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投稿日:2024年2月19日 | 更新日:2024年03月22日
2016年度に導入された英検®CSEスコアとは、英語力を国際的な指標で図るための点数のことです。
現在では、英検®CSEスコアをもとに合格・不合格の判定が行われています。
この記事では、英検®CSEスコアに関する以下の点について詳しく解説します。
- 概要
- 各級における合格基準点
- 連動するCEFR
- 高めるためにオススメの通信講座
英検®CSEスコアについて詳しく知りたい人は、ぜひご覧ください。
※英検®は、公益財団法人 日本英語検定協会の登録商標です。
※この記事は2023年10月現在の情報となっております。
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英検®CSEスコアとは?
英検®CSEスコアとはCommon Scale for Englishの略で、以下の各技能における具体的なレベルを数値に換算して表したもののことです。
- リーディング
- ライティング
- リスニング
- スピーキング
英検®の成績を国際的な尺度で判定するために、日本英語検定協会と日本生涯学習総合研究所が共同で開発しました。
現在は、英検®CSEスコアをもとに英検®の合格・不合格が決定されています。
また、英検®CSEスコアを確認すれば単純な英検®の合否だけでなく、どこの技能がどの程度のレベルなのか、不合格の場合はどこの技能をどのくらい伸ばせば合格するのかの目安が確認可能です。
そして、英検®CSEスコアは5級から1級までの7つの級において、共通する基準となっています。そのため、次の級における合格を目指す際に、自分がどこの技能をどのくらい高めれば合格するかの目安も確認できます。
ここからは、英検®CSEスコアが導入された背景や英検®CSEスコアの導入による合格・不合格への影響について詳しく解説します。
導入された背景
1963年に設立された英検®は、50年を超える歴史があり、年間300万人以上が受験する検定です。英語が世界の共通語となる可能性があるため開発され、日本国内では高い知名度と信頼性をほこっています。
しかし、以前の英検®では日本独自の採点基準が設けられていたため、国際的な採点基準とのズレが生じ、グローバルでスキルが通用しないなどの課題がありました。
そのため、国際的に統一された採点基準が必要となり、2016年度に英検®CSEスコアが開発・導入されました。
後ほど詳しく解説しますが、英検®CSEスコアはCEFRのレベルにも換算が可能です。
導入による影響
英検®CSEスコアが導入される以前は、リーディング50点、リスニング30点、ライティング20点など、各技能における配点が異なっていました。そのため、ある技能の点数が低くても、別の技能の点数が高く、カバーできれば英検®に合格する可能性もありました。
しかし、英検®CSEスコア導入後から4技能のスコアは均等に配分され、極端に得意な技能があったり、苦手な技能があったりする場合、英検®の合格が難しくなりました。
ちなみに、各級・各技能における英検®CSEスコアの満点は以下の通りですのでご確認ください。
5級 | 4級 | 3級 | 準2級 | 2級 | 準1級 | 1級 |
425点 | 500点 | 550点 | 600点 | 650点 | 750点 | 850点 |
引用:日本英語検定協会
また、英検®CSEスコアは1問あたり〇点と決まっているわけではなく、設問ごとに統計的手法で算出されます。
以下などをもとに各設問の英検®CSEスコアが決定されるため、正解数が同じでも回次や正解した設問が違えば英検®CSEスコアが異なるケースがあります。
- 受験者全体の正答率
- 問題の難易度
- 過去のデータ など
そのため、自己採点で英検®CSEスコアを確認するのは困難です。
各級における英検®CSEスコアの合格基準点
実際に英検®CSEスコアを何点取れば、英検®に合格できるのか知りたい人もいるでしょう。
各等級における英検®CSEスコアの合格基準点は以下の通りですので、ご確認ください。
級 | 試験 | 合格基準点(満点) | 測定技能 |
5級 | 一次試験 | 419(850)点 | リーディング リスニング |
スピーキングテスト | 266(425)点 | スピーキング | |
4級 | 一次試験 | 622(1,000)点 | リーディング リスニング |
スピーキングテスト | 324(500)点 | スピーキング | |
3級 | 一次試験 | 1,103(1,650)点 | リーディング リスニング ライティング |
二次試 | 353(550)点 | スピーキング | |
準2級 | 一次試験 | 1,322(1,800)点 | リーディング リスニング ライティング |
二次試験 | 406(600)点 | スピーキング | |
2級 | 一次試験 | 1,520(1,950)点 | リーディング リスニング ライティング |
二次試験 | 460(650)点 | スピーキング | |
準1級 | 一次試験 | 1,792(2,250)点 | リーディング リスニング ライティング |
二次試験 | 512(750)点 | スピーキング | |
1級 | 一次試験 | 2,028(2,550)点 | リーディング リスニング ライティング |
二次試験 | 602(850)点 | スピーキング |
引用:日本英語検定協会
連動するCEFRとは?
前述の通り、英語CSEスコアは英検®の成績を国際的な尺度で判定するために、日本英語検定協会と日本生涯学習総合研究所が共同で開発したものです。
英検®CSEスコアは、言語能力を評価する際に用いられる国際指標である「CEFR」と連動し、レベルの換算可能です。CEFRはCommon European Framework of Reference for Languagesの略で、欧州評議会(CoE)が2001年に公開しました。
CEFRは、20年以上かけて行った調査・研究にもとづき算出された基準で、海外では言語教育と評価方法のガイドラインとして広く活用されています。
熟練度を以下3つのレベルと、各レベルを1と2にわけた計6段階で言語能力が換算・評価されます。
- A:基礎段階の英語使用者
- B:自立した言語使用者
- C:熟練した言語使用者
英検®CSEスコアをCEFRのレベルに換算した目安が以下になります。
英検®CSEスコア | CEFRレベル |
1,400~1,699点(3級合格基準点:1,456点) | A1 |
1,700~1,949点(準2級合格基準点:1,728点) | A2 |
1,950~2,299点(2級合格基準点:1,980点) | B1 |
2,300~2,599点(準1級合格基準点:2,304点) | B2 |
2,600~3,299点(1級合格基準点:2,630点) | C1 |
3,300~4,000点 | C2 |
引用:日本英語検定協会
すでに英検®を受け、自分の英検®CSEスコアがわかる人は、一度自分がどのレベルなのか確認すると良いでしょう。
英検®CSEスコア向上におすすめの通信講座は?
英検®CSEスコアの向上・英検®合格に向け独学で勉強するのも良いですが、アプリや通信講座を利用するのも一つの方法です。
アプリや通信講座を利用すれば、独学と比較し、効率的に英検®CSEスコアの向上が目指せるでしょう。
英検®CSEスコアを高めるためにオススメの通信講座が「スタディサプリ」です。
スタディサプリは、小学生から高校生までのさまざまな教科の授業動画を配信しているだけでなく、英検®対策講座やTOEIC対策講座など幅広いニーズに対応しています。
特に下記の3講座は英検®CSEスコアを高めるための対策にオススメです。
- パーソナルコーチプラン
- 新日常英会話コース 英会話セットプラン
- TOEIC L&R 対策コース
ここからは、各講座の特徴や魅力について詳しく解説します。いずれも7日間無料体験がついているため、悩んだら無料体験にトライしてみましょう!
パーソナルコーチプラン
まず、スタディサプリの中で英検®CSEスコアを高めるためにオススメなのは「パーソナルコーチプラン」です。
「パーソナルコーチプラン」はTOEIC L&R対策の一つのプランですが、コンテンツの中で英検®に必須である「中学英文法」の復習ができます。また、何よりもTOEICについて学べ、両方の資格試験に使える知識が身につくのでお得感があります。
この「パーソナルコーチプラン」を特にオススメしたいのが、忙しくて独学だと挫折しそうな人です。家事や仕事で忙しい社会人にとって、日々の生活の中で英語の学習時間を捻出するのは中々難しいことですよね。
しかし、あなただけのパーソナルコーチがいれば、英語学習に対するモチベーションが上がり、英語学習を継続しやすくなるでしょう。また、短期間で目標達成するための学習プランを立ててもらえるため、効率的に英検®の学習が進められます。
「パーソナルコーチプラン」では、コーチから学習プランに沿った課題が毎週届きます。取り組む際の注意点やアドバイスもついているため、取り組みやすいです。
そして、毎日担当コーチに学習の進捗度を報告する必要があり、サボることを防止できます。
また、初期の学習方針調整や中間地点の30分面談、初月に2回実施する15分面談を通じて、チャットでニュアンスを伝えづらいところや、もっと時間をかけて相談したいことを相談可能です。
「パーソナルコーチプラン」の料金とプランは下記の通りです。
6ヶ月プログラム | 3ヶ月プログラム |
月額8,984円(税込み) 一括払い総額107,800円(税込み) | 月額6,234円(税込み) 一括払い74,800円(税込み) |
パーソナルコーチ系のサービスは高額なものが多い中、スタディサプリの「パーソナルコーチプラン」は月額1万円以下。飲み会や外食を数回我慢すれば、英検®に必要な中学英文法の基礎が身につき、TOEICの対策までできてしまいます。
「いつも英語学習に挫折してしまう」という人は、プロにサポートしてもらいサクッと合格を目指しましょう!
新日常英会話コース 英会話セットプラン
英検®対策にオススメな講座、2つ目はスタディサプリの「新日常英会話コース 英会話セットプラン」です。
「新日常英会話コース 英会話セットプラン」は英語初心者向けで、日常英会話や海外旅行で使う英語表現などを学んだ後に、オンライン英会話でアウトプットします。オンライン英会話のレッスンに向けた予習も3分程度で済むため、仕事や家事で忙しい社会人であっても、スキマ時間にできてしまうでしょう。
なぜ英検®対策にオススメできるかと言うと、英検®にも欠かせない、基本的な単語学習や英文法を楽しく学べるからです。
レッスンはドラマ仕立てでストーリーを楽しみながら学べるため、勉強している感覚があまりしないのが嬉しいポイントです。
なお、オンライン英会話のレッスンは24時間365日受講可能です。また、単語や文法などインプットした知識をスピーキングやライティングなどの形でアウトプットすれば定着度が高まります。
「新日常英会話コース 英会話セットプラン」の料金は下記の通りです。
6ヶ月パック | 月額 |
月額5,428円(税込み) 一括払い総額107,800円(税込み) | 6,028円(税込み) |
英検®に必要な知識はもちろん、実用できる英会話も上達できる、良いとこ取りのプランです。「将来的には英会話など英語を実用できるようになりたい」と思っているなら、ついでに今始めてしまいましょう!
無料体験があるため、実際に確認し合わないと感じればキャンセルもできます。
TOEIC L&R 対策コース
英検®対策にオススメな最後の講座は、スタディサプリの「TOEIC L&R 対策コース」です。
「TOEIC L&R 対策コース」は最初に紹介した「パーソナルコーチプラン」同様に、TOEIC対策のコース。
実はスタディサプリには「中学英語」講座もあり、英検®の対策をするために同等のレベルである「中学1-2年生英語」の講座を視聴することも可能です。
それではなぜそちらをオススメしないかと言うと、中学1年生と2年生の動画を全て視聴するのに60時間もかかってしまうためです。
忙しい社会人は挫折する恐れがあるでしょう。 しかし、「TOEIC L&R対策コース」であれば、英検®対策ができるだけでなく、TOEICの対策もできます。
さらに、それぞれの文法解説動画が「簡単・完結・短い」と3拍子で揃っているため、英語学習を継続させやすいのも特徴の一つです。内容も充実しており、TOEIC L&Rテスト20回分相当の問題演習量であるため、かなり実力がつくことが期待できます。
「TOEIC L&R対策コース」の料金とプランは下記の通りです。
12ヶ月パック | 6ヶ月パック | 月額 |
月あたり2,728円(税込み) 一括払い総額32,736円(税込み) | 月あたり3,058円(税込み) 一括払い総額18,348円(税込み) | 3,278円(税込み) |
「パーソナルコーチプラン」同様に、英検®の勉強もしつつ、TOEICに興味がある人に特にオススメです。コーチがつかず独学が必要ですが、だからこそ費用が抑えられると言うメリットがあります。
コンテンツ内容と費用のバランスを重視していれば、ぜひ体験レッスンから始めてくださいね!
まとめ:通信講座などを活用し、英検®CSEスコアを高めよう!
この記事では、英検®CSEスコアの概要や各級における英検®CSEスコアの合格基準点、連動するCEFR、スコアを高めるためにオススメの通信講座について解説しました。
2016年度に導入された英検®CSEスコアとは、英語力を国際的な指標で図るための点数のことです。英検®CSEスコア導入以前は、日本独自の採点基準を設けていたため、国際的な採点基準とのズレが生じ、グローバルでスキルが通用しないなどの課題がありました。
CEFRのレベルにも換算できる英検®CSEスコアの開発・導入により、国際的な基準で自分の英語能力の目安を確認できます。
独学だけでなく通信講座などを上手に活用し、英検®CSEスコアの向上を目指しましょう。
※このコンテンツは、公益財団法人 日本英語検定協会の承認や推奨、その他の検討を受けたものではありません。
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