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投稿日:2024年7月26日 | 更新日:2024年07月26日
この記事を監修した専門家
TOEFL iBT対策の勉強をしている人、したことがある人ならきっと一度はこう思ったことがあるはずです。
「TOEFL iBTは難しい」
「TOEFL iBTのリスニング問題が難しい」
「思うようにスコアが伸びない」
「TOEICに比べてリスニング問題が難しすぎる」
英検やTOEICといった馴染みのある英語テストとは違い、独特の問題形式のTOEFLには苦手意識を持っている日本人は実は結構多いのです。
この記事ではそんな「難しすぎるTOEFL iBT」の中でも「聞き取れない」「スピードについていけない」と苦手な人が多いリスニングセクションについて深く解説していきます。
TOEFL iBTのリスニング対策がうまくいかない、リスニングのスコアを伸ばすための勉強法を知りたい、という方はぜひこのまま読み進めてください。
きっとあなたの欲しい情報が見つかりますよ。
※この記事は2023年10月現在の情報となっております。
TOEFL iBTのリスニングが難しい理由
まずは、なぜTOEFL iBTのリスニングは難しいのか、その理由を解説します。
TOEICなど他の英語試験のリスニングは結構点が取れるのに、なぜかTOEFL iBTのリスニングは苦手、という人は結構いるんです。
なぜでしょう?
それはTOEFL iBTの問題形式と問題の内容に理由があります。
このあとさらに詳しく説明します。
問題形式が他の英語試験とは違う
問題のテーマが日常的なものが多い英検や(上位の級になると社会性のあるテーマも出てきますが)、ビジネスの場での英語コミュニケーション力を想定したTOEICは、普段生活していたり、仕事をしていると馴染みのあるシチュエーションやテーマが問題になります。
しかしTOEFL iBTは公式サイトでテストの内容をこう表しています。
主に大学・大学院レベルのアカデミックな場面で必要とされる、英語運用能力を測定する試験です。
自然科学、社会科学、芸術など幅広い分野の教養科目や学校生活に関する題材が扱われます。また、「読んで」「聞いて」その上で「話す」「書く」など、実際の留学生活を疑似体験するIntegrated taskという問題形式も含まれ、より実践的な英語力を測ります。
TOEFL iBTは「大学や大学院でにおいて、生活したり学ぶことができるアカデミックな英語運用能力」を測るためのテストなんです。
そのため、TOEFL iBTで高いスコアを取るためには、単なる英語力、英会話力だけでは足りません。
英語で論理的な論文を書く力、教授や他の生徒の意見を聞きながら自分の意見を述べる力、見聞きした情報を総合して自分の言葉にする力、など包括的な英語力が必要になるんです。
それはTOEFL iBTのリスニング問題の形式にも顕著に表れています。
TOEFL iBTのリスニング問題は、単に「短い音声を聞いて正解の選択肢1つを選ぶ」という単純なものではありません。
問題によっては「2つ以上選ばせる問題」や「1つの音声が約3分程ある会話」を聞いて解答する問題があったりするんです。
3分ですよ?相当集中していなければ、日本語でも会話の内容を追うのは難しいですよね。
長い音声を聞いた後に問題に答えるのですから、聞きながら、内容を要約しながらメモを取ることは、TOEFL iBTでは必須スキルです。
集中力とメモ力は必須
TOEFL iBTのリスニングで高いスコアを取るためには、集中力とメモ力は必須です。
「集中力?試験なんだから誰だって集中しているでしょう。」
と思った方は、まだTOEFLを受験したことがないですね。
会場で受けるTOEFL iBTの場合、TOEICなどの試験のように皆が一斉に同じ時間にスタートするわけではないのです。
受付が終わった人からバラバラにテストが始まるため、リスニング問題をやっている自分の隣で、スピーキングセクションをやっている人がいるかもしれないんです。
こんな状況でも、自分は100%リスニング問題に集中しなければなりません。
また、リスニング問題には込み入った内容のものや、長さが3分近くになる会話もあります。
テーマや内容が自分にとって馴染みの薄いものだと、なかなか内容が頭に残りにくく、それだけ難易度はグッと上がります。
だからTOEFL iBTのリスニング問題には、聞きながら要約しながらポイントを押さえたメモを取る技術が必須なんです。
英語の講義に慣れが必要
TOEFL iBTのリスニング問題では、大学の講義の場面がよく出題されます。
日本語でも大学の講義を聞き、それに関する質問に正確に答えることって結構難しいですよね。
当たり前ですが、TOEFL iBTのリスニングではそれを全て英語でやるわけです。
講義の音声に慣れる対策がなければ、難しく感じてしまうのも仕方がないことです。
TOEFL iBTのリスニングが難しい理由について詳しく述べましたが、ここでそもそもTOEFLってどんなテストなのか、そこもさらっと解説していきます。
そもそもTOEFLってどんなテストなの?
そもそもTOEFLはどんなテストなのか。
これはTOEFLの公式サイトを見るのが1番早いでしょう。
世界最大の非営利教育団体ETSが1964年に開発したTOEFL®テストは、これまでに世界中で3,500万人以上が受験している実績のある英語能力測定試験です。その形式は1964年のTOEFL® PBTテスト(ペーパー版)に始まり、1998年のTOEFL® CBTテスト(コンピュータ版)、2005年のTOEFL iBT®テスト(インターネット版)へと進化してきました。日本でも2000年のTOEFL® CBTテスト導入以降、110万人を超える受験者に利用されています。
リーディング・リスニング・ライティング・スピーキングの4技能を計るのは他の英語テストも同様なのですが、TOEFL iBTは「大学や大学院での生活や講義をテーマに問題が作られている」という特徴があります。
そのため問題に出てくる会話も、普通の日常会話というよりは、大学生活や寮などで耳にする内容が多いのです。
TOEFLのitbとitpって?
TOEFLにはiBTとITPという2種類のテストがあります。
違いを簡単に言うとこうなります。
・TOEFL iBTは、個人受験のコンピュータベースのテスト
・TOEFL ITPは、テスト形式をペーパーとコンピューターから選べる団体受験のテスト
じゃあどっちを受験してもいいのかというと、そうでもありません。
ほとんどの大学や大学院は入学の条件としてTOEFL iBTのスコアを求めているからです。
もしあなたが留学のためにTOEFLを受験するのであれば、TOEFL iBTを受験するといいでしょう。
2023年7月から始まった新形式のTOEFLは何が変わった?
実は2023年7月から新形式のTOEFL iBTが実施されています。
詳しい解説は省きますが、
・従来のものよりも試験時間が短くなった
・ダミー問題がなくなった
・ライティングの問題形式に変更があった
などの変更がありました。
これから初めてTOEFL iBTを受験する人はそれほど気にする必要はないでしょう。
さて、TOEFLの概要がわかったところで、いよいよTOEFL iBTリスニング対策の具体的な話をしていきましょう。
まずは、TOEFL iBTリスニング対策におすすめの教材・アプリの紹介です。
おすすめのTOEFL iBTリスニング教材とアプリ
TOEFL iBTのリスニングが難しすぎる、スコアが伸びないと悩んでいる人は、適切なリスニングの練習をしていない、適切な音声を聞いていない、などの原因が考えられます。
以下にご紹介する教材やアプリでピンとくるものがあれば、是非試してみてくださいね。
リスニング対策におすすめの教材
・TED
さまざまなテーマで素晴らしい英語のスピーチを無料で聞くことができるTEDは、TOEFLリスニング対策にとてもおすすめの教材です。
TOEFL iBT初心者は、まずは自分が興味のあるテーマのスピーチを選んでください。
リスニングの練習として何度も聞くことになるため、興味のないテーマだと、ただの苦痛な時間になってしまいます。
また、字幕は英語字幕のほかに必ず日本語字幕もついているものを選び、内容を理解した上でリスニング練習ができるようにしましょう。
・TOEFLの公式問題集The Official Guide to the TOEFLibt Test(英語)
試験対策するなら、過去問もしくは公式問題集を徹底的にやるのもおすすめです。
試験の流れや問題形式に慣れることができ、本番のように時間を測りながらやることで、本番の試験中に「時間が足りない」と焦ることも少なくなります。
公式問題集は、正解不正解で一喜一憂するのではなく、正解を選んだ理由は合っていたか、不正解になったのは何が原因か、解説を納得するまでしっかりと読み込んでください。
もし全て英語の教材に苦手意識がある方はこちらもおすすめです。
リスニング対策におすすめのアプリ
・mikan
有料にはなりますが(一部無料もあり)TOEFLの単語の勉強ができるアプリです。
知らない言葉は聞き取れない。だから単語力を上げるのは立派なリスニング対策です。
mikanは 単語テスト形式で、正答率や解答時間から効率的に復習できる仕組みになっていて便利です。
・TOEFL Go!(一部無料)
これはTOEFLの試験問題を開発しているETS公式のアプリです。
リスニングだけでなく、全セクションの問題を解くことができますよ。
他にもTOEFL iBTのリスニング対策用の教材やアプリはたくさんありますが、迷いすぎるのは時間の無駄です。
TOEFL iBT初心者のかたは、まずは今ご紹介したものからはじめてみてください。
次は、TOEFL iBTのリスニングスコアが伸びない、と悩んでいる方のためにおすすめの勉強法をお伝えします。
TOEFL iBTのリスニングスコアが伸びない?スコアアップ攻略の勉強法
TOEFL iBTのリスニングでスコアが伸びない、聞き取れないし難しすぎる、という人は「スピードについていけない」「メモがうまく取れない」「集中するのが難しい」からです。
TOEFL iBTのリスニングスコアを伸ばすためには、次の3つを強化する勉強法が効果的ですよ。
・集中して要約しながら聞く
・スピードについていく
・集中して長い文章や音声を聞くことに慣れる
この3つを攻略するための勉強法は以下の3つです。
リスニングのコツを掴む勉強法①シャドーイング
シャドーイングとは、耳から聞こえた音を少し後から追っかけていくように口にする勉強法です。
もともとは通訳者の勉強方法なのですが、リスニング力(もちろんスピーキング力も)が上がる効果的な勉強法ということで、一般的にも使われている勉強法です。
シャドーイングは最初は「難しすぎる!」「スピードについていけない!」と感じると思います。
しかし諦めず続けていくと、少しずつですが確実にスピードについていけるようになっている自分に気づきます。
ここまでくるのが辛い勉強法ではありますが、リスニング力(スピーキング力)はかなりつきます。
リスニングのコツをつかむ勉強法②ディクテーション
ディクテーションは、聞こえた英文を書き出していく練習です。
シャドーイングと同様、こちらも初心者には難しいと感じる勉強法だと思いますが、これによりリスニング力と共に単語力が爆上がりします。(もちろん知らない単語は調べてくださいね)
シャドーイングやディグテーションは、リスニングのスキルを上げるのと一緒に集中力まで高めてくれる大変効率の良い勉強法です。
リスニングのコツを掴む勉強法③メモの練習
TOEFL iBTのリスニングは、頭で要約しながら聞き、重要なポイントはメモを取る。
これが高スコアを取るコツです。
聞きながらメモを取るのは、日本語でも難しいですよね。
だから英語でメモを取る練習も必ずやってください。
メモは自分しかみませんので、あとで見直して内容を思い出すことができればどんなヘンテコなメモでも構いません。
何度も練習して、自分なりのメモ術やメモのルールを作りましょう。
現役通訳者の方のメモ術なども参考になりますよ。
ここまで、独学でできるTOEFL iBTリスニング対策の勉強法をお伝えしてきましたが、正直やることいっぱいで、ちょっと嫌になってきませんか?
起きている時間のほぼ全てをTOEFL iBT対策に充てることができるなら、何とかなるかもしれませんが、そんな人はほとんどいないと思います。
「限られた時間でも効率的に対策できて、サクッと目標スコアを取れる方法ないかな?」と思っていませんか?
あります。
それがTOEFL iBT対策講座です。
TOEFL対策ならこの通信講座!
TOEFL iBTテストを受験する人へ、おすすめのテスト対策講座をご紹介します。
先に説明したように、TOEFLは大学・大学院レベルの難易度が高いテスト。
そのため、独学よりもプロの手を借りた方が早くスコアアップできるかも。
以下に該当すればTOEFL iBT対策講座の受講をおすすめします。
- 海外大学へ留学したい。日程が決まってる
- 急いでTOEFLのスコアをアップしたい
- 効率的に勉強したい
- 初受験で学習のコツがわからない
おすすめのTOEFL iBTテスト対策講座は以下の3つです。
プログリッド
最初のTOEFL iBT対策おすすめ講座は、プログリッドの「TOEFL iBT® TEST /IELTSコース」。
英語学習のプロ集団が、専用のカリキュラムで英語学習を24時間サポートします。
このTOEFL iBT講座には、以下の特徴があります。
TOEFL iBTに必要な英語4技能を効率的に伸ばせる
プログリッドには、TOEFL iBT専門のコンサルタントが在籍していて、学習者の弱点を分析し、オリジナルの学習カリキュラムを作成してくれます。
そのためTOEFL iBTに必要な英語の4技能を、効率的に伸ばせるのが魅力です。
学習習慣が身につくサポートあり
TOEFL iBTテスト対策で1番難しいのは、継続して学習する習慣を身につけることですよね?
プログリッドでは、そんな悩みにも応えています。
具体的には、専属コンサルタントによる毎日のチャットや週1回の面談があり、TOEFLの学習習慣を身につけられるようにサポートしてくれます。
TOEFLだけでなく実践的な英語力を習得
プログリッドで身につくのは、TOEFL iBTテスト用の英語力だけではありません。
海外大学などに進学する際に活用できる、実践的な英語力の習得をサポートしてくれます。
60分の無料カウンセリングでは、英語力診断や、3ヶ月でどのくらい英語を話せるようになるかをシミュレーションしてくれますよ!
\効率よく勉強するなら「プログリット」がおすすめ!/
Liberty English Academy
次に紹介するのは、「完璧で本質的な英語力の習得を目指す」英語学校のLiberty English Academy。
TESOL(英語を第2言語とする人向けの英語教授法)の最高峰・コロンビア大学ティーチャーズカレッジで認められた独自メソッドにより、最短1ヶ月から英語の伸びを実感できます。
Libertyでは「TOEFL iBT/ITP 対策コース」を展開しており、講座には以下の特徴があります。
長くても1年で完璧なレベルの英語力が身につく
日本語と英語の言語構造の違いに着目し、英語の構造・規則を体系化した「グラマーテーブル」を学習。
学習を通じ英語の基礎を構築することで、最短で3~6ヶ月、長くても1年で、英米人と同程度の完璧なレベルの英語力が身につくとのこと。
TOEFL iBTスコア100超え多数の実績あり
LibertyのTOEFL iBT対策講座で、実際にTOEFL iBTスコア100を超えた生徒が多数います。
公式Webサイトに体験談が載っているので、ご覧ください。
参考:実績|LIBERTY
このTOEFL iBT対策講座は、これから海外大学進学を目指す人はもちろん、国内の難関大学の入試にも活用できます。
通学・オンラインが選べる
このTOEFL iBT講座は通学かオンラインが選べます。
また、通学とオンラインを組み合わせたハイブリット型の受講も可能です。
自分の都合にあわせ、学べるのは便利ですよね。
無料カウンセリングや体験レッスンが受けられるので、まずは講座が自分にあっているか確かめてみましょう!
\平均50回のレッスンを受けるなら勉強するなら「Liberty English Academy」がおすすめ!/
アガルートアカデミー
最後に紹介するのは、アガルートアカデミー。
こちらは2015年に誕生した、オンライン講義中心の資格予備校です。
アガルートアカデミーの「TOEFL iBT®集中講座」には、以下の特徴があります。
TOEFLに精通したネイティブ講師の英語解説
アガルートアカデミーのTOEFL iBT講座は、TOEFLに精通したネイティブ講師が英語で解説します。
そのため、学びながらネイティブの実践的な英語に触れられ、効率的&効果的に英語力をアップさせることができるでしょう。
※TOEICスコア700点以上の人向けに最適化された講座です。
Speakingセッション&Writing添削つき
このTOEFL iBT講座は、SpeakingセッションとWriting添削つき。
よって、TOEFL iBTテストに必要な4技能をバランスよく学ぶことができます。
また、講義・テキストのみの講座を選ぶことも可能なので、必要に応じて使いわけられて便利です。
他のTOEFL iBT講座より値段は安め
他社のTOEFL iBT講座と比べ、値段は安めです。
SpeakingセッションとWriting添削つきの講座であれば、217,800円(税込)というお値段。
他社の場合、入会金やテキスト代を含め50万円以上することもあるので、入会金のない気軽に受講できる講座は魅力的です。
講義動画やテキストが見られる無料体験もあるので、ぜひ試してみてください。
登録・申し込みは簡単にできます。
\実演型講座を受けるなら「アガルートアカデミー」がおすすめ!/
まとめ|TOEFL iBT対策のポイントは高スコアを取れるコツを掴む勉強法
この記事では、TOEFL iBTの中でも特に、リスニングのスコアが伸びない、リスニング問題が難しすぎる!というお悩みを抱えたTOEFL初心者さん向けに、おすすめの勉強法や教材、対策講座などをご紹介してきました。
TOEFL iBTのスコアは例えば、たった1ヶ月で60から100に!なんて劇的に伸びるものではありません。
ある程度長期戦です。
だから1人でやってると、心が折れそうになる瞬間が必ず何度もきます。
だからこそ、勉強方法や高スコアを取るコツだけでなく、モチベーションや集中力の高め方など、メンタルの面でのサポートも受けられる、TOEFL iBT対策講座を上手く使ってください。
この記事があなたのTOEFL iBTスコアアップに少しでもお役に立てたら嬉しいです。