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ボーカルのおすすめ練習方法8選!独学でも歌が上手くなるコツを解説

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投稿日:2024年2月6日 | 更新日:2024年02月28日

この記事を監修した専門家

kouichi1213
 

「バンドボーカルが上手くならない」と悩んでいませんか?

カラオケなどで練習していても、プロの講師からレッスンを受ける機会がないと、歌を上達させるのはなかなか難しいですよね。

しかし、独学であっても、発声方法や音程の合わせ方などを正しい方法でトレーニングすれば、歌は上手くなります。

練習のために、個人で音楽スタジオを借りることも可能です。

今回は、独学でも歌が上手くなる「バンドボーカルのおすすめ練習方法」を解説します。

ぜひ当記事を参考にして、上手く歌うためのコツをつかみ、バンドボーカルのレベルアップにお役立てください。

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練習方法が悪いとボーカルの上達は難しい理由は?

練習方法 バンドボーカル

ジャズバンドでもロックバンドでも、バンドボーカルを上達させるには、正しい練習方法でボイストレーニングをしなければなりません。

練習方法が悪いと、なかなか上手くなれず時間が無駄になってしまいます。

原因としては以下の理由が考えられます。

・音程が外れたままボーカルの練習を続けている

・発声や表現方法を鍛えるトレーニングをしていない

・テンポやリズム感を良くする練習をしていない

では、バンドボーカルが上達しない原因と改善ポイントについて詳しく解説します。

音程が外れたままボーカルの練習を続けている

バンドボーカルの練習をしていても、音程が外れたまま続けていたのでは、なかなか上手くなれません。

歌の上手さを判断するうえで重要視されるのが「音程の正確さ」です。

歌が上手い人は、音程をきっちり合わせて歌うことができています。

しかし、歌が下手な人は、メロディーに沿った音程で歌うことができず、聴いている人に不快感を与えてしまうのです。

当然、自分の音域よりも高いキーで歌うと、なかなか声が出ずに苦しそうな歌い方になってしまいます。

その場合には、もっと高音を出すための練習方法も必要となるでしょう。

音程を合わせようとせず、自分の好きなように歌っていたのでは、いつまで経っても上手く歌うことはできません。

上手く歌えるようになるには、音程を合わせることを常に意識しながら歌う練習をすることが重要なのです。

発声や表現方法を鍛えるトレーニングをしていない

バンドボーカルが上達しない人の中には、基本的な発声方法や表現方法を鍛えるトレーニングをしていない人が多くいます。

バンドのボーカルにとって、発声方法や表現方法の練習は、魅力ある歌い方をする上でとても大切です。

歌声が小さかったり、表現力が乏しかったりでは、迫力がなく聴いている人を感動させられません。

はっきりとした大きい声を出すことは、バンドのボーカルにとって基本中の基本。

発声が苦手な人がバンドのボーカルになるには、カラオケなどで歌うだけでなく、しっかりとした発声方法を学び、練習を積み重ねなければなりません。

そのためには、腹式呼吸のやり方をトレーニングしたり、腹筋を鍛えて発声力を上げたりするトレーニングも必要となるでしょう。

また、上手く歌うには、声の大きさに加えて、適切な場所で抑揚や緩急をつけなければなりませんので、そのための表現方法も同時にトレーニングする必要があります。

テンポやリズム感を良くする練習をしていない

バンドボーカルが上達しない原因のひとつとして、テンポやリズム感を良くする練習方法を取り入れていないことも挙げられます。

特にジャズなどではリズムが大切。

いくら声量があっても、テンポやリズム感が悪いと、上手くメロディーに乗ることができず、歌が単調に聴こえてしまうのです。

また、表現力も上手く発揮することができなくなります。

バンドのボーカルにとって大事なのは、リズムに乗って歌うことです。

バンドのボーカルがリズムに乗って歌っていると、聴いている人も楽しくなり、自然に体が動き出します。

楽曲によって、速いテンポだったり遅いテンポだったり変化しますが、どんなテンポにも対応できるよう、カラオケなどを利用して、その曲のノリをしっかりつかむトレーニングをすることが大切です。

バンドボーカルのおすすめ練習方法8選

ボーカル

それでは、バンドボーカルのおすすめ練習方法を解説します。

独学でバンドボーカルを上達させるには、そのためのトレーニングが必要です。

しかし、どんな練習方法でもいい訳ではなく、基本を重視したうえで、より効果的な方法でトレーニングしなければなりません。

ここでは、8つのおすすめ練習方法を解説しますので、ぜひ参考にして、バンドボーカルのレベルアップに役立ててください。

・ボーカルのウォーミングアップを行う

・初心者は自分のキーに合っている楽曲を歌う

・声質が似ているアーティストの楽曲を歌う

・自分の歌声を録音して聴くボイトレ方法

・歌詞の母音を意識して歌うボイトレ方法

・楽曲を聴き込み覚えて歌うボイトレ方法

・姿勢とマイクの持ち方に注意する

・バンドボーカルの練習は1日1回とする

ボーカルのウォーミングアップを行う

バンドボーカルの練習では喉が酷使され、体力もかなり消耗します。

ですから、バンドボーカルの練習を始める前に、まずは、身体と喉のウォーミングアップを行いましょう。

スポーツを行う時と同じように、準備運動をして、使う筋肉をほぐしておくのです。

特に喉は、いきなり歌を歌い始めると、喉の筋肉への負担が大きくなり、痛める可能性がありますので注意してください。

おすすめのウォーミングアップのやり方としては、まずは、ストレッチで全身をほぐして、身体を温めていきましょう。

背伸びをしたり上半身を横に倒したりなど、大きな動きのストレッチから始め、次に、喉や口、首回りなど、顔周辺を中心にストレッチしてください。

ストレッチで身体全体をほぐせたら、次は喉のウォーミングアップです。

「リップロール」「タングトリル」などの方法を用いれば、発声することなく準備運動ができるのでおすすめです。

リップロールとは、唇をプルプルと振るわせて発声するボイストレーニングの練習方法で、多くの歌手や声優が行っています。

また、タングトリルとは、上の歯の裏側辺りに舌を触れさせて、息を吐きながら舌先を「トゥルルル」と振動させるボイストレーニングです。

どちらもボイストレーニングの基礎となりますので、ぜひ取り入れてみてください。

初心者は自分のキーに合っている楽曲を歌う

バンドボーカルの練習で大切なことは、自分のキーに合っている楽曲でボイストレーニングをすることです。

特に初心者の方は、自分が得意な音域で歌う方が練習しやすく上達も早まります。

初めから高いキーに挑戦しようとすると、喉を痛めてしまうので注意してください。

もし、自分の音域よりも高い楽曲を歌う場合には、キーを下げて歌いましょう。

自分に合っている音域がわからない人は、とにかく苦しくない範囲で最後まで歌い切れる楽曲を選ぶようにしてください。

もちろん。プロの歌手を目指すような場合には、あらゆる高さのキーに対応できるような練習方法が必要となりますが、初めから無理に音域を広げようとするのは、難しいテクニックをトレーニングする必要があるため、初心者にはおすすめできません。

バンドボーカルの初心者は、まずは、自分に合った音域の楽曲を探し、その曲を完璧に歌いこなせるよう練習していくのが、バンドボーカルを上達させる近道です。

特にジャズなどは音域が広いため、自分に合った音域の曲で歌うことが大切です。

声質が似ているアーティストの楽曲を歌う

バンドボーカルの初心者が練習をする際の楽曲は、自分の声質と似ているアーティストの曲がおすすめです。

自分の声質と似ているアーティストの楽曲なら、その分歌いやすくなりますし、上達も早くなります。

人の声質には種類があるため、自分の声質がどの種類に属するのかを知っておくと良いでしょう。

例えば、「明るくて元気な声質」「優しくて安心できる声質」「穏やかで貫禄がある声質」「セクシーな声質」「情熱や熱意を感じる声質」など。

声質が似ているアーティストの楽曲なら、音域も同じくらいの範囲でしょうから、自ずとキーも合わせやすくなりますし、ストレスなく歌えるはずです。

ぜひ、自分の声質と似ているアーティストの楽曲を選び、ボイストレーニングをしてみてください。

自分の歌声を録音して聴くボイトレ方法

自分の声を録音して聴くと、別人が話しているように感じますが、歌声も同じで、自分で感じている声と周りが聴いている声とでは、意外と違いがあるのです。

また、自分では音程やリズムなど完璧にできているつもりでも、録音して聴いてみると、実際にはそうでない場合も多くあります。

バンドボーカルを上達させるうえで、自分の歌声を録音して客観的に聴くことは、とても効果的な練習方法なのでおすすめです。

自分の歌声を録音することで、変な癖や上手に歌えていない場所を発見することができ、どこを改善すれば良いかが明確になります。

スマートフォンで録音アプリを入手すれば、簡単に録音して聴くことができますので、ぜひ練習方法として取り入れてみてください。

歌詞の母音を意識して歌うボイトレ方法

バンドボーカルの練習では、歌詞の「母音」を意識して歌うことが重要です。

なぜなら、子音よりも母音を意識して出すイメージで歌うと、フレーズが滑らかにつながるようになり、聴いていて心地良く感じられるからです。

母音は「a、i、u、e、o」の5音だけではありません。

「a」だけでも、はっきり「a」と発音するものと「e」混じりのもの、そして口を少し閉じてあいまいな発音をするものなどがあります。

プロの歌手の人たちは、こうした音の使い分けをトレーニングによって身に付け、自然にできるようになっているのです。

独学で身に付けるには難しいテクニックですが、プロの人たちの歌い方を良く聴くと感覚がつかめてきますので、ぜひ意識して取り組んでみてください。

楽曲を聴き込み覚えて歌うボイトレ方法

バンドボーカルを早く上達させるには、歌う楽曲を1つに絞り、何度も繰り返し聴き込み、歌詞やメロディーを覚えてしまうトレーニング方法がおすすめです。

いちいち歌詞を目で追いながら歌っていたのでは、歌い切ることだけに捕らわれてしまい、上手く歌うことに集中できません。

しかし、歌詞やメロディーを覚えてしまえば、音程をしっかり合わせることに集中できますし、どの場所で抑揚をつけたらよいのかなども分かるようになります。

こうして、完璧に歌える曲を1曲ずつ増やしていくことで、自分の歌に自信が持てるようになり、歌唱力も確実に向上していくのです。

初心者の方は、様々な曲にチャレンジしようとするのではなく、まずは課題曲を1つに絞り、自分の得意曲となるように、みっちりと練習していきましょう。

姿勢とマイクの持ち方に注意する

バンドボーカルの練習では、姿勢とマイクの持ち方に注意することも大切です。

まず、歌う時の姿勢ですが、背筋を伸ばした姿勢で歌うようにしましょう。

背中が丸まっていると、音域が狭まるばかりか、声帯を痛める可能性もあります。

背筋を伸ばし、肩をリラックスさせて歌うことで、身体に無理なく、高音も低音も出しやすくなるでしょう。

次に、マイクの持ち方ですが、一般的なスタジオマイクはヘッド部分の方向からしか音を拾わない仕組みになっていますので、マイクは上向きや下向きではなく、床と並行に持つようにしましょう。

また、ヘッド部分を口に近づけすぎると破裂音の原因になるので、自分の声量に合わせて、マイクを近づけたり遠ざけたりして、適切な距離を保つようにしてください。

バンドボーカルの練習は1日1回とする

バンドボーカルの練習をする際に気を付けたいのが、練習の頻度です。

早く上手くなりたいからといって1日に何度も練習してしまうと、その分喉に負担がかかり、結果として喉を痛めてしまいかねません。

したがって、バンドボーカルの練習は1日1回がおすすめです。

時間は3時間以内に終わらせるのが良いでしょう。

ただし、無理して長時間やろうとせず、喉が疲れてきたと感じたら、練習を切り上げるようにしてください。

無理のない範囲で練習を続けていれば、喉の筋肉や声帯が鍛えられ声を出しやすくなってきますので、練習時間を延ばすのは、それからにしましょう。

なお、喉の調子が悪いと感じた時は、その日の練習は休み、ゆっくりと喉を休ませることが大切です。

バンドのボーカルは喉の乾燥対策に注意が必要?

バンドボーカル 喉

バンドのボーカルを務めるうえでは、身体の健康管理も重要になってきます。

特に、喉の乾燥対策には細心の注意が必要です。

喉が乾燥してしまうと、声を出しにくくなるたけでなく、ウイルスや細菌に感染しやすくなり、体調を崩す原因にもなります。

喉を乾燥から守るためには、「加湿器を使用する」「寝る時にマスクをする」「小まめに水分を補給する」「お酒の飲みすぎやタバコの吸い過ぎに注意する」など、日頃からの取り組みが大切です。

バンドのボーカルであるからには、喉が乾燥して声が出なくなる事態は絶対に避けなければなりません。

声が出なくなってからでは遅いので、スタジオ内での加湿器の使用や水分補給など、生活習慣のひとつとして、喉を乾燥から守るケアを心がけていきましょう。

本気でプロを目指すなら「ボイトレ教室」がおすすめ?

バンドボーカル ボイトレ教室

ここまで、独学で行うバンドボーカルの練習方法について解説してきましたが、本気でプロを目指すなら、ボイストレーニング教室などの音楽専門スクールに通うことが堅実です。

プロのバンドボーカルになるのは簡単ではありませんので、ボイストレーニング教室などで、本格的なレッスンを受ける必要があるのです。

では、ボイストレーニング教室(ボイトレ教室)のメリットを解説します。

自宅やカラオケよりも質の高い練習ができる

ボイトレ教室のメリットは、歌い方の基本をしっかりと学べることです。

バンドボーカルを独学で練習している人も多くいますが、自宅やカラオケでの練習だと、変な癖がつきやすいので注意してください。

自宅やカラオケで変な癖をつけないためには、初心者の段階から、正しい発声方法や音程の合わせ方などを学ぶ必要があります。

しかし、独学で練習している初心者の場合、こうした基礎的なボイストレーニングを正しい方法で行うのは難しいでしょう。

一方、ボイトレ教室などの音楽専門スクールであれば、プロの講師が付いて、実際の音楽スタジオを使って、正しい方法で基礎的なボイストレーニングを積むことができるため、自宅やカラオケよりも質の高い練習ができるのです。

不安なことや分からないことを講師に相談できる

ボイトレ教室では、不安なことや分からないことを、プロの講師にその場で相談することができます。

自分でも、必要な知識をネットや本で調べることはできますが、時間がかかりますし、見つけた答えが本当に自分が悩んでいることの解決策になるとは限りません。

バンドボーカルの様々な悩みを解決するには、バンドボーカルとして熟練したプロの講師に直接相談し、長年の経験に基づく生きたアドバイスをもらうのが有効です。

特に、ジャズなどの難しいジャンルでは尚更です。

ボイトレ教室の先生方は、「こういう生徒にはこうした方が良い」ということが、経験上分かっていますので、何でも安心して相談できますし、ジャズやロックなど、それぞれの特徴に合わせた的確な答えを教えてくるでしょう。

プロのレッスンにより独学よりも早く上達できる

ボイトレ教室では、数多くの経験を積んでいるプロの講師たちが、バンドボーカル上達に向けた最短距離での道筋を考えて、レッスンのカリキュラムや内容を、初級用や中級用に分けて考えています。

もちろん、ギターなどの楽器が揃った音楽スタジオも併設されていますので、ジャズやロックなど様々な音楽に対応できます。

ですから、迷うことなくその通りに練習していけば、効率よく上達できるのです。

もちろん独学の場合でも、目標をしっかりと持ち、どのような手順を踏めば良いのかを明確にしておけば、途中で挫折することなく、進んでいくことができます。

しかし、自分一人ではそこまでやれる自信がない人にとっては、ボイトレ教室などの音楽専門スクールが強い味方になってくれるでしょう。

正しい練習方法で歌が上手いバンドボーカルを目指そう!

歌が上手いバンドボーカルを目指すには、正しい練習方法でボイストレーニングをしなければなりません。

バンドボーカルの練習をしているのになかなか上達しない人は、練習の方向性やボイストレーニングやり方を見直し、正しい練習方法に切り替える必要があります。

ジャズでもロックでも、バンドボーカルを上達させるポイントは同じです。

ぜひ、今回紹介した「バンドボーカルのおすすめ練習方法」をもとに、歌が上手くなるコツをつかんでいただき、バンドボーカルのレベルアップに役立ててください。

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