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IELTSライティングで使えるテンプレート表現をご紹介

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投稿日:2024年7月29日 | 更新日:2024年07月30日

日本人が不得意とするIELTSの「ライティング」。

IELTSを勉強中の人は、エッセイの書き方で戸惑うことが多いかもしれません。

そこで今回は、IELTSライティング(アカデミック)で使い回せるテンプレート表現を複数ご紹介します。

文章の書き出しなどで使えるテンプレート表現を知っておけば、書き出しに迷うことがなくなり、文章構成や自分の意見を考えることにより時間を割くことができますよ。

また、ライティング問題の特徴勉強のコツも解説します。

これから受験する人はぜひテンプレート表現をマスターして、スコアアップに役立ててください。

IELTSライティング問題の特徴

問題を解いている人の手元の様子

テンプレート表現を知る前に、IELTSライティング問題の特徴をおさえましょう。

なお、IELTSライティング問題は「タスク」と呼ばれ、タスク1とタスク2の2つにわかれています。

タスク1の特徴

タスク1では、グラフ・表・図などを見て、情報を要約し150字以上で説明することが求められます。

自分の意見ではなく、グラフなどに記載されている数値・内容を読み解き、簡潔に説明したり比較をする必要があるタスクです。

出てくるタスクタイプは以下のとおり。

  • 折れ線グラフ
  • 棒グラフ
  • 円グラフ
  • 工程・手順
  • 地図
  • 略図
  • 複数の図表

実際の問題の見た目は、以下のサイトで確認できます。

参考:Common IELTS writing task 1 types|IDP IELTS

試験時間は20分なので、今回紹介するような決まり文句(テンプレート表現)を活用して、時短でライティングしましょう。

タスク2の特徴

一方タスク2では、与えられたテーマに対し自分の意見・その意見に至った理由や根拠をまとめることが求められます。

この意見に賛成か反対か」という単純な聞かれ方ではなく「どの程度賛成か(To what extent do you agree or disagree)」や「利点・欠点(advantage & disadvantage)をまとめよ」などのように聞かれることもあります。

必要文字数は250字以上で、試験時間は40分です。

IELTSライティングの勉強のコツ

教科書が広がっている様子

初めて受験する人に向けて、IELTSライティングの勉強のコツをご紹介します。

語彙を増やす

IELTSライティングを勉強する上で重要なのは、まず語彙を増やすことです。

特に初心者の場合、「ライティングの問題文を読んでも、何が書いてあるか理解できない」というケースがあります。

これは、語彙力不足が原因で生じる問題です。

問題文が正確に理解できなければエッセイが書けず、0点になってしまいます。

よって、まずは最低限の語彙力を身につけられるように、毎日単語の勉強をしましょう。

模範解答をたくさん読む

次に、模範解答をたくさん読むのも効果的です。

模範解答を読むことで、文章をどのように構成すればいいのかや、エッセイで使える自然な表現を学ぶことができるからです。

模範解答は、IELTSの問題集や、インターネット上などでも入手できます。

良質な英文をたくさんインプットして、自身のエッセイに反映させましょう。

テンプレート表現も活用する

ライティングを勉強する上では、テンプレート表現も活用しましょう。

特に、エッセイの冒頭部分や、結論を書く部分、比較を行う表現などは大体言い方が決まっています。

複数の表現を覚えておいて、状況に応じて使いわけましょう。

そうすることで、文章構成や意見を考えることに時間を多く使え、効率的にライティングができます。

タスク1・2で使えるテンプレート表現については、次のセクションで詳しくご紹介しますね。

自分の意見をまとめる訓練をする

ライティングの勉強では、自分の意見をまとめる訓練もしましょう。

先に述べたとおり、ライティングのタスク2では、トピックに対する自分の意見をまとめる必要があるからです。

日本人は自分の意見を論理的にまとめることに慣れていない人が多く、ここを鍛えるのは英語力以前の問題です。

日頃からさまざまなトピックに対して、自分の意見やその理由・根拠などを言えるようにしておきましょう。

できるだけたくさんの問題を解く

最後に、できるだけたくさんのライティング問題を解くことも重要です。

なぜならライティングは、アウトプット(書く)しないと伸びない分野だから。

IELTS専用の演習問題を用意して、書く練習をしましょう。

可能であれば、ライティング添削サービスなどを利用して、プロからフィードバックを受けるとより効果的です。

IELTSライティングで使えるテンプレート表現

2人が話している様子

それでは、IELTSライティングで使えるテンプレート表現をご紹介します。

IELTSライティング:タスク1で使えるテンプレート表現

まずはタスク1で使えるテンプレート表現をご紹介します。

最初に、タスク1は以下のような構成で書くことを理解しましょう。

段落内容
導入(1文)問題文のパラフレーズ
概要説明(2〜3文)特徴1 特徴2
詳細1(3〜5文)特徴1の詳細説明
詳細2(3〜5文)特徴2の詳細説明

パラフレーズに使える表現

パラフレーズとは、「言い換え」という意味。

タスク1では、エッセイの冒頭で問題文を別の言葉にパラフレーズ(言い換える)する必要があります。

たとえば、折れ線グラフを読み解く問題が、以下のように出題されるとしましょう。

The graph below gives information on wages of Japan over a five-year period. Write a report for a university tutor describing the information shown.(下のグラフは、5年間の日本の賃金に関する情報である。このグラフに示された情報について、大学のチューターのためにレポートを書きなさい。)”

これに対し回答のエッセイを書く場合、以下のように書き始めることができます。

The linegraph describes the growth of wages in Japan from the year 2001 to 2005.(折れ線グラフは2001年から2005年までの日本の賃金の伸びを示している。)”

上記のように主語(graph)動詞(gives)などを別の言葉に言い換えることができます。

 その後、グラフから読み取れることを書いていくのです。

他には、以下のような言い換え表現が使えます。

主語(どんな図・グラフか具体的に言い換えたり、反対に抽象的に言い換える)
  • The chart = The pie chart
  • The bar graphs = Two graphs 
  • The flow chart = The chart = The image
  • information = data
  • diagram = figure
動詞(示す、表す、描く、比較する…などに言い換える)
  • show
  • indicate
  • illustrate
  • compare
  • demonstrate
その他
  • from 2001 to 2005 = between 2001 and 2005
  • proportion = percentage
  • in three countries = in the UK, Australia and Canada

概要説明で使える表現

次に、概要説明で使えるテンプレート表現をご紹介します。

概要説明とは、パラフレーズに続きエッセイの冒頭でそのグラフの特徴を簡潔に説明することを指します。

  • Overall,(全体的に)
  • As an overview,(概要として)
  • From the chart, it is clear that〜(チャートから、〜ということは明白である)
  • The first graph shows〜(最初のグラフは〜を示している)
  • The second graph shows the relationship between A and B.(2番目のグラフはAとBの関係を示している)

数値の変化(増減)を表す動詞

グラフや表では数値が増減します。

その点を英語で説明するときに使える表現をご紹介します。

増える
  • climb
  • increase
  • rise
  • go up
  • uplift
  • rocket
減る
  • fall
  • go down
  • decrease
  • decline
  • drop

変化の程度を表す副詞

また、増減などの変化が「急速に」起こっているのかなど「どの程度」なのかを表す副詞も知っておくと便利です。

  • sharply / quickly
  • rapidly / steeply
  • considerably
  • significantly
  • substantially
  • steadily
  • gradually
  • moderately
  • slightly
  • slowly

IELTSライティング:タスク2で使えるテンプレート表現

次に、タスク2で使えるテンプレート表現もチェックしましょう。

まず、タスク2は以下のような構成で書きます。

段落内容
導入(2文)問題文のパラフレーズ+自分の主張
本文1(5文程度)主張1・理由や説明・具体例
本文2(5文程度)主張2・理由や説明・具体例 または 主張1への反論・理由や説明・具体例
結論(2〜3文)主張を再度述べる(言い換え表現を用いる)

エッセイ導入で使える表現

導入で使えるテンプレート表現は、以下のとおりです。

  • I strongly agree with… (…に強く賛成する)
  • I complely disagree with…(…に全く同意できない)
  • While I agree with of some aspects…(…に同意する部分もあるが)
  • Some people belive that…(…という意見もあるが)
  • It is often said that…(…とよく言われるが)

本文で使える表現

本文で使えるテンプレート表現は、以下のとおりです。

  • There are two main reasons for …(…には主に2つの理由がある)
  • In other words, (言い換えると)
  • To put it another way,(別の言い方をすれば)
  • That is to say,(すなわち)
  • As far as I’m concerned(私の知る限り)
  • The reason for this is that(その理由は)

結論で使える表現

結論で使えるテンプレート表現は、以下のとおりです。

  • In conclusion, it is clear that(結論からいえば、〜は明らかだ)
  • Given these points,(これらの点を考慮すると)
  • All things considered,(すべてを考慮すると)
  • Taking everything into consideration,(すべてを考慮すると)
  • In light of the above, (以上のことから)

ライティングテンプレートに加えIELTS講座も活用しよう

IELTS 講座 ライティング

ライティングを上達させるなら、独学よりもプロに指導してもらうのが効率的です。

なぜならライティングには明確な答えがなく、採点基準を熟知したIELTS講師でないと、正確な採点が難しいからです。

そこでここでは、おすすめのIELTS対策講座の特徴・価格などをまとめます。

気になる講座があればぜひ無料体験やカウンセリングをお試しください。

リバティ(Liberty English Academy)

Liberty English Academyの紹介ページ画像

IELTS対策におすすめの講座、最後にご紹介するのはリバティです。

リバティの授業は、日本では珍しい「グラマーテーブル」という英語本来のルールを用いているのが特徴です。

これにより、これまでバラバラに学習していた英語の知識を体系的に学べます。

そのため、ある程度英語力がある人にとっては知識の整理になりおすすめの講座です。

また、リバティの「IELTS対策コース」は、多くの受講生が「IELTS7.0」を超えるスコアを取得している確かな実績があります。

さらに、授業をとおして英語ネイティブでさえ難しいハイレベルな英語スキルを習得することも可能です。

このIELTS対策講座の受講料金は以下のとおりです。

IELTSコース料金備考
ショート(受講回数24回)14,000円(税込)/回入会金55,000(税込)は別途かかる。 1回の受講時間は90分。
ベーシック(受講回数48回)12,000円(税込)/回入会金55,000(税込)は別途かかる。 1回の受講時間は90分。
アドバンス(受講回数72回)11,000円(税込)/回入会金55,000(税込)は別途かかる。 1回の受講時間は90分。

リバティには無料カウンセリングサービスがあり、授業内容や最適な学習法についての疑問や不安を解消できます。

利用してもしつこい勧誘をされることはないので、ライティングに関する悩みも相談してみてはいかがでしょうか。

無料カウンセリングを予約してみる/

バークレーハウス(BERKELEY HOUSE)

IELTS対策におすすめの講座、一つ目はバークレーハウス。

バークレーハウスは東京にある語学スクールで、IELTSの公式テストセンターでもあります。

バークレーハウスのIELTS対策クラスのプライベートレッスンを受講可能です。

どちらもオンライン受講ができるので、東京に住んでいなくても大丈夫です。

プライベートレッスンは、自分のペースで学べ、講師にも気軽に質問できます。

よって短期間で効果的にスコアアップできますよ。

リスニングとリーディング対策では、IELTS8.0以上を持つ日本人講師が指導し、講義の動画は繰り返し視聴可能なのが嬉しいポイント。

またスピーキングとライティング対策は、オンライン授業に加え個別の添削課題もついています。

こちらもIELTS8.0以上の日本人講師が担当するため、高品質なレッスン・フィードバックを受けられるのが魅力です。

このIELTS対策講座の受講料金は以下のとおりです。

IELTSコース料金備考
プライベートレッスン(対面/オンライン)1回2時間 26,400円(税込)~弱点克服、テスト直前対策など幅広い目的で使えるレッスン。 入会金22,000円(税込)は別途かかる。

自分にベストなコースで、ライティングやその他スキルを向上させましょう!

無料体験レッスンではレッスンのほかにカウンセリングも受けられるので、IELTSに関する悩みを相談してみるのもいいでしょう。

無料体験レッスンに申し込みしてみる/

バークレーハウス(BERKELEY HOUSE)はこちら

ブリティッシュカウンシル(British Council)

IELTS対策におすすめの講座、二つ目はブリティッシュカウンシルです。

こちらはIELTSの運営機関の一つで、IELTSの試験を受ける人であれば聞いたことがあるはずです。

実は、ブリティッシュカウンシルにも、独自のIELTS対策講座「IELTS COACHコース」があります。

このコースでは、スコアを伸ばすために必要なレッスン数に応じて、レッスン方式や科目を組み合わせることができます。

そのため、自分の都合に合わせて独自のスケジュールを組むことができます。

自分の勉強の進捗状況が正しく把握でき、それに基づいた指導を受けられますよ。

このIELTS対策講座の受講料金は以下のとおりです。

IELTS COACHコース料金備考
EXPRESS21,042円/10回IELTS Coachコースの有効期間は3か月 (最長) です。
LITE37,100円/20回IELTS Coachコースの有効期間は3か月 (最長) です。
INTENIVE87,200円/50回IELTS Coachコースの有効期間は3か月 (最長) です。

個別の無料説明会や英語力診断も行っているので、ぜひ問い合わせてみてくださいね。

無料体験トライアルを始めてみる/

ブリティッシュカウンシル(British Council)公式サイトはこちら

テンプレート表現を覚えて高得点を狙おう

今回は、IELTSライティング(アカデミック版)の問題の特徴勉強のコツテンプレート表現などをご紹介しました。

テンプレート表現は、覚えれば覚えるほど、効率的にライティングができ、スコアアップにもつながります。

ただし、エッセイ全体のクオリティを自分で評価することは難しいのも事実です。

スコアアップを急いでいる人は、エッセイ添削サービスや、IELTS対策講座を利用することをおすすめします。

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