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投稿日:2024年1月31日 | 更新日:2024年04月16日
この記事を監修した専門家
「TOEICは何点取れば良いの?」「点数に応じたレベルが知りたい」
このように考えている人も多いのではないでしょうか。
本記事ではTOEICの点数に応じたレベルを紹介します。
TOEICに関する基本情報や点数を上げる方法、おすすめの通信講座についても紹介しているので、ぜひ最後までチェックしてみてください。
※この記事は2023年10月現在の情報となっております。
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TOEICの点数に関する基本情報は?
TOEICの点数に関する基本情報について、見ていきましょう。
TOEICの点数は5点刻み
TOEICの点数は5点刻みで、合計10点~990点(リスニング5~495点、リーディング5点~495点)で表されます。
英検®など他の資格試験と違うのは、合格・不合格が無い点です。
TOEIC L&Rは正解数に基づいて計算されるので、間違った回答による減点はありません。
分からない問題でもとにかくマークするように心がけましょう。
TOEICの平均点
TOEIC L&R公開テストの直近(2023年10月現在)5回分の平均点は以下の通りです。
午前の平均スコア | 午後の平均スコア | |
2023年9月10日 | L:332.7 R:273.1 Total:605.8 | L:327.0 R:273.9 Total:601.8 |
2023年8月20日 | L:340.2 R:280.6 Total:620.8 | L:330.3 R:277.6 Total:607.9 |
2023年7月23日 | L:341.3 R:279.3 Total:620.7 | L:329.1 R:271.7 Total:600.8 |
2023年6月25日 | L:330.1 R:277.3 Total:607.4 | L:324.2 R:270.5 Total:594.7 |
2023年6月10日 | L:337.0 R:283.5 Total:620.5 | L:333.5 R:297.2 Total:612.8 |
参考:TOEIC公式サイト 公開テスト 平均スコア・スコア分布一覧
平均点は600点前後で、リスニングの方がリーディングよりも高い点数になっている傾向があります。
TOEICの点数分布
TOEICの2022年度における平均スコアと点数分布は以下の通りです。
参考:TOEIC公式サイト
TOEICのレベルを点数別に解説
TOEICのレベルを以下の点数別に解説します。
- 400点未満
- 400点~500点
- 500点~600点
- 600点~700点
- 700点~800点
- 800点~900点
- 900点~満点
目安としてぜひ参考にしてみてください。
400点未満:小~中学レベル
TOEICで400点未満の人は、小中学生レベルの英語力と言えるでしょう。
少しでも難しい語彙や文法が出てくると、理解できません。
TOEICの参考書や問題集を学習する前に、中高レベルの単語・文法を完璧にするのがおすすめです。
資格としてアピールできる点数ではなく、履歴書に記載すると逆効果になる可能性もあるので避けるのが良いでしょう。
英検®に換算すると3級レベルです。
400点~500点:高校レベル
TOEICで400点〜500点の人は、基礎的な単語・文法には問題が無く、高校卒業レベルの英語力と言えるでしょう。
基本的な文章の読解・聞き取りはできますが、細部まで理解するのは難しいかもしれません。
大学入学後、TOEICを受験する人に多い点数です。
TOEICでは「日常生活のニーズを充足し、限定された範囲内では業務上のコミュニケーションができる。」と評価されています。
TOEICの参考書の中でも、入門レベルのものなら挑戦できるレベルです。
履歴書に記載して英語力をアピールするには、まだ少し足りないので、まずは600点を目指して学習を進めましょう。
英検®に換算すると3級〜準2級レベルです。
500点~600点:大学レベル
TOEICで500点~600点の人はTOEIC受験者の中では平均的なレベルと言われています。
新卒採用であれば、企業によっては履歴書に記載ができる点数です。
点数アップを目指す場合は、TOEICに特化した単語帳や問題集を使って練習することで対策しましょう。
英検®に換算すると準2級~2級レベルです。
600点~700点:履歴書で英語力をアピールできるレベル
TOEICで600点~700点を取得すると、履歴書に記載することで英語力のアピールができます。
リスニング、リーディング共に基礎的な力があり、業務上の簡単なコミュニケーションが取れるレベルです。
少し複雑な文章のリスニングやリーディングも理解できるでしょう。
より高得点を目指す人は、TOEICに特化した問題集や参考書を繰り返し練習して、TOEICに慣れていく事で点数UPを目指しましょう。
英検®に換算すると2級レベルです。
700点~800点:国内企業への就職には問題ない点数
700点~800点は、一般的にTOEICで高得点と呼ばれる点数です。
転職や就職の際、履歴書に記載すればかなり有利になります。
応用的な問題以外はほとんど理解できるようになり、英語が必要な仕事に就けるレベルです。
英語で意見を述べたり、状況に応じたコミュニケーションが取れたりします。
TOEICによると「どんな状況でも適切なコミュニケーションができる素地を備えている」と評価されています。
さらに点数UPを目指す場合は、知識だけでなく文章を解くスピードを意識しましょう。
基礎的な単語・文法の練習は継続しながら、定期的に時間を測ることで、本番を意識した練習を行うのがおすすめです。
またリスニング・リーディングどちらが苦手なのかも明確になってくる頃なので、苦手な方を重点的に学習するのも良いでしょう。
ただし外資系企業や本格的に英語を使う職業の場合は、少し不安が残ると言えます。
英検®に換算すると2級~準1級レベル。
800点~900点:外資系企業へのエントリーが見えてくるレベル
TOEICで800点~900点は、外資企業を含めて多くの企業でアピールできる英語力と言えるでしょう。
ネイティブスピーカーとも問題なくコミュニケーションが取れて、英語を使って仕事ができるレベルです。
TOEICにおいて、860点は「Non-Nativeとして十分なコミュニケーションができる」レベルと評価されています。
800点を超えると英語を武器に就活・転職ができるようになるので、海外勤務も視野に入ってくるでしょう。
900点以上や満点を狙う場合は、苦手分野を克服して、頻出ではない単語や表現もカバーする必要があります。
英検®に換算すると準1級レベルです。
900点~満点:英語を使った仕事に就けるレベル
TOEICで900点~満点の人は、基礎・応用共に完璧で、上位数%のレベルです。
英語で会談や商談ができるレベルなので、業務で英語に困ることはないと言えるでしょう。
リスニングにおいては細かい部分まで聞き取れますし、リーディングも正確かつスピーディーに解くことが可能です。
スピーキングやライティング能力は別として、就職・転職活動において非常に魅力的な人材として評価してもらえることでしょう。
外資系企業や英会話講師など、英語を活用する幅広い職業へ就けるようになります。
英検®に換算すると準1級~1級レベルです。
TOEICの点数を上げるおすすめの勉強方法は?
TOEICの点数を上げるおすすめの勉強方法は、以下の3つです。
- 基礎を固める
- 勉強時間を確保する
- 本番形式の問題を繰り返し練習する
それぞれ詳しく見ていきましょう。
基礎を固める
特にTOEICの点数が600点以下の人におすすめの勉強法です。
TOEICには単語・文法が分かるだけで点数UPにつながる問題もあります。
まずは中学・高校レベルの基礎を学習して、完璧になったらTOEICに特化した単語帳などを使うのが良いでしょう。
単語や文法はスキマ時間での学習もしやすいので、寝る前の数十分や通勤・通学の時間を利用して学習するのがおすすめです。
勉強時間を確保する
TOEICの点数を上げるためには、勉強時間が大切です。
以下の表はオックスフォード大学が出している、TOEICの現在の点数と目標点数において、必要な勉強時間の目安を表した表です。
現在のスコア | 目標スコア 350 | 目標スコア 450 | 目標スコア 550 | 目標スコア 650 | 目標スコア 750 | 目標スコア 850 | 目標スコア 950 |
250 | 200 | 425 | 700 | 950 | 1150 | 1450 | 1750 |
350 | 225 | 450 | 700 | 950 | 1225 | 1550 | |
450 | 225 | 450 | 700 | 975 | 1300 | ||
550 | 225 | 450 | 725 | 1050 | |||
650 | 225 | 500 | 825 | ||||
750 | 275 | 600 | |||||
850 | 325 |
TOEICの学習において効率はもちろん大切ですが、ある程度の勉強時間は確保する必要があります。
上記の表を参考にすると、例えば現在450点の人が650点を取得するには目安として450時間の学習が必要です。
現在の点数と目標の点数を元に、テスト本番までの日数から必要な勉強時間を逆算して学習しましょう。
本番形式の問題を繰り返し練習する
基礎的な単語や文法を学習し終えたら、TOEICと同じ形式の問題を繰り返し練習しましょう。
本番形式の問題集や過去問を繰り返し解くことで、TOEIC独自の形式に慣れることができます。
形式に慣れておけば、本番でも焦らず実力を発揮できるでしょう。
特にリーディングは時間配分が大切なので、定期的に時間を測りながら問題を解いて、自分なりの時間配分を決めておくのがおすすめです。
また繰り返し解くことで、苦手なパートや自分に足りない力が分かります。
弱点を集中的に克服することで、TOEICの点数UPが期待できるでしょう。
TOEICの点数を上げたい人におすすめの通信講座は?
TOEICで点数を上げたい人向けに、おすすめの講座をご紹介します。
- スタディング
- アガルート
- スタディサプリ
①スタディング
TOEIC対策におすすめの講座の一つ目はスタディング。
スタディングは、スマホで学べるオンライン学習ツールです。
様々な資格試験に対応していて、その中の一つが「TOEIC® TEST 対策講座」。
この対策講座には、以下の特徴があります。
TOEIC満点講師の講義を受けることができる
最初の特徴は、TOEIC L&Rテスト990点、英検®®︎1級を保持する早川幸治講師の動画講義を受けることができる点。
早川講師はTOEIC L&Rの傾向を押さえ、効率的にスコアアップする方法を教えてくれるので、時間がない社会人でもしっかり学べます。
目標スコアにあわせて学べる
次の特徴は、目標スコアにあわせて学べること。
主要のコースは、600点を目指すコース・800点を目指すコースです。
どんなレベルの人でも、目標スコアに応じ、必要な要素を集中して学ぶことができます。
無料のお試しもできる
講座が自分にあわなかったら嫌だと思う人もいるでしょう。
そんな人も安心です!
この講座には無料お試しのオプションがあるので、講座を体験してから購入を決められます。
登録もたったの30秒でできるので、気軽に試してみてはいかがでしょうか。
この講座の詳細は、以下の記事でも解説しています!
②アガルート
TOEIC対策として次に紹介するのは「アガルートTOEIC講座」。
資格予備校のアガルートアカデミーが手がけるオンライン講座で、「第二言語習得論」のプロ寺島よしき講師が担当しています。
この講座には、以下の特徴があります。
コスパが良い
最初の特徴は、コスパの良さ。
アガルートのTOEIC講座は、類似のTOEIC講座と比べると安価な料金設定です。
提供講座は、以下のとおり。
講座名 | 価格(税込・円) |
寺島よしき講師のTOEIC®基礎英語力完成講座 | 21,780 |
寺島よしき講師の英語基礎パック | 32,780 |
TOEIC®解答スキルマスター&解答速度超スピードUP実演講座 | 10,780 |
料金の最新情報は公式webサイトをご確認ください。
約1万円〜3万円の料金設定で、英語4技能(Reading, Writing, Listening, Speaking)の基礎を固めたい人から、ハイスコアを目指す人まで、幅広いレベルの人が使える講座が揃います。
英語教育のスペシャリストが指導
紹介した中で上記2つの講座は、寺島よしき講師が担当します。
寺島講師は、予備校講師や翻訳家、大手出版社の解答作成を行うなど、英語のプロフェッショナル。
リーズナブルな料金で、質が高い授業が受けられます。
TOEICだけでなく英語の勉強法も学べる
この講座ではTOEICだけでなく、効率良く単語を学ぶ方法や正しい発音など、英語学習全般で使える内容も学べます。
TOEICにとどまらず、留学や英語力のレベルアップなどを考えている人にはピッタリの講座でしょう。
この講座の詳細は、以下の記事でも解説しています!
③スタディサプリ
TOEIC対策には「スタディサプリENGLISH TOEIC®L&R TEST対策コース」もおすすめです。
スタディサプリはインターネット予備校で、社会人の英語学習から受験対策まで幅広い講座を提供しています。
このTOEIC®L&R TEST対策コースには、以下の特徴があります。
演習問題が豊富
このコースには、TOEIC® L&R テスト20回分に相当する演習問題が含まれます。
繰り返し学習することで、試験本番でも落ち着いて実力を発揮できるでしょう。
カリスマ講師の授業を受けることが可能
累計80万部突破「世界一わかりやすいTOEIC® L&R TESTの授業」等のシリーズの著者である関講師の動画講義を受けることができます。
動画は1回5分で、TOEIC® L&Rの文法・単語、最新のパート別の傾向や対策を丁寧に解説しています。
忙しくても、スキマ時間でいつでも学習できます。
AIによるランク判定で問題が最適化
AIによる演習問題で、自分の苦手な問題形式がわかります。
具体的には「問題の解答結果」をもとにAIが実力判定&解答傾向を分析し「苦手な問題形式」を知らせてくれます。
結果をもとに苦手な問題を学習すれば、効率よくスコアアップできるでしょう。
この講座の詳細は、以下の記事でも解説しています!
TOEICにおける点数ごとのレベルを把握して目標を設定しよう
本記事ではTOEICの点数について、詳しく解説しました。
点数別のTOEICのレベルは以下の通りです。
- 400点未満:小~中学レベル
- 400点~500点:高校レベル
- 500点~600点:大学レベル
- 600点~700点:履歴書で英語力をアピールできるレベル
- 700点~800点:国内企業への就職には問題ない点数
- 800点~900点:外資系企業へのエントリーが見えてくるレベル
- 900点~満点:英語を使った仕事に就けるレベル
上記を参考に今の自分がどれくらいのレベルなのか、そして自分が到達したいレベルに行くには何点を取得すればよいのかを把握して、効率的にTOEICの学習を進めましょう。
※英検®は、公益財団法人 日本英語検定協会の登録商標です。
※このコンテンツは、公益財団法人 日本英語検定協会の承認や推奨、その他の検討を受けたものではありません。
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