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司法試験・予備試験の通信講座はどこがおすすめ?費用から合格率まで徹底比較!

司法試験

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投稿日:2022年12月16日 | 更新日:2024年09月25日

「司法試験に向けた学習を始めたいけど、どこの予備校・通信講座がいいの?」

「それぞれ名前は聞いたことあるけど、いまいち違いが分からない・・・」

法曹を目指す方で、このような悩みを抱える人は多いのではないでしょうか。 司法試験の受験資格を獲得するためには、「予備試験ルート」「法科大学院ルート」の2種類があります。

この記事では、合格率が高く、比較的値段を抑えることができる「予備試験ルート」に焦点を当て、主要な通信講座を徹底比較していきます!

この記事を通して、自分に合った司法試験の通信講座を見つけてくださいね。

本記事から分かること

  • 予備試験・司法試験の概要や合格率、配点
  • 各通信講座・予備校の特徴や受講料
  • 通信講座・予備校を選ぶ際のポイント
  • 自分に合った通信講座・予備校

では、さっそく予備試験・司法試験の内容についてみていきましょう。

司法試験・予備試験とは?

司法試験・予備試験とは?

予備試験とは?

法科大学院修了者と同等の学識及びその応用能力並びに法律に関する実務の基礎的素養を有するかどうかを判定する試験であり、合格すると司法試験受験資格が得られます
司法試験を受けるには、大学院に進学するのが一般的ですが、予備試験に合格することで院に進学しなくとも司法試験を受験することができるようになります。
よって、予備試験の受験は「最短で法曹になるルート」であると言われています。

司法試験とは?

司法試験とは、医師や公認会計士と並ぶ三大国家資格の一つであり、裁判官、検察官又は弁護士といった法曹として働くために合格が必須な国家試験です。
法科大学院課程の修了者及び司法試験予備試験の合格者を対象に行われます。

予備試験・司法試験の受験科目は?

予備試験の受験科目は?

短答式試験、論文式試験、口述試験の順に受験していく必要があり、合格していないと次の試験に進めません
短答式試験は、8科目であり、一般教養が60点、それ以外の科目が各30点の合計270点満点です。
論文式試験は、科目が増え、10科目となり、配点は各50点の500点満点です。
口述試験は、60点を基準としていますが、ネガティブチェックであり、合格させるための試験であると言われる程であるため、合格率は短答式・論文式試験と比べて高いです。

短答式試験

  • 法律基本科目(憲法、行政法、民法、商法、民事訴訟法、刑法、刑事訴訟法)
  • 一般教養科目(人文科学、社会科学、自然科学、英語)

論文式試験

  • 法律基本科目(憲法、行政法、民法、商法、民事訴訟法、刑法、刑事訴訟法)
  • 法律実務基礎科目(民事訴訟実務、刑事訴訟実務及び法曹倫理)
  • 選択科目(以下より1科目を選択)(倒産法、租税法、経済法、知的財産法、労働法、環境法、国際公法、国際私法)

口述試験

法律実務基礎科目(民事、刑事)

司法試験の受験科目は?

短答式と論文式による筆記試験が行われます。
短答式は3科目、論文式は8科目の学習が必要であり、配点はすべて100点満点で合計800点満点です。

短答式試験

憲法、民法、刑法の3科目

論文式試験

  • 公法系2科目(憲法、行政法)
  • 民事系3科目(民法、商法及び民事訴訟法)
  • 刑事系2科目(刑法、刑事訴訟法)
  • 選択1科目(令和実施試験の場合は、知的財産法、労働法、租税法、倒産法、経済法、国際関係法、環境法の中から1科目)

予備試験・司法試験の合否判定はどのように出る?

予備試験の合否判定方法は?

司法試験と異なり、論文式試験、口述試験の開催時期が異なり、順番に合格していく必要があるため、総合ではなく各試験の点数が合格水準を満たしているかどうかで合否が判定されます。

司法試験の合否判定方法は?

短答式試験の合格に必要な成績を得た者が、短答式及び論文式試験を総合して判定され、合否が出ます
短答式試験及び論文式試験において、最低水準に達していない科目が1つでもある場合には、それだけで不合格となってしまいます。

予備試験・司法試験の実施時期は?

予備試験の実施時期は?

  • 短答式試験7月中旬(1日)
  • 論文式試験9月上旬(2日間)
  • 口述試験1月中旬~下旬(2日間)

司法試験の実施時期は?

7月中旬に4日間の日程で行われます。

予備試験・司法試験の難易度と合格率は?

予備試験の難易度・合格率は?

予備試験開始以来、予備試験合格者数に大きく変化はなく、合格者は400人台、合格率は4%前後です。

スクールセレクト編集部
スクールセレクト編集部
予備試験って25人に1人しか受からない難しい試験なんだね・・・

司法試験の難易度・合格率は?

令和3年度における司法試験合格率は41.5%でした。

数値だけを見ると、司法試験よりも予備試験の方が難易度が高いように感じられますが、問題自体の難易度は最終到達地点である司法試験の方が高いです
また、予備試験には受験資格がなく、誰でも受験をすることができるため、一概に比較できるようなものではありませんが、両者とも合格は非常に難しいということがいえます。

予備試験・司法試験の合格に必要な学習時間はどれくらい?

合格に必要な学習時間は3,000時間から10,000時間であると言われています。既習であれば大学4年間+法科大学院2年間の6年間未習であれば大学4年間+法科大学院3年間の7年間を試験対策のための期間として確保するのが一般的です。
有意義に時間を使える学生の場合と、そうではない社会人の場合でも確保できる学習時間は異なってくるため、この期間はあくまでも目安です。
また、司法試験の学習は、インプットではなくアウトプットがメインとなるため、講座受講以外の時間の使い方がカギとなるでしょう。

おすすめの通信講座・予備校ランキング2022

通信講座①:アガルートアカデミー

まず、資格予備校支持率・口コミ評価・サポート体制1位を誇るアガルートについてみていきましょう。 アガルートは、オンライン完結の講義と充実したサポートで、『最短合格』を支援しています。

講座の強みは?

アガルートの講座の強み

  • 簡潔かつ必要な知識を詰め込んだ教材
  • 現行試験合格者である講師による手厚いサポート
  • 司法試験合格者占有率45.3%※

※令和4年司法試験合格者数1403名中アガルートアカデミー受講生は636名(占有率45.3%)

教材の特徴は?

教材の特徴

  • 簡潔かつ最短合格に必要十分な内容
  • 学習しやすいフルカラーテキスト
  • デジタルテキスト

アガルートの教材は、簡潔かつ必要十分であるという点で、受講生から非常に評判があります! 紙の教材はフルカラーで読みやすく、新司法試験を突破した優秀な講師陣の編纂により、試験範囲に出やすい部分を集中的に学ぶことができます。 また、デジタルテキストもあるので、隙間時間に効率的に学習を進めることができます。

受講料はどれくらい?

予備試験講座の受講料

  • 予備試験最短合格カリキュラム:768,460円(税込)
  • 予備試験最短合格カリキュラム コーチングオプション:1,384,460円(税込)
  • 予備試験最短合格カリキュラム マネージメントオプション:3,958,460円(税込)

司法試験講座の受講料

  • 司法試験アウトプットカリキュラム  483,120円(税込)
  • 司法試験インプットカリキュラム  280,170円(税込)※10%割引後の価格

アガルートの講座には、最短合格カリキュラムに加え、司法試験合格者によるコーチングオプション、プロ講師による徹底的な個別指導を受けられるマネージメントオプションがあります。 自分自身のライフスタイルや性格に合わせて、最適なプランを選択できることが大きな特徴の1つです。 また、司法試験予備校の予算は、1,000,000万円と言われているため、カリキュラム単体は比較的安いです。 しかし、アガルートは手厚いサポート体制で有名ですが、カリキュラム単体の場合には、質問制度が含まれていないため、こちらの点には注意が必要です。

サポート体制は?

サポート内容

  • 回数無制限の質問受付
  • 平均100通の添削指導
  • 口述模試無料プレゼント

コーチングオプション、マネージメントオプションを選択している方は、Facebookのグループで、講師への質問や他の受講生との質疑応答の共有、議論ができます。 講師への質問だけではなく、アガルート特有の『他の受講生と議論ができる制度』により、更に学習の質が高まります。 また、予備試験では、論文式試験が重要となってきます。 そこで、論文力を高めるために、本カリキュラムには約100通のオンライン添削指導ついています。 更に、添削指導通数は、コーチングオプションでは約40通、マネージメントオプションでは約150通を、追加で増やすことができます。 充実した添削指導を活用することで、論文力を高めることができます。

合格率・合格実績は?

アガルートの、令和3年おける司法試験合格者占有率は47.8%です!

比較的新しい通信講座であるにも関わらず、高い司法試験合格率を誇るアガルートの講座は、それだけ質が良いといえるでしょう。

割引・合格特典はある?

アガルートの予備試験講座を受講して合格した場合、司法試験対策講座に使える20万円分のポイントがプレゼントされます!

評判・口コミ

令和3年度予備試験合格者
令和3年度予備試験合格者

「アガルートには、信頼できる先生方、教材、解説が全て揃っています。かつ、事務局の方の対応も非常に良かったため、気持ちよく、スムーズに学習環境を構築することができました。」

令和3年度司法試験合格者
令和3年度司法試験合格者

「4月に受験したアガルートの司法試験型答練では、ある程度の成績をとることができ自信になるとともに、問題の質が非常に高く、また手薄になりがちな分野からの出題が多かったので、効率よくインプットをすることができました。」

すべて「アガルートアカデミー公式 合格者の声」より

こんな人におすすめ!

こんな人におすすめ!

  • 最短合格を目指したい人
  • プロ講師陣による質の高いサポートを受けたい人

通信講座②:資格スクエア

次に、オンライン予備校としては一歩踏み込んだ、効率的な学習に加えて継続サポートを提供する資格スクエアについてみていきいましょう。 資格スクエアは、司法試験講座は実施していないとのことだったので、予備試験講座について調べました。

講座の強みは?

資格スクエアの講座の強み

  • 合格者の学習から逆算して作成した最強カリキュラム
  • 高いコストパフォーマンス
  • 質問への迅速な対応

教材の特徴は?

教材の特徴

  • 逆算から導き出した、合格に必要な能力を鍛えるためのテキスト
  • 製本版かペーパーレスかを選択可能
  • オンラインレジュメ

紙のテキストを保持したい方や、紙でまとめノートを作りたい人には、製本版テキストの使用がおすすめです。 しかし、オンライン上の教材や板書に慣れている人は、PDFダウンロード型の教材を使うのもいいでしょう。コストが抑えられることに加えて、持ち運びが便利になるので、隙間時間の有効活用に繋がります。 また、資格スクエアの講座は、オンライン上で学習を完結させることができます。 講義を見ながら同画面上でレジュメを表示し、「加筆」「修正」「マーカー」「付箋」機能を使用することで、効率的に学習を進められます。

受講料はどれくらい?

受講料

  • 合格フルパッケージ:703,780円(税込)
  • 合格フルパッケージ 製本テキストなしプラン:659,780円(税込)

サポート体制は?

サポート体制

  • 論文添削が業界最多※の205通!
  • 優秀な合格者による学習支援(電話で月1回/15分)
  • 学習進捗メール
  • ワンクリック質問

資格スクエアが限定する問題の添削は、基礎問添削が105通、論文過去問添削が100通であわせて業界最多※の205通です!

※資格スクエア公式より

また、回数無制限の質問制度や、業界最多の添削指導個別学習支援等がついて約60~70万円と、非常にお得なプランです。

スクールセレクト編集部
スクールセレクト編集部
沢山質問をしたい人や、出来るだけ多く添削指導受けたい人には、最適!

合格率・合格実績は?

合格率は正式には発表されていません。 しかし、令和元年度の予備試験において、論文試験1位合格者を輩出しているとのことです! わずか11か月でここまでの実力を養うことができる理由は、アウトプットを重視し、逆算思考をもとに作成されたカリキュラムにあるのではないでしょうか。

割引・合格特典はある?

割引・合格特典

  • 説明会への参加で合格フルパッケージ30,000円引き
  • 他校割引で合格フルパッケージ20,000円引き
  • 他資格割引で合格フルパッケージ10,000円引き

他資格割引とは、司法試験予備試験以外のその他難関法律資格(司法書士、弁理士、行政書士、社労士、公認会計士)試験合格者の方を対象としたキャンペーン制度です。 また、合格特典として

  • <論文式試験合格>口述模試(無料)
  • <予備試験合格>司法試験対策講座(無料)があるようです。

評判・口コミは?

令和3年度予備試験合格者
令和3年度予備試験合格者

「講義の説明が丁寧だな」っていう印象がありました。例えを出してくれたり、初学者にわかりやすいような内容だったと思います。 それから、動画の機能と音声の機能で切り替えられるのは、すごく便利でした。通勤中とか動いている時は音声だけにできて使いやすかったです。

令和元年度予備試験合格者
令和元年度予備試験合格者

短答・論文・口述式試験までサポートが充実しており、安心して試験に臨むことができました。またテキストもわかりやすく、しっかりと勉強を進めることができました。本当に人それぞれだと思うのですが、しっかりと目標を持ち、自分で学習を進められるのであれば資格スクエアは100点満点だと思います。

すべて「資格スクエア予備試験講座 合格者の声」より

こんな人におすすめ!

こんな人におすすめ!

  • なるべく安く予備試験講座を受講したい人
  • 添削指導や質問指導を沢山受けたい人

通信講座③:伊藤塾

次に、豊富な司法試験合格者数を誇る『伊藤塾』についてみていきましょう。

講座の強みは?

伊藤塾の講座の強み

  • 豊富な司法試験合格実績
  • 全てにおいて他に劣らない万能性!(教材の網羅性、答練の充実性、手厚いサポート

教材の特徴は?

司法試験合格者数を多数輩出する伊藤塾の教材は、まさに「業界最大手の教材」です。 教材のクオリティに安心感を持ちながら、学習を進めることができます。

受講料はどれくらい?

伊藤塾の司法試験・予備試験講座は、セットコースや単体講座等、様々なタイプの講座があります。 よって、自身の進捗や、注力したい部分に合わせて選択することができます。 予備試験単体の対策講座でオススメなのは 『予備試験 答練フルパック+短答・論文過去問対策』で、353,300円です。 ただし、予備試験講座はついていないため、注意が必要です。 また、伊藤塾の代表的な講座である予備試験+司法試験講座については、以下の通りです。

コース名通学オプション一般受講料
本科生+リーガルトレーニング [オンラインライブ配信/見逃し配信]+通学オプション1,364,900円
1,324,900円
本科生 [オンラインライブ配信/見逃し配信]+通学オプション1,188,000円
1,148,000円

※本講座は、別途入塾料10,000円が必要となります。あらかじめご了承ください。

 

リーガルトレーニングとは、講義で学んだ知識を主体的に試験で応用するためカリキュラムです 具体的には、基礎マスター短答まとめテスト・基礎マスター論文答練 の各演習・基礎論文書き方ゼミ/講義 で知識力・思考力・日本語力を鍛えていきます。 リーガルトレーニングや通学オプションは、希望する方のみが利用することができます。

サポート体制は?

サポート体制(司法試験)

  • デジタル添削(回数記載なし)
  • カウンセリング制度(オンライン可)
  • オンラインライブ配信/見逃し配信
  • マイページ質問制度(無制限)
  • スケジューリング制度
  • 受講生・合格者との交流会

スケジューリング制度とは、Webクラスマネージャーが毎月1回程度スケジュール制作と学習進捗度管理を行ってくれる制度です。スケジュールの確認とともに、勉強方法についての質問もその場で答えてもらえます。 また、共に頑張る受講生と学習方法や悩みを共有し、受験を乗り越えた合格者にアドバイスを貰うことで、更なるモチベーションに繋がります

合格率・合格実績は?

伊藤塾は、司法試験合格率が非常に高いことで有名です! 2022年の司法試験合格者全数1,430名のうち、なんと1,132名が伊藤塾有料講座受講生でした! また、伊藤塾受講生の中で、92.2%予備試験ルートから司法試験合格に至っています。 そして、司法試験に加えて予備試験短答式試験の合格率も同様に高いです。 2022年の予備試験短答式試験の合格者数は2,829名ですが、その中で伊藤塾有料受講生は1,571名でした。 約2人に1人が、予備試験の段階でも伊藤塾の講座や模試を利用しているとは驚愕です。

割引・合格特典はある?

現在、司法試験講座で行っているキャンペーンは以下の通りです。

割引・合格特典(司法試験講座)

  • 受講料最大120,000円サポート制度
  • 再受講割引制度最大45%OFF
  • 友人紹介Amazonギフト券10,000円分プレゼント

評判・口コミ

予備試験合格者
予備試験合格者

伊藤塾を利用してよかったことは、業界最大手の教材であるという点を信頼して勉強することができたことです。受験生は、時間がないので、クオリティの低い教材に時間を使うことは避けるべきですし、教材のクオリティに不安を持ちながら学習することも望ましくありません。その点で伊藤塾の教材を使うことには安心感がありました。(予備試験合格時 中央大学法学部4年)

司法試験合格者
司法試験合格者

内容の網羅性、答練の充実性、サポート体制、実績を全て兼ね備えているのは、伊藤塾しかないと考え、利用に至りました。伊藤塾のサポート体制は素晴らしく、真摯に対応していただきました。(予備試験合格時 会社員)

すべて「伊藤塾公式予備試験 合格者の声」より

こんな人におすすめ!

こんな人におすすめ!

  • 信頼のおける教材・講座で最短合格を目指したい人
  • 受講生同士や合格者とコミュニケーションを取りながら、切磋琢磨したい人

通信講座④:スタディング

次に、ITを利用した革新的な学習・運営システムにより、低価格を実現しているスタディングについてみていきます!

講座の強みは?

スタディングの講座の強み

  • 無駄なコストを省き、低価格を実現!
  • 細切れ時間を有効活用する学習スタイル
  • 充実したデジタルコンテンツ

受講料は?

コースの種類は、メインのものが以下3つであり、その他にも判例論証講座等の論文式試験対策のための講座があります。

受講料

  • 予備試験合格コース(基礎):89,100円
  • 予備試験合格コース(総合):128,000円
  • 法科大学院生のための司法試験合格コース:119,900円

スタディングにおける司法試験合格コースは、法科大学院生向けの講座だけであり、司法試験対策を1から行う講座はないようです。

スクールセレクト編集部
スクールセレクト編集部
他の通信講座・予備校と比較すると、ダントツで安い・・・

教材の特徴は?

教材の特徴

  • スマート問題集
  • WEBテキスト
  • 暗記ツール
  • AI問題復習

IT活用に強みを持っているだけあり、オンライン上で活用できるデジタルコンテンツが充実しています。 他の通信講座にはないサービスである『AI問題復習』では、自分が解いた問題の成績に合わせて、AIが復習すべき問題を自動で出題してくれます。

サポート体制は?

サポート体制

  • 勉強仲間機能
  • 学習フロー
  • 学習レポート
  • マイノート

最適な学習順番を提示してくれる『学習フロー』や、学習時間や進捗状況を可視化してくれる『学習レポート』の機能が付いています。 これにより、「今日は何から始めよう」と悩むことはなくなり、自身の努力を実際に数値で捉えることで学習に対するモチベーションが向上するはずです。 また、講義のポイントや記憶しておきたい事項を『マイノート』に書き留めておくことでスマホやタブレットに自動で同期され、いつでもどこでも確認ができます。 質問制度や添削指導は、残念ながら実施していないようです。

合格率・合格実績は?

合格率、合格実績に関しては、記載がありませんでした。

割引・合格特典はある?

割引・合格特典

  • 合格お祝い金制度
  • スタディング学割

評判・口コミ

予備試験合格者
予備試験合格者

仕事をしながらの勉強でしたので、スキマ時間の捻出が大変でした。そんな中、休み時間や通勤時間に勉強できるスタディングの講座は大変心強いものでした。必要十分なことが描いてある基礎講座のウェブテキストは私にとって最も有益な教材でした。

司法試験合格者
司法試験合格者

基本講座はとにかく通勤中、入浴中、就寝前に繰り返し聞いて基礎知識の定着に努めました。基礎知識を紙に書けるようになるまで繰り返し基本講座を聞きました。現在の司法試験は基礎知識を規範として明示し、事実のあてはめができれば合格できる試験であると思います。基本講座を繰り返して基礎を固めたことが結果的に良かったのだと思います。

すべて「スタディング公式司法試験・予備試験 合格者の声」より

こんな人におすすめ!

こんな人におすすめ!

  • なるべくコストを抑えて受講したい人
  • 細切れ時間を有効活用したい人
  • デジタルコンテンツ学習を利用したい人

通信講座⑤:LEC東京リーガルマインド

最後に、43年の歴史を誇る「LEC東京リーガルマインド」の通信講座についてみていきます!

講座の強みは?

「LEC東京リーガルマインド」の講座の強み

  • 1人の講師による7科目一気通貫指導
  • LEC43年の歴史を誇る高質なテキスト
  • 実力派講師が勢ぞろい

一気通貫指導を行うことで、各科目間の関連性を配慮した効率的な指導が実現しています。

教材の特徴は?

教材の特徴

  • 合格に必要な知識を凝縮したメインテキスト
  • 各講師オリジナル教材

受講料はどれくらい?

『予備試験対策フルコース』の受講料

  • 通信DVD 答練・模試自宅受験:727,100円(税込)
  • 通信Web・音声DL可・スマホ視聴可 答練・模試自宅受験:561,000円(税込)

こちらの予備試験対策フルコースは、過去に予備校の講座や基本書で法律の基礎を学んだ方を対象につくられているため、初学者は受講することができません。 また、通信Webコースであれば視聴期限を過ぎると閲覧することができなくなってしまうのに対して、通信DVDコースであれば視聴期限はありません。 しかし、DVD発送に時間がかかってしまうため、Web講座の方が早く受講できるというメリットがあります。   司法試験講座に関しては、様々なコースがありますが、今回は短答・論文対策のインプット・アウトプット講座すべてが揃った『短文論文フルコース』を紹介します!

司法試験講座『短文論文フルコース』の受講料

  • 通信Web・音声DL・スマホ可 答練・模試(選択科目無し)会場受験:321,200円
  • 通信DVD 答練・模試(選択科目無し)会場受験試(選択科目無し)会場受験:407,000円

上記で紹介した講座以外にも、WebやDVDフォローが備わった通学講座も利用できます。   最後に、予備試験と司法試験のセットコースである『1.5年合格コース』を紹介します!

予備試験+司法試験『1.5年合格コース』

  • 通信Web・音声DL可・スマホ視聴可:1,102,870万円
  • 通信DVD:1,293,000円

こちらも、司法試験単体の講座と同様に、通学コースを選択することもできます。

サポート体制は?

サポート体制

  • 生講義+Zoomリアルタイム配信+見逃しWeb配信
  • 講師への直接的な質問/Web上における質問
  • 講師とのマンツーマン指導
  • 受講生やOBとの交流会
  • 学習スケジューリングサービス
  • 自習室の利用

「見逃しweb配信」には、視聴期限がありません。 よって、生講義やZoomに参加できなかった方や講義を再視聴したい方は、いつでも好きな時に講義を視聴することができます。 また、質問に関しては、対面でもWeb上でも可能です。

合格率・合格実績は?

1993年~2019年の入門講座出身司法試験合格者数は、なんと5,182名です。 LECの講師陣による出題傾向の分析によって、LECオリジナルテキストや模擬試験において、多くの的中実績を残していることが多数合格者数を輩出している大きな理由なのではないでしょうか。

割引・合格特典は?

割引・合格特典

  • 退職者・離職者割引(一般価格から20%割引)
  • 矢野講担当講座 再受講割引(一般価格から40%割引)
  • LEC入門講座出身者割引講座無料受講最大13万円進呈!)

評判・口コミ

田中先生の入門講座の良かった点は、予備試験合格に必要な事項に内容が絞られていて、メリハリがあったこと。予備試験合格に必要十分な内容だったと感じます。レジュメに加え、田中クラスの秘密兵器とも言える「最重要項目チェックシート」には科目のポイントが全て端的にまとまっており、教材も効率的な学習に最適化されていました。

司法試験2021年度合格者
司法試験2021年度合格者

矢島先生は司法試験の問題について非常に詳しく分析をされていて、それに基づいて、論文を書くにあたって何が必要かということに焦点を当てた授業を行っており、とても勉強になりました。また、漫然と論文答案を書くのではなく、実際に試験においてどのように書くべきかということも強く意識した内容になっていたことから、論文答案の精度をあげることにつながりました。

すべて「LEC東京リーガルマインド公式」より

こんな人におすすめ!

こんな人におすすめ!

  • 実力派講師のオリジナル教材で指導を受けたい人!
  • 各教科の関連性を把握しながら効率的に学習を進めていきたい人!

司法試験・予備試験講座を選ぶ際のポイント

ここまで、それぞれの通信講座の特徴についてみてきましたが、実際に選ぶ際にはどのようなポイントを重視するべきなのでしょうか。
司法試験対策には、高額な費用と多大な時間がかかります。
受講を決めてから、「こんなはずじゃなかった・・・」と後悔したくはないですよね。
以下では、司法試験・予備試験講座を選ぶ際のポイントを紹介し、各校をそれぞれのポイントで比較検討していきます。
司法試験・予備試験講座を選ぶ際に特に重視すべき点は以下の4点です。

  • 受講料
  • 教材や講義の内容
  • サポート体制
  • 合格率・合格実績

受講料

まず、講座選択において重要な要素となるのは、皆さんも気になるであろう受講料です。
以下には、各通信講座の受講費を掲載していますが、教材や講義の充実度合いや他の機能を加味して、総合的に費用対効果が高いかどうかを判断することが大切です。

通信講座名予備試験司法試験予備試験+司法試験割引
アガルートアカデミー①予備試験最短合格カリキュラム:768,460円(税込)
② コーチングオプション付き:1,384,460円(税込)
③マネージメントオプション付き:3,958,460円(税込)
パックはなしなしなし
資格スクエア①合格フルパッケージ:703,780円(税込)
②合格フルパッケージ 製本テキストなしプラン:659,780円(税込)
なしなし・説明会への参加で30,000円引き
・他校割引で20,000円引き
・他資格割引で10,000円引き
伊藤塾353,300円パックはなし①本科生+リーガルトレーニング [オンラインライブ配信/見逃し配信]:1,324,900円
②本科生 [オンラインライブ配信/見逃し配信]:1,148,000円
・受講料最大120,000円サポート
・再受講割引制度最大45%OFF
・友人紹介でAmazonギフト券10,000円分
※対象:予備試験+司法試験講座
スタディング①予備試験合格コース(基礎):89,100円
②予備試験合格コース(総合):128,000円
法科大学院生のための司法試験合格コース:119,900円なし・合格お祝い金制度
・スタディング学割
※対象:予備試験・司法試験両者
LEC東京リーガルマインド①通信DVD :727,100円(税込)
②通信Web:561,000円(税込)
①通信DVD :727,100円(税込)
②通信Web:561,000円(税込)
①通信Web:1,102,870万円
②通信DVD:1,293,000円
・退職者・離職者20%割引
・矢野講担当講座 再受講40%割引
・LEC入門講座出身者:講座無料+最大13万円進呈!

予備試験合格講座に関しては、スタディングの受講料が圧倒的に安く、アガルートの受講料が高いことがわかります。
司法試験講座は、司法試験講座単体で配信していないところもありますが、予備試験単体のカリキュラムと比較すると値段は比較的抑えられています。
予備試験+司法試験の講座は、司法試験予備校の相場が100万円であることを踏まえると今回紹介した通信講座はどこも相場以上で、受講料は高いです。
やはり、人気かつ合格者を多数輩出している通信講座は、提供する教材や講義、サービスの質が高いため高価になる傾向があるようです。

スクールセレクト編集部
スクールセレクト編集部
やっぱり、予備試験から司法試験まで受けるとなると100万円は必要なんだね。

教材や講義の内容

通信講座名特徴
アガルートアカデミー簡潔かつ必要十分な知識を詰め込んだフルカラーテキスト
資格スクエア合格者の学習から逆算して作成した最強カリキュラム
伊藤塾ノウハウを詰め込んだ教材豪華教師陣による質の高い講義
スタディングスマホで閲覧可能なテキストと充実したデジタルコンテンツ
LEC東京リーガルマインド実力派講師によるオリジナル教材と他科目との関連性が分かる一気通貫講義

どの通信講座の教材・講義にも特色があるので、
「自分の性格やライフスタイルに合う教材・講座かどうか」
という観点で通信講座を選択するのがよいでしょう。

サポート体制

ここでは、質問制度や添削指導の有無に着目してみました。

通信講座名質問制度/添削指導
アガルートアカデミー回数無制限の質問/プロ講師による添削指導平均100通
資格スクエア回数無制限かつ迅速なワンクリック質問/業界最多の添削数205通
伊藤塾回数無制限のマイページ質問/デジタル添削(回数記載なし)
スタディングなし/なし
LEC東京リーガルマインド質問制度あり/添削指導あり(詳細については記載なし)

質問制度と添削指導に関しては、資格スクエアが最も手厚くサポートを行っていることがわかります。
理解できなかった問題をそのままにしておくことは、司法試験受験において非常に危険です。身近に答えを教えてくれる人がいない場合には、質問制度がついている講座を受講することをおすすめします。
また、論述式試験対策として、プロ講師による添削指導はなくてはならないものです。
添削指導を活用し、論述のスキルを上げていくことはもちろん、自分に不足している部分を理解し、今後の学習計画の策定に活かしていけるといいですね。

合格率・合格実績

通信講座名合格率/合格実績
アガルートアカデミー令和3年おける司法試験・予備試験合格者占有率は47.8%
資格スクエア令和元年度予備試験で論文1位を輩出
伊藤塾2022年の司法試験合格者全数1,430名のうち、1,132名が伊藤塾有料講座受講生
スタディング記載なし
LEC東京リーガルマインド1993年~2019年 入門講座出身司法試験合格者数 5,182名

どの通信講座も素晴らしい合格実績ですね。

いかがだったでしょうか。今回は、予備試験・司法試験の内容通信講座を選ぶ際のポイントの紹介おすすめの通信講座の比較を行いました。
自分に合う通信講座は見つけられましたか?
予備試験・司法試験の学習には、多くのコストと時間がかかります。
よって、どの講座であれば自分が最後までやり抜くことが出来るかを吟味する必要があります。
本日ご紹介した通信講座選びのポイントを意識しながら、是非最適な通信講座を選び、受講してください。
皆様のご検討を祈っています!

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