ほどと同じで、問題を解きながら苦手分野を見つけ、解説を読んで理解します。
そうしたら類似の問題を集中的に解いて、間違いを少なくし満点を目指しましょう。
なお、TOEIC本番では問題用紙に書き込みができないので、勉強中も書き込みせず問題を読む練習をしたほうがいいです。
必要な勉強時間
TOEIC満点を取るのに必要な勉強時間はどれくらいでしょう?
TOEIC満点を取るのにかかる時間は、現在のスコアや学習ペースに大きく依存します。
現在TOEICのスコアが600点であれば390点アップが必要のため、場合によっては1年〜2年といったスパンで学習を続ける必要があります。
一方で現在TOEICスコアが900点なら、数ヶ月から1年以内には達成できるかもしれません。
いずれにせよ、日々少しでも時間を作り、コツコツ勉強することで早くTOEIC満点を達成できます。
TOEIC満点を目指すのにオススメの講座
TOEIC L&Rテストで満点を取るなら、プロに習うのもオススメ!
ここで紹介する講座は、どれもTOEIC L&Rテスト指導のプロが担当しています。
中にはTOEIC満点実績のある講師もいます。
- スタディング
- アガルート
- スタディサプリ
①スタディング
TOEIC L&Rテストで満点を取るなら、スタディングに注目!
スタディングは、スマホで学べるオンライン学習ツールです。
様々な資格試験に対応していて、その中の一つが「TOEIC® TEST 対策講座」。
このTOEIC L&Rテスト対策講座には、以下の特徴があります。
TOEIC満点講師の講義を受けられる
TOEIC L&Rテスト990点、英検®︎1級の早川幸治講師の動画講義を受けられます。
やはり実際に満点を取った人から教わるのは説得力があります。
また、早川講師はTOEIC L&Rの傾向を押さえ、効率的にスコアアップする方法を教えているため、できるだけ短期集中でTOEICを勉強したい人にもオススメです。
目標スコアに応じ学習できる
TOEIC L&Rテストの目標スコアに応じ学習できるのも特徴。
主要コースは、目標600点のコース・800点のコースです。
まだ現在のTOEICスコアと満点まで大きなギャップがある人は、まずは600点または800点など段階的にスコアアップを目指せます。
無料お試しもできる
このTOEIC講座は無料お試しもできます。
体験してから購入できるのは安心ですよね。
わずか30秒という短時間で登録できて便利です!
この講座で本当に満点を目指すことができるか、ぜひ見極めてください。
このTOEIC L&Rテスト対策講座の詳細は、以下の記事でも解説しています!
スタディングの英語TOEIC講座の特徴とは?おすすめな理由や注意点を解説
\勉強するなら「スタディング通信講座」がおすすめ!/
②アガルート
TOEIC L&Rテストで満点を取るためには「アガルートTOEIC講座」もオススメです。
資格予備校のアガルートアカデミーが手がけるオンライン学習講座で、「第二言語習得論」のプロ寺島よしき講師が担当します。
このTOEIC L&Rテスト対策講座には、以下の特徴があります。
コスパが良い
最初の特徴はコスパの良さ。
アガルートのTOEIC L&Rテスト講座は、類似のTOEIC講座と比べると安価な料金です。
提供講座は、以下のとおり。
講座名 | 価格(税込・円) |
寺島よしき講師のTOEIC®基礎英語力完成講座 | 21,780 |
寺島よしき講師の英語基礎パック | 32,780 |
TOEIC®解答スキルマスター&解答速度超スピードUP実演講座 | 10,780 |
最新の料金は公式サイトをご確認ください。
約1万円〜3万円で英語の基礎を学べるのはお得!
3つ目のTOEICの解答速度をアップできる講座にも注目ですね。
満点を取るには問題は絶対に素早く解く必要があるので、うまく活用すればコスパ良く結果を出せますよ!
英語学習のプロが指導
紹介した中で上記2つのTOEIC講座は寺島よしき講師が担当します。
寺島講師は、予備校講師や翻訳家、大手出版社の解答作成を行うなど、英語学習のプロ。
TOEIC満点を取るならプロからしっかり英語の基礎を学ぶのが1番です。
TOEICだけでなく英語の勉強法も学習
効率良い英単語の学習法や正しい発音など、英語学習全般で使える内容も学べます。
TOEIC満点を目指すだけでなく、留学や英語力アップを目指している人にもピッタリの講座です。
このTOEIC L&Rテスト対策講座の詳細は、以下の記事でも解説しています!
コスパ◎大学生・社会人必見!アガルートTOEIC講座について徹底解説
\勉強するなら「アガルート通信講座」がおすすめ!/
③スタディサプリ
TOEIC L&Rテストで満点を取るなら「スタディサプリENGLISH TOEIC®L&R TEST対策コース」がオススメ。
スタディサプリはオンライン予備校で、大人の英語学習から受験対策まで幅広い講座を提供しています。
このTOEIC®L&R TEST対策コースには、以下の特徴があります。
演習問題数が豊富
コースには、TOEIC® L&R テスト20回分に相当する演習問題が含まれます。
演習問題をたくさん解くのは、満点取得には欠かせないプロセスです!
カリスマ講師の授業を受けられる
累計80万部突破「世界一わかりやすいTOEIC® L&R TESTの授業」等のシリーズの著者である関講師の動画講義を受けられます。
動画は1回5分で短時間。TOEIC® L&Rの文法・単語、最新のパート別の傾向や対策を丁寧に解説します。
忙しい人もスキマ時間で学習でき、着実にTOEIC満点を目指せます。
AIにより苦手な問題がわかる
AIにより、自分の苦手なTOEIC問題がわかります。
具体的には「問題の解答結果」をもとにAIが実力判定&解答傾向を分析し「苦手な問題形式」を知らせてくれます。
結果をもとに苦手問題を学習すれば、効率的に満点が目指せますよ。
このTOEIC L&Rテスト対策講座の詳細は、以下の記事でも解説しています!
スタディサプリENGLISH TOEIC®L&R TEST対策コースでスコアを上げよう!メリット・デメリットから、おすすめの方まで徹底解説!
\勉強するなら「スタディサプリ通信講座」がおすすめ!/
勉強する際の注意点
TOEICで満点を目指すと決めて、いざ勉強!
でもちょっと待ってください。満点を目指し勉強をする際に注意してほしいことが2点あります。
勉強の目的をはっきりさせよう
満点を取る前に、勉強の目的をはっきりさせることをオススメします。
TOEIC満点は、多くの場合簡単に達成できることではありません。
地道な勉強を続けることは絶対に必要で、特に社会人で限られた時間を使って勉強する場合、何度も諦めたくなることでしょう。
その際になぜ勉強するのか、目的があやふやだと挫折しやすいです。
よってTOEICの勉強を始める初期段階で、なぜ満点を取りたいのか目的をしっかり考えましょう。
時間やお金がかかることを覚悟しよう
先に紹介したように、TOEIC満点達成には時間がかかります。
人によっては満点取得に何年もかかる可能性があり、その分テキスト代や受験代もかさむことを覚悟しましょう。
最初に満点を取る目的さえはっきりさせていれば、そこに投資した時間やお金はムダにはなりません。
TOEIC満点を目指すと決めたら計画的に勉強しよう
今回は、TOEIC L&R満点のすごさ・難易度・勉強法などを解説しました。
ポイントをまとめます。
- TOEIC満点はすごい
- TOEIC満点=英検1級にも匹敵
- 満点は「意味ない」とも言われるが、目指すメリットもある
- 勉強は長期戦!リスニング・リーディングをバランスよく学ぼう
- TOEIC講座も活用し満点を目指そう
- 満点を取る目的は最初に決めよう
TOEIC満点を目指すのは難易度が高いことですが、不可能ではないです。
地道な勉強やTOEIC講座を駆使して、ぜひ憧れの満点をゲットしてくださいね。
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