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投稿日:2024年2月2日 | 更新日:2024年02月02日
Webデザインに興味がある方は、関連する資格の取得がおすすめです。
資格を取得できれば知識やスキルが体系的に身につき、就職や転職の際のアピールにもつながるでしょう。
しかし、なかには下記のような疑問を感じる方もたくさんいます。
「Webデザインにはどんな資格があるのか」
「どうやって勉強すればよいか」
そこで、本記事ではWebデザインに関する資格と取得するメリットを解説します。
Webデザインに興味がある方は、ぜひ最後まで読んで検討してください。
Webデザイン資格
Webデザインに関連する資格は、次の8つです。
①ウェブデザイン技能検定
②Webクリエイター能力認定試験
③HTML5プロフェッショナル認定資格
④アドビ認定プロフェッショナル
⑤Photoshop(R)クリエイター能力試験
⑥Illustrator(R)クリエイター能力認定試験
⑦Webディレクション検定
⑧色彩検定
Webデザイナーは資格がなくても仕事はできますが、資格取得を通じてスキルや知識を体系的に身につけられます。
資格によって内容が異なるため、自分が習得したいスキルや知識に合わせて資格取得を目指すとよいでしょう。
①ウェブデザイン技能検定
ウェブデザイン技能検定は、特定非営利活動法人インターネットスキル認定普及協会が主催している資格です。
厚生労働省から指定を受けている国家資格であるため、取得できれば就職や転職のアピールにもなるでしょう。
試験では実技試験と学科試験が実施され、ウェブデザインや知識やスキルが問われます。
なお、ウェブデザイン技能検定は1級・2級・3級の3段階にわかれており、自分のレベルに合わせて受験できます。
ウェブデザイン技能検定は国家試験ですが、難易度が高い資格ではないので、初心者の方におすすめです。
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②Webクリエイター能力認定試験
Webクリエイター能力認定試験とは、サーティファイ Web利用・技術認定委員会が主催している資格です。
資格取得を通じて、Webクリエイターに必要とされるWebデザインスキルやWebサイトのコーディングスキルが身につきます。
さらに、Webクリエイター能力認定試験は日本で初めて世界標準に対応した試験でもあるため、世界水準のWebデザインスキルが身につく資格といえます。
出題範囲は、次の通りです。
- 制作環境
- Webサイトの構成と設計
- HTML
- CSS
- ビジュアルデザインと配色
なお、試験はスタンダードとエキスパートの2つにわかれているため自身のレベルに合わせて選択できます。
Webクリエイター能力認定試験は、Web業界のなかでも多くの方が受験している資格なので、興味がある方はぜひ挑戦しましょう。
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③HTML5プロフェッショナル認定資格
HTML5プロフェッショナル認定資格とは、特定非営利活動法人エルピーアイジャパンが主催している資格です。
資格取得を通じて、HTML5やCSS3・JavaScriptなど最新のマークアップに関するスキルと知識が身につきます。
試験はレベル1とレベル2でわかれており、出題範囲は下記の通りです。
レベル1
- Webの基礎知識
- CSS
- 要素
- レスポンシブWebデザイン
- APIの基礎知識
レベル2
- JavaScript
- WebブラウザにおけるJavaScriptAPI
- グラフィックス・アニメーション
- マルチメディア
- ストレージ
- 通信
- デバイスアクセス
- パフォーマンスとオフライン
- セキュリティモデル
エンジニアレベルの試験のため、難易度は高めといえるでしょう。
しかし、資格が取得できれば、HTML5やCSS3・JavaScriptなどのWebに関する高い知識とスキルが身につきます。
Webデザイナーとしてキャリアアップやスキルアップを考えている方は、ぜひ挑戦しましょう。
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④アドビ認定プロフェッショナル
アドビ認定プロフェッショナルとは、Adobe社が公認する国際認定資格です。
資格取得を通じてAdobe社のPhotoshop・Illustrator・Premiere Proに関する知識とスキルが身につき、Webデザイナーとしての仕事の幅も広がるでしょう。
さらに、ビジュアル表現で伝えるスキルや作業効率の向上など、資格の取得を目指すことで様々なメリットがあります。
試験科目はアプリケーションごとに独立しており、資格は科目ごとに認定される点が特徴です。
難易度は普通程度とされているため、しっかり対策すれば合格点に到達できます。
また、公式サイトにサンプル問題があるので、受験を検討している方や興味がある方はサンプル問題を解いてみましょう。
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⑤Photoshop®クリエイター能力試験
Photoshop®クリエイター能力試験とは、ソフトウェア活用能力認定委員会が主催している資格です。
Adobe社の製品のなかでもPhotoshop®に特化しており、資格取得を通じて画像編集スキルや知識が身につきます。
出題範囲は、次の通りです。
- 基本機能
- 選択範囲の作成
- 画像の移動と変形
- カラーモードと色調補正
- ペイント
- レイヤー操作
- パスとシェイプ
- テキストの入力と編集
- フィルター
- 画像の入出力
- Web 用画像の作成
- アクションと自動処理
- DTP/Web デザイン基本知識
また、試験はスタンダードとエキスパートにわかれているので、自身のレベルに合わせて受験しましょう。
Photoshop®クリエイター能力試験は、Webデザイナーを目指す方でPhotoshop®を使いこなしたい方におすすめです。
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⑥Illustrator®クリエイター能力認定試験
Illustrator®クリエイター能力認定試験とは、サーティファイソフトウェア活用能力認定委員会が主催している資格です。
Adobe社の製品のなかでもIllustrator®に特化しており、資格取得を通じてドキュメントデザインに関する知識やIllustrator®を活用したコンテンツ制作スキルが身につきます。
出題範囲は、次の通りです。
- 基本機能
- オブジェクトの基本操作
- パスの描画と編集
- カラー設定
- オブジェクトの編集
- レイヤー
- テキストの入力と編集
- グラフ
- アクションと自動処理
- データの入出力
- DTP/Web デザイン基本知識
Photoshop®クリエイター能力試験と同様にスタンダードとエキスパートにわかれているため、初心者の方はスタンダードを受験することがおすすめです。
Webデザイナーの方でIllustrator®を使いこなしたい方は、Illustrator®クリエイター能力認定試験にも挑戦しましょう。
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⑦ウェブディレクション検定
Webディレクション検定は、一般社団法人日本Web協会が主催している検定試験です。
資格取得を通じて、Web制作の工程管理やプロジェクト企画・サイト全体の情報構造設計など、Webディレクターに必要なスキルが身につきます。
試験は公式テキストから出題され、出題範囲は次の通りです。
- インターネットビジネス
- プロジェクトマネジメント
- Webサイトの企画
- Webサイトの設計
- Webマーケティング
Webディレクション検定は、キャリアアップを目指す方や仕事の幅を広げたい方におすすめです。
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⑧色彩検定
色彩検定とは、公益社団法人色彩検定協会が実施している検定試験です。
国家資格ではありませんが、文部科学省が支援している資格のため、信頼性の高い資格といえます。
資格取得を通じて、色彩に関する理論や法則を体系的に学べるので、Webデザイナーに必須なデザイン力が高められるでしょう。
また、Webデザイナーはクライアントの様々な要望に応える必要がありますが、色彩に関する知識があれば説得力のある提案ができるでしょう。
試験では1級・2級・3級・UC級の4つにわかれており、どの級からでも受験できます。
色彩検定は、Webデザインに関係する資格ではありませんが、自身のデザイン力を高めたい方におすすめです。
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Webデザイン資格を取得するメリット
資格を取得するメリットは、次の2つです。
1.資格取得を通じてWebデザインを体系的に学べる
2.スキルや知識を客観的に証明できる
順番に見ていきましょう!
1.資格取得を通じてWebデザイン体系的に学べる
資格を取得する大きなメリットは、Webデザインに関するスキルや知識が体系的に身につく点です。
Webデザインに関する資格はたくさんあり、自分が習得したい知識やスキルに合った資格が身につけられるでしょう。
また、試験に合格する目標を立てることでモチベーションが上昇し、効率的にWebデザインに関するスキルや知識が習得しやすくなります。
そのため、初心者の方やWebデザイナーとしてスキルアップしたい方は資格取得がおすすめです。
2.スキルや知識を客観的に証明できる
Webデザインに関するスキルや知識を客観的に証明できる点も、大きなメリットです。
スキルや知識を客観的に証明できれば、就職や転職の際のアピールにつながります。
そのため、初心者の方や未経験の方がWebデザイン業界を目指す場合は、資格を取得しておくとよいでしょう。
また、資格によっては名刺に記載でき、顧客からの信用が得られやすいでしょう。
例えば、国家資格であるウェブデザイン技能検定に合格すると「○級ウェブデザイン技能士」のような形式で名刺に記載できます。
資格が取得できれば、就職や転職だけでなくクライアントワークにおいても役に立つため、興味がある方はぜひ取得しましょう。
Webデザインの仕事内容
Webデザイナーの仕事内容は、企業や個人から依頼を受け、Webサイトのデザインを制作することです。
仕事は、次のような流れで進行します。
1.Webサイトの構成とレイアウトを決める
2.Webサイトのデザインを作る
3.Webサイトコーティングを行う
なお、フリーランスのWebデザイナーの場合、上記に加えて自ら営業しなければなりません。
そのため、フリーランスを目指す方はコミュニケーション能力が必須といえるでしょう。
Webデザインに必要なスキルとは
Webデザイナーに必要なスキルは、大きく2つです。
- デザインスキル
- コーティング
Webデザイナーにはデザインスキルが求められるため、PhotoshopやIllustratorなどWebデザインに必須なツールは使いこなせるようにしましょう。
また、コーディングスキルも必須とされているので、HTMLやCSSなどの理解も必要です。
その他にも、企画力やコミュニケーション力など様々なスキルが必要になるケースがあり、Webデザイナーは常に努力することが求められるでしょう。
Webデザインに向いている人
Webデザイナーは制作に関する仕事なので、ものづくりが好きな人や好奇心が旺盛な人に向いているでしょう。
何かを創造することが好きで常に新しいものを追いかける性格の人に、Webデザイナーはおすすめです。
また、Webデザイナーはどのような意図でデザインを決定したのかをクライアントに伝える必要があるため、論理的に物事を考えられる人も向いているといえます。
Webデザイン資格の勉強方法
Webデザインに関連する資格の勉強方法は、次の3つです。
1.独学
2.オンライン講座
3.スクール
勉強方法は人によって相性があるため、自分に合った方法で資格取得を目指しましょう。
1.独学で資格を勉強する
Webデザインの資格は、独学でも取得ができます。
独学で資格取得を目指す場合は、公式テキストなどの参考書を購入して勉強を進めましょう。
ただし、なかには難易度の高い資格もあり、初心者の場合だと独学で試験を突破することが困難です。
初心者や未経験者の方がWebデザインの資格に挑戦する際は、他の勉強方法も検討しましょう。
2.オンライン講座で資格を勉強する
Webデザインの資格を目指す場合は、オンラインでの勉強がおすすめです。
オンライン学習ではプロの講師がWebデザインの試験について解説するため、効率よく学習できます。
例えば、ユーキャンやドットインストールなどがあります。
オンライン学習は忙しい方も学習しやすいので、迷われている方はぜひ検討しましょう。
3.スクールで資格を勉強する
まとまった時間が作れる方は、スクールへの通学も検討しましょう。
スクールではWebデザインのプロが直接指導するため、独学やオンライン学習よりも効率的に知識やスキルが身につきます。
スクールでは基礎から学べるので、初心者や未経験者の方におすすめです。
まとめ
Webデザインの初心者や未経験者の方は、資格取得がおすすめです。
Webデザイナーは、デザインスキルやコーディングスキルなど様々なスキルを身につける必要があります。
資格取得を通じてWebデザインに関する知識が体系的に身につけられ、就職や転職の際のアピールにもつなげられるでしょう。
資格は様々な種類があるため、自分に合った資格の取得を目指しましょう。
Webデザイナーは人気が高い職業なので、興味がある方はぜひ!
みなさんの資格取得ライフを応援しています!