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電気主任技術者はやりがいがある仕事?資格試験の難易度や業務を紹介

電気主任技術者

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投稿日:2024年2月21日 | 更新日:2024年04月22日

電気主任技術者は、電気設備に携わる仕事をおこなうやりがいがある職業です。

本記事では、仕事内容や、資格を取得して電気主任技術者になるメリットを紹介しています。

資格試験の合格率や難易度や、おすすめの勉強法も解説しているので電気主任技術者の仕事に興味がある人や収入などを増やしたい人は参考にしてください。


※この記事は2024年2月現在の情報となっております。

電気工作物の工事や運用の保安監督!電気主任技術者の仕事内容とは?

電気主任技術者が仕事する画像

電気主任技術者は、電気設備の保安や点検をおこなう仕事です。

だれでも就ける仕事ではなく、電気主任技術者として働くにはいくつか方法があります。まず、電気主任技術者は第1種、2種、3種にわけられます。

それぞれ保有している資格によって対応してよい仕事が異なるので注意が必要です。取り扱える電圧によってわけられており、以下のとおり。

  • 第1種:すべての事業用電気工作物
  • 第2種:電圧が17万ボルト未満の事業用電気工作物
  • 第3種:電圧が5万ボルト未満の事業用電気工作物(出力5千キロワット以上の発電所を除く)

参照元:【電気主任技術者って何だろう?】

第1種、2種、3種の順で取り扱える電圧の幅が広くなり、それにともない3種よりも2種、2種よりも1種の方が必要な知識やスキルも広く高くなります。第3種は電験三種、第2種は電験二種、第1種は電験一種と呼ばれることも多いです。

第3種電気主任技術者資格は、電気主任技術者試験初心者にもおすすめの資格です。第2種、第1種になるにつれさらに難易度が高くなる試験なので、初めて電気主任技術者の勉強をする人は電験三種から学習するとスムーズに学習できるでしょう。

第一種と二種の電気主任技術者試験の合格率は?

難易度の高い資格の勉強をする女性

電気主任技術者試験の資格試験に挑戦するなら、試験の難易度を把握することから始めましょう。第2種電気主任技術者試験と第1種電気主任技術者試験の合格率は以下のとおり。

【第2種電気主任技術者試験合格率】

  • 平成28年度:19.4%
  • 平成29年度:13.5%
  • 平成30年度:14.5%
  • 令和元年度:22.8%
  • 令和  2年度:27.9%
  • 令和  3年度:17.2%
  • 令和  4年度:24.0%

参照元:【第二種 電気主任技術者試験受験者数・合格者数・合格率の推移】【第二種 電気主任技術者試験受験者数・合格者数・合格率の推移】

【第1種電気主任技術者試験合格率】

  • 平成30年度:13.7%
  • 令和元年度:17.2%
  • 令和2年度  :14.4%
  • 令和3年度  :  8.0%
  • 令和4年度  :20.9%

参照元:【令和4年度第一種及び第二種電気主任技術者二次試験の結果について】

第2種、第1種ともに電気主任技術者の資格試験は合格率が低いことがわかります。とくに第1種電気主任技術者試験は20%を切る合格率の年も多く、なかには合格率が10%に満たないときもあるほどです。

難易度が高い資格試験だからこそ、合格を目指せる勉強法の選択が大切といえます。電気主任技術者の資格試験は覚えるべき内容も多いことから、勉強する時間の確保も必要です。

資格を取得して電気主任技術者になるメリットや魅力は?

利点を示す画像

電気主任技術者の仕事に興味がある人は、資格を取得すると得られるメリットを把握してから決めるのもありです。資格取得後電気主任技術者として働くと以下のメリットがあります。

  • 就職や転職などの需要がある
  • 年収などの収入アップが目指せる
  • 将来的に独立開業できる

需要や収入の面においても電気主任技術者の仕事は安定しているので、電気設備などの業務をおこないたい人は電気主任技術者を目指すとよいでしょう。

就職や転職などの需要がある業務

電気主任技術者は、発電所や変電所や工場やビルの配線など電気設備の保安監督をおこなう、人々の生活に欠かせない仕事です。近年ではAI技術などの発達により人が直接おこなわなくてよい仕事も増えてきています。

しかし、電気主任技術者の仕事は知識や高いスキルを要するもので直接運用などが必要です。そのため、現在需要がある職業ですが将来的にも安定して需要がある仕事といえます。

実際、電気主任技術者を募集している求人などもあり需要の高さが伺えます。これから電気主任技術者として就職しようとしている人や、転職して電気主任技術者を目指そうとしている人も電気主任技術者なら需要があるので安心です。

年収などの収入アップが目指せる

電気主任技術者として独立開業すると収入が増えるチャンスが広がるので年収アップを目指せます。第1種、2種、3種におけるおおよその平均年収は以下のとおり。

  • 第1種:約600万円~約800万円
  • 第2種:約400万円~約600万円
  • 第3種:約350万円~約500万円

電気主任技術者は平均年収が高いです。そのため、現在働いていて年収などの収入をアップさせたいと考える人は、電気主任技術者として転職するのもありです。

電気主任技術者は定年もなく、一度資格を取得すると永続的に使えるものなので資格を活かして長く働きたい人にもおすすめ。

電気主任技術者は第1種、第2種、第3種の順で高い知識やスキルを要するため、それにともない収入も高くなります。同じ電気主任技術者でも携われる業務が多く、年収も高くなる第1類を目指すと収入面でもより満足できるでしょう。

会社の規模や状況などによっても年収は異なるため、平均的な年収の傾向として参考にしてください。

将来的に独立開業できてできることも増える

電気主任技術者は独立開業して働くこともできます。独立開業すると自分のペースで働けるというメリットもあります。

請け負う仕事や仕事のペースを選べて、自由な働き方ができることからやりがいを感じられるでしょう。もちろん会社勤めをしているときよりも大変に感じることもあります。

人脈を築いたり、開業資金を用意したりしなければならないことも多くなりますが、将来的に自分の会社を持ちたい人に電気主任技術者はもってこいです。軌道に乗るまでは安定した収入を得づらいという側面があるものの、収入アップも目指せます。

なかには、1,000万円越えの年収を得ている人もいるので、自分のしたい仕事で年収も増やせるというのは大きなメリットです。

電気主任技術者の資格試験合格を目指せるおすすめ講座3選

通信講座を受講する男性

電気主任技術者の資格試験は専門性が高い内容からの出題なので、どのような勉強法を選択するかが重要です。おすすめの勉強法は、勉強が捗る工夫がされていてさまざまなサポートが受けられる通信講座です。

電気主任技術者の資格試験対策ができる通信講座は種類も多いですが、そのなかでもとくにおすすめできる通信講座は以下のとおり。

  • ユーキャン
  • たのまな
  • JTEX

それぞれの通信講座ごとの特徴や、講座の種類を確認してお気に入りの講座を見つけましょう。

過去の試験問題対策もバッチリ!ユーキャン

あらゆる資格取得が目指せることでも有名なユーキャン名の知れたところを利用したい人はユーキャンがおすすめです。

第3種電気主任技術者試験対策ができるコースと特徴は以下のとおり。

【受講できるコース】

  • 電験三種講座:69,000円

【ユーキャンの特徴】

  • 数学が苦手な人向けのテキストがある
  • 過去試験を分析した教材で効率的な学習ができる
  • 最新情報で万全の対策ができる

電気主任技術者の試験では計算問題が多く数学が必要です。数学苦手意識がある人にとってうれしいのが、数学が学べるテキストです。

高校理系レベルの数学を復習できるので、苦手をなくして学習できます。ユーキャンでは基礎力をつけるメインテキストの他にも副教材も充実しています。

過去試験を徹底分析して作られた教材なので、必要な内容を効率的に学べるのです。電気主任技術者の試験では法改正がおこなわれることがあります。

法改正情報や試験の最新情報も知れるので、対策も万全で試験に臨めます。

【第3種電気主任技術者向けおすすめ講座】

\充実した副教材のユーキャンで合格を目指す!/

過去問やテキストも充実のたのまな

たのまなは支払い方法なども充実していて、費用が気になる人にもおすすめできる講座です。割引サポートなどを利用するとお得に講座受講もできます。

たのまなで受講できる第3種電気主任技術者のコースや特徴は以下のとおり。

【受講できるコース】

  • 電気主任技術者 電験三種受験講座:35,200円

【たのまなの特徴】

  • 学習のポイントで重要なところがわかる
  • 添削指導で苦手がわかる
  • 12ヵ月のサポート期間でじっくり学べる

たのまなでは各テキストごとに学習のポイントが掲げられているため、重要なところがわかります。頻繁に出題される問題を押さえた内容なので、実際の試験でも解ける力が身につきます。

合計6回におよぶレポート提出をすると添削指導が受けられるので苦手なところや理解度を把握可能です。通信講座では学習の有効期間が定められていることがほとんどですが、たのまなでは12ヵ月のサポート期間が設けられています。

標準学習期間が6ヵ月で、倍の期間でサポートを受けられるので仕事をしながらなどの学習もおこなえます。

【第2種電気主任技術者向けおすすめ講座】

\サポート期間が長いたのまなで合格を目指す!/

選べるコースも豊富なJTEX

JTEXの第2種電気主任技術者の受講コースは、出題範囲を総合的に学べるコースと科目別に学べるコースが用意されています。JTEXの選べるコースや特徴は以下のとおり。

【第2種電験(電気主任技術者)コース】

  • 電験二種受験合格講座:48,400円(特別受講料46,200円)
  • 電験二種受験講座(総合)+一次Web講義:114,400 円(特別受講料112,200 円)
  • 電験二種受験講座・科目別(法規)+一次Web講義:31,900 円(特別受講料29,700 円)
  • 電験二種受験講座・科目別(機械)+一次Web講義:34,100 円(特別受講料31,900 円)
  • 電験二種受験講座・科目別(電力)+一次Web講義:34,100 円(特別受講料31,900 円)
  • 電験二種受験講座・科目別(理論)+一次Web講義:34,100 円(特別受講料31,900 円)
  • 電験二種・一次Web講義<理論>:19,800 円
  • 電験二種・一次Web講義<電力>:19,800 円
  • 電験二種・一次Web講義<機械>:19,800 円
  • 電験二種・一次Web講義<法規>:17,600 円
  • 電験二種・一次Web講義<4科目>:77,000 円

【JTEXの特徴】

  • 状況に合わせて選べるコース
  • 試験傾向に合ったテキスト
  • 実力派講師による講義が受けられる

JTEXの第2種電気主任技術者試験対策のコースは総合的に試験範囲を学びたいか、科目別に絞って学びたいかなど自分がどの試験対策を必要としているかで選ぶとよいです。第2種電気主任技術者試験に初めて挑戦する人は、総合的な内容が学べるコースを選択し、科目合格を目指す人は受験する科目ごとのコースを選びます。

テキストは本文、例題、章末問題からなり段階的に学習できる内容です。内容を把握してから理解度を確かめられるため都度学習状況をチェックできます。

総復習しやすいようにまとめられたポイントは、出題傾向なども確認できます。さらに、試験を熟知した実力派講師による講義はわかりやすく身につきやすいように工夫されているので、効率的に着実に力が身につくのもメリットです。

\自分に合ったコースが選べるJTEXで合格を目指す!

自分に合った通信講座を選び合格を目指そう

電気主任技術者の資格試験は、過去の試験の合格率からもわかるように難易度が高い試験です。しかし、電気主任技術者の勉強が初めての人でも理解できるように工夫された通信講座を選べば合格も夢ではありません。

すぐに決めるのではなく複数の通信講座を比べることが重要です。まずは、資料請求をおこない自分に適しているか見極めることから始めましょう。

スケジュールに沿って勉強時間を確保してテキストを使った勉強をおこなうと着実に力を身につけられます。困ったときも徹底サポートしてくれる通信講座を選んで合格を目指しましょう。

通信講座で資格試験を合格して電気主任技術者として活躍しよう

活躍を応援する女性

電気主任技術者は人々の生活に欠かせない仕事をおこなう需要が高い職業です。平均年収なども高く独立なども目指せるやりがいある仕事の1つです。

電気主任技術者になるには資格取得が必要ですが、試験の合格率が低く難易度が高いという特徴があります。資格取得を目指すには、紹介した通信講座での勉強がおすすめです。

重要なところを効率的に学べて、しっかりサポートを受けながら勉強できます。自分に合った通信講座を見つけて資格の取得から目指しましょう。

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