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投稿日:2024年8月20日 | 更新日:2024年08月20日
今まで絵を全く描いたことがないけど、趣味で絵画を始めてみたら全く上手く描けなくて悩んでいませんか?
どうすれば初心者が思うように絵を描けるようになるのでしょうか?どんな練習方法があるのでしょうか?
この記事では初心者が絵画が上手くなるための練習方法についてくわしく解説します。
楽しく描こう!絵画の魅力と練習する事のメリット
そもそも絵画が上達することはどんな魅力やメリットがあるのでしょうか?
ここでは絵を描くことや上達することの魅力と練習して上達することで得られるメリットについて解説します。
絵画を描く魅力とは?
自分の描きたいものを自由に表現できる
絵画を描く魅力とは自分の描きたいものを自由に表現できること。
絵画を通じてあなたが表現したいと思ったように表現することができます。
例えば、目の前のりんごをそのまま極限までリアルに鉛筆で描きたいという表現をすることもできますし、このりんごの美しい光沢を色の使い方などで表現することもできます。
あなたがいいと思ったら自由にそれを表現できるのが絵画の魅力なのです。
上手くなることを楽しめる
絵が上手くなる過程を楽しめることも絵画を描くことの魅力。
今あなたが直面している問題のように、自分が「こうやって表現したい!」と考えてもそれが全て上手く描けるかどうかは別問題。
様々な技法を習得したり上達して自分が表現する技法を獲得することが必要です。
そのためには様々な方法を練習・試行錯誤することが大切。徐々に上手くなってきます。
その上手くなる過程はとても楽しいですし、自分が今までできなかった表現が上手にできるようになったときはとても嬉しい気持ちになります。
絵画を練習するとどんなメリットがあるの?
様々な知識が身につくこと
絵画の練習をすることで様々な知識・技術が身につきます。
例えば、風景画などを描く場合は構図の作り方や遠近法などについて学ぶ必要がありますし、人体を描く場合は解剖学を学ぶと自然な人体を描きやすくなります。
このように絵が上手く描けるようになるためにはそれについてくる知識などを学ぶことで絵画以外の知識も身につけることができます。
多くの仲間ができること
絵画を通じて多くの仲間が出来る事も大きなメリットです。
絵画というと一人で黙々とやる趣味というようなイメージも強いと思います。
しかし、絵の上達のためには練習会やセミナーに参加して誰かからフィードバックをもらったり、描いた絵をSNSに公開していろんな人から意見をもらうことも効果的。
そうやって多くの人の力を借りることで効率よく絵のレベルが向上します。
その中で多くの仲間ができてより絵画を楽しめるようになるでしょう。
描くだけではだめ?絵画練習は上達に大切
ただ何も考えずに絵画を描くだけでも上手くなるような天才的な人はいるかもしれません。
しかし、ほとんどの人は絵画の練習をしなければ効率よく上手くなることはできません。
絵は様々な表現技法があります。
それは今まで先人が表現したいことを表現しようとして悩み抜いて確立した手法。
その手法を学び真似ることで、この表現をするためにはこんなポイントがある、この表現はこういう部分に苦労するんだと気づけるようになります。
しかし、練習をせずに学ばないままだとそういった部分に気づけず絵画は上達しません。
もちろん好きな物を好きなように描くことは悪いことではありません。
しかし、様々な方法で絵を練習する事が上達するためにとても大切なのです。
絵画の練習の心構えとモチベーションの維持方法
絵画の練習をする上で大切なのが心構え。
良い心構えで練習をしなければモチベーション高く、絵画の練習を継続することができません。
ここではどんな心構えでいればいいのか?どうやってモチベーションを維持すれば良いのかについて解説します。
とにかく楽しく描くことが大切
原点かつ大切な事は楽しく描くこと。
どれだけ頑張っても楽しさが感じられないなら何かが間違っています。
なぜ絵画を描くのか?といったら楽しいからではないでしょうか?
自分が思ったことを描くことに夢中になったり、上達するために努力をして今までできなかった表現が出来るようになったときなどはなんとも言えない楽しさや嬉しさを感じられると思います。
しかし、どれだけ一生懸命やっても楽しさを感じない場合はストイックになりすぎていたり、上手くならなければいけない!など義務感にとらわれてしまっているかもしれません。
楽しくないと練習を継続することはできず、上達することはできません。
まずは自分自身が楽しいと感じる練習をしましょう。
絵画は失敗してもOK!どんどん描こう!
上達するためには失敗してもどんどん絵を描くことが大切です。
初心者が上手くなるために大切なのはまず描くこととそれを見て反省を活かしてさらに描くこと。
そしてそれを大量に繰り返すことで絵は上手くなってきます。
そもそも絵画の初心者なのですから上手く描けなくて当然です。
初心者は伸びしろしかありませんから細かいことは考えず、失敗も恐れずにどんどん沢山描くことが上達の近道です。
絵画は習慣化がとても大切
絵が上手くなるためには練習を習慣化することがとても大切です。
特に初心者は絵を描く量も大切ですが頻度も大切。
前回の練習から感覚が飽きすぎると前回の反省などを忘れてしまい、それを思い出すところから始めなければいけません。
それを防ぐためには日常生活のスケジュールに絵画の練習の時間を組み込むことが大切。
スケジュールに組み込んで習慣化してしまいましょう。
習慣化して継続して練習すれば徐々に上手くなってきますから、スケジュールに組み込んで安定的に継続して練習していきましょう。
他人からフィードバックをもらおう
他人からフィードバックをもらうことも効果的。
自分では気づけなかった部分に対してアドバイスをもらうことで効率よく上達を進めることができます。
意外と自分の上手くない部分に関しては自分では気づかないもの。
他人からの指摘があるとそれに気づきやすくなります。
そのためには他人からフィードバックをもらえる環境に身を置きましょう。
練習会やセミナーに参加したりSNSにイラストを投稿するのも良いでしょう。
まだ、初心者だからと言って心配はいりません。
初心者だからこそ、アドバイスをもらうことで効率よく上達できるのです。
絵画の基本練習方法
初心者が上手くなるためには何よりも効果的な方法で練習する事が大切。
初心者が独自に考えた方法を行っても上手く行くことはほとんどありません。
ここでは初心者の絵画が上達するための基本的な練習方法について詳しく解説します。
トレースの練習方法
最初に行う練習としておすすめなのはトレース。
お手本にするイラストの上に薄く透けるトレーシングペーパーを重ねてなぞって描くことをいいます。
上手なイラストレーターは様々な技法を使って描いています。
トレースすることでその技法を実際に体験したり、この場面でその技法を使うというようなことに気づくことができるのです。
特に注意点は著作権に関して。
他人のイラストには著作権があり、トレースしたイラストを公開・配布するような行為は著作権を侵害してしまう可能性がありますから、プライベートの範囲で公衆に公開しない範囲でみせるようにしましょう。
線・円を描く方法
トレースと並行して行いたいのが、ただ線・円を描く練習方法。
絵は線・円でできています。それを正確に真っ直ぐ引いたり、キレイな円を描けるようになることは絵画を書く上での基本中の基本。
初心者が線や円をきれいに描くことは意外に難しいもの。
ですから沢山練習する事が大切になるのです。
紙とペンかタブレットとスタイラスペンがあれば線・円を描く練習はどこでも可能。
ちょっとしたスキマ時間で線・円を描く練習をしましょう。
模写での方法
少し自信がついたら模写をしてみるのも良いでしょう。
模写とはお手本となるイラストを真似して描くこと。
トレースはお手本となるイラストの上にトレーシングペーパーを被せてなぞりますが、模写はお手本を隣に置いて真似て描きます。
模写ではトレースよりも観察眼が身につくと考えられます。
トレースは注意深く観察しなければお手本の使っている技法や細部のディテールに気づけないこともありますが、模写では実際に描くと明らかに仕上がりに違いが出ます。
それを注意深く観察することで、お手本に使われている技法や細部のディテールに気づくことができるのです。
まずはいいと思うお手本を見つけて自分自身で模写をしてみるといいでしょう。
特定のテーマや部分の描写練習方法
顔を描いてみる方法
人を描くためにはまず顔を描く練習をしてみると良いでしょう。
顔は人を特徴づける上で大切なパーツ。上手に描けることで人物の魅力度が大きく上がります。
顔の作画はアタリを描くことから始めめるのがコツ。
アタリとは人などを描く上で、バランスをとって描くガイドをするライン。
顔を描く場合は縦の楕円を描き、楕円を左右均等に分ける正中線と目の一の基準にするための上下均等に分ける横軸を書き込んでから始めるのが基本です
この線を基準に目の位置や口、鼻、アゴ、髪型などを決めていきます。
また、髪型は頭蓋骨を意識して描くと上達しやすいでしょう。
基準を作って描いてみたり模写して練習してみましょう。
表情を描いてみる練習方法
顔をかけるようになったら今度は様々な表情を描いてみましょう。
様々な表情を描けるようになることで表現の幅が大きく広がります。
笑顔や明るい表情、怒った表情や泣き顔などの表現が出来るようになるとグッと人の感情表現をできる幅が広がるはずです。
基本的な顔の描き方が上手くなったら、様々な作者の様々な表情をトレースしたり、模写したりしてどのような描き方で描いているのか参考にし、自分自身でも実際に様々な表情を描いてみましょう。
人体を描いてみる
顔を練習するのと並行して人体を描いてみても良いでしょう。
人体は各パーツ・関節との長さの比を捉えることが大切。
特に足首から膝・膝から股関節・胴体・首・頭部・肩から肘・肘から手首。これらをバランス良く描くことが大切です。
実際に人の写真を使ってアタリを作成してみても良いですし、様々な作者の様々な人体でアタリを作成し大まかな比を掴んでおくと覚えやすいでしょう。
さらに、リアリティのある人体を描くためには解剖学を学び、どの部分がどのような構造になっており、どのように動くのかを覚える事で上手く行きやすくなります。
男女の体型の違いや体の厚みや丸みなども描き分けられると良いでしょう。
以上の様な点を意識してトレースや模写を行いどんな方法で描かれているのかを意識して練習してみると良いでしょう。
花を描いてみる
人体だけでなく花を描くのも良い練習方法。
ここから植物のイラストにつなげることができますし、発展させて風景画にもつなげることが可能です。
ものによっては欠けているものがありますが、花は基本的に「がく」「花びら」「めしべ」「おしべ」と四つの要素があり、それらに注目して描くと良いでしょう。
花を描くときは正円のアタリを作ってから真ん中にがくを置きます。
それを中心にバランスをとりながら花びらとめしべを描いてみましょう。
最初は桜の花の写真やイラストのお手本をトレースしつつ、自分でも模写して徐々に違いを埋めていくように練習すると良いでしょう。
キッチン・冷蔵庫にあるものを描いてみる
キッチン・冷蔵庫にあるものを描くのも良い練習方法。
例えば、お鍋などを様々なアングルから見ることで様々な見え方がします。
それを様々な角度から描くことで多様な練習ができますし、お鍋に材料を入れたものを描くことも良い練習になります。
まず、お鍋などを見た位置からシンプルな図形に置き換えてみましょう。
斜め上から見たお鍋の蓋は楕円形で、お鍋の側面部分は台形と+半円と捉えることができます。
それをまず描いてみて細かいディテールやお鍋の寸法の比率などを見ながら調整して描くことで上手に描けるようになるでしょう。
自宅は練習するためのお手本の宝庫です。
様々なものを描くことを意識しましょう。
まとめ
初心者が絵画を上達するためには、まずは練習量がとても大切。
できるだけ多く継続的に描いていくことでどんどん上手くなります。
絵画を描いて上達を感じられたときの楽しさは何にも代えがたいものです。
楽しく練習を続けて、描きたいものを描けるように上達しましょう。