PR
投稿日:2024年2月19日 | 更新日:2024年03月22日
英検®準2級の1次試験合格のみなさん、1次試験合格おめでとうございます。
2次試験に合格すれば晴れて英検®準2級取得となりますね。
あともう一息です。頑張りましょう!
この記事では、英検®準2級2次試験の流れや受け方、そして合格するために覚えておくべき各設問回答の裏ワザ、そして、2次試験対策におすすめの通信講座を紹介します。
英検®準2級2次試験対策にぜひ役立ててください。
※英検®は、公益財団法人 日本英語検定協会の登録商標です。
編集部おすすめ
英語 通信講座
英検®準2級のレベル
英検®準2級は高校中級レベルです。
取得すると日常生活に必要なレベルの英語を理解し、使用できると考えられています。
英検®準2級を取得すると、高校・大学入試で優遇措置が受けられたり、大学で単位認定されたりといったメリットを受けることができるでしょう。
英検®準2級2次試験の流れ
英検®準2級の2次試験はおよそ6分の英語での個人面接試験です。
下記のようにさまざまな観点から評価されます。
- 応答内容
- 発音
- 語彙
- 文法・語法
- 情報量
- 意欲・態度
そして、下記の表は英検®準2級2次試験の流れをまとめたものです。
質問形式 | 課題の詳細 | 問題数 |
音読 | 50語程度の英文を読む | – |
内容理解に関する質問 | 音読した英文の内容に関する質問に回答する | 1 |
イラストに関する質問 | イラストに描かれている人物の行動を描写する | 1 |
イラストに関する質問 | イラストに描かれている人物の状況を描写する | 1 |
受験者自身の意見などに関する質問 | 面接カードのトピックに関連した内容に関する質問に回答する | 1 |
受験者自身に関する質問 | 日常生活に関する質問に回答する | 1 |
英検®準2級2次試験の受け方
2次面接は下記の流れで行われます。
Step1: スタッフの指示に従い、面接室に入室する
Step2: 面接官に「面接カード」を手渡す
Step3: 面接官の指示に従って着席する
Step4: 氏名と受験級の確認と挨拶
Step5: 面接官より「問題カード」を受け取る
Step6: 「問題カード」に記載されている英文を20秒間黙読する
Step7: 面接官の指示に従い、黙読した英文を音読する
Step8: 音読した英文に関する質問に回答する
Step9: 「問題カード」の裏面に印刷されたイラストに関する質問2問に回答する
Step10: 面接官に「問題カード」を裏返すように指示されるため、その指示に従う
Step11: 受験者自身に関する質問2問に回答する
Step12: 面接官に「問題カード」を返却する
Step13: 退室する
英検®準2級2次試験の合格率は?
英検®準2級の合格率は、2016年度以降公表されていませんが、2015年度以前は2次試験の合格率は80%程度でした。
5人に4人以上が合格しています。つまり、1次試験に合格しておけばかなり高い確率で合格することができるということです。
2015年以前の問題と、2016年以降の試験問題のレベルに大きな差がないことからも合格率は以前と大きく変わらないと考えられるでしょう。
しかし、絶対に合格する試験ではないため、油断せずにしっかりと対策を行ってくださいね。
英検®準2級2次試験でよく出題されるトピックは?
英検®準2級2次試験の最後の質問に「日常生活に関する質問」とありますが、与えられた面接カードの内容と全く関係がない質問がされることもあります。
下記は英検®協会が発表しているこれまでの英検®準2級2次試験の「日常生活に関する質問」で扱われた話題やトピックです。
- ホームシアター
- ボランティアガイド
- 電子辞書
- 食品フェア
- 映画祭
- プリペイドカード
さらに詳しく知りたい人は、英検®準2級対策の参考書をチェックすることをおすすめします。
英検®準2級2次試験裏のワザ
続いて、2次面接の各設問の答え方の裏ワザを紹介します。
No.1の質問に対する答え方
No.1の質問は音読した英文の内容に関する質問ですが、これまでの試験の傾向を見ると、”Why?”や”How?”で聞かれる質問のいずれかが聞かれます。
そして、これらの問いの答えは音読した英文の中にある”so”や”in this way”の前の部分が答えになる確率が非常に高いです。
1問目は面接試験が始まったばかりで緊張しており、面接官の質問をきちんと聞き取れないこともあるかもしれません。
面接官の質問が”why”または”how”のどちらで始まるかだけをよく聞き取ってください。
そして、”How”で聞かれた場合は”By 〜ing”という回答になり、”Why”で聞かれた場合は”Because 〜”と回答します。
そして、音読したパッセージの中で”in this way”または”so”の前の部分を”〜”の部分に入れて答えれば良いのです。
No.2の質問に対する答え方
No.2の質問は「問題カード」のイラストAの中にいる人物の行動を描写する問題です。
英検®3級の2次試験の場合は、イラストAの中にいる複数の人物から1人を選び、その行動について述べるだけでしたが、準2級の場合は5人の人物の行動を可能な限り描写することが求められます。
合格するためには最低3人の行動について表現できることが望ましいです。
No.2の質問に対する答え方ですが、現在進行形で答えましょう。
現在進行形とは主語+be動詞+動詞のing形で「主語は〜しているところです。」と現在進行中の動作を表現するためのものです。
そして主語+be動詞+動詞のing形だけでなく「〜を」にあたる部分も入れましょう。
例えば、犬の散歩をしている女の人のイラストがあった場合はA woman is walking. ではなく、A woman is walking her dog. と回答するといった具合です。
No.3の質問に対する答え方
つづいて、No.3の質問は「問題カード」のイラストBに描かれている人物の状況を描写する問題です。
英検®3級の問題の場合は、英文1文のみが回答になりましたが、英検®準2級の場合は下記の例のようにbecauseやand(またはbut)などでつなげてより長い回答になります。
例) She can’t sleep because her dog is crying.
彼女の犬が吠えているため彼女は眠れません。
She found a wallet on a bench and she tried to bring it to a police station.
彼女はベンチの上に財布を見つけて、それを警察に届けようとしました。
”because”を使う問題が多いです。”because”の後に原因や理由がきます。
物事の因果関係をしっかりと抑えて順番を間違えないように気をつけましょう。
No.4と5の質問に対する答え方
最後にNo.4とNo.5の質問に対する答え方のコツを紹介します。
No.4は問題カードのイラストに関連した内容の質問について自分の意見を答える質問です。
そして、No.5は前章でも紹介したように、日常生活に関することについてあなたの意見を答えます。
英検®3級では、回答は1文で答えるだけでしたが、準2級は”Do you think 〜?”または”Do you like 〜?”などの質問に対して”Yes.” または”No.”を答えた後に、なぜそのように考えるのか理由を述べます。
ポイントとしては、理由が答えられるのであれば必ずしも自分が思っていることでなくても良いということです。試験中に無言にならないように気をつけましょう。
英検®準2級2次面接対策法
英検®準2級2次試験の面接対策法は下記の2つを順番に行うことです。
Step1: サンプル問題やバーチャル2次試験を見て試験のイメージを具体的なものにする
Step2: 模擬面接を何度も繰り返して面接試験に慣れる
それぞれのステップについて詳しく解説します。
Step1: サンプル問題やバーチャル2次試験を見て試験のイメージを具体的なものにする
ここまで英検®準2級の2次試験の流れや進み方について詳しく説明してきましたが、まだクリアにイメージできていないという人もいるかもしれません。
その場合は、サンプル問題やバーチャル2次試験をみて、試験のイメージを具体的なものにしましょう。
>> 英検®準2級2次試験のサンプル問題をチェックしたい人はこちらへ
>> 英検®準2級バーチャル2次試験をチェックしたい人はこちらへ
Step2: 模擬面接を何度も繰り返して面接試験に慣れる
Step1で実際の2次試験についてより具体的にイメージすることができたら、いよいよ本格的な面接練習に入ります。
面接試験に対して苦手意識を持つ人は非常に多いですが、面接は数をこなすほど上達します。
そのため、『英検®準2級 2次試験・面接 完全予想問題』や『英検®準2級 面接大特訓』などのテキストを活用してどんどん面接練習をしましょう。
そして面接練習をする際には、塾やスクールの英語の先生などに面接官をやってもらうとアドバイスも受けられるためおすすめです。
2次試験合格に向けて注意すべき点は?
英検®準2級の2次面接を受ける際には下記の3点に気をつけましょう。
- 試験中に無言にならないように気を付ける
- 無理に難しい単語や表現を使わないようにする
- 「相手に伝える」ことを意識して話す
それぞれの点について詳しく解説します。
試験中に無言にならないように気をつける
質問のあとに無言の時間が長く続くと、問題が理解できていない、あるいは回答できないと判断して面接官は次の問題に進もうとします。
質問に答えられなかった場合、その問題が0点になるだけでなく、態度や意欲面も減点されてしまうため試験中には無言にならないように気をつけてください。
面接官の質問に対して”Pardon?”と聞き返して時間稼ぎをしたり、「ええと…」を意味する”Well…”や”Let me see…”などのフレーズを活用して間をつなぐように心がけましょう。
無理に難しい単語や表現を使わないようにする
面接試験中に無言になってしまったり、減点になってしまったりする受験者の多くが難しく考えすぎる傾向があります。
難しくて、記憶があやふやな英単語やフレーズを活用するよりも、中学生でもわかるような簡単な英単語やフレーズを正しく使えている方がスコアが高いです。
2次試験は「英単語やフレーズの知識」より「正しく」「分かりやすく」伝えられるかの方が重要です。
肩肘張らずにシンプルな英語で答えられるように練習をしましょう。
「相手に伝える」ことを意識して話す
普段英語で話すことに慣れていないと、面接試験では緊張してしまい、ついついボソボソと早口で話してしまいがちです。
しかし、「相手に伝える」ことを意識してゆっくりと、そしてハキハキと話すように心がけましょう。
そしてピリオドやカンマの前は一回呼吸してください。
そのような話し方をすることで緊張を緩和させることにもつながります。
英検®準2級2次試験対策にスタディサプリがおすすめ!
英検®準2級2次試験対策におすすめの通信講座はスタディサプリです。
スタディサプリのメリットは3つあります。
- 名物講師の英検®対策講座を何度も受けられる
- ドラマ形式で楽しみながら2次試験対策ができる
- コストを抑えて英検®対策ができる
それぞれのメリットについて詳しく解説します。
名物講師の英検®対策講座を何度も受けられる
英検®準2級対策講座を担当する竹内健先生は、熱心な指導をする講師として定評があります。
毎年入試問題を徹底的に分析し、これまでに多くの受講生を志望校に合格させてきました。
英検®対策も同様で、これまでの過去問をしっかりと分析し、出題の傾向や対策をバッチリと指導をするため無駄がありません。
これまでに多くの高得点合格者や満点合格者を輩出してきました。
動画を視聴して授業を受けることになりますが、自分の理解度に合わせて、理解できていないところや、もう一度確認したいところを繰り返し何度も視聴したり、すでに自分が理解できている箇所はスキップできたりするため、効率的に学習を進められます。
ドラマ形式で楽しみながら2次試験対策ができる
2次面接対策にはスタディサプリENGLISHが役立ちます。
「日常英会話コース」と「新日常英会話コース」があり、これらはドラマ形式で会話の練習をすることができるため楽しく2次試験対策ができるでしょう。
ドラマは仕事や恋愛など日常生活をテーマにした内容が多いため、実践的で役立つ英語表現を学べます。
コストを抑えて英検®対策ができる
スタディサプリは月額2,178円(税込)のサービスですが、12ヶ月一括払いであれば月額1,815円(税込)になります。
塾や英会話スクールにかかるコストを考えるとかなり割安です。
また、英検®準2級2次試験対策だけでなく、英検®2級や他の級、さらには他の英語の授業もこの金額で受けることができるので、活用するほどコスパが高いことがわかるでしょう。
まとめ:英検®準2級2次試験はしっかりと面接練習をしてから臨もう!
いかがでしたか?この記事では英検®準2級2次面接の試験の流れや受け方、そして各設問への答え方のコツを紹介しました。
英検®準2級の2次試験の合格率は80%程度でかなり高いですが、「絶対」合格できる試験ではないため、1次試験を通過したとしても気を緩ませずにしっかりと試験対策をすることが大切です。
そして、面接は数をこなすほど慣れていき、上達もします。何度も模擬面接を受けてください。
そして、英検®準2級の2次試験はもちろん、他の英語の授業や、さらに英検®2級の対策にスタディサプリを活用することをおすすめします。
スタディサプリについてさらに詳しく知りたい人はこちらのページをご覧ください。
※このコンテンツは、公益財団法人 日本英語検定協会の承認や推奨、その他の検討を受けたものではありません。
編集部おすすめ
英語 通信講座