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投稿日:2024年2月19日 | 更新日:2024年04月16日
この記事を監修した専門家
「TOEICを受けたけど時間が足りなかった」「TOEICは最後まで解かないとダメ?」
このような悩みや疑問を持つ方もいるのではないでしょうか。
本記事ではTOEICで時間が足りないという人に向けて、対策や勉強方法について詳しく解説しています。
おすすめの通信講座についても紹介しているので、「リーディングで時間が足りない」を解決したい方は、ぜひ最後までチェックしてみてください。
※英検®は、公益財団法人 日本英語検定協会の登録商標です。
※この記事は2023年9月現在の情報となっております。
TOEICで時間足りないのは当たり前?
前提として、TOEICで時間が足りないのは当たり前です。
例えばTOEICのテストで満点(990点)を取得する人は、受験者の0.2~0.3%前後と言われています。
極端な計算にはなりますが、残りの9割以上の受験者は時間が足りていないということです。
時間が足りていない人の方が多いので、満点や900点を目指している人以外は時間が足りないからと言って、そこまで心配する必要はありません。
しかしTOEICを時間内に最後まで解けるようになれば、点数UPも期待できます。
本記事を参考に、TOEICを時間内に解けるようにして点数UPを狙いましょう。
TOEICのリーディングセクションについて
TOEICで時間が足りないのは、リーディングセクションです。
TOEICのリスニングは順番に音声が放送されますが、リーディングはどのパートから解いても大丈夫です。
自分で時間配分ができますが、時間配分を間違ってしまうと時間が足りなくなります。
TOEICのリーディングに関する基本情報は以下の通りです。
リーディングセクション(75分・100問) | |
Part5 | 短文穴埋め問題/30問 |
Part6 | 長文穴埋め問題/16問 |
Part7 | 1つの文書/29問 複数の文書/25問 |
ぜひ参考にしてみてください。
TOEICで時間足りない人向けの対策
TOEICで時間が足りない人向けの対策は以下の通りです。
- 時間配分を決める
- スピードだけを意識しすぎない
- 目標に合わせて解く問題を見定める
- 設問を先読みする
- パート7から解く
詳しく解説していきます。
時間配分を決める
TOEICで時間が足りない人の原因として、時間配分が間違っているケースがあります。
よくあるパターンとして、1つのパートに時間をかけすぎているケース。
特にパート5は、知識があるか無いかで決まる問題が多いので、必要以上に時間を掛けるのは勿体ないです。
TOEICのリーディングの時間配分は、以下の時間がベストと言われています。
Part5 | 10分/1問あたり約20秒 |
Part6 | 10分/1問あたり約38秒 |
Part7 | 55分/1問あたり約60秒 |
ポイントはパート7に時間をかけること。
パート5・パート6は知識に左右される部分があるので、分からない問題はどれだけ時間をかけてもわかりません。
しかしパート7は時間をかけてじっくりと読めば正解できる問題も多いので、なるべくここに時間を割きたいです。
パート5で分からない問題は適当にマークして、次に進むのが良いでしょう。
また時間配分を決めておくことで「この問題あとちょっとで解けそう」など、優柔不断な気持ちを時間で断ち切ることができるメリットもあります。
人によって得意なパート、苦手なパートがあるので、上記の時間はあくまで目安です。
上記を参考に、自分に合った時間配分を決めましょう。
スピードだけを意識しすぎない
TOEICは時間がとても大切と言われているので、リーディングの際はスピードをとにかく意識している人も多いのではないでしょうか。
しかしスピードだけを意識して問題の内容が頭に入っていなければ、再度読み直すことになってしまうので、本末転倒です。
スピードだけでなく、正確に読むことも心がけましょう。
目標に合わせて解く問題を見定める
TOEICには簡単な問題からハイレベルな問題まで、幅広く出題されます。
目標点数によっては、解く必要のない難易度の高い問題も。
例えば600点を目指している人と800点~満点を目指している人では、落としても大丈夫な問題の難易度や問題数は異なります。
目標点数やレベルに合わせて、捨てるべき問題を見極めましょう。
参考書の中には各問題の正答率が記載されているものもあるので、目標点数に応じて極端に正答率の低い問題は後回しにする方法もおすすめです。
設問を先読みする
TOEICで時間が足りない原因として、長文問題において本文と設問を何度も読み返しているケースが考えれられます。
パート6とパート7の長文では、設問を先読みするようにしましょう。
設問を先読みしておけば、何が問われるのかが分かります。
何が問われるのかを頭に入れた状態で本文を読めば、設問の回答になりそうな箇所を見つけたら、すぐにマークすることが可能です。
本文を全部読んでから設問を読むと、前半の内容を忘れてしまったり、設問を読んで再び本文を読むことになるケースも考えられます。
記憶力の高い人や上級者であれば設問を読まずに解く方法も考えられますが、初心者・中級者は設問を読んでから本文を読むのが良いでしょう。
パート7から解く
リーディングセクションは制限時間内であれば、どのパートから解いても大丈夫です。
TOEICで時間が足りないという人は、パート7から解く方法がおすすめ。
パート7は最も問題数が多く一番集中力を使うパートです。
後半になるにつれて疲れがでてきて、集中力が持たない人もいるでしょう。
そんな人は一番最初にパート7を解くことで、精神的に余裕を持った状態で長文を解くことができます。
ただしパート5・パート6を解く時間も必要なので、時間配分を決めて、時計を見ながら解くようにしましょう。
TOEICで時間足りない人向けの勉強方法
TOEICで時間が足りない人向けの勉強法は、以下の通りです。
- 単語力・文法力を上げる
- TOEICの問題演習を繰り返す
- 速読を身につける
それぞれ詳しく解説していきます。
単語力・文法力を上げる
TOEICで時間足りない原因として、単語力・文法力が足りていない可能性があります。
単語力がないと、特にパート6やパート7の長文問題を読むのに時間がかかってしまいます。
単語は1回では覚えられないので、何度も復習することが大切です。
「1日〇〇単語」など目標を設定して、毎日コツコツ勉強しましょう。
また、リーディングセクションを解くうえで、文法力も大切です。
文法力がないと、単語の意味が分かっても、文章全体の意味が把握できず問題の意図を理解できません。
問題演習をしているときに、分からない文法が出てきたらその都度解説を読んだり調べたりして、知識を身につけるようにしましょう。
TOEICの問題演習を繰り返す
TOEICで時間が足りない原因として、TOEICに慣れていないことも考えられます。
TOEICの過去問や、本番形式の問題を繰り返し解きましょう。
たくさんTOEICの問題に触れることで、問題形式に慣れていき出題傾向も分かり、スラスラと読めるようになります。
また時間を計って、問題演習をすることも大切です。
先ほど紹介したように、TOEICは時間配分が大切です。
時間を計って本番と同じ条件で問題演習することで、TOEICに慣れましょう。
問題演習を繰り返すことで、時間をかけすぎてしまっているパートなどもわかります。
TOEICの問題演習を繰り返し、定期的に時間を計りながら解くことで、本番を意識した練習をしましょう。
速読を身につける
TOEICで時間が足りない人は、速読を身につけましょう。
速読とは名前の通り英語を速く読む方法です。
速読を身につければ、TOEICで時間足りない問題も解決できます。
速読を身につけるのにおすすめのトレーニングは「スラッシュリーディング」です。
スラッシュリーディングとは、英語を意味ごとに区切って読む方法です。
具体的なやり方を見ていきましょう。
「You will hear a question or statement and three responses spoken in English.」という文章を区切ると、以下のようになります。
You will hear /a question or statement/ and /three responses /spoken in English.
あなたは聞きます / 質問もしくは発言を / そして / 3つの回答を / 英語で話された
文章をスラッシュで区切って読むことで、大体の意味が分かるようになります。
日本語の順番とは違いますが、長文を読むときは綺麗な英語で訳す必要はなく、内容が分かればOK。
区切り方は特に決まっていないので、自分が英語を理解しやすい区切り方で大丈夫です。
一般的にスラッシュが多い方が読みやすくなりますが、より大きな固まりで読めるようになると読む速度は上がります。
慣れてきたらスラッシュは頭の中で引くようにする、スラッシュを少なくするなどしてレベルを上げていきましょう。
おすすめの通信講座
TOEICで時間が足りない人のために、おすすめの講座をご紹介します。
- スタディング
- アガルート
- スタディサプリ
①スタディング
TOEIC対策におすすめな講座の一つ目はスタディング。
スタディングは、スマホで学べるオンライン学習ツールです。
様々な資格試験に対応していて、その中の一つが「TOEIC® TEST 対策講座」。
この対策講座には、以下の特徴があります。
TOEIC満点講師の講義を受けることができる
最初の特徴は、TOEIC L&Rテスト990点、英検®®︎1級を保持する早川幸治講師の動画講義を受けることができる点。
早川講師はTOEIC L&Rの傾向を押さえ、効率的にスコアアップする方法を教えてくれるので、時間がない社会人でもしっかり学べます。
目標スコアにあわせて学べる
次の特徴は、目標スコアにあわせて学べること。
主要のコースは、600点を目指すコース・800点を目指すコースです。
どんなレベルの人でも、目標スコアに応じ必要な要素を集中して学ぶことができます。
無料のお試しもできる
講座が自分にあわなかったら嫌だと思う人もいるでしょう。
そんな人も安心です!
この講座には無料お試しのオプションがあるので、講座を体験してから購入を決められますよ。
登録もたったの30秒でできるので、気軽に試してみては?
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この講座の詳細は、以下の記事でも解説しています!
スタディングの英語TOEIC講座の特徴とは?おすすめな理由や注意点を解説
②アガルート
TOEIC対策として次に紹介するのは「アガルートTOEIC講座」。
資格予備校のアガルートアカデミーが手がけるオンライン講座で、「第二言語習得論」のプロ寺島よしき講師が担当しています。
この講座には、以下の特徴があります。
コスパが良い
最初の特徴は、コスパの良さ。
アガルートのTOEIC講座は、類似のTOEIC講座と比べると安価な料金設定です。
提供講座は、以下のとおり。
講座名 | 価格(税込・円) |
寺島よしき講師のTOEIC®基礎英語力完成講座 | 21,780 |
寺島よしき講師の英語基礎パック | 32,780 |
TOEIC®解答スキルマスター&解答速度超スピードUP実演講座 | 10,780 |
約1万円〜3万円の料金設定で、英語4技能(Reading, Writing, Listening, Speaking)の基礎を固めたい人から、ハイスコアを目指す人まで、幅広いレベルの人が使える講座が揃います。
英語教育のスペシャリストが指導
紹介した中で上記2つの講座は、寺島よしき講師が担当します。
寺島講師は、予備校講師や翻訳家、大手出版社の解答作成を行うなど、英語のプロフェッショナル。
リーズナブルな料金で、質が高い授業が受けられます。
TOEICだけでなく英語の勉強法も学べる
この講座ではTOEICだけでなく、効率良く単語を学ぶ方法や正しい発音など、英語学習全般で使える内容も学べます。
英語の正しい読み方や長文の解き方も学べるので、TOEICで時間が足りない人にもおすすめです。
TOEICにとどまらず、留学や英語力のレベルアップなどを考えている人にはピッタリの講座でしょう。
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この講座の詳細は、以下の記事でも解説しています!
コスパ◎大学生・社会人必見!アガルートTOEIC講座について徹底解説
③スタディサプリ
TOEIC対策には「スタディサプリENGLISH TOEIC®L&R TEST対策コース」もおすすめです。
スタディサプリはインターネット予備校で、社会人の英語学習から受験対策まで幅広い講座を提供しています。
このTOEIC®L&R TEST対策コースには、以下の特徴があります。
演習問題が豊富
このコースには、TOEIC® L&R テスト20回分に相当する演習問題が含まれます。
繰り返し学習することで、長文がスラスラ読めるようになり、試験本番でも落ち着いて実力を発揮できるでしょう。
カリスマ講師の授業を受けることが可能
累計80万部突破「世界一わかりやすいTOEIC® L&R TESTの授業」等のシリーズの著者である関講師の動画講義を受けることができます。
動画は1回5分で、TOEIC® L&Rの文法・単語、最新のパート別の傾向や対策を丁寧に解説。
忙しくても、スキマ時間でいつでも学習できますよ。
AIによるランク判定で問題が最適化
AIによる演習問題で、自分の苦手な問題形式がわかります。
具体的には「問題の解答結果」をもとにAIが実力判定&解答傾向を分析し「苦手な問題形式」を知らせてくれます。
結果をもとに苦手な問題を学習すれば、効率よくスコアアップできるでしょう。
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この講座の詳細は、以下の記事でも解説しています!
スタディサプリENGLISH TOEIC®L&R TEST対策コースでスコアを上げよう!メリット・デメリットから、おすすめの方まで徹底解説!
TOEICで時間足りない原因を理解して点数を上げよう!
本記事ではTOEICで時間が足りない人向けに、対策や勉強方法を詳しく紹介しました。
簡単に振り返っていきましょう。
【TOEICで時間足りない人向けの対策】
- 時間配分を決める
- スピードだけを意識しすぎない
- 目標に合わせて解く問題を見定める
- 設問を先読みする
- パート7から解く
【TOEICで時間足りない人向けの勉強方法】
- 単語力・文法力を上げる
- TOEICの問題演習を繰り返す
- 速読を身につける
結論、多くの人はTOEICで時間が足りていません。
つまり、TOEICを時間内に解けるようになれば周りと差をつけることができます。
本記事で紹介した対策・勉強方法を参考に、TOEICを時間内に終わらせて点数UPを目指しましょう。
※このコンテンツは、公益財団法人 日本英語検定協会の承認や推奨、その他の検討を受けたものではありません。
※この記事は2023年9月現在の情報となっております。