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投稿日:2024年2月6日 | 更新日:2024年03月22日
この記事では、TOEFL ITPスコアの基準や換算方法、留学に必要な得点を解説します。
各セクションの得点解析や、TOEICやIELTSなど他の英語試験との比較も行います。
また、TOEFLスコアの平均、送付方法、得点アップのための対策、有効期限と更新方法についても詳しく説明しているので、高得点を目指す人は必見です。
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TOEFLスコアの基準と換算方法
TOEFL ITPスコアとは?
TOEFLとは、Test of English as a Foreign Languageのことであり、アメリカを中心に海外で広く採用されている英語力を図る試験です。
この試験は、英語を母国語としない人々が英語のスキルを評価するために受験する国際的な標準テストとして知られています。
TOEFL ITPスコアはリーディング・リスニング・文法の3つの総合得点であり、受験者の英語力を総合的に評価します。
ITPとiBTの違い
TOEFLにはITPとiBTの2種類があります。
TOEFL ITPとは、Test of English as a Foreign Language – Institutional Testing Programのことであり、特定の機関や学校で利用される、団体向け試験です。
試験方式は紙ベースです。
団体向け試験のため、主に機関内での評価に利用されます。
試験内容はリーディング、リスニング、文法です。
一方、TOEFL iBTとは、Test of English as a Foreign Language – Internet-Based Testのことです。
これは、インターネットを使用して受験するTOEFLの形式であり、一般的に大学への入学資格試験や留学資格を得るためのバージョンです。
ITPとは違い、こちらは個人で申し込むことができる試験です。
試験内容はリーディング・リスニング・スピーキング・ライティングです。
大学・大学院への留学に必要な得点とは?
留学を考えている人にとってTOEFL ITPスコアは重要な要素です。
特に、大学や大学院への留学を考えている場合、必要なスコアは一般的に500~600点の間で、具体的な数値は学校やプログラムによります。
例えば、アメリカの一部の大学では550点以上が求められることもあります。
ただし、留学の出願に使用できるのはITPではなくiBT方式のため、ITPはあくまで留学先を選ぶ際の参考やiBT受験のための目安程度に使うようにしておきましょう。
留学を目指す人が高スコアを目指すには?
まずは、目指す学校の要件を確認してゴールを決めましょう。
行きたい国によって目安が違い、それに合わせた勉強方法を選ぶことが重要になります。
また、TOEFL ITPスコアを上げるためには、リーディング、リスニング、文法の3つのセクション全てに対するバランスの良い勉強が必要です。
これらのスキルを効率よく伸ばすための学習ツールとして、オンラインのTOEFL ITP対策コースや英語学習アプリ、通信講座の受講などがおすすめです。
TOEFL ITPの各セクション(リーディング・リスニング・ライティング)の得点解析
TOEFL ITPは、学生やビジネスパーソンが英語力を証明するための試験で、各セクションの得点によって総合スコアが決まります。
リーディングセクションでは、読解力と語彙力が問われ、長文の内容を理解し、適切な答えを選ぶ能力が求められます。
リスニングセクションでは、英語の会話や講演を理解し、質問に答えられる程度の聞き取り能力が評価されます。
文法セクションでは、文法的に正しいものを選ぶことができるかが評価されます。
各セクションのスコア
各セクションで得られる得点は合計してTOEFL ITPの総合スコアとなり、そのスコアによって英語力のレベルが証明されます。
セクション | 得点 |
リーディング | 31-67 |
リスニング | 31-68 |
文法 | 31-68 |
この試験に対する効果的な勉強方法や学習ツールを知ることで、自分の英語力を存分に引き出すことができます。
万全の対策で、高得点を目指しましょう。
TOEICやIELTSなど他の英語試験との比較
TOEFLは、アカデミックな英語力を測定する試験です。
TOEFLを目指す学習者は、アカデミックな文脈でのリーディング、リスニング、スピーキング、ライティングを中心に学習する必要があります。
これらのスキルを磨くために、TOEFL専用の学習教材を利用したり、専門の通信講座を受講したりすることが大切です。
一方、TOEICはビジネス英語を図るための試験です。
一般的にはReading and Listeningのモジュールを受験する人が多いですが、Speaking and Writingのモジュールもあります。
IELTSとは?
IELTSとは、イギリスを中心としてヨーロッパで広く受け入れられている英語の試験です。
留学を検討している人でイギリスやヨーロッパの大学を受験したい人はTOEFLではなくIELTSを受験するようにしましょう。
IELTSのスコアは最大9.0で、0.5刻みです。
TOEFL ITPとちがい、IELTSにはスピーキングセクションがあります。
ネイティブの試験監と1対1でパッセージおよびフリートークで評価が下されます。
英検®
英検®は日本の団体が運営している英語試験です。
留学などではなく、どちらかというと日本で勉強した英語のレベルを確認するための資格試験という位置づけでしょう。
TOEICやTOEFLとは違ってスコアを採用しておらず、合格不合格で判断する試験です。
TOEFL ITPスコアの平均と目安
TOEFL ITPのスコアは、試験の難易度や受験者のスキルに応じて異なるため、個々の状況に合わせた目標スコアを設定することが良い戦略です。
いきなり「満点をとるぞ!」と意気込まず、ステップを踏んで上を目指していくのがよいでしょう。
スコア向上のために十分な準備と練習が重要です。
リーディング、リスニング、文法のセクション別目安スコア
- 低い目安: 各セクションで約〜45点
- 中程度の目安: 各セクションで約45〜60点
- 高い目安: 各セクションで約60点以上
総合スコアについての目安
- 低い目安: 約〜400点未満
- 中程度の目安: 約500〜600点未満
- 高い目安: 約600点以上
これらは一般的な目安であり、異なる教育機関やプログラムが、異なるスコア要件を持つことを考慮する必要があります。
入学を希望する大学やプログラムの要件を確認し、受験前に目標スコアを設定することが重要です。
TOEFL ITPスコアの送付方法
TOEFL ITPスコアの送付方法については、以下の方法が一般的に利用可能です。送付先や方法は受験者の具体的な要件や希望に応じて異なる場合がありますので、詳細な情報は試験を受験した試験センターや受け入れ機関に確認することが大切です。
- オンライン送信(電子的な送信):オンライン上でスコアを確認できます。
- 郵送送信(紙のスコアレポート):スコアを受け取る機関が紙のスコアレポートを要求する場合、試験センターから送られてきた紙のスコアレポートをそのまま郵送で送付することができます。
- 受験時に指定:TOEFL ITPを受験する際に、受験者が受け入れ機関を指定し、試験センターがスコアレポートを受け入れ機関に送ります。
- 追加スコア送付:TOEFL ITPのスコアを別の機関に送付する場合、追加スコア送付をリクエストすることができます。
スコアの詳細について
TOEFL ITPのスコア送付方法や手続きに関する詳細情報は、試験を受験する際に提供される試験関連の文書や、TOEFLの公式ウェブサイトを確認することが重要です。
受験前に送付先や方法を確認し、スコア送付に関する手続きを適切に行いましょう。
TOEFL ITP得点アップのための対策は?
TOEFL ITPの得点アップを目指すなら、まずは試験の形式と各セクションの内容を理解することが大切です。
事前にどんなセクションがあるのかを分析し、自分が弱いと感じたセクションは徹底的に対策しましょう。
リーディング
リーディングのコツは、ズバリ速読力です。
英語試験の読解とは、いかに早く正確に文章を読んで問題を解けるかが鍵になります。
そのため、日頃から英文を読む練習をして目を鍛えておくことが大切です。
週末に8時間など取り組むのもいいですが、筋トレと同じように毎日少しでもコツコツ行うほうが効果的です。
具体的には通学通勤時間中に英字ニュースなどを一日一記事読むように心がけ、限られた時間の中で、出来るだけ多くの情報を処理できるようにしましょう。
リスニング
リスニングは、これまでにどれだけの英語音声を聞いているかが高得点への分かれ目になります。
一文一文の聞き取りというより、英語をリズムやテンポで捉えられるようにしましょう。
このためには、海外ドラマやラジオを使って「誰がだれに対して、何を言っているのか」を意識して聞いてみましょう。
文法
日本人が得意とするのが文法です。
文法のセクションは中学・高校レベルの英文法をしっかりと復習しておけば問題ありません。
アプリ等を利用して反射的に答えられるようにトレーニングしておきましょう。
TOEFL ITPの有効期限と更新方法
TOEFL ITPのスコアは発行から2年間有効で、その後は更新することはできません。
スコアの有効性を保つためには、2年毎にテストを受け直す必要があります。
また、TOEFL ITPのスコアは、英語力の一部を評価するためのものであり、スコアが有効期限を超えた場合でも、英語力自体が低下するわけではありません。
しかし、大学や企業が最新のスコアを要求することが多いため、定期的にテストを受けることをおすすめします。
TOEIC、TOEFL iBT、IELTSの各試験のスコアの有効期限は?
TOEIC、TOEFL iBT、IELTS等のその他の英語試験も、TOEFL ITPと同様2年の有効期限です。
一般的に2年毎に有効期限が来てしまうので、どの英語試験も2年毎に見直すことがよいでしょう。
TOEFL ITP試験対策ができるおすすめ通信講座は?
TOEFL ITPで高得点を目指すために必要なおすすめ通信講座をご紹介します。
先に説明したように、TOEFL ITPは大学・大学院レベルの難易度が高いテストです。
そのため、独学よりもプロの手を借りた方が早くスコアアップできるかもしれません。
もし以下に該当すれば、TOEFL対策講座の受講をおすすめします。
- 海外大学へ留学したい、日程が決まっている
- 急いでTOEFL ITPのスコアをアップしたい
- 効率的に勉強したい
- 初受験で学習のコツがわからない
なお、TOEFL関係の通信講座には講座名の中に「TOEFL iBT」と記載されているものがありますが、iBTも運営団体が同じETSのため、十分ITP受験対策になります。
おすすめのTOEFL ITPテスト対策講座は以下の3つです。
プログリット
最初のTOEFL対策おすすめ講座は、プログリットの「 TOEFL iBT® TEST /IELTSコース」。
英語学習のプロ集団が、専用のカリキュラムで英語学習を24時間サポートします。
このTOEFL講座には、以下の特徴があります。
TOEFL ITPスコアアップに必要な英語4技能を効率的に伸ばせる
プログリットには、TOEFL専門のコンサルタントが在籍していて、学習者の弱点を分析し、オリジナルの学習カリキュラムを作成してくれます。
そのため、TOEFL ITPに必要な英語の4技能を、効率的に伸ばせるのが魅力です。
TOEFL ITPに必要な点数と学習習慣が身につくサポートあり
TOEFL ITPテスト対策で1番難しいのは、継続して学習する習慣を身につけることですよね?
プログリットでは、そんな悩みにも応えています。
具体的には、専属コンサルタントによる毎日のチャットや週1回の面談があり、TOEFL ITPの学習習慣を身につけられるようにサポートしてくれます。
TOEFL ITPだけでなく実践的な英語力を習得
プログリットで身につくのは、TOEFLテスト用の英語力だけではありません。
海外大学などに進学する際に活用できる、実践的な英語力の習得をサポートしてくれます。
60分の無料カウンセリングでは、英語力診断や、3ヶ月でどのくらい英語を話せるようになるかをシミュレーションできるので、是非試してみてください。
Liberty English Academy
次に紹介するのは、「完璧で本質的な英語力の習得を目指す」英語学校のLiberty English Academy。
TESOL(英語を第2言語とする人向けの英語教授法)の最高峰・コロンビア大学ティーチャーズカレッジで認められた独自メソッドにより、短くて1ヶ月から英語の伸びを実感できます。
Libertyでは「TOEFL 対策コース」を展開しており、講座には以下の特徴があります。
長くても1年で完璧なレベルの英語力が身につく
日本語と英語の言語構造の違いに着目し、英語の構造・規則を体系化した「グラマーテーブル」を学習。
学習を通じ英語の基礎を構築することで、短くて3~6ヶ月、長くても1年で、英米人と同程度の完璧なレベルの英語力が身につきます。
TOEFL ITPスコア100超え多数の実績あり
LibertyのTOEFL対策講座で、実際にTOEFLスコア100を超えた生徒が多数います。
公式Webサイトに体験談が載っているので、是非ご覧ください。
このTOEFL対策講座は、これから海外大学進学を目指す人はもちろん、国内の難関大学の入試にも活用できます。
通学・オンラインが選べる
このTOEFL講座は通学かオンラインか選べます。
また、通学とオンラインを組み合わせたハイブリット型の受講も可能です。
自分の都合にあわせ、学べるのは便利ですよね。
無料カウンセリングや体験レッスンが受けられるので、まずは講座が自分にあっているか確かめてみましょう!
アガルートアカデミー
最後に紹介するのは、アガルートアカデミー。
こちらは2015年に誕生した、オンライン講義中心の資格予備校です。
アガルートアカデミーの「TOEFL®集中講座」には、以下の特徴があります。
TOEFLに精通したネイティブ講師の英語解説
アガルートアカデミーのTOEFL講座は、TOEFLに精通したネイティブ講師が英語で解説します。
そのため、学びながらネイティブの実践的な英語に触れられ、効率的&効果的に英語力をアップさせることができるでしょう。
※TOEICスコア700点以上の人向けに最適化された講座です。
Speakingセッション&Writing添削つき
このTOEFL講座は、SpeakingセッションとWriting添削つき。
よって、TOEFL ITPテストに必要な4技能をバランスよく学ぶことができます。
また、講義・テキストのみの講座を選ぶことも可能なので、必要に応じて使いわけられて便利です。
他のTOEFL講座より値段は安め
他社のTOEFL講座と比べ、値段は安めです。
SpeakingセッションとWriting添削つきの講座であれば、217,800円(税込)というお値段。
他社の場合、入会金やテキスト代を含め50万円以上することもあるので、入会金のない、気軽に受講できる講座は魅力的です。
講義動画やテキストが見られる無料体験もあるので、ぜひ試してみてください。
登録・申し込みは簡単にできます。
【まとめ】TOEFL ITPのスコアについて
TOEFL ITPのスコアはリーディング、リスニング、文法の3セクションから成り立ちます。
各セクションの得点範囲は31-67(リーディング)、31-68(リスニング)、31-68(文法)で、合計スコアは310-677となります。
試験の目的やレベルに応じて必要なスコアが変わりますが、多くの大学や企業では550点以上を求めることが一般的です。
効率的にスコアを伸ばすためには、まず自分の弱点を把握し、それに対応した学習方法を選ぶことが大切です。
例えば、読解力を伸ばすには、速読力を上げるトレーニングが有効です。
また、日常でできる対策として英字のニュースなどを読むことが効果的です。
リスニング力を伸ばすには、ネイティブの英語を多く聴くことで自然と耳が英語に慣れます。
文法力を伸ばすには、テキストで基礎を学んだ後に、とにかく問題を解いてスピーディーに回答できるように意識しましょう。
また、TOEFL ITP対策に特化した教材やオンライン学習ツール、通信講座などを利用すれば効率よく勉強を進めることができます。
万全の対策で高得点を目指しましょう!
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