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投稿日:2024年3月26日 | 更新日:2024年03月26日
この記事を監修した専門家
TOEICを受験しようか迷っている人の中には、
「スコアって何点からすごいの?」
「何点まで目指すべき?」
「就活で使えるスコアは何点から?」
このような疑問を持っている方も多いのではないでしょうか?
もちろん満点を取れるに越したことはないですが、就活や昇進などの場面によって何点からすごいとされるのか、求められるスコアレベルは変わってきます。
そこで本記事では、TOEICスコアは何点からすごいのか?評価される基準についてご紹介します。
これからTOEICの受験を予定している方は、ぜひこの記事を参考にしながらご自身の目標を決めてきてください。
※この記事は2023年10月現在の情報となっております。
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TOEICの平均点とスコア分布
はじめに、TOEICのスコアの平均点とスコア分布を確認してみましょう。
TOEICテストを運営するIIBCによると、2022年にTOEIC L&Rテストを受験した784,310人の平均点は608点でした。
990点満点のテストなので、約61%の正答率です。
内訳はListeningが331点、Redingが277点とリスニングの点数の方が高い結果となっています。
続いてスコア分布を見ていきましょう。
公式サイトの情報を元に、一定のスコアに達しているのかを集計したところ、以下の表のようになりました。
スコア | 上位⚪︎% |
895~ | 4.2% |
795~ | 15.9% |
695~ | 33.1% |
595~ | 53.6% |
495~ | 73.4% |
395~ | 88.4% |
~395 | 100% |
TOEICのスコアの仕組み上、綺麗に800点以上といった形で区切ることはできませんが、ざっくりと「800点取れば上位15%」「600点取れば上位半分」というように計算できます。
TOEICスコアが何点からすごいかは場面によってさまざま
TOEIC試験の平均点とスコア分布をご紹介しましたが、実際のスコアが何点からすごいかは、状況や背景によって異なります。
例えば、高校生であれば500点を取得することは素晴らしい成果と言えるでしょう。
一方、ネイティブレベルの英語力を持つ人にとっては、800点未満では十分でないと見られることも考えられます。
結局のところ、「何点からすごいのか?」という議論はそのスコアの持ち主の年齢や属性によって変わってきます。
何点からすごい?TOEICスコア別の評価
続いて、TOEICのスコア別にどのような評価がされているのかを見ていきます。
400点
400点以上のスコアはTOEIC受験者の9割近くが取れる平凡な域と言えるでしょう。
TOEICを初めて受験する人は、400点周辺からスタートすることが多いです。
このスコアで企業や学校にアピールできるということはないため、ここから勉強を始めてスコアアップを目指していく必要があります。
500点
500点は上位約70%のスコアラインです。
高校生でこのスコアが取れれば周りよりは高い水準かもしれませんが、大学や社会人レベルでは平均やや下ぐらいの得点分布です。
600点ラインまではもう少しのため、継続的に学習をする必要があります。
600点
600点を超えると、TOEIC受験者の平均ラインに達したことになります。
600点のスコアを持っていると、最低限の英語力が備わっていると評価され始めるタイミングです。
600点は日常会話ができる基準のスコアとしても知られており、就職活動の場でも、企業から英語が使える人材として評価され始めます。
600点のスコアに達していない人は、最初に突破すべき壁となります。
700点
700点は、TOEIC受験者の上位30%ラインです。
700点を超えると、本格的に英語のできる人材として評価され始めます。
就職活動の際には、このスコアが有利となるだけでなく、企業の中には海外転勤の基準として700点以上を求めるところも存在します。
英語を活用してのキャリアを目指す方は、少なくともこのスコアを目標として設定することをおすすめします。
800点
800点は上位約15%のスコアラインです。
TOEICのスコアが何点からすごいとされるのかの基準はさまざまであるとお伝えしましたが、800点以上は一般的に周りからもすごいと評価され、自慢できる点数です。
800点のスコアを持っていると、仕事でも英語の会議に参加したり、外資系企業にもチャレンジできる水準です。
英語を自分の武器にしたいというのであれば、この800点を目指す価値はあります。
900点
900点は上位約4%のスコアラインです。
TOEICの最高点は990点であるため、900点は満点近くの高得点をとっていると言えます。
900点のスコアを持っていると、ネイティブレベルの英語力を持っていると評価されることが多いです。
実際、900点以上のスコアを持っている人は、帰国子女や長期で海外留学している人も多いです。
ネイティブレベルまで英語を極めたい、という人は最上位の900点ラインまで目指してみましょう。
TOEICスコアが求められる場面
TOEICのスコアを持っているとさまざまな場面で役立ちますが、代表的なものとして以下の3つがあげられます。
- 高校生や大学生の留学
- 大学生の就活
- 社会人の転勤
それぞれの場面について詳しく解説していきます。
高校生や大学生の留学
TOEICスコアが求められる1つ目の場面は留学を希望する際です。
こちらは主に高校生や大学生が対象になってきます。
所属している学校経由で留学をする場合、応募の際にTOEICのスコアを求められる場面があります。
特に、交換留学など募集枠が少ない留学先では、少ない枠に応募者が殺到するためTOEICスコアの高い成績優秀者が選ばれる傾向にあります。
募集段階でTOEICやその他の英語試験の点数を応募条件として設けている場面もあります。
学生期間中に留学を希望している人は、早めの段階で募集要項を確認し、スコアアップのための勉強を進めましょう。
大学生の就活
TOEICスコアが求められる2つ目の場面は就職活動です。
就職活動でも、TOEICの高スコアを持っていると企業から英語ができる人材として評価されます。
近年グローバル化が進んでいることから、多くの企業は海外進出のために英語が使える人材を求めています。
一昔前と比べると、外資系企業への就職も一般的になってきました。
就活市場で英語の需要が高まっていることを考えると、高いTOEICスコアを持っていることは大きなアドバンテージとなります。
また、高いTOEICスコアを持っていることは、それだけ努力ができる希少人材として評価されるという側面もあります。
学生時代に留学や独学で800点や900点といった高スコアを獲得できた場合、就活時にその実績を強みとして企業にアピールすることができます。
社会人の転勤
TOEICスコアが求められる3つ目の場面は所属する企業内の転勤です。
就活が終わって企業へ入社した後も、キャリアアップの材料としてTOEICのスコアが求められる場合があります。
例えば、海外転勤が最たる例です。
日系企業でも、グローバルに事業を展開している場合、海外転勤の可能性があります。
そして、海外転勤に行く際には条件としてTOEICのスコアを求められる場合が多いです。
よくある水準としては、700点程度のスコアが必要とされています。
海外での勤務を希望している場合、仕事と並行してTOEICの勉強を進めることで後のキャリアが開ける可能性が高まります。
TOEICスコアのアピール方法
努力して取得したTOEICスコアを、就活などの場でどのようにアピールするかが重要です。
代表的なアピール方法としては以下の3つがあげられます。
- なぜTOEICを勉強したのかを伝える
- スコアアップの際に工夫したポイントを伝える
- 学んだことを将来どのように活かせるか伝える
それぞれのアピール方法について解説します。
なぜTOEICを勉強したのかを伝える
就活の面接でTOEICをアピールする際、なぜ勉強したのかを具体的に説明しましょう。
TOEICで高スコアを取ることは、あくまでも手段の1つであり目的ではありません。
「留学に行くため」「外国の友達と交流を深めるため」「将来的に英語で仕事をしたい」
あなたが英語を勉強するのには、その先の何かしらの目的があるはずです。
英語を学ぶことで成し遂げたい想いを面接官に伝えましょう。
スコアアップの際に工夫したポイントを伝える
TOEICの点数を上げるためにどのような工夫をしたのか、面接官に聞かれるケースもあるでしょう。
TOEICの最終的なスコアはもちろん重要ですが、その過程でどのように試行錯誤したかも重要です。
なぜなら、最終的に出した成果よりも、その過程に再現性があるからです。
TOEICを通して掴んだ成功体験を、就職先でも発揮できるように過程をアピールしましょう。
学んだことを将来どのように活かせるか伝える
英語学習を通して学んだことを、就職先で将来どのように活かせるのかアピールすることも重要です。
- 英語を使って企業の海外進出をサポートする
- 培ったコミュニケーション力で取引先と怯まずに交渉する
- 多様な人材をマネジメントする
TOEICの学習を通して培った経験は、企業に就職してもさまざまな場面で応用できます。
自分がどのように貢献できるのか、自信を持ってアピールすることが大切です。
TOEICにおすすめの通信講座
独学が苦手な人のために、TOEIC IPテスト受験対策におすすめの講座をご紹介します。
①スタディング
②アガルート
③スタディサプリ
順番に見ていきましょう。
①スタディング
IPテスト対策におすすめな講座の一つ目はスタディング。
スタディングは、スマホで学べるオンライン学習ツールです。
様々な資格試験に対応していて、その中の一つが「TOEIC® TEST 対策講座」。
この対策講座には、以下の特徴があります。
TOEIC満点講師の講義を受けることができる
最初の特徴は、TOEIC L&Rテスト990点、英検®®︎1級を保持する早川幸治講師の動画講義を受けることができる点。
早川講師はTOEIC L&Rの傾向を押さえ、効率的にスコアアップする方法を教えてくれるので、時間がない社会人でもしっかり学べます。
目標スコアにあわせて学べる
次の特徴は、目標スコアにあわせて学べること。
主要のコースは、600点を目指すコース・800点を目指すコースです。
どんなレベルの人でも、目標スコアに応じ必要な要素を集中して学ぶことができます。
無料のお試しもできる
講座が自分にあわなかったら嫌だと思う人もいるでしょう。
そんな人も安心です!
この講座には無料お試しのオプションがあるので、講座を体験してから購入を決められますよ。
\登録もたったの30秒でできるので、気軽に試してみては?/
この講座の詳細は、以下の記事でも解説しています!
スタディングの英語TOEIC講座の特徴とは?おすすめな理由や注意点を解説
②アガルート
IPテスト対策として次に紹介するのは「アガルートTOEIC講座」。
資格予備校のアガルートアカデミーが手がけるオンライン講座で、「第二言語習得論」のプロ寺島よしき講師が担当しています。
この講座には、以下の特徴があります。
コスパが良い
最初の特徴は、コスパの良さ。
アガルートのTOEIC講座は、類似のTOEIC講座と比べると安価な料金設定です。
提供講座は、以下のとおり。
講座名 | 価格(税込・円) |
寺島よしき講師のTOEIC®基礎英語力完成講座 | 21,780 |
寺島よしき講師の英語基礎パック | 32,780 |
TOEIC®解答スキルマスター&解答速度超スピードUP実演講座 | 10,780 |
約1万円〜3万円の料金設定で、英語4技能(Reading, Writing, Listening, Speaking)の基礎を固めたい人から、ハイスコアを目指す人まで、幅広いレベルの人が使える講座が揃います。
英語教育のスペシャリストが指導
紹介した中で上記2つの講座は、寺島よしき講師が担当します。
寺島講師は、予備校講師や翻訳家、大手出版社の解答作成を行うなど、英語のプロフェッショナル。
リーズナブルな料金で、質が高い授業が受けられます。
TOEICだけでなく英語の勉強法も学べる
この講座ではTOEICだけでなく、効率良く単語を学ぶ方法や正しい発音など、英語学習全般で使える内容も学べます。
TOEICにとどまらず、留学や英語力のレベルアップなどを考えている人にはピッタリの講座でしょう。
\詳細を確認してみる/
この講座の詳細は、以下の記事でも解説しています!
コスパ◎大学生・社会人必見!アガルートTOEIC講座について徹底解説
③スタディサプリ
IPテスト対策には「スタディサプリENGLISH TOEIC®L&R TEST対策コース」もおすすめです。
スタディサプリはインターネット予備校で、社会人の英語学習から受験対策まで幅広い講座を提供しています。
このTOEIC®L&R TEST対策コースには、以下の特徴があります。
演習問題が豊富
このコースには、TOEIC® L&R テスト20回分に相当する演習問題が含まれます。
繰り返し学習することで、試験本番でも落ち着いて実力を発揮できるでしょう。
カリスマ講師の授業を受けることが可能
累計80万部突破「世界一わかりやすいTOEIC® L&R TESTの授業」等のシリーズの著者である関講師の動画講義を受けることができます。
動画は1回5分で、TOEIC® L&Rの文法・単語、最新のパート別の傾向や対策を丁寧に解説。
忙しくても、スキマ時間でいつでも学習できますよ。
AIによるランク判定で問題が最適化
AIによる演習問題で、自分の苦手な問題形式がわかります。
具体的には「問題の解答結果」をもとにAIが実力判定&解答傾向を分析し「苦手な問題形式」を知らせてくれます。
結果をもとに苦手な問題を学習すれば、効率よくスコアアップできるでしょう。
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この講座の詳細は、以下の記事でも解説しています!
スタディサプリENGLISH TOEIC®L&R TEST対策コースでスコアを上げよう!メリット・デメリットから、おすすめの方まで徹底解説!
自分の目指したいレベルに合わせて勉強を始めよう
今回は、「TOEICスコアは何点からすごいのか?」について解説していきました。
世間的にすごいとされるTOEICのスコアは800点以上です。
ですが、実際に留学や就活で求められるレベルはその時の状況によって変わってきます。
「自分はどのレベルまで目指したいのか?」まずは自分の目標を明確にした上で、TOEICのスコアアップのための学習を始めましょう。
TOEICのスコアアップのためのおすすめ講座もご紹介したので、ぜひ参考にしてみてください。
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※このコンテンツは、公益財団法人 日本英語検定協会の承認や推奨、その他の検討を受けたものではありません。
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