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投稿日:2024年7月4日 | 更新日:2024年07月04日
IELTS試験の重要な採点基準のひとつである「語彙力」。なかなか覚えられなかったり、すぐ忘れてしまうといったことがあるかもしれません。そんな方は、適切な単語帳の学習方法を習得できていないのかもしれません。
本記事では、IELTS単語帳を用いた効率的な学習方法を紹介します。語彙力を伸ばしたい方は、ぜひ参考にしてください。
初心者は必見!単語帳を用いたIELTS勉強法のまとめ
世界的に英語力の証明書として認められているIELTS。
留学や海外就職などの目標を果たすため、効率的にIELTS勉強の対策法を立てたいですね。
中でも、IELTSの対策として「単語帳」は、語彙力の強化には必須です。
単語帳には、単語そのものだけでなく、使い方やフレーズ、文脈が内容として掲載するのものがあります。
単語を覚えるたびに例文を作成したり、単語をテーマ別にまとめることができれば、より深く単語を理解できるため、IELTS対策にはおすすめです。
IELTS対策に単語帳がおすすめな理由
単語帳がIELTS学習に効果的である理由は2つあります。
1つは、IELTS試験の問題には、豊富な語彙が使用されているからです。
そのため、IELTS対策勉強中により多くの単語を習得しておくと、試験本番で問題の意味・意図を汲みやすくなり、回答がぐんと楽になります。
2つ目の理由は、IELTS試験の採点基準(ライティングやスピーキングテスト)に「語彙力」という内容がある点にあります。
特にライティングテストやスピーキングテストで、同じ単語ばかりではなく幅広い単語を使っていると、「語彙力」の採点分野でスコアを上げることができます。
また、スコアを稼ぐには、単語の正しい使い方・文脈を勉強することも必須で、ここを間違えると試験官に誤解を与えたり、減点対象になってしまいます。
実践!単語帳はスピーキング・リスニングにも必須な教材
IELTS対策においては、単語を声に出して発音して習得することをおすすめします。
自分で発音することで、単語の音を覚えるとともに、リスニングとスピーキングのスキル向上に効果的なので、ぜひ実践しましょう。
こういった対策を毎日、反復して行うことで、単語を知識として定着させ、IELTS学習を効率的に対策することができます。
では、目標のIELTSバンドスコアを獲得するためには、どのくらいの単語数が必須なのでしょうか?
次のセクションで、IELTS対策で達成すべき単語数を紹介します。
目標別!vocabulary数の達成レベルを紹介
IELTSにおいて、試験されるリスニング・リーディング・ライティング・スピーキングのそれぞれのテストにおいて、IELTSが定めた各々の採点基準があります。
特にライティングとスピーキングテストの採点基準には、「語彙力」、つまり習得している単語の数や使いこなし方、文脈が適切であるかどうかを評価しています。
この採点基準によって、IELTS公認の採点者が、受験者の回答の点数(バンドスコア)を決めているため、スコアアップのために少しでもこの項目を充実させたいですね。
単語帳が活躍するのは、ライティングやスピーキングテストだけではありません。
IELTSリーディングやリスニングテストにおいても、単語数が増えれば増えるほど、問題や回答のしやすさの感じ方がだいぶ異なります。
ただ、闇雲に習得する単語を勉強すればよいというのではありません。
目標レベルによって、習得すべき単語数が異なります。
- 実生活レベル→2,000語程度
- (ここらへんにIELTSバンドスコア6.0レベルの人→3,000語程度)
- 中堅大学受験レベル→4,000語程度
- 難関大学受験レベル→5,000語程度
- エキスパートレベル→6,000語程度
- (ここらへんにIELTSバンドスコア7.5レベルの人→6,000~7,000語程度)
- ネイティブレベル→20,000語以上
あくまでも目安ですが、自分の目標とするレベルの単語数を目指して学習していきましょう。
購入前に単語帳の内容を確認しよう
IELTS単語帳にはどのような活用法があるでしょうか?
IELTS試験においては、IELTS用の単語帳が販売されています。
しかし、日本でのIELTSの認知度の低さから、IELTS専用の単語帳は、普段あまり見かけることは少ないかもしれません。
そのため、IELTS対策のために、同じ英語検定試験であるTOEICやTOEFL向けの単語帳を使うかどうか迷いますよね。
IELTS用の教材を選ぼう
IELTSの試験にはよく出る単語とそうでない単語が存在します。
そのため、効率の高いIELTS勉強法として、IELTS専用単語帳を選ぶことがスコアアップの秘訣といえます。
IELTSに特化した単語帳で勉強すれば、問題にでる単語を優先的に学ぶことができます。
単語帳を持っていなくて、これから買うという人は、ぜひIELTS向けの単語帳を購入してみてください。
購入前に中身を確認しよう
これから購入する人は、その単語帳が自分のレベルに合っているかを事前に確認しましょう。
単語帳の内容を眺めて、知っている単語ばかりなのか、それとも、知らない単語ばかりなのか、必ず確認しましょう。
たとえ、その単語帳が自分のレベルよりも低いレベル用に作られたものであっても、意外と正しい使い方を理解していない単語が多くあります。
IELTS試験本番において、単語を正しく使いこなせていない場合は、スコアアップはおろか減点の対象にもなりえます。
発音も学習できる本はスコアアップの秘訣
IELTSにおいて、注意すべきなのは単語の発音です。
スペリングをビジュアルで覚えることは重要ですが、リスニングやスピーキングテストでは「発音」も対策すべきです。
そのため、音声がダウンロードできるもの・CDが付属しているものなど、単語の発音を学習できる単語帳を選ぶことをおすすめします。
単語帳を入手したら、まずその1冊を網羅する気持ちで読み倒しましょう。
中途半端にあれこれいろいろな単語帳に手を出すのは危険です。
なぜなら、IELTS対策のため単語数を増やす重要なコツは、「反復」することであるからです。
最近では、紙媒体の単語帳だけでなく、アプリで単語を学習できるサービスもあるため、うまく活用しましょう。
丸暗記は不要!勉強方法をマスターしよう
物覚えが悪くてなかなか単語を覚えることができない…日頃の業務が忙しくてすぐ忘れてしまう…そんな方も多いと思います。
しかし、忘れない、より強く記憶に定着するIELTS単語の覚え方は存在します。
覚えることができない・忘れてしまう、は単語が定着していないからです。
どのように単語を定着させ、IELTS対策をしたらよいか?
それは、「反復」・「覚える時間」がコツです。
単語帳を繰り返し学習する
単語を一度で覚えるのは至難の業です。
記憶を定着させるためには、単語帳を1周だけするのではなく、単語を何回も繰り返し、単語や使い方をビジュアルで確認する・音で音声を学習することが大事です。
通勤・通学・休憩時間・トイレの中・お風呂タイム…どんな時間でも良いです。
毎日決まった時間に「IELTS勉強をする」「単語をやる」時間を設けることで、習慣化し、単語が定着していきます。
覚える時間を工夫
単語帳を学習する時間について、さきほどはどんな時間でも良いと書きました。
実は、記憶が定着しやすい時間帯があります。
それは、「夜寝る前」です。
脳は、夜寝ているときに記憶を復習したり、強化したり、様々な記憶の編集を行っています。
そのため、多くの単語を覚えたい際は、寝る前に単語帳の学習を行うことをおすすめします。
そして、翌朝目覚めた直後に昨夜勉強した単語を覚えているか軽くチェックしてみましょう。
これを毎日反復して行うことで、着実に単語力を強化することができます。
vocabularyを効果的な覚え方とは?IELTSの対策法
「夜寝る前」に「繰り返し」が実践すべきIELTS対策の秘訣を書きました。
学習のもうひとつのポイントとして、単語の「覚え方」にもコツがあることを紹介したいと思います。
IELTS対策のため、スペル・意味のみを暗記するだけというのは要注意です。
たとえ、スペルと意味だけ覚えたとしても、使い方を理解していないと、IELTS試験でスコアアップは望めません。
特に、ライティングやスピーキングパートにおいて、スペルと意味を暗記したある単語を使い方や文脈を知らないまま使ってしまうと、違和感のある英文になってしまい、読み手・聞き手(IELTSの試験官や採点者)を混乱させてしまう可能性があるからです。
IELTSライティングやスピーキングなどの実践的な試験において、単語を適切に使えるように、必ずフレーズまとめて習得してしまいましょう。
このとき、単語の発音を「音声」として学習しておきましょう。
単語帳に音声コンテンツが付属してあるようであれば、ネイティブの音声を参考に自分の声に出して覚えることができます。
音声をセットでマスターすることによって、スピーキングはもちろん、リスニングなど、すべてのIELTSパートで効果を発揮することでしょう。
単語の使い方の「文脈」・「音声」を学習することが、IELTSスコアアップのベストな勉強方法といえます。
公式問題集や参考書と併用!スコアを上げる方法
IELTS試験のための単語力アップにおすすめの問題集を紹介します。
IELTSを運営している団体が作成に関わっている公式な問題集があります。
試験問題を作っている人たちによる出版のため、設問や問題パターンも信頼性が高く、IELTS対策として安心して取り入れられますね。
IDP、Cambridge Assessment English(ケンブリッジ大学英語検定機構)、British Councilから出ている公式問題集に挑戦してみましょう。
IDP『IELTS公認問題集』
引用(参照):IDPウェブサイト(IDP公認問題集)
まさにIELTSの教科書とも言える一冊で、日本語で図やイラストも交えながら分かりやすく解説されており、完全模試も2回分収録しています。海外大学の入学要件として一般的なオーバーオール6.5以上を目指せる内容です。
Cambridge University『IELTS Student’s Book with Answers』
引用(参照):Cambridge University Pressウェブサイト(IELTS Practice Tests (IELTS 17))
IELTS試験の本番同様の模擬テストが4回分収録されています。
ライティングの解答例なども含まれているので、IELTSテスト直前の総仕上げとして最適です。
その他、自分の弱点を見つけたり、IELTSの試験形式やレベルに慣れたり、問題の傾向を知りたい方にも適しています。
British Council『公認問題集』『本番形式問題3回分』
引用(参照):British Councilウェブサイト(IELTSブリティッシュ・カウンシル公認 本番形式問題)
IELTS試験の本番形式の問題を3回分収録しており、スピーキングとライティングには模範解答がついているので、自分の解答と見比べることができます。
また、IELTS試験の概要やコツ、学習方法など「IELTS攻略法」のコンテンツもあるので、初心者から高スコアを目指している方まで幅広く活用できます。
IELTSスコアアップにおすすめの講座
勉強していく中で、下記のような悩みがある方もいるでしょう。
- 「自分の英語力が上がっているのかわからない」
- 「わからないことを質問したい」
などと不満と不安に陥ってしまいませんか。
そんなあなたには、IELTS専用の対策講座がおすすめです。
ここからは、おすすめのIELTS対策講座を紹介していきますね。
IELTS対策講座を受けるメリット
IELTS対策講座のメリットはなんといっても「やることが決まっている」ことです。
忙しい現代、教材選びや勉強方法の模索で時間を無駄にしている暇はありませんよね。
必要な知識と技術をしっかりとしたサポートを受けながら効率的に勉強する。
これが目標達成への近道です。
講座はテキスト、問題集、模擬試験など、必要なものが全て揃っています。
先生からのフィードバックやアドバイスをもらえるので、わからない部分があっても安心。
IELTSで目標スコアを目指すとき、IELTS対策講座はあなたの強い味方になりますよ。
【バークレーハウス(BERKELEY HOUSE)】
IELTSスコアアップにおすすめの講座、一つ目はバークレーハウスです。
バークレーハウスは東京にある語学スクールで、IELTSの公式テストセンターでもあります。
このスクールではIELTS専用の講座を提供していて、プライベートレッスン・グループレッスンの2種類から選ぶことができます。
プライベートレッスンは、カリキュラムを柔軟に変えられ、講師を独占できるので短期間でもしっかり学べるメリットがあります。
講師は日本人・ネイティブを組み合わせて受講もでき、スピーキング対策にはネイティブ講師を…などと使い分けができて便利ですよ。
一方グループレッスンでは、目標のスコアに応じたクラスに入ることができ、IELTSに必要な4技能をバランスよく学べます。
リスニングとリーディング対策はIELTS8.0以上の日本人講師が担当し、講義動画視聴という形で学ぶので、何度も繰り返し動画を見ながら自分のペースで理解を深められます。
スピーキング・ライティング対策は、オンライン授業と個別の添削課題がセット。
こちらもIELTS8.0以上の日本人講師が担当するので、高品質なレッスンやフィードバックを受けられるでしょう。
この講座の受講料金は以下のとおりです。
コース | 料金 | 備考 |
プライベート(対面/オンライン) | 1回2時間 26,400円(税込)〜 | 弱点克服、テスト直前対策など幅広い目的で使えるレッスン。 入会金22,000円(税込)は別途かかる。 |
グループ(オンライン)4技能総合コース | 4週 55,000円(税込) | テキスト代は別途かかる。 |
自分のIELTS学習の目的に応じてコースを選んでくださいね。
価格に見合ったレッスンが受けられるか不安な場合、無料体験も受けられるので、ぜひレッスンを試してから検討してみてください!
\バークレーハウスのIELTS対策講座をチェック/
【ブリティッシュカウンシル(British Council)】
IELTSスコアアップにおすすめの講座、二つ目はブリティッシュカウンシルです。
こちらはIELTSの共同運営機関で、IELTSを受験する人なら一度は名前を聞いたことがあるでしょう。
実はブリティッシュカウンシルでも、独自のIELTS講座「IELTS試験対策コース」を開講しているのです。
レベル別に分かれたクラス(グループレッスン)で4技能を楽しく効率的に学べ、さらに本番に向けた模擬試験にもチャレンジできます。
また、講師が一人一人にフィードバックをくれるのも嬉しいポイント。自分がどれだけの学習進捗なのか、的確に教えてもらえますよ。
この講座の受講料金は以下のとおりです。
コース | 料金 | 備考 |
グループ(中級、中級上、上級) | 158,400円(税込)/週3時間・12週間 | ブリティッシュカウンシルで初めて英語コースを受講する場合、入学金27,500円(税込)は別途かかる |
こちらは東京(飯田橋)で開講されるコースです。
お近くの方・対面の方がやる気が出るという方は、ぜひチェックしてみてください。
個別の無料受講説明会や英語力診断もしてくれます。
【リバティ(Liberty English Academy)】
IELTSスコアアップにおすすめの講座、最後にご紹介するのはリバティです。
授業の特徴は、日本では唯一リバティだけで教えられる「グラマーテーブル」という英語本来のルールを使って行われること。
今までバラバラだった英語の知識を体系的に学ぶことができるので、ある程度英語の勉強をしてきた人には特におすすめです。
リバティの「IELTS対策コース」は、多くの海外大学に進学可能なスコア「IELTS7.0」超えの生徒を多数輩出している確かな実績がある講座です。
また、単にIELTSの目標スコア達成だけでなく、ネイティブでも到達が難しい高いレベルの英語力が習得できます。
この講座の受講料金は以下のとおりです。
コース | 料金 | 備考 |
ショート(受講回数24回) | 13,200円(税込)/回 | 入会金55,000(税込)は別途かかる。 1回の受講時間は90分。 |
ベーシック(受講回数48回) | 11,000円(税込)/回 | 入会金55,000(税込)は別途かかる。 1回の受講時間は90分。 |
アドバンス(受講回数72回) | 10,780円(税込)/回 | 入会金55,000(税込)は別途かかる。 1回の受講時間は90分。 |
リバティでは無料カウンセリングが受けられるため、授業の内容や活用方法など疑問や不安は気軽に解消できますよ。
無理な勧誘はないので、気になる方はぜひお問合せを!
初心者の人は注意!避けるべきIELTS勉強法とまとめ
IELTS試験の準備をする上で、単語帳は非常に役立つツールです。
しかし、単語帳の使用方法によっては、効率的なIELTS学習が阻害され、結果的にIELTSスコアが下がる可能性があります。
本記事では、IELTS対策として有効な、単語帳の使い方をご紹介しました。
改めて、勉強の注意点を挙げましょう。
- 一つずつ単語を覚えるのではなく、関連する単語やフレーズ・表現をまとめて覚える。
- 使い方を理解せず、単語を丸暗記するのは厳禁。
- 長時間一気に勉強するのではなく、短時間を何度も繰り返すことで記憶を定着させる。
単語を覚えるためには、例文を読んで単語の使い方を理解し、自分で文章を作ってみることが有効です。
単語単体だけでなく、単語そのものを理解する力が強化され、自然な英語表現が身につきます。
単語帳を最大限に活用し、IELTSのスコアアップを目指しましょう。