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技術士の年収は高い?資格試験のおすすめ勉強法も紹介

技術系

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投稿日:2024年3月18日 | 更新日:2024年04月22日

技術士の年収はどのくらいか気になる人は多いと思います。技術士の年収が他の職種と比較してどのくらいか説明しています。

技術士になるには試験合格が条件なので、試験の難易度やおすすめの勉強法も紹介しているので参考にしてください。

※この記事は2024年3月現在の情報となっております。

技術士の企業規模計ごとにランキングして平均年収や給料を紹介!

設計図を描く男性

技術士の平均年収はどのくらいなのか紹介しています。技術士の企業規模別平均年収と、他職種平均年収を比べています。

技術士の平均年収は?

2019年度の賃金構造基本統計調査による職種別の給与額から技術士の平均年収を示すと以下のとおり。

(きまって支給する現金給与額×12ヵ月)+年間賞与その他特別給与額

  • 企業規模計10人以上  :666万9,300円 (439,400円×12)+1,396,500円=6,669,300円
  • 1位:企業規模計1,000人以上:752万600円    (474,200円×12)+1,830,200円=7,520,600円
  • 2位:企業規模計100~999人:668万6,000円    (426,200円×12)+1,571,600円=6,686,000円
  • 3位:企業規模計10~99人    :606万3,300円     (423,700円×12)+978,900円   =6,063,300円

参照元:【賃金構造基本統計調査 職種DB第1表】

企業規模により平均年収は変わりますが、技術士の平均年収はおよそ670万円となっています。給与は42万円から47万円程度で、年間賞与などは97万円から180万円程度と幅がありますが安定して収入が得られることがわかります。

企業規模別で年収をランキングすると、企業規模計1,000人以上が1位で次いで100~999人、10~99人という順です。規模数が多いほど年収が高いといえます。

同じ技術士であっても、勤務先の企業の規模などによって年収には大きく差がある点も押さえておくとよいでしょう。

他職種の平均年収と比較

2019年度の賃金構造基本統計調査による他の職種の平均年収を列挙し、技術士の平均年収と比べています。

(企業規模計10人以上の平均年収:(きまって支給する現金給与額×12ヵ月)+年間賞与その他特別給与額)

  • 医師        :1,169万2,300円 (910,000円×12)+772,300円    =11,692,300円
  • 電車運転士     :618万8,000円  (389,700×12) +1,511,600円 =6,188,000円
  • システムエンジニア :568万9,000円  (380,000円×12)+1,129,000円=5,689,000円
  • 自動車組立工    :506万6,700円  (341,700円×12)+966,300円   =5,066,700円
  • 看護師       :482万9,100円  (334,400円×12)+816,300    =4,829,100円
  • 鉄工        :443万9,700円  (306,100円×12)+766,500円   =4,439,700円
  • デザイナー     :432万7,600円  (307,400円×12)+638,800円   =4,327,600円
  • プログラマー    :425万8,000円  (304,400円×12)+605,200円   =4,258,000円
  • パン・洋生菓子製造工:340万6,500円  (251,000円×12)+394,500円   =3,406,500円
  • ホームヘルパー   :327万7,000円  (240,800円×12)+387,400円   =3,277,000円

参照元:【賃金構造基本統計調査 職種DB第1表】

いくつかの職業の平均年収をピックアップしていますが、同じ年の技術士の企業規模計10人以上の平均年収は666万9,300円です。他の職種と比べても技術士の平均年収が高いことがわかります。

給与額、年間所与等の特別給与額どちらにおいても他の職種よりも高いといえます。2019年度の全体の平均年収436万円と比べても技術士の年収は平均年収を上回っている年収です。

平均年収は同じ職種であっても企業によっても異なるため、あくまでも平均的なデータとして参考にしてください。

参照元:【令和元年分民間給与実態統計調査結果について】

年収が高い技術士の試験は合格率が低い?人気の建設部門の合格率とは

合格発表を見る学生達

技術士は給料面でも安定した職業ですが、技術士として働くには試験合格が必須です。まずは、技術士試験の難易度から把握しましょう。

一次試験合格率は?

技術士の資格取得は、まず一次試験からの挑戦です。技術士の一次試験は択一式の問題で、基礎科目と適性科目、専門科目の3つから構成されています。

  • 平成26年度:61.2%
  • 平成27年度:50.6%
  • 平成28年度:49.0%
  • 平成29年度:48.8%
  • 平成30年度:37.8%
  • 令和元年度:51.4%
  • 令和2年度  :43.7%
  • 令和3年度  :31.3%
  • 令和4年度  :42.2%

参照元:【技術士第一次試験結果】

技術士の一次試験は令和2年度から4年度においては30%から40%台の合格率です。一次試験の段階で3割から4割程度の合格率と考えると難易度が高い試験といえます。

択一式の試験で記述式の問題がないとしても、専門性が高い問題からの出題なのでしっかりとした試験対策が必要です。

二次試験合格率は?

技術士の二次試験を合格しなければ技術士として働くことはできません。二次試験を受験するまでには経験を数年間積むことが条件となっているため、二次試験を合格すれば技術士に必要な知識とスキルを身につけていると判断され重宝されるでしょう。

  • 平成25年度:16.4%
  • 平成26年度:15.1%
  • 平成27年度:14.7%
  • 平成28年度:14.6%
  • 平成29年度:13.3%
  • 平成30年度:9.1%
  • 令和元年度:11.6%
  • 令和2年度  :11.9%
  • 令和3年度  :11.6%
  • 令和4年度  :11.7%

参照元:【技術士第二次試験結果一覧表】

技術士の二次試験の合格率を見ると、10%前後の合格率とわかります。指導者などの下で経験を積んだ人たちの合格率なので、いかに技術士の二次試験が難しいかがうかがい知れます。

給料面でも安定している技術士として働くためには、技術士試験合格が必須なので合格が目指せる勉強法で試験対策をおこないましょう。

技術士資格の部門別合格率は?

一次試験と二次試験どちらも専門科目と選択科目で技術部門のなかから1つの技術部門を選択して受験します。一次試験と二次試験において受験者数が最も多いのは、建設部門です。

部門別合格率のなかから建設部門の合格率をピックアップして紹介します。

  • 一次試験建設部門合格率:41.2%
  • 一次試験全体の合格率 :42.2%
  • 二次試験建設部門合格率:9.7%
  • 二次試験全体の合格率 :11.7%

令和4年度の技術士一次試験と二次試験の合格率と照らし合わせると、建設部門の合格率は低く難易度が高い技術部門とわかります。建設は受験者数が多い技術部門でありながら、難易度が高いため専門的な試験対策が必要です。

技術士ができる収入や年収が上がるための3つの方法は?

年収アップを示す画像

技術士が平均年収をアップさせるには大きくわけて3つの方法があります。技術士が給料をアップさせることは可能ですが、その分求められる力を十分に発揮しなければならないことは念頭に置いておきましょう。

  • 転職する
  • 独立する
  • 実績をつくる

どの方法もメリットやデメリットがあるので、さまざまな点を加味したうえで実践できそうなものを選ぶとよいでしょう。

転職する

まず、技術士が年収をあげる手段として転職する方法が挙がります。先ほど紹介した平均年収でもわかるとおり、同じ技術士であっても企業規模などによって平均年収は変わってきます。

業績がよい企業であればその分給与面にも反映しやすいことが関係。技術士の平均年収などと比較して給与が少ないと感じるのであれば転職を考えるのもありです。

転職をする場合は、現在の仕事の合間に転職活動をしなければならないため休日などは転職活動に充てる必要があります。現在の会社において多くの仕事を任されている場合などはすぐに転職するのが難しい場合も。

転職した後に想像していた業務内容と違ったと思ったり、現在の会社の方がよかったと後悔したりしないように事前の確認はしっかりおこないましょう。転職して自分の納得のいく働き方ができるかは確認必須。

給与額や年収などは転職活動時にも確認できることなので最初に確認しておくことです。企業によっては技術士の資格手当を多く支給している場合もあるため要チェックです。

独立する

次に、技術士として年収をあげるには独立するという方法もあります。自分の会社を持ちたいと思っている人は独立が向いています。

独立すると企業に勤めるよりも自由度が増すというメリットも。ただし、独立する際にはさまざまな必要経費がかかったり、人脈を作ったりと軌道に乗るまで大変に感じることも多いです。

その点をクリアできる人のみが独立を検討するとよいです。独立することで大幅な給料アップも夢ではないので、方法の1つとして覚えておくとよいでしょう。

実績をつくる

転職をしたり、独立をしたりするのはハードルが高そうと感じる人は現在の職場において実績をつくるのがおすすめです。大きな売り上げ貢献や大幅な業務の効率化に一役買うなどの実績をつくれば、給料面での評価アップも期待できます。

しかし、技術士試験の難易度が高いことからもわかるように技術士は、高度な知識とスキルを持っている人のみが合格できる試験を突破してきた人たちです。そのため、先輩や同僚においても高いスキルを持っている人たちの集まりなのでそのなかで評価されるには、通常の業務にプラスした抜きんでたものが必要です。

与えられた業務をこなしたうえで、評価に値する実績が作れるかどうかがカギといえるでしょう。

年収が高い技術士の資格試験は合格率が上がる通信講座がおすすめ

通信講座を受けている女性

技術士として活躍するならまずは技術士の資格を取得することからです。

技術士の資格試験を受けるなら、通信講座がおすすめです。資格の取得が難しいと言われている技術士資格でも、合格できるように手厚いサポートが受けられるのがメリットです。

充実したテキストや過去問を使った学習に加えさまざまな学び方があります。

おすすめの通信講座

  • スタディング
  • アガルート

それぞれの通信講座の特徴やメリットとともに紹介していくので、ぜひ参考にしてください。

スタディング

スタディング
  • スマートフォンで気軽に勉強できる
  • 無料講座がある
  • 質問カードで疑問点を解消できる

スタディイングではオンライン講座に対応しており、スマートフォンから気軽に講座を受講できるのが特徴です。移動時間をカットできるため、その分を技術士資格試験の勉強時間にあてられるでしょう。効率よく学べるため、合格率アップにもつながります。

また、無料講座を用意しているため、お試しで受講するのも可能です。講座の雰囲気が自分に合っているか、分かりやすい授業になっているかなどを実際に体験できるため、自分との相性を確認しやすいでしょう。

さらにスタディングの「技術士二次試験合格コース」では、二次試験に特化した講座を受講できるのがメリットです。

申込書の書き方や論文の回答方法、口頭試験の解答方法などを丁寧に添削してもらえます。解答力を身に付けられるため、難易度の高い試験でもリラックスしながら臨めるでしょう。

技術士試験に関する講座名技術士講座の内容金額
技術士二次試験合格コース[2024年度試験対応]合格コース(講座・テキストのみ)    ・技術士になるための基本講座(ビデオ/音声)
・WEBテキスト 
・講師への相談 
一括 29,700円
分割月々 2,676円×12回から
技術士二次試験合格コース[2024年度試験対応]合格コース(添削・質問カード付)
・技術士になるための基本講座(ビデオ/音声)
・WEBテキスト
・講師による確認テスト
・添削課題(受験申込書、必須科目、II-1、II-2、III、口頭試験)及び「追加添削課題」4回分
・キーワード練習冊子
・チェックシート(筆記試験対策)
・講師による口頭試験予想質問集
・ポイント集(口頭試験対策)
・質問カード
・講師への相談 
 
一括 69,300円
分割月々 5,900円×12回から
技術士二次試験 総合技術監理部門コース[2024年度試験対応]
総合技術監理部門コース
(講座・テキストのみ)
・技術士になるための基本講座(ビデオ/音声)
・WEBテキスト
・講師への相談 
一括 28,600円
分割月々 2,577円×12回から 
技術士二次試験 総合技術監理部門コース[2024年度試験対応]
総合技術監理部門コース
(添削・質問カード付)
・技術士になるための基本講座(ビデオ/音声)
・WEBテキスト
・講師による確認テスト
・模擬論文
・添削課題(受験申込書、記述式(解答骨子・完全解答)、口頭試験)
・セレクト過去問集
・講師による予想問題集(口頭試験対策)
・質問カード
・講師への相談 
一括59,400円
分割月々 5,100円×12回から 

アガルート

アガルート
  • 二次試験対策に特化している
  • 丁寧なサポートが受けられる
  • 合格祝い金制度や合格時返金制度がある

アガルートでは技術士資格を取得するために、徹底したサポートをおこなっているのが特徴です。中でも合格が難しいとされている二次試験に特化した講座が受けられるのがメリットです。

二次試験に合格するためにどのような対策をすればよいのかや、徹底した論文対策もおこなってもらえます。記述式の添削だけではなく、実務経験証明書から口頭試験の模擬試験まで、実績やスキルが豊富な講師がマンツーマンでサポートしてくれます。

わからないところやつまずいた部分があってもすぐに対応してくれるため、時間を無駄にせず集中できるでしょう。

また、合格祝金制度や合格時返金制度があるのもメリットの1つです。特典が充実しているため、モチベーションを保ったまま資格勉強に挑めるでしょう。

技術士試験に関する講座名技術士講座の内容金額
【技術士試験の無料体験】  サンプル講義+テキストデータ無料
技術士第二次試験 合格カリキュラム/20部門/フル
・技術士になるための基本講座
・WEBテキスト
・講師による確認テスト
・添削課題
・講師への相談 
107,800円
技術士第二次試験 合格カリキュラム/20部門/ライト・技術士になるための基本講座
・WEBテキスト
・講師による確認テスト
・添削課題
・講師への相談 
63,800円
技術士二次試験 追加添削(5回分)技術士試験に合格するための追加添削27,500円

技術士の仕事は給与や収入面で安定している!難易度が高い資格試験は通信講座で勉強しよう

意気込む男性

技術士の年収は高く、給料面でも安定している職業です。技術士として働くには技術士の資格試験を合格するしかありません。

技術士試験は難易度が高いため、効率的に重要な知識をしっかり学べる通信講座での勉強がおすすめです。技術士は独立などでさらに給料が上がる可能性もある職業なので、まずは試験突破から目指しましょう。

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