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投稿日:2024年6月28日 | 更新日:2024年06月28日
TOEICのパート7は、実践的な英語力を問う重要なセクションです。その攻略法としてはパート7の特性を理解して問題傾向を押さえ、効果的な勉強法を見つけることが必要です。
また、長文読解には時間がかかるため、時間配分も重要です。これらのポイントを押さえて、TOEICで高得点を目指しましょう。
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TOEICパート7の特徴
TOEICパート7の概要
TOEICパート7、正式には「読解:短い文章」と称されるこのセクションは、TOEICテストの最後の部分です。ここでは広告・メモ・レターなどの短い文章を読み、内容を理解する力を問われます。
パート7の特徴①シングル・ダブル・トリプルパッセージ問題がある
このセクションの特徴として、文章の長さは短いものの複数の文章(パッセージ)を組み合わせて理解する必要がある点が挙げられます。問題に対応する文章は主に1つから3つです。
ダブルパッセージ問題では、以下のように2つの文章を読み合わせます。
トリプルパッセージ問題では、3つの文章の読み合わせが必要です。
TOEICパート7の特徴②時間管理に要注意
TOEICパート7の問題数は合計54問あります。その中でも特にダブルパッセージやトリプルパッセージ問題はそれぞれに対して読み合わせるべき文章がいくつもあります。これが意味するのは情報を整理し、要点を把握するスキルが試されるということです。
すべて読み込むと時間が足りなくなるので注意が必要です。以上の点で、パート7は他のパートと比較して難易度が高いとされています。
TOEICパート7の出題文章のスタイルは?
ここではTOEICパート7で出題される文章のスタイルを紹介します。
TOEICパート7は複数の文章スタイルで出題される
TOEICパート7の文章スタイルは主に下記などで多岐にわたります。
- 通知
- 広告
- 記事
- 手紙
それぞれのテキストの種類に対応した解き方を覚えることが重要です。各問題の特性を理解し、適切な読解戦略を立てることで、効率的に問題を解くことが可能になります。
通知
まず、通知は重要な情報が簡潔に書かれているため、主要な情報を素早くキャッチする力を鍛えましょう。
広告
広告は製品やサービスの特徴を表現するための語彙力が求められます。
記事
一方、記事は複雑な事象を説明するための読解力が必要で、また複数のパラグラフをまたいで情報を結びつける能力が必要となります。
手紙
手紙はビジネスコミュニケーションの形式や敬語の理解が重要となります。
これらのスキルを練習し、自分の弱点を克服することでTOEICパート7でのスコアアップが見込めます。
TOEICパート7問題の種類別の解き方を徹底解説!
ここでは文章の種類からではなく解き方の観点のから、パート7問題の効力方法を解説していきます
- 読解問題
- NOT問題
- 文挿入問題
パターン1.読解問題
Part7の問題のうち最も多いのが読解問題です。
ここでは文章の読解力の中でも、「5W1H」を中心とした設問形式で、情報を正確に読み取れたかが問われます。5W1Hとは下記の様な疑問文の頭文字をとったものです。
- Why~?(何故~?)
- When ~? (いつ~?)
- Where ~? (どこ~?
- Who ~? (誰~?)
- Which ~? (どちらの~?)
- How ~? (どのように~?
しかし文章に出ている全ての情報について、それぞれ5W1Hで問われる内容を記憶してくことはほぼ不可能です。そこでここでは問題文を先に読んでおき、5W1Hの内「拾っておくべき・探しておくべき単語や情報」は何かをあらかじめ頭に入れて置きましょう。こうすることで必要のない場所は読み飛ばす形で、効率的な回答ができます
例えば下記のような問題があったとします。Business Audio Pro ウェブサイトを訪れるべき理由(Why)を問いかける問題文です。
No. 176 According to the advertisement, why should customers visit the Business Audio Pro Web site?
(A) To hear voice samples
(B) To add a new phone number
(C) To submit a credit card payment
(D) To request recording equipment
出典:IIBC TOEIC Programのサンプル問題を見てみよう
こちらは広告問題です。それを踏まえここで文章を読む前にまず頭に入れておくべきは何でしょうか。
正解はどこかでウェブサイトを訪れるべき理由、つまり「ウェブサイトの魅力や利便性を訴えている」ということです。文中で該当する表現があればA~Dのいずれかに該当する、もしくは反するかを都度見ていくと効率よく解き進められます。
パターン2. NOT問題
2つ目のパターンはNOT問題です。NOT問題とは文書で述べられている内容「ではないもの」を選ぶ問題です。
ここでも問題文を先読みして、「何についての情報をひろっておかなければいけないのか」をおおまかに把握しましょう。その後文章を読解していき、該当すると思わしき場所に当たったら選択肢をつぶしていきます。
パターン3.文挿入問題
3つ目のパターンは、文挿入問題です。文章の中で4か所空欄があり、それぞれ適切な文を挿入していきます。
1つ目に確認すべきは「the」「this」「that」などの冠詞です。
ここでは”The name and telephone number”との記載があり、何か個人情報をかかせるようにすでに支持があったことがうかがえます。
この指示を中心に探していくと、直前で記入を求める記述のある[1]が正解でAと記入すべきなのがわかります。
No. 164 In which of the positions marked [1], [2], [3], and [4] does the following sentence best belong?
“The name and telephone number of the person posting the notice must be clearly marked on the back.”
(A) [1]
(B) [2]
(C) [3]
(D) [4]
出典:IIBC サンプル問題
この様に問題に冠詞がある場合は前後に必ず関連の記述があるので、押さえて見ていきましょう。
英語力の底上げはどうしたらいい?TOEICパート7対策以外にも効果的な勉強法を紹介
「テクニック以前にそもそもの英語力に不安がある」という方に向けて、ここではTOEIC受験に向けた英語力の底上げに効果的な勉強方法を解説します。
TOEIC頻出単語を専用の単語集でチェックする
まず単語は必ず「TOEIC専用の」単語集で頻出単語を押さえましょう。
TOEICはオフィスシーンでの問題が多く、かなり一般的な英語の試験の頻出単語とは出題単語に偏りがあります。その為大学入試用等の、関連の無い単語帳を使い暗記をするのは効率的ではありません。
TOEIC過去問題集で頻出文法をチェックする
文法問題にもTOEIC頻出文法といわれる問題が多くあります。こちらもかならずTOEIC専用の文法集を用意しましょう。
リーディングは大問ごとに着目すべき点を抑える
TOEICは出題問題数が多いのが特徴の試験。それゆえに自慢できるスコアを取得した受験者からも「最初は長文問題を読む時間が足りなかった・・」という感想を聞きます。
TOEICの長文問題においては、文章すべて読み込み意味を完全に理解しようとするのは悪手です。過去問題集や模試などの参考書を必ず読み、長文の出題傾向と「答えの書いてある場所のパターン」を押さえましょう。
一人で勉強するのが苦手な人は通信講座でハイスコアを狙おう
「参考書にひとりで取り組むのは苦手」「出題の傾向やのコツを手短に教えてほしい」「初心者でなにから手を付けたらいいかわからない」という人は、通信講座などの併用がおすすめ。独学より効率的にTOEIC特有の出題ポイントを学べ、高い点数を取得できます。
TOEICパート7対策におすすめの通信講座3選
ここでは、TOEIC L&R TESTのパート7対策に効果なおすすめの通信講座をご紹介します。
- スタディング
- アガルート
- スタディサプリ
①スタディング|L&RTESTの傾向を押さえ効率的
TOEIC対策におすすめな講座の一つ目はスタディング。
スタディングは、スマホで学べるオンライン学習ツールです。様々な資格試験に対応していて、その中の一つが「TOEIC® TEST 対策講座」。この対策講座には、以下の特徴があります。
TOEIC満点講師の講義を受けることができる
最初の特徴は、TOEIC L&Rテスト990点、英検®︎1級を保持する早川幸治講師の動画講義を受けることができる点。
早川講師はTOEIC L&Rの傾向を押さえ、効率的にスコアアップする方法を教えてくれるので、時間がない社会人でもしっかり学べます。
目標スコアにあわせて学べる
次の特徴は、目標スコアにあわせて学べること。
主要のコースは、600点を目指すコース・800点を目指すコースです。どんなレベルの人でも、目標スコアに応じ必要な要素を集中して学ぶことができます。
無料のお試しもできる
講座が自分にあわなかったら嫌だと思う人もいるでしょう。そんな人も安心です!この講座には無料お試しのオプションがあるので、講座を体験してから購入を決められますよ。
登録もたったの30秒でできるので、気軽に試してみては?
この講座の詳細は、以下の記事でも解説しています!
スタディングの英語TOEIC講座の特徴とは?おすすめな理由や注意点を解説
②アガルート|「第二言語習得論」のプロが担当
TOIEICテスト対策として次に紹介するのは「アガルートTOEIC講座」。
資格予備校のアガルートアカデミーが手がけるオンライン講座で、「第二言語習得論」のプロ寺島よしき講師が担当しています。この講座には、以下の特徴があります。
コスパが良い
最初の特徴は、コスパの良さ。
アガルートのTOEIC講座は、類似のTOEIC講座と比べると安価な料金設定です。提供講座は、以下のとおり。
講座名 | 価格(税込・円) |
寺島よしき講師のTOEIC®基礎英語力完成講座 | 21,780 |
寺島よしき講師の英語基礎パック | 32,780 |
TOEIC®解答スキルマスター&解答速度超スピードUP実演講座 | 10,780 |
料金の最新情報は公式webサイトをご確認ください。
約1万円〜3万円の料金設定で、英語4技能(Reading, Writing, Listening, Speaking)の基礎を固めたい人から、ハイスコアを目指す人まで、幅広いレベルの人が使える講座が揃います。
英語教育のスペシャリストが指導
紹介した中で上記2つの講座は、寺島よしき講師が担当します。寺島講師は、予備校講師や翻訳家、大手出版社の解答作成を行うなど、英語のプロフェッショナル。
リーズナブルな料金で、質が高い授業が受けられます。
TOEICだけでなく英語の勉強法も学べる
この講座ではTOEICだけでなく、効率良く単語を学ぶ方法や正しい発音など、英語学習全般で使える内容も学べます。TOEICにとどまらず、留学や英語力のレベルアップなどを考えている人にはピッタリの講座でしょう。
この講座の詳細は、以下の記事でも解説しています!
コスパ◎大学生・社会人必見!アガルートTOEIC講座について徹底解説
③スタディサプリ|演習問題が豊富
TOIECテスト対策には「スタディサプリENGLISH TOEIC®L&R TEST対策コース」もおすすめです。
スタディサプリはインターネット予備校で、社会人の英語学習から受験対策まで幅広い講座を提供しています。このTOEIC®L&R TEST対策コースには、以下の特徴があります。
演習問題が豊富
このコースには、TOEIC® L&R テスト20回分に相当する演習問題が含まれます。繰り返し学習することで、試験本番でも落ち着いて実力を発揮できるでしょう。
カリスマ講師の授業を受けることが可能
累計80万部突破「世界一わかりやすいTOEIC® L&R TESTの授業」等のシリーズの著者である関講師の動画講義を受けることができます。
動画は1回5分で、TOEIC® L&Rの文法・単語、最新のパート別の傾向や対策を丁寧に解説。忙しくても、スキマ時間でいつでも学習できますよ。
AIによるランク判定で問題が最適化
AIによる演習問題で、自分の苦手な問題形式がわかります。
具体的には「問題の解答結果」をもとにAIが実力判定&解答傾向を分析し「苦手な問題形式」を知らせてくれます。結果をもとに苦手な問題を学習すれば、効率よくスコアアップできるでしょう。
この講座の詳細は、以下の記事でも解説しています!
スタディサプリENGLISH TOEIC®L&R TEST対策コースでスコアを上げよう!メリット・デメリットから、おすすめの方まで徹底解説!
まとめ|パート7対策に効果的な勉強法でハイスコアを
TOEICパート7は、リーディングセクションの中でも特に難易度が高いとされています。
その重要性は、実際のビジネスシーンで必要とされるリーディングスキルを測る指標となっているからです。対策法としては長文読解の習慣をつけ、キーワードを見つけ出す力を鍛えることが挙げられます。
攻略のコツは問題文を先に読むことで、読解の方向性を見失わないようにすることです。
また本記事では、おすすめの通信講座を3つご紹介しました。これらを活用しながらそれぞれの特徴を活かしながら、自分に合った学習方法を見つけることが大切です。
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