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英検®準2級の合格率は?おすすめのテキストや勉強法を徹底解説!

英検準2級の合格率は?おすすめのテキストや勉強法を徹底解説!英語

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投稿日:2024年2月29日 | 更新日:2024年05月13日

英検準2級の合格率は?おすすめのテキストや勉強法を徹底解説!

あなたは英検®準2級に興味はありますか?

英検®準2級高校1〜2生レベルの英語力が必要な試験です。詳細は後述しますが、1次試験と2次試験を合わせた合格率は30%前後となっています。つまり、受験者3人に1人が合格しているという割合です。そのため、決して合格率の高い簡単な試験ではありません。

この記事では英検®準2級の合格率を上げるための対策方法や、おすすめの問題集を紹介しています。英検®準2級の受験を考えている人はぜひ読んでください。

※英検®は、公益財団法人 日本英語検定協会の登録商標です。

※この記事は2023年9月現在の情報となっております。

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英検®準2級のレベル

外国人の女性が勉強している様子。

英検®準2級は高校1-2年生レベルです。題材は趣味仕事など身近なものから、教育科学まで幅広く、長文の穴埋め問題が加わります。

英検®準2級を取得すると、高校・大学入試で優遇措置を受けられる可能性もあります。

1次試験はおよそ100分(筆記試験: 75分、リスニングテスト: 25分)、2次試験はおよそ6分です。

中学生から高校生が主に受験します。あなたの英語力によって異なりますが、英検®準2級に合格するためには3〜4ヶ月ほどの準備期間が必要です。英語の4技能をバランスよく育成するように計画的に学習を進めましょう。

>> 英検®準2級のレベルをさらに詳しく知りたい人はこちらへ

英検®準2級合格に必要な単語数

英検®準2級に出てくる単語を勉強するための教材写真。

英検®準2級合格に必要な単語数は2,600〜3,600語です。英検®3級合格に必要な単語数が1,250〜2,100語であることから、英検®3級レベルの英単語におよそ1,000語追加で覚えることが必要になります。

まずは過去問の設問1に取り組み、正答率を確認してみましょう。過去問数回分の設問1で正答率が65%以上であれば語彙力に問題はないと言えます。しかし、正答率が65%以下であった場合は、英検®準2級用の単語集を購入して英検®準2級合格に向けて対策を行なったり、場合によっては英検®3級受験に切り替えたりすることがおすすめです。

英検®準2級の試験内容

試験を受けている人々の様子を写した写真。

英検®準2級の試験内容について筆記試験リスニングテスト、そして2次試験に分けて紹介します。

筆記試験

下記の表は筆記試験(リーディング、ライティング)の問題の概要、設問数、解答形式をまとめたものです。

測定技能問題形式問題数解答方式
リーディング短文の語句 空所補充204つの選択肢より解答を選ぶマークシート形式
会話文の空所に適切な文や語句を補充する問題5
長文の空所に適切な文や語句を補充する問題5
長文の内容一致問題10
ライティング質問に対する解答を英語で記述する問題1記述式

出典:日本英語検定協会

リスニングテスト

下記の表はリスニングテストの問題の概要、設問数、解答形式をまとめたものです。

問題形式問題数解答方式
会話の応答文選択103つの選択肢より解答を選ぶマークシート形式
会話の内容一致選択10 
英文の内容一致選択104つの選択肢より解答を選ぶマークシート形式

出典:日本英語検定協会

2次試験

下記の表は英検®準2級2次試験の流れをまとめたものです。

質問形式課題の詳細問題数
音読50語程度の英文を読む
内容理解に関する質問音読した英文の内容に関する質問に回答する1
イラストに関する質問イラストに描かれている人物の行動を描写する1
イラストに関する質問イラストに描かれている人物の状況を描写する1
受験者自身の意見などに関する質問面接カードのトピックに関連したないように関する質問に回答する1
受験者自身に関する質問日常生活に関する質問に回答する1

出典:日本英語検定協会

英検®準2級の合格点・合格ラインの目安

パソコンの合否発表画面を見て合格したことがわかり喜んでいる女性の写真

2016年以降は、英検®の全ての級で英語の4技能それぞれをCSEスコアとして算出し、そのスコアを元に合否が決定するようになりました。

日本英語検定協会によると、英検®準2級合格のために必要なCSEスコアは1次試験で1,800点中1,322点2次試験で600点中406点と定めています。

しかし、このCSEスコアは全答案採点後に統計的手法を用いてスコアを算出しています。つまり、受験する回によって同じ正答数であってもスコアが異なるのです。

そして受験者自身がスコアを算出することができません。

ただし、合格、または不合格の判断は「正答率」である程度判断できるようです。

2016年度第1回の1次試験では1級と準1級は各技能での正答率が70%以上、そして2級・準2級・3級・4級・5級は60%以上の正答率を出した受験者の「多く」が合格したと日本英語検定協会は発表しています。

「多く」が合格しているという表記の仕方から、60%以上に満たなくても合格する可能性があることが伺えます。過去問を解いてみて正答率が60%に満たなかったとしても、諦めずに英検®準2級対策をしてください。

英検®準2級の合格点や合格ラインの目安を知りたい場合は、英検®の過去問予想問題集に取り組んだ際に、正答率60%以上であるかどうかを判断の目安にすると良いでしょう。 

英検®準2級の合格率

明るいピンク色の背景の前で、嬉しそうに喜んでいる女性の写真。

英検®準2級の合格率は、2016年度以降公表されていません。しかし、2015年度以前は英検®の1次試験の合格率は35%2次試験の合格率は80%程度でした。

つまり、1次試験も2次試験も合格して、英検®準2級を取得できる可能性はおよそ29%であることが分かります。受験者の3人に1人が合格するということです。難しい試験ではないですが、簡単な試験であるとも言えないでしょう。

2015年以前の問題と、2016年以降の試験問題のレベルに大きな差がないことからも合格率は以前と大きく変わらないと考えられます。

合格率を上げるためにもしっかりと対策を行ってから試験に臨んでくださいね。

中学生と高校生の準2級合格率の比較

高校生が勉強している様子。女子二人と男子一人が興味深そうに勉強している。

英検®準2級の受験者は年間でおよそ50万人であると言われています。このうち主な受験者層は中学生と高校生です。

ここでは、それぞれの受験者層の合格率について詳しく解説します。

中学生の合格率

英検®準2級の年間受験者のうち中学生の受験者は15万人ほどで、全体の25〜30%程度を占めています。

中学生の英検®準2級合格率は38%と言われています。英検®準2級は高校1〜2年生レベルの試験であることから、中学生には難易度が高い試験です。英検®準2級を取得している中学生は、日本全国の中学生の中でもわずか2%程度しかいません。中学生の段階で英検®準2級合格を目指すのはかなり難しいと言えそうです。

高校生の合格率

英検®準2級の年間受験者のうち、高校生の受験者は28万人ほどで全体の50%程度を占めています。高校1〜2年生程度のレベルの試験であることから、高校生が受験者の中心であることは納得できますね。

しかし、高校生の英検®準2級合格率は意外にも高くはなく、34%程度であると言われています。試験を実施した年度によって異なりますが、この数値だけ見ると、中学生の方が高校生よりも合格率が高いですね。

英検®準2級の合格率を上げるための対策法は?

外国人男性が同僚の女性とハイタッチして喜んでいる様子。

つづいて、英検®準2級の合格率を上げるための勉強法を下記の6つの分野に分けて解説します。

  • 単語・熟語
  • 英文法
  • 英作文
  • 読解問題
  • リスニング
  • 2次試験

自分が苦手とする分野を中心に読んで、英検®準2級対策に役立ててください。

単語・熟語対策

上記にもありますが、英検®準2級合格に必要な単語数は2,600〜3,600語です。英検®3級で必要な単語数から1,000語近く増えていることからも、計画的に単語と熟語を覚えるようにしましょう。

市販の英検®準2級用の単語集はさまざまなものがありますが、頻度順の単語帳を選ぶと、短期間で効率的に必要な単語や熟語をマスターすることができるのでおすすめです。

そして、音声やCD付きの単語帳をおすすめします。それぞれの単語の正しい発音も覚えることができ、リスニングや2次試験対策にもなるからです。

英文法対策

英検®準2級の試験問題に文法問題は数問程度しか出題されないため、英文法の勉強に大きく時間と労力を割く必要はありません。しかし、英文法を理解していると長文読解リスニングで流れるまとまった量の英文を理解しやすくなります。

英文法について勉強する場合は、薄くて構わないので高校1〜2年生用の英文法の問題集を1冊仕上げて、苦手とする文法事項を克服する程度で十分でしょう。

英作文対策

英検®準2級の英作文問題は出題された問いに対して、賛成または反対のいずれかの意見を表明し、その理由を50〜60語程度で記述する問題です。50〜60語程度の英文を書くには、自分の意見をサポートするための根拠を2〜3個書くことが必要になります。

まずは、日本語で答えられるように考えてみましょう。そして日本語で答えられるようになったら、英語で文章を書いてみてください。1人で英作文対策を進めるのはなかなか難しいです。周囲の英語が得意な人、スクールの先生にお願いして添削してもらい、アドバイスをもらいましょう。何度か続けているうちに、コツが分かってくるでしょう。準2級の英作文対策は英語に直しやすい日本語の文章を考えることが大切です。英作文は合格率にも直結する大事なセクションです。

読解問題対策

単語熟語を覚えるのが読解問題対策にもつながります。既に説明したように、まずは、頻出度の高い単語や熟語からどんどん覚えましょう。

そして、ある程度単語を覚えたら、実際に過去問予想問題などを活用して長文問題に取り組みます。長文読解の問題に取り組む際には、必ず時間を測ってください。普段から時間を意識しながら問題に取り組むことで、本番で時間切れになることを防げます

リスニング対策

英検®準2級から、英文は放送で1度しか流してもらえません。つまり、1度の放送で、内容を正確に聞き取る必要があります。過去問予想問題などを活用してリスニング問題にどんどん取り組み、慣れるようにしてください。また、リスニング力を高めるためには、毎日5分でも10分でも良いので英語を聞く習慣をつけることが大切です。ポッドキャストYouTubeなどを活用して、毎日英語に触れてください。合格率を上げるためには、耳を英語に慣らしておくことが大切です。

2次試験対策

面接試験を苦手に感じる人も多いですが、面接は数をこなすほど上達します。まずは市販の過去問予想問題を使いながら面接試験の流れや、問題傾向をチェックしてください。スピーキングテストは英作文と同様、1人で対策をするのは難しいです。そのため、周囲の英語ができる人塾やスクールの先生に面接官になってもらって模擬面接を何度も行いましょう。英検®準二級の二次試験合格率は83%です。一次試験に合格する実力があれば、しっかりと対策を行うことで合格できるようになるでしょう。

2次試験対策は、1次試験の結果が出てからで十分です。

英検®準2級合格率UPにおすすめのテキスト3選

星が描かれたブロックを並べている画像。星5つのおすすめ度であることを示している。

書店に行くと、英検®準2級対策のテキスト参考書が数多くありどれを選べば良いか悩む人も多いでしょう。ここでは、英検®準2級対策におすすめのテキストを3つ紹介します。下記の通りです。

  • 英検®準2級 でる順パス単
  • 英検®準2級 過去6回全問題集
  • 英検®準2級 総合対策教本(改訂増補版)

それぞれのテキストのおすすめポイントを見ていきましょう!

英検®準2級 でる順パス単

これは英検®準2級の単語対策で人気がある単語帳です。タイトルの通り、これまで過去5年間の過去問を分析し、出題頻度の高い単語・熟語順に1,500語掲載されています。

頻出単語・熟語から学習することで、短期間で効率的に語彙力を増強することができるでしょう。

\『英検®準2級 でる順パス単 5訂版』/

英検®準2級 過去6回全問題集

これは旺文社が出版している英検®の過去問で、6回分の問題が収録されています。音声については、リスニングも2次面接のスピーキングも全てアプリやダウンロードで視聴することが可能です。解説が丁寧で分かりやすく、市販の過去問の中でおすすめできる商品です。

\旺文社『英検®準2級 過去6回全問題集』/

英検®準2級 総合対策教本(改訂増補版)

この参考書は英検®準2級を初めて受験する人に特におすすめです。受験の申し込みから2次試験まで、英検®準2級を受験するために必要な情報が全て網羅されている総合参考書であるため、持っているだけでかなり心強いでしょう。

巻頭にある英検®情報や受験者の悩みに答えるQ&Aが特に秀逸です。

2017年度に英検®の試験がリニューアルされたのですが、この参考書はリニューアル後の問題に対応しています。そして1回分の模擬試験も収録されているので受験直前期に活用しましょう。

\ 旺文社『英検®準2級 総合対策教本(改訂増補版)』/

英検®準2級合格率UPにおすすめの通信講座

通信講座を受けている女性の写真。ヘッドホンとマイクセットをつけて、リスニングの勉強をしている。

英検®準2級は簡単に合格できる試験ではないため、しっかりと対策する必要があることはわかってもらえたでしょうか?しかし、仕事家事育児などで忙しい人にとって、日々の生活の中で勉強時間を捻出するのは簡単なことではありません。そこで、通信講座を活用して英検®対策を行うことをおすすめします。

英検®準2級対策おすすめの通信講座はスタディサプリの「英検®講座」です。スタディサプリの「英検®講座」には下記の3つのメリットがあります。

  • 優秀な講師わかりやすい授業何度でも自分のペースで視聴できる
  • 毎月2,000円ほどでコスパが良い
  • 英検®講座」だけでなく、対応学年の英語の講座を制限なしで視聴できる

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それぞれのメリットについて詳しく解説します。スタディサプリの英検®講座についてより詳しく知ることができるでしょう。ぜひ参考にしてください。

優秀な講師のわかりやすい授業を何度でも自分のペースで視聴できる

英検®準2級対策講座担当の竹内健先生は、熱心な指導をする講師として定評があります。毎年様々な大学入試の問題を徹底的に分析し、これまでに多くの受講生を志望校に合格させてきました。

英検®対策も同様で、過去問をしっかりと分析し、出題の傾向や対策をバッチリと指導をするため、短期間効率的英検®準2級の合格率を高められるでしょう。

動画を視聴して講座を受講しますが、自分のペースで学習を進められます。自分の理解度に合わせて、理解できていないところや、もう一度確認したいところを繰り返し何度も視聴したり、既に自分が理解できている部分は抜かしたりすることが可能です。

毎月2,000円ほどでコスパが良い

スタディサプリの「英検®講座」は月額2,178円(税込)のサービスですが、12ヶ月一括払いであれば月額1,815円(税込)です。つまり、一括払いをすると実質2ヶ月分無料になるということです。

塾や英会話スクールに通うコストを考えるとかなり割安です。また、英検®準2級対策だけでなく、英検®2級や他の級、さらには他の英語の授業もこの金額で受けることができます。活用するほどコスパが良くなるということです。

そして、パソコンスマホなどのデバイスとインターネット環境があればいつでもどこでも講座を受講することができるため、塾やスクールに通学するための時間や交通費も節約することができます。

「英検®講座」だけでなく、対応学年の英語の講座を制限なしで視聴できる

英検®講座」はスタディサプリの中にあるコンテンツの1つです。つまり、スタディサプリ受講者は他の英語コンテンツを視聴することもできます。たとえば、英検®3級対策受講者であれば「中学英語」、英検®準2級や英検®2級対策講座受講者であれば「高校英語」の講座を受けられます。

スタディサプリを使えば、英語の総合力をメキメキと伸ばすことができるでしょう。

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英検®準2級の合格率に関するFAQ

疑問を浮かべた表情をしている外国人女性の写真

最後に英検®準2級に関するよくある質問とその回答を紹介します。

Q. 単語や熟語の知識を増やして合格率を上げるために、複数の単語帳を使って勉強するべきですか?

単語帳に限らず、問題集やテキスト全般に言えることですが、複数のテキストや問題集を使うより、1冊だけに絞って学習した方が効果的です。1冊のテキスト・問題集・単語帳に集中し、繰り返し解きながら理解度を深めるようにしましょう。

Q. 小学生で英検®準2級にチャレンジするのは早すぎですか?

上記にもあるように、日本全国で英検®準2級に合格した中学生の割合はわずか2%程度であることから、英検®準2級を取得している小学生の割合はさらに低いでしょう

しかし、英検®3級に合格するレベルの英語力がある場合は可能性があります。英検®3級や英検®準2級の過去問に取り組み、正答率をチェックしてみましょう。いずれも正答率が60%以上であるならば、英検®準2級にチャレンジするのが早すぎるということはありません。

Q. 英検®準2級は履歴書に書けますか?

英検®は取得級に関係なく、履歴書に書くことができます。しかし、就職活動転職活動で英語力を評価してもらいたいのであれば、英検®2級を以上取得することがおすすめです。

Q. 英検®準2級の合格率を高めたいです。どれくらい勉強時間が必要ですか?

英検®準2級に合格するために必要な学習時間は、人によって異なります。人によって英語力が異なるからです。目安としては、英検®3級に合格しており、英検®準2級の過去問もある程度解けるのであれば30〜40時間英語の基礎固めから始めるレベルの場合は、50〜60時間ほどの学習時間が必要になるでしょう。

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まとめ:しっかりと英検®対策を行なって合格率をアップさせよう!

いかがでしたか?英検®準2級は、1次試験2次試験を合わせた合格率は30%程度で、決して簡単な試験ではありません。

しかし、しっかりと対策をすることで、確実に合格率を上げることができます。

この記事で紹介した、各分野の対策方法、おすすめの問題集通信講座を参考にしながら、英検®準2級の対策を進めていきましょう!

※このコンテンツは、公益財団法人 日本英語検定協会の承認や推奨、その他の検討を受けたものではありません。

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