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電気主任技術者は年収が低い?収入をアップさせる方法も紹介

電気主任技術者

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投稿日:2024年3月7日 | 更新日:2024年03月07日

電気主任技術者は需要が高い職業です。第1種から3種まで種類があり保有している資格によっても年収に違いがあります。

電気主任技術者の平均年収や、年収をアップさせる方法を紹介しています。

これから電気主任技術者を目指す人や転職を考えている人が資格試験合格を目指せる勉強法もピックアップしているので、参考にしてください。


※この記事は2024年3月現在の情報となっております。

電気主任技術者の平均年収は低い?第2種や第3種の収入の相場とは

相場を見ている人

電気主任技術者は保有している資格の種類によって年収が異なります。第1種、2種、3種におけるおおよその平均年収は以下のとおり。

  • 第1種:約600万円~約800万円
  • 第2種:約400万円~約600万円
  • 第3種:約350万円~約500万円

収入は会社規模やそのときどきの状況によって変わるため、おおよその平均年収として捉えてください。第1種よりも、第2種、第2種よりも第3種の方が携われる業務内容が少ないため年収は低いです。

電気主任技術者全体としてみると、他の職業と比較すると年収は高めといえます。同じ種類の資格であっても勤務先や会社の業績などによっても平均年収は変わってきます。

同じ種類の資格で年収を増やしたい場合は、求人などから収入が多く得られる会社を選ぶというのも1つの方法です。

電気主任技術者が年収アップを目指せる方法3選

年収アップ希望の履歴書

電気主任技術者は同じ職種であっても働く場所によって、年収に大きく違いがあります。電気主任技術者が年収をアップさせる方法として以下が挙げられます。

  • 電験1種の資格を取得する
  • 経験を積む
  • 独立開業する

電気主任技術者が年収をあげるには、努力が必要不可欠です。自分が挑戦できそうな方法を実践するのがおすすめです。

難易度が高い電験1種の資格を取得する

電気主任技術者は第1種から第3種に資格の種類が分かれますが、高い年収を得たいなら第1種電気主任技術者の資格取得を推奨します。それぞれが取り扱える電圧の違いは以下のとおり。

  • 第1種:すべての事業用電気工作物
  • 第2種:電圧が17万ボルト未満の事業用電気工作物
  • 第3種:電圧が5万ボルト未満の事業用電気工作物(出力5千キロワット以上の発電所を除く)

参照元:【電気主任技術者って何だろう?】

事業用電気工作物の電圧の大きさによって区分されており、第1種になるにつれ業務内容の幅も広くなり難易度も上がります。知識やスキルにおいても求められるレベルが高くなるため、第1種が電気主任技術者の資格のなかで最も年収も高いです。

すべての事業用電気工作物を取り扱える第1種の資格は、試験の難易度も高く合格率も低いです。第2種と第1種の資格試験の合格率は以下のとおり。

【第2種電気主任技術者試験合格率】

  • 平成28年度:19.4%
  • 平成29年度:13.5%
  • 平成30年度:14.5%
  • 令和元年度:22.8%
  • 令和  2年度:27.9%
  • 令和  3年度:17.2%
  • 令和  4年度:24.0%

参照元:【第二種 電気主任技術者試験受験者数・合格者数・合格率の推移】【第二種 電気主任技術者試験受験者数・合格者数・合格率の推移】

【第1種電気主任技術者試験合格率】

  • 平成30年度:13.7%
  • 令和元年度:17.2%
  • 令和2年度  :14.4%
  • 令和3年度  :  8.0%
  • 令和4年度  :20.9%

参照元:【令和4年度第一種及び第二種電気主任技術者二次試験の結果について】

第2種も第1種もいずれも合格率が低く難易度が高い資格試験とわかります。第1種電気主任技術者試験においては、合格率が20%を切っている年が多く入念な試験対策が必要といえます。

合格率が10%を切っている年度もあり、合格する人が少ないからこそ活躍できるチャンスが広がるのも特徴です。難易度が高い資格試験だからこそ、資格を保有していると重宝される存在となり年収も上がります。

電気主任技術者の仕事の実務経験を積むか転職する

同じ種類の電気主任技術者の資格を保有していても年収は異なります。初心者よりも経験者の方がスムーズに業務をおこなえ即戦力となるため、年収が高くなる傾向です。

そのため、保有している資格を活かして年収をあげたい人は電気主任技術者としての経験を積むのもありです。経験を積むと知識量も増えスキルも上がります。

会社によっては電気主任技術者の資格手当の額も異なり、経験年数に応じて年収もアップする傾向です。現状の資格を活かして年収をあげたい人は収入が多く得られる会社に転職するか、電気主任技術者として経験を積む方法に分かれます。

大幅な年収アップが期待できる独立開業

電気主任技術者の平均年収を前述しましたが、それよりもさらに高い年収を目指したい人は独立開業する方法がおすすめです。独立するまでには経験を積んだり、独立開業費用を用意したり開業の準備が必要です。

電気主任技術者が独立開業する場合は、顧客を獲得するための人脈作りや営業なども必要で軌道に乗るまで時間がかかることも。しかし、一定の顧客を獲得でき安定した仕事が入ると会社で働くよりも多くの収入を得られるのです。

なかには、1,000万円越えの年収を得ている人もいることから大幅な年収アップができることも。独立開業して成功するためには、さまざまな業務をおこなうなどするべきことが増えることも把握しておきましょう。

年収の高さ以外で電気主任技術者として働く2つのメリット

指でプラスを触っている人

電気主任技術者として働くとうれしいメリットがあります。安定性の高い仕事を選びたい人は、電気主任技術者はおすすめの職業です。

電気主任技術者として働くメリットは以下のとおり。

  • 長い期間働ける
  • 需要が高い

長い目で見ても多くの面でメリットがある職業といえます。

長い期間働ける

一定の年齢に達すると定年で退職となる職業が多いです。しかし、電気主任技術者は長く働ける職業の1つとして挙げられます。

シニア世代を募集している求人も多く、年齢に関わらず働けるのが特徴です。資格取得の試験は難易度が高いですが、一度資格を保有すると一生使えるものです。

高齢社会になり仕事をする期間が長くなっている傾向からも、定年以降も働く人が多いといえます。定年してから新たな仕事を探す人も多く慣れない仕事を覚えるのが苦になる人も……。

しかし、電気主任技術者はシニア世代であっても雇用している会社もあるので、長く働ける仕事に就きたい人にも電気主任技術者はおすすめです。

求人も多く需要が高い

AI技術などの発達にともない、多くの仕事がAIに変わると言われています。電気主任技術者の仕事は知識はもちろん、高いスキルを要するもので実践的な技術を要することから、将来的にも電気主任技術者の仕事は必要不可欠です。

また、工場やビルなど多くの施設の電気設備の保安監督業務をおこなう、人々の暮らしに直結している仕事なので需要も高いです。電気主任技術者の資格試験の難易度の高さからも資格を持っている人が少ないからこそ、重宝される職業といえます。

年収が高い電気主任技術者の資格試験合格が目指せるおすすめ講座3選をランキング

ランキング表彰台

電気主任技術者の資格試験は専門性が高い内容からの出題なので、どのような勉強法を選択するかが重要です。おすすめの勉強法は、勉強が捗る工夫がされていてさまざまなサポートが受けられる通信講座です。

電気主任技術者の資格試験対策ができる通信講座は種類も多いですが、そのなかでもとくにおすすめできる通信講座は以下のとおり。

  • ユーキャン
  • たのまな
  • JTEX

それぞれの通信講座ごとの特徴や、講座の種類を確認してお気に入りの講座を見つけましょう。

過去の試験問題対策もバッチリ!ユーキャン

あらゆる資格取得が目指せることでも有名なユーキャン。名の知れたところを利用したい人はユーキャンがおすすめです。

第3種電気主任技術者試験対策ができるコースと特徴は以下のとおり。

【受講できるコース】

  • 電験三種講座:69,000円

【ユーキャンの特徴】

  • 数学が苦手な人向けのテキストがある
  • 過去試験を分析した教材で効率的な学習ができる
  • 最新情報で万全の対策ができる

電気主任技術者の試験では計算問題が多く数学が必要です。数学苦手意識がある人にとってうれしいのが、数学が学べるテキストです。

高校理系レベルの数学を復習できるので、苦手をなくして学習できます。ユーキャンでは基礎力をつけるメインテキストの他にも副教材も充実しています。

過去試験を徹底分析して作られた教材なので、必要な内容を効率的に学べるのです。電気主任技術者の試験では法改正がおこなわれることがあります。

法改正情報や試験の最新情報も知れるので、対策も万全で試験に臨めます。

過去問やテキストも充実のたのまな

たのまなは支払い方法なども充実していて、費用が気になる人にもおすすめできる講座です。割引サポートなどを利用するとお得に講座受講もできます。

たのまなで受講できる第3種電気主任技術者のコースや特徴は以下のとおり。

【受講できるコース】

  • 電気主任技術者 電験三種受験講座:35,200円

【たのまなの特徴】

  • 学習のポイントで重要なところがわかる
  • 添削指導で苦手がわかる
  • 12ヵ月のサポート期間でじっくり学べる

たのまなでは各テキストごとに学習のポイントが掲げられているため、重要なところがわかります。頻繁に出題される問題を押さえた内容なので、実際の試験でも解ける力が身につきます。

合計6回におよぶレポート提出をすると添削指導が受けられるので苦手なところや理解度を把握可能です。通信講座では学習の有効期間が定められていることがほとんどですが、たのまなでは12ヵ月のサポート期間が設けられています。

標準学習期間が6ヵ月で、倍の期間でサポートを受けられるので仕事をしながらなどの学習もおこなえます。

第二種の選べるコースも豊富なJTEX

JTEXの第2種電気主任技術者の受講コースは、出題範囲を総合的に学べるコースと科目別に学べるコースが用意されています。JTEXの選べるコースや特徴は以下のとおり。

【第2種電験(電気主任技術者)コース】

  • 電験二種受験合格講座:48,400円(特別受講料46,200円)
  • 電験二種受験講座(総合)+一次Web講義:114,400 円(特別受講料112,200 円)
  • 電験二種受験講座・科目別(法規)+一次Web講義:31,900 円(特別受講料29,700 円)
  • 電験二種受験講座・科目別(機械)+一次Web講義:34,100 円(特別受講料31,900 円)
  • 電験二種受験講座・科目別(電力)+一次Web講義:34,100 円(特別受講料31,900 円)
  • 電験二種受験講座・科目別(理論)+一次Web講義:34,100 円(特別受講料31,900 円)
  • 電験二種・一次Web講義<理論>:19,800 円
  • 電験二種・一次Web講義<電力>:19,800 円
  • 電験二種・一次Web講義<機械>:19,800 円
  • 電験二種・一次Web講義<法規>:17,600 円
  • 電験二種・一次Web講義<4科目>:77,000 円

【JTEXの特徴】

  • 状況に合わせて選べるコース
  • 試験傾向に合ったテキスト
  • 実力派講師による講義が受けられる

JTEXの第2種電気主任技術者試験対策のコースは総合的に試験範囲を学びたいか、科目別に絞って学びたいかなど自分がどの試験対策を必要としているかで選ぶとよいです。第2種電気主任技術者試験に初めて挑戦する人は、総合的な内容が学べるコースを選択し、科目合格を目指す人は受験する科目ごとのコースを選びます。

テキストは本文、例題、章末問題からなり段階的に学習できる内容です。内容を把握してから理解度を確かめられるため都度学習状況をチェックできます。

総復習しやすいようにまとめられたポイントは、出題傾向なども確認できます。さらに、試験を熟知した実力派講師による講義はわかりやすく身につきやすいように工夫されているので、効率的に着実に力が身につくのもメリット。

自分に合った通信講座を選び合格を目指そう

電気主任技術者の資格試験は、過去の試験の合格率からもわかるように難易度が高い試験です。しかし、電気主任技術者の勉強が初めての人でも理解できるように工夫された通信講座を選べば合格も夢ではありません。

すぐに決めるのではなく複数の通信講座を比べることが重要です。まずは、資料請求をおこない自分に適しているか見極めることから始めましょう。

スケジュールに沿って勉強時間を確保してテキストを使った勉強をおこなうと着実に力を身につけられます。困ったときも徹底サポートしてくれる通信講座を選んで合格を目指しましょう。

電気主任技術者は独立もできる!資格を取得して年収アップを目指そう

年収の推移イメージ

電気主任技術者は年収が高く需要もあるため、安定している職業といえます。さらに年収アップを目指すなら経験を積む、独立開業を検討するという手段もあります。

電気主任技術者として活躍するには、まずは資格取得が必要なので試験合格から目指しましょう。紹介した通信講座は初めての人でも理解しやすい工夫がされているので、これから電気主任技術者を目指す人や転職を考える人にもおすすめです。

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