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投稿日:2022年5月30日 | 更新日:2024年04月22日
「社会福祉士になりたいけど、国家試験って難しいのかな?」「試験日はいつ?」「受験資格はあるのかな?」「どんな風に勉強をしたらよいか分からない。。」
社会福祉士を目指そうとしているみなさんのこのような疑問の声に応えるべく、このページでは社会福祉士の国家試験について、試験の概要から難易度・合格率、勉強法まで徹底解説します!
この記事で分かること
- 社会福祉士国家試験の概要
- 国家試験合格に向けた勉強法
- おすすめの通信講座
社会福祉士国家試験の概要
社会福祉士は、福祉系の国家資格です。
相談業務を主な業務としています。
社会福祉士は、様々な分野で活躍しています。そのため、就職先も多岐にわたっています。
これが、社会福祉士の大きな特徴の一つです。
社会福祉士という仕事について詳しく知りたい!という方は、こちらのページを是非チェックしてみてください。社会福祉士とは何かについて詳しく解説しています。
ここからは、社会福祉士国家試験の概要について解説していきます。
次の試験は令和5年に行われる第35回試験(令和4年度試験)です。
受験申込について
第35回試験の受験申込に関する詳細は、まだ発表されていません。
詳細は、2022年7月下旬頃に発表される予定です。
申込方法とスケジュール
社会福祉士国家試験の受験申込方法については、3段階のスケジュールが組まれています。
- 「受験の手引」を取り寄せる(例年、8月上旬頃)
- 受験申込手続きを行う(例年、9月上旬から10月上旬にかけて)
- 受験票が送られてくる(例年、12月頃)
受験申込のスケジュールについて、順を追って説明します。
1)「受験の手引き」を取り寄せる
社会福祉士国家試験の受験申込には、受験の手引が必要になります。
受験の手引には、国家試験の概要や受験資格、受験申込に必要な書類などが記載されています。
社会福祉士の国家試験を受けるには、必ず、受験の手引の取り寄せが必要になります。
取り寄せた受験の手引は、合格発表まで大切に保管しましょう。
受験の手引は、公共財団法人 社会福祉振興・試験センターHPから請求することができます。
必ずチェックしておきましょう。
【公共財団公人 社会福祉士 社会福祉振興・試験センターHP】
社会福祉士国家試験、介護福祉士国家試験、精神保健福祉士国家試験:公益財団法人 社会福祉振興・試験センター (sssc.or.jp)
*過去にも社会福祉士国家試験を受験したことがあり、受験票を持っている方、かつ、受験資格が確定している方は、受験の手引を取り寄せる必要はありません。
公共財団法人 社会福祉振興・試験センターHPから、インターネット上で受験申込が可能です。
2)受験申込手続きを行う
受験の手引の中に入っている受験申込書など、受験申込に必要な書類をそろえて、郵送にて受験申込を行います。
必要な書類などについては受験の手引の中に記載されていますので、よく確認しておきましょう。
3)受験票が送られてくる
受験申込手続きが完了すると、受験票が送られてきます。
内容に誤りがないかを確認し、試験当日まで大切保管しましょう。
試験日
第35回試験の試験日に関する詳細は、まだ発表されていません。
例年、2月上旬に実施されています。
第35回試験についても2月上旬に実施予定であることが発表されています。
合格発表日
第35回試験の合格発表日に関する詳細は、まだ発表されていません。
例年、合格発表日は3月の中旬に設定されています。
試験地
第35回試験の試験地に関する詳細は、まだ発表されていません。
例年、以下の24試験地が設定されています。
北海道、青森県、岩手県、宮城県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、新潟県、石川県、岐阜県、愛知県、京都府、大阪府、兵庫県、島根県、岡山県、広島県、香川県、愛媛県、福岡県、熊本県、鹿児島県、沖縄県
受験手数料
社会福祉士のみ受験する場合:19,370円
社会福祉士と精神保健福祉士を同時に受験する場合:36,360円(社会福祉士16,840円、精神保健福祉士19,520円)
社会福祉士の共通科目免除により受験する場合:16,230円
受験資格
受験資格については、社会福祉士及び介護福祉士法7条1項から12項にかけて定められています。
これによると、社会福祉士国家試験の受験資格をお持ちの方は以下の4つのいずれかに該当する方です。
- 4年制大学で指定科目を修めて卒業した方
(令和5年3月31日までに卒業見込みの方を含みます。)
- 2年制(又は3年制)短期大学等で指定科目を修めて卒業し、指定施設において2年以上(又は1年以上)相談援助の業務に従事した方
(令和5年3月31日までに従事する見込みの方を含みます。)
- 社会福祉士短期養成施設(6月以上)を卒業(修了)した方
(令和5年3月31日までに卒業(修了)見込みの方を含みます。)
- 社会福祉士一般養成施設(1年以上)を卒業(修了)した方
(令和5年3月31日までに卒業(修了)見込みの方を含みます。)
社会福祉士国家試験の受験資格は非常に複雑です。
受験資格について詳しく知りたい方は、是非こちらのページをチェックしてみましょう!社会福祉士国家試験の受験資格に焦点をあてて、詳しく解説しています。
(記事のリンク)
試験科目
社会福祉士国家試験の試験科目は以下の19科目です。
- 人体の構造と機能及び疾病
- 心理学理論と心理的支援
- 社会理論と社会システム
- 現代社会と福祉
- 地域福祉の理論と方法
- 福祉行財政と福祉計画
- 社会保障
- 障害者に対する支援と障害者自立支援制度
- 低所得者に対する支援と生活保護制度
- 保健医療サービス
- 権利擁護と成年後見制度
- 社会調査の基礎
- 相談援助の基盤と専門職
- 相談援助の理論と方法
- 福祉サービスの組織と経営
- 高齢者に対する支援と介護保険制度
- 児童や家庭に対する支援と児童・家庭福祉制度
- 就労支援サービス
- 更生保護制度
出題形式
社会福祉士国家試験の試験形式は、以下の通りです。
- 配点:1問1点の150点満点
(社会福祉士の共通科目免除を適応して受験する場合は、1問1点の67点満点。)
- 出題方式:筆記による五肢択一を基本とする多肢選択方式
(障がいがある者等については、その申請により点字問題、拡大文字問題、チェック解答用紙等による試験を行うほか、試験時間の延長等必要と解される配慮を行う。)
- 出題数:150問
- 総試験時間:240分
合格基準
社会福祉士国家試験の合格基準は以下の通りです。
- 総得点の60%程度を基準として、問題の難易度で補正した点数以上の得点の者。
- 1を満たした者のうち、試験科目である19科目すべてにおいて得点があった者。
(ただし、社会福祉士の共通科目免除を適応して受験する者に関しては8科目。)
社会福祉士国家試験の詳細は、公共財団法人 社会福祉振興・試験センターのHPにおいて、随時発表されます。こまめにチェックするとよいでしょう。
社会福祉士試験の合格率、難易度は?
合格率・難易度
社会福祉士の国家試験合格率は、おおよそ30%前後です。
過去3回の合格率を見ても、比較的低い水準で推移していることが分かります。
- 第33回試験(2021):29.3%
- 第32回試験(2020):29.3%
- 第31回試験(2019):29.9%
社会福祉士の国家試験合格率は、他の福祉系資格と比べても低いです。
例えば、社会福祉士と同じく福祉系国家資格である、精神保健福祉士と比較してみます。
精神保健福祉士の国家試験合格率は64.2%(2021)となっています。
また、同じく福祉系国家資格である介護福祉士の国家試験合格率は71.0%(2021)となっています。
このように他の資格と比較しても、社会福祉士国家試験の合格率は低く、難易度は高いといえるでしょう。
*参照元:2021年 社会福祉士国家試験結果|旺文社教育情報センター (obunsha.co.jp)
2021年 精神保健福祉士国家試験結果|旺文社教育情報センター (obunsha.co.jp)
第33回介護福祉士国家試験合格発表 (mhlw.go.jp)
社会福祉士国家試験対策のコツ
30%という低い合格率からも分かるように、社会福祉士国家試験は決して簡単なものではありません。
そこで、ここからは社会福祉士国家試験のための学習のコツを3つ紹介したいと思います。
1)まんべんなく学習をする
社会福祉士国家試験のための学習を進める上で、最も大切なのは、まんべんなく学習をするということです。
というのも、社会福祉士国家試験に合格するには、すべての科目で得点することが必要だからです。
そのため、ヤマを張るなどといった勉強法は、社会福祉士の国家試験には適していません。
もし、試験が近づくにつれて学習の時間が足りなくなったり、苦手な単元があったとしても、すべての単元の学習をし、知識にムラを作らないことが非常に重要です。
そうすることで、試験当日もすべての科目で得点をすることができるでしょう。
2)問題に慣れる・模擬試験を活用する
社会福祉士の国家試験では、240分で150問を解きます。
つまり、1問約1分半のペースで解かなくてはなりません。
見直しの時間を考えれば、もっと早いペースで解くことが求められます。
このスピード感をぶっつけ本番で発揮することは難しいでしょう。
そのため、事前に本番形式の問題に慣れておくことが必要です。
そこで、予備校や出版社などが主催している模擬試験を活用することを強くお勧めします。
模擬試験を受けることで、本番形式の問題に慣れることができるだけでなく、試験会場独特の雰囲気や緊張感にも触れることができます。
模擬試験で経験を積んでおくことで、試験本番でも自分の力を最大限発揮することができるでしょう。
3)国家試験対策通信講座を活用する
社会福祉士の国家試験は、独学で合格することも不可能ではありません。
しかし、独学だと学習のペースが安定しない、法改正などの情報が入ってきづらいなどというデメリットがあります。
そこで、国家試験対策通信講座の受講をおすすめします。
プロの講師陣による合格に最適なカリキュラムや教材を用いて学習を進めることで、より早く、より確実に合格を手に入れることができるでしょう。
おすすめの通信講座
社会福祉士の国家試験対策には、通信講座の受講がおすすめです。
そこで、ここからは、おすすめの国家試験対策通信講座を3つ紹介したいと思います。
1)ユーキャン
ユーキャン 社会福祉士資格取得講座の特徴は、主に3つあります。
- 受講生の9割が働きながらの資格取得を目指している
- 学習期間延長サポート
- 質問サービス、添削サービスの充実
1)受講生の9割が働きながらの資格取得を目指している
社会福祉士講座受講生の91%が働きながらの合格を目指しているユーキャンでは、合格に必要な知識だけを詰め込んだ「超効率的」テキスト・カリキュラムを提供しています。
これにより、お仕事がお忙しい方でも、学習を進めることができます。
2)学習期間延長サポート
ユーキャンは標準学習期間として7か月を定めています。
しかし、もし仮に7か月での合格ができなかったとしても、次の試験日まで全てのサービス・サポートを受けることができます。
*学習開始時点で次の試験日までの期間が7か月を切っていた場合も、同様にその次の試験日まで全てのサービス・サポートを受けることができます。
3)質問サービス、添削サービスの充実
ユーキャンの社会福祉士講座では、常時メールや郵送で質問を受け付けています。
学習を進めていて分からない部分があれば、何度でも質問をすることができます。
また、全6回の添削課題が用意されています。
これらには、経験豊富な講師陣が丁寧に回答、添削をしてくれます。
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2)資格の大原
資格の大原 社会福祉士受験対策講座の特徴は主に2つあります。
- 4つの受講方法
- 臨場感のある講義形式の授業
1)4つの受講方法
資格の大原の社会福祉士受験対策講座は、以下の4つの受講方法を設けています。
- 教室通学
- Webライブ
- Web通信
- 映像通学
教室通学では、決められた日時に、実際に大原校舎で講義を受講することができます。
Webライブでは、実際に大原校舎で行われている授業の生中継を受講することができます。
Web通信では、実際に大原校舎で行われた授業の映像を、自分のデバイス(タブレットやパソコンなど)でいつでも受講することができます。
映像通学では、実際に大原校舎で行われた授業の映像を、大原校舎内の個別視聴ブース内で視聴できます。
これらの4つの受講方法から、自分のライフスタイルに合ったものを選択して受講できます。
2)臨場感のある講義形式の授業
また、資格の大原 社会福祉士受験対策講座における最も大きな特徴は、臨場感・緊張感のあふれる講義形式の授業が展開されている点でしょう。
また、講義形式の授業を受講することで、一人で勉強しているという孤独感が薄れ、受講生のみんなと一緒に頑張っている!という気持ちで学習を進めることができ、モチベーションの維持につながるでしょう。
【資格の大原社会福祉士受験対策講座の受講申込、資料請求(無料)はこちらからどうぞ!】
社会福祉士 受験対策講座 | 社会福祉士 | 資格の大原 社会人講座 (o-hara.jp)
*資格の大原では、社会福祉士国家試験受験資格を得るための講座も開講されています。
受験資格をお持ちでない方は、こちらもチェックしてみるとよいでしょう。
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3)ふくし合格ネット
ふくし合格ネット 社会福祉士合格フルセットの特徴は、その手軽さです。
ふくし合格ネット社会福祉士合格フルセットは、49,500円(税込)で受講することができます。
この通信講座は、他の通信講座よりも安い価格設定がなされています。
例えば、
- ユーキャン 社会福祉士講座:59,000円(税込)
- 資格の大原 社会福祉士受験対策講座(通信課程):58,000円(税込)
となっています。
これらと比較しても、ふくし合格ネット社会福祉士合格フルセットの価格設定が安いことは明らかです。
また、この講座では、eラーニングを用いた学習が提供されており、日々の隙間時間に手軽に学習を進めることができます。
このような手軽さが、ふくし合格ネット社会福祉士合格フルセットの大きな特徴です。
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抜群の指導力・合格実績を持つ講師が開発した教材のご紹介 | ふくし合格ネット (fukushigoukaku.com)
以上が、おすすめの社会福祉士国家試験対策通信講座です。
まとめ
ここまで、社会福祉士の国家試験について焦点をあてて解説をしてきました。
内容をまとめると
- 次回の試験は第35回試験!詳細は未発表。
- 社会福祉士国家試験の合格率は低く、難易度は高い
- 社会福祉士国家試験対策において大切なのは、まんべんなく学習を進めること!
- より早く、より確実に合格を手にするなら、通信講座の受講がおすすめ!
以上のようになります。
社会福祉士は、国家資格ということもあり難関資格です。
しかしながら、国家資格ならではの社会的信用性の高さや、需要の高さなどを考えても、非常に有用性のある資格であるといえます。
様々な魅力にあふれた社会福祉士資格ですが、是非この機会に取得を目指してみてはいかがですか?
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