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投稿日:2024年7月22日 | 更新日:2024年07月22日
「TOEIC 700点のための効果的な学習方法や参考書を知りたい」
今回はそんな方に向けて、勉強方法やおすすめ参考書を紹介します。
この記事でわかること
- TOEIC 700点のレベルやメリット
- 5つの学習ポイント
- リスニングとリーディングの対策方法
- 体験談と秘訣
- おすすめ参考書3選
- おすすめ講座3選
TOEIC 700点を取ると、就活や転職を有利に進められるといったメリットがあります。
集中して取り組むことで、短期間で突破することも可能なスコアです。
この記事を読めばTOEICで700点をとるための具体的な勉強法や参考書が理解できるようになります。
独学が苦手な方向けにのおすすめの講座についても紹介しているので、是非最後までご覧ください。
※この記事は2023年11月現在の情報となっております。
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TOEIC 700点のレベルとは?
TOEIC 700点とはどのくらいのレベルなのでしょうか。
ここでは、TOEIC 700点のすごさやメリットについて解説します。
TOEIC 700点はどのくらいすごいのか
TOEIC 700点はどのくらいすごいのでしょうか。
TOEICの運営会社であるETSが発表した「TOEIC® Program DATA & ANALYSIS 2023」によると、TOEIC 695点以上は全体の33.1%となっています。
参考:TOEIC Program DAA2023(和文)2023年8月版 (iibc-global.org)
また、TOEIC 700点以上を取るためには、70%以上の正答率が必要となります。
こうしたことから、TOEIC 700点を取得していると、英語上級者にほぼ近いと言えるでしょう。
TOEIC 700点を取るメリットとは
TOEIC 700点を取ると、就活や転職で有利になります。
ETSが発表した「英語活用実態調査」によると、新卒採用の際に企業や団体が求めるスコアの平均は545点です。
参考:公式データ・資料|【公式】TOEIC Program|IIBC (iibc-global.org)
このことから、就活をする大学生や転職を考える社会人にとって、TOEIC 700点を取ることが有利に働くと考えられます。
このように、TOEIC 700点を取ることは、仕事の面で大きなメリットとなるでしょう。
TOEIC 700点は英検だと2級レベル
文部科学省の発表した「各試験団体のデータによるCEFRとの対照表」によれば、TOEIC 700点は英検2級レベルであり、CEFRではB1相当となっています。
参考:資料7 英語の資格・検定試験に関する基礎資料 (mext.go.jp)
確かにTOEIC 700点を取るのは簡単ではありませんが、英検2級レベルであることを考えると、しっかりと対策をすれば到達できるレベルと言えるでしょう。
TOEIC 700点を突破するための5つのポイント
TOEIC 700点を突破するためのポイントは以下の5つです。
- 問題形式を把握する
- 勉強時間を確保する
- 自分の実力を理解する
- 目標を設定する
- 自分に合った勉強法を継続する
それぞれのポイントを詳しく解説します。
ポイント①問題形式を把握する
TOEIC 700点を取るために、まずは問題形式を把握することが必要です。
TOEICはリスニングとリーディングの2つのパートに分かれており、問題数はそれぞれ100問ずつとなっています。
それぞれのパートごとの問題数は以下の通りです。
パート | 内容 | 問題数 |
Part 1 | 写真描写問題 | 6問 |
Part 2 | 応答問題 | 25問 |
Part 3 | 会話問題 | 39問 |
Part 4 | 説明文問題 | 30問 |
Part 5 | 短文穴埋め問題 | 30問 |
Part 6 | 長文穴埋め問題 | 16問 |
Part 7 | 長文問題 | 1つの文書:29問 複数の文書:25問 |
リスニングセクションとリーディングセクションを合わせた200問で構成されており、990点が満点となっています。
TOEIC 700点を取るためには、7割の正答率が必要であるため、目安として、約140問を正解しなければなりません。
ポイント②勉強時間を確保する
自分がTOEICの勉強にどれくらい時間をかけられるのかを把握することも必要です。
勉強時間に充てられるのは以下のような時間です。
- 朝と夜の通勤・通学時間
- 昼休みなどの隙間時間
- 寝る前の時間
- 休日の時間
大学生であれば、自由に使える時間が多いため、たっぷりとTOEICの勉強時間を確保することができるでしょう。
一方で、社会人であれば、勉強時間が限られるため、隙間時間を活用して、効率的に勉強を進めることが必要になります。
ポイント③自分の実力を理解する
TOEIC 700点と現在の自分の実力を比較することも必要です。
実力を把握するためにおすすめなのが、公式問題集といった模擬試験を解くことです。
公式問題集とは、TOEICの運営会社であるETSが出版する問題集であり、本番同様の問題演習をすることが可能です。
公式問題集を解くことで、自分がおおよそ何点ぐらい取れるのかを把握することが可能です。
また、苦手分野を把握することもできるので、効率的にTOEICの勉強を進めることができるようになるでしょう。
ポイント④期間や目標を設定する
「〇ヶ月以内に単語帳を完璧に覚える」といったように、具体的な目標設定をすることが大切です。
期間を明確にすることで、勉強計画を立てやすくなります。
いきなり高い目標を立てるのではなく、実現可能な目標にするのがおすすめです。
ポイント⑤自分に合った勉強法を継続する
最短でTOEIC 700点を取るためには効率的に勉強をする必要があります。
そのために、自分に必要な分野を優先的に勉強するのがポイントです。
例えば、苦手分野がリーディングの文法分野であれば、文法に多く時間をかけて対策するのが良いでしょう。
このように、自分に合った勉強を継続することで、効率良くTOEICの点数を伸ばすことが可能です。
TOEIC 700点以上を獲得するためのリスニング対策
TOEICで700点以上を目指すためには、リスニング対策が必要不可欠です。
ここでは、TOEICリスニングの問題や勉強法についてご紹介します。
リスニングの問題構成
TOEICのリスニングはPart 1~Part 4までとなっており、問題数は100問です。
パート | 内容 |
Part 1 | 写真を見て、読み上げられる4つの選択肢から正しいものを選ぶ。 |
Part 2 | 1つの短い英文に対して、読み上げられる3つの選択肢から正しいものを選ぶ。 |
Part 3 | 会話を聴いた後、4つの選択肢から正しいものを選ぶ。 |
Part 4 | 説明文を聴いた後、4つの選択肢から正しいものを選ぶ。 |
Part 1とPart 2に関しては選択肢が書かれておらず、英語で読み上げられる選択肢を聴き取る必要があります。
Part 3とPart 4に関しては選択肢が書かれており、英語で読み上げられます。
リスニングの勉強法
リスニングに効果的な勉強法はシャドーイングとディクテーションです。
シャドーイングとは、音声を聴いた瞬間に復唱するトレーニングです。
ディクテーションとは、聴いた音声を文字にするトレーニングです。
公式問題集を活用し、リスニングの問題を解いた後にシャドーイングやディクテーションといったトレーニングをするのがおすすめです。
リスニング問題を解くコツ
リスニング問題を解くためには、各パートに応じた対策が必要です。
Part 1
1つの写真対して4つの英文が読み上げられます。
Part 1を解くコツは先に写真を見て、頭の中で状況を英語で描写してみることです。
そうすることによって、選択肢が選びやすくなります。
公式問題集のリスニング音声などを活用して、普段から写真を英語で説明するトレーニングなどがおすすめです。
Part 2
このパートで読み上げられる短文は疑問文であることが多いです。
そのため、初めに発音される単語を聴き取ることが非常に重要になります。
5W1Hの単語をしっかりと聞き取れるように、普段から公式問題集などで繰り返しリスニングをするトレーニングをしておきましょう。
Part 3とPart 4
先に設問を読んで、リスニングの内容を予測することが大切です。
予測をすることによって、読み上げられる英文が頭に入りやすくなります。
4つの選択肢が読み上げられている最中に次の設問に目を通せるようにトレーニングをすることが必要となります。
TOEIC 700点以上を獲得するためのリーディング対策
TOEICで700点を目指すには、速く正確にリーディング問題を解くことが必要です。
ここでは、TOEICリーディングの問題や対策法をご紹介します。
リーディングの問題構成
TOEICのリーディングはPart 5~Part 7までとなっており、問題数は100問です。
パート | 内容 |
Part 5 | 空欄を埋めるのに適したものを4つの選択肢から選ぶ。 |
Part 6 | 長文の中にある空欄を埋めるのに適したものを4つの選択肢から選ぶ。 |
Part 7 | 様々な種類の長文と設問を読み、4つの選択肢から正しいものを選ぶ。 |
Part 5とPart 6に関しては単語や文法に関する問題が多く出題されます。
Part 7に関しては設問数が54問もあり、速く正確に読むことが必要となります。
リーディングの勉強法
リーディング力を伸ばすためには、単語や文法といった基礎を身につけることと、速く正確に読むことが必要となります。
単語や文法に関しては、普段から隙間時間を活用して継続的に覚えることが大切です。
速く正確に読むためには、音読のトレーニングがおすすめです。
問題集などで英文を読み、解説を読んだら、音読をする習慣をつけましょう。
正しい発音で音読することで、英文が理解しやすくなり、正答率も上がるでしょう。
リーディング問題を解くコツ
リーディング問題も、各パートに応じた対策が必要です。
Part 5とPart 6
後半の長文読解で時間を多く残しておくため、スピーディに解く必要があります。
こちらのパートを速く正確に解くコツは消去法を用いることです。
単語や文法に関する問題が多いため、文脈や文法的に不適切な選択肢が含まれています。
そういった、明らかに間違った選択肢を早く消去することが大切です。
問題演習をすることによって点を伸ばしやすいパートのため、問題集を活用して繰り返し消去法のトレーニングをすると良いでしょう。
Part 7
こちらのパートでは、大量の英文を読み、時間内に解くことが必要となります。
そのために、いきなり長文を読むのではなく、先に設問に目を通して内容を予測してから読むのがおすすめです。
そうすることによって、内容が頭に入りやすくなります。
時間との戦いになるため、普段から時間を測って長文問題対策をすることが有効です。
TOEIC 700点達成者が明かす、成功の秘訣
ここでは、TOEICで700点を達成した体験談や、秘訣についてご紹介します。
TOEIC 700点を突破した体験談
本記事の執筆者がTOEICで700点を突破したのは大学1年生の頃です。
大学受験を終え、英語の基礎がある程度身についた上でTOEICを複数回受験し、700点を達成しました。
当時、TOEICの受験をして感じたことは以下の2点です。
- TOEICの単語が大学受験とは大きく異なる
- 時間内に解き切るのが難しい
こうしたことから、単語学習や速読トレーニングに力を入れ、TOEIC 700点を短期間で突破することができました。
大学生であれば短期間で700点を目指すことも可能
大学生であれば、勉強時間を確保しやすいため、短期間でTOEIC 700点を目指すことも可能です。
最短で700点突破するために以下のような心がけが必要でしょう。
- 通学時間はTOEICの単語学習に充てる
- 大学の講義の空き時間はTOEICの勉強をする
- TOEICの学習を毎日継続する
社会人と違ってまとまった時間をTOEICの勉強に充てられるのが大学生の強みです。
隙間時間を単語学習などに充てるだけでなく、まとまった時間を活用して問題演習に取り組むことによって、短期間で700点を目指すことができるはずです。
大切なのは単語力
自身の経験から、TOEICで700点を超えるために大切なのは単語力だと感じます。
なぜなら、高校受験や大学受験で使った英単語とは大きく異なるからです。
TOEIC用の単語帳を活用し、TOEICの単語に慣れることを最優先にすべきでしょう。
TOEIC 700点を目指すためのおすすめ参考書
ここでは、TOEICで700点を目指す方におすすめのテキストをご紹介します。
参考書①公式問題集
まずおすすめするのが『公式TOEIC Listening & Reading 問題集』です。
TOEICの運営会社であるETSが本番同様のプロセスで作った問題集であるため、本番と同じ問題形式で、同じ難易度の問題演習をすることが可能です。
自分のレベルチェックだけでなく、音読やシャドーイングの教材としても活用できるので、TOEIC受験者必須の参考書と言えるでしょう。
参考書②TOEIC L & R TEST 出る単特急 金のフレーズ
続いておすすめするのが『TOEIC L & R TEST 出る単特急 金のフレーズ』です。
TOEICで700点を突破するためには、TOEIC用の英単語を身につけることが必要です。
この参考書では、目標点ごとに必要な英単語が分けられているため、効率的に学習することができます。
また、コンパクトなサイズであるため、通勤や通学の電車内で学習する際にも活用可能です。
参考書③はじめて受けるTOEIC(R) L&Rテスト 全パート完全攻略
TOEICを初めて受ける方におすすめなのが『はじめて受けるTOEIC(R) L&Rテスト 全パート完全攻略』です。
パート別の攻略ポイントが「600点クリア(必須)」と「730点以上狙い(高得点)」の2段階式に分かれており、この1冊でTOEIC 700点を超えることができます。
また、200問の模擬試験も収録されているため、本番に向けた練習をすることも可能です。
700点を目指す方におすすめ講座3選
独学が苦手な人や勉強時間が確保できない方向けに、TOEICで700点を目指すのにおすすめの講座をご紹介します。
- スタディング
- アガルート
- スタディサプリ
①スタディング
TOEICで700点を目指すのにおすすめな講座の一つ目はスタディング。
スタディングは、スマホで学べるオンライン学習ツールです。
様々な資格試験に対応していて、その中の一つが「TOEIC® TEST 対策講座」。
この対策講座には、以下の特徴があります。
TOEIC満点講師の講義を受けることができる
最初の特徴は、TOEIC L&Rテスト990点、英検®︎1級を保持する早川幸治講師の動画講義を受けることができる点。
早川講師はTOEIC L&Rの傾向を押さえ、効率的にスコアアップする方法を教えてくれるので、時間がない社会人でもしっかり学べます。
目標スコアにあわせて学べる
次の特徴は、目標スコアにあわせて学べること。
主要のコースは、600点を目指すコース・800点を目指すコースです。
どんなレベルの人でも、目標スコアに応じ必要な要素を集中して学ぶことができます。
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スタディングの英語TOEIC講座の特徴とは?おすすめな理由や注意点を解説
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まとめ
ここまで、TOEIC 700点の勉強法や参考書を解説してきました。
TOEIC 700点を取ることによって、就活や転職を有利に進めることができるため、大学生や社会人が目指すべきスコアであると言えます。
本記事でご紹介した勉強法や参考書を使うことによって達成することができるでしょう。
独学に自信のない方は、ご紹介したオンライン講座を活用するのもおすすめです。
自分に合った方法を見つけて、勉強を継続できるようにしましょう。
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