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投稿日:2024年8月14日 | 更新日:2024年08月14日
文部科学省の発表によると、ライティングは英語4技能の中でも日本人が苦手な技能に分類されます。
GTECの試験でも4技能のスコアが評価されるため、ライティング対策は避けて通れません。
今回はGTECを攻略すべく、ライティングで使える表現を紹介します。
この記事からわかること
- GTECライティング各パートで使える表現・テンプレート
- 各パートを勉強する際のコツや書き方
- 使える表現を勉強する際の注意点やポイント
実際に使える表現やテンプレートに加え、それらを勉強する際の注意点やポイントについても解説します。
記事を参考に、効率よくGTECライティングの対策を進めてみてください。
初めてGTECに挑戦する方にもわかりやすく解説していきます。
GTECライティングで絶対に押さえておきたい10の表現
GTECライティングで使える表現を覚えておけば、ミスを減らして効率よく得点できます。
毎回同じ表現をテンプレートとして使うことで、内容やアイデアの練り上げに時間をかけられるでしょう。
何度も繰り返し使って、テンプレート化しておきましょう。
押さえておきたいGTECで役立つ10の表現
GTECライティングで使えるおすすめの表現を10個紹介します。
表現・フレーズ | 意味 | 特に使えるパート |
---|---|---|
I agree with~/I disagree with~ | 〜に賛成です/〜に反対です | 全パート |
From my point of view~ | 個人的には〜(I think~の代替) | part3(意見論述問題) |
it’s very important to/that~ | ~はとても重要です | 全パート |
When~,(SV-) | ~の場合 | 全パート |
First of all/Second/Finally | はじめに/2つ目に/最後に | part3(意見論述問題) |
For example~ | 例えば | 全パート |
SV~, though S’V’ | S’V’だけれども、SV〜 | part3(意見論述問題) |
To sum up, SV | まとめると | 全パート |
I’m looking forward to~ | 〜を楽しみにしています | part2(Eメール問題) |
Best regards/Sincerely | 敬具(手紙の結びの挨拶) | part2(Eメール問題) |
これらを活用することで、書き方に毎回悩むことがなくなります。
意見の練り上げやアイデア出しに時間をかけられるよう繰り返し練習し、対策しておきましょう。
使える表現を勉強する際の注意点
GTECライティング対策として使える表現を勉強する際は、いくつか注意点があります。
- 時制や動詞の形は文に合わせて変える必要がある
- ライティングを勉強する際の解答例に合わせる必要はない
- 問題ごとに使いやすいものを使い分ける
特に表の中の「S V」となっている部分は、自分で時制や主語に合わせた形の設定が必要です。
ケアレスミスしないように、主語・動詞の形は必ず都度チェックしましょう。
また勉強を続けていると、解答例と自分の解答が全く異なることもありえます。
その場合「論理的に説明できているか」をチェックし、できている場合、解答例と違っても問題ありません。
上記の表を軸に、問題ごとに使いやすいフレーズをピックアップして回答しましょう。
不安な場合は、学校や塾の先生に回答をチェックしてもらうのがおすすめです。
GTECライティング攻略のコツをパート別に紹介
GTECにはパートごとにそれぞれ特徴があります。
それぞれの特徴を押さえて対策を立てることが得点アップの近道です。
解答例や得点アップのコツを押さえることで、効率よくライティングの対策を進められるでしょう。
part1では使える表現を蓄えておくのがコツ
part1では、質問用紙記入問題が出題されます。
英文と状況設定を読んで回答する形式で、条件に沿っていかにミスなく書けるかがポイントになります。
質問自体は平易なものも多く、ケアレスミスさえなければ得点できます。
インプットの中で使える表現を増やし、基礎英語力を上げておくことで対策できるでしょう。
part2のEメール問題はテンプレートで攻略
part2ではEメール問題が出題されます。
状況設定や送られてきたEメールなどを読み、適切なEメールを作成する力が問われます。
Eメール問題では、いかに書き方やメール文のテンプレートを知っているかがポイントになります。
Eメールでの英語のやり取りは通常のライティングとは異なるので、しっかり対策して望んでいるかでスコアに差がつきやすくなります。
Eメールで使える表現やテンプレートを押さえ、繰り返し練習することで効果的に攻略できるでしょう。
part3は自分なりの書き方を準備しておくのがコツ
part3には2種類の問題があります。
一つは統計データを読み取って自分の意見を展開する問題、もう一つは自分の意見と他人の意見をもとに論述する問題です。
どちらも他のパートよりも難易度が高く、英語運用能力と論理的にな回答の両方が求められます。
part3では、自分の意見を伝えやすい書き方・テンプレートを準備しておくのがコツです。
自分の意見を伝えやすい型を2〜3個持っておくことで、いつでも焦らずに回答を作成できます。
テンプレートについては次の項で紹介するため、ぜひ自分にとって使いやすい型をピックアップして参考にしてみてください。
参考:
Benesse GTEC CBT サンプル 書く問題
GTEC CBT 練習問題
【パート別】GTECライティングで使えるテンプレートを大公開!
パートごとに特徴の違うGTECライティングでは、それぞれのパートで使えるテンプレートを用意しておくことで効率よく得点できます。
今回はGTECライティングでそのまま使えるおすすめテンプレートを紹介します。
パート別に紹介するので、自分に合うと感じたテンプレートを参考にしてみてください。
ライティングpart2で真似して使えるテンプレート
ライティングpart2で真似して使えるテンプレートは以下の通りです。
状況・問題設定 | テンプレート |
---|---|
遊びのお誘いメールへの返答 | Dear~. Thank you for your e-mail. (質問への返答例 ・I want to visit famous cafe in your city. ・My favorite thing is watching movies.) I’m looking forward to seeing you. Best regards. |
宿泊するホテルからの案内メールへの返答 | Dear~. Thank you for the E-mail. (質問への解答例 ・one of my friends cannot eat vegetables and another is not able to eat fish. Could you change the menu for them? ・If possible, we would like a room on the top floor.) I’m looking forward to hearing from you. Sincerely. |
質問への解答例以外は、使い回しが可能です。
特にpart2のメール問題は、答え方がわかっているかどうか、解答ののテンプレートがあるかで大きくスコアが変わります。
試験までに繰り返し練習し、メール問題の解答方法に慣れておきましょう。
ライティングpart3で使える表現
ライティングpart3では、使える表現を増やしてどんな問題にも対応できるようにしておきましょう。
前半は読み取った情報をベースに意見を展開する問題です。
情報を詳細に伝えたり根拠を説明したりするための「情報伝達能力」が重視されます。
対して後半は自分の意見をベースに他人の意見と擦り合わせて答える問題です。
自分の意見を伝えたり、他人の意見を取り入れて説明したりするための「表現力」が重視されます。
ここではそれぞれの問題で使える表現をチェックしましょう。
パート | 表現 |
---|---|
前半(統計データ問題) | ・There is a correlation between~ and… (~と…の間には相関があります。) ・The data shows that… (データは…を示しています) ・Over the past few years… (過去数年間にわたり) ・It is evident from the data that… (データからは…が明らかです) ・In comparison to… (…と比較して) |
後半(意見論述問題) | ・In my opinion… (私の意見では…) ・It seems to me that… (私には…ように思えます) ・I strongly support the idea that… (私は…の考えを強く支持します) ・That’s an interesting perspective and~ (それは興味深い視点で〜) ・Your input has given me a new way to~ (あなたの意見が〜するのに新しい視点を提供してくれました。) |
ライティングpart3の問題に慣れ、自分の意見を表現しやすいフレーズを見つけて練習しておきましょう。
ライティングpart1は対策不要
ライティングpart1は特に対策する必要はありません。
リーディングやリスニングのインプット量を増やすことで十分対応できます。
不安な方は、一問一答形式の英会話問題を繰り返し、本番に向けて解答の引き出しを用意しておくのがおすすめです。
ただし、形式を知らないまま本番に臨むのだけは絶対に避けましょう。
最低一度はpart1の練習もしておくことをおすすめします。
GTEC対策に役立つおすすめ通信講座3選
ここからは、GTEC対策に役立つおすすめの通信講座を紹介します。GTEC対策に特化した講座もあるので、「独学ではスコアアップが難しそう」と不安な人はぜひチェックしてみましょう。
1. ベストティーチャー
- 通常プラン
- 月額:12,000円(税込)
ベストティーチャーは、4技能の中でも特に英作文を強化したい人におすすめの通信講座です。
「自分の英作文を講師に添削してもらい、その英文でスピーキングを練習する」という独自の学習方法を採用しています。
個別のテーマで4技能をバランスよく習得できるため、GTECのトータルスコアアップにも役立つでしょう。
パソコンだけでなくスマホでも利用でき、24時間対応なので好きな時間に勉強できます。
スピーキングレッスンは回数が無制限のため、集中的に会話スキルを向上させ、GTECスコアに反映させたい場合に便利です。
2. 産経オンライン英会話Plus
- プラン200(1ヶ月 10レッスン)
- 月額:4,620円(税込)
産経オンライン英会話Plusでは、中学校の教科書に準拠したテキストを使って、自分のレベルや得意・不得意に合わせた勉強ができます。
また、フォニックス学習を採用しており、正しい発音で英語が使えるようにサポートしている点も特徴です。
発音の質が高まれば、GTECスピーキングのスコアアップにつながるでしょう。
家族割により1つのプランを兄弟や親子でシェアできるため、「部活が忙しいときに家族がレッスンを受ける」など柔軟な使い方が可能です。
また、1ヶ月集中など自分に合ったカスタマイズプラン選べます。
3. kiminiオンライン英会話
- GTEC対策講座
- 月額:スタンダードプラン月額7,480円(税込)、回数プラン1,210円〜(税込)
学研のkiminiオンライン英会話では、GTEC対策講座があり、中学生・高校生向けの「Basic・Advanced」対応のレッスンが受けられます。
GTECのスピーキングを中心に強化したい人に特におすすめです。
英語と教育に精通したプロの講師が1,500人以上在籍しており、初めての英会話レッスンでも丁寧なサポートが受けられます。
また、AI学習プログラム「Kimini Plus」が強み・弱みなどを細かく分析してくれ、より効率的に英語力アップを目指せます。
朝6時から夜0時までオンラインレッスンが受講可能で、回数プランなら月額1,210円(税込)からと格安です。
GTEC対策以外にも、目的やレベルに応じた150以上のコースが用意されているため、リーズナブルに英会話レッスンを継続できます。
gtec攻略の鍵は「使える表現・テンプレートを増やす」こと
gtec攻略の鍵は使える表現を増やし、テンプレートを用意しておくことです。
ライティング問題では、いかに内容やアイデアを練り上げることに時間を避けるかが鍵となります。
この記事のポイントは以下の3つです。
- まずはどのパートでも使える英語フレーズ10選を覚える
- パートごとに使えるフレーズは若干異なる
- 特にパート2はどれだけテンプレートを身につけられるかが肝になる
パート2ではメール問題でどれだけ条件に合わせて回答できるか、パート3ではどれだけうまく自分の意見を伝えられるかが重要です。
記事で紹介した勉強法やフレーズを参考に、自分の意見を的確に伝えられるテンプレート・表現を身につけておきましょう。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。