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投稿日:2023年3月27日 | 更新日:2024年01月15日
登録販売者の資格は意味がない、という噂を聞いたことがある人もいるのではないでしょうか。
なぜ重要で需要がある資格とも言われている登録販売者の仕事に対して「やめとけ」と言われることが多いのか、徹底解説していきます。
登録販売者の資格は誰でも受験することのできる資格ですが、合格するのは狭き門。平均で3割程度だと言われています。
難しい試験に合格したあと、このように「意味がない、やめとけ」と言われたくないですよね。
本記事では「登録販売者の仕事はやめとけ」と言われる理由と、登録販売者資格のメリットをまとめてご紹介していきます。
今から登録販売者の資格を取ろうか、仕事に就こうか検討している人は必見です!
また、併せてこちらの記事も是非ご覧ください。
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登録販売者はやめとけと言われる理由
登録販売者はやめとけ、と言われるには大きく3つの理由が挙げられます。
仕事内容や働く場所によって異なる場合もありますが、一般例として確認してみてくださいね。
やめとけと言われる理由①接客業が大変
登録販売者は薬を売ることのできる需要の高い仕事。ですが売るのはもちろん人に対して。接客業の一部になってきます。
そのため、接客が大変だという声をよく聞きます。
特に登録販売者が販売するのは薬のため、求めている人も必要性が高く、ついつい厳しくなってしまいがち。
接客業をしたことがない人、人とのコミュニケーションを撮るのが苦手な人にとっては1番に感じる壁かもしれません。
薬剤師と異なり、専門性の高さをまだまだ理解していない人も多い登録販売者。「やめとけ」と言われる理由の1つは接客の辛さにあるのかもしれません。
やめとけと言われる理由②1人前になるのに時間がかかる
登録販売者は試験に合格したからといってすぐに1人前になれるわけではありません。
試験合格後、1人前の登録販売者として独り立ちできるのは、実務経験を経た後です。
ここで、実務経験として、重要になってくるのが実績期間です。
「1ヶ月80時間以上の勤務を2年以上」の勤務経験が必要です。また、場所にもポイントがあります。
- 薬剤師、登録販売者の指導のもと、一般従事者としての実務経験
- 一般用医薬品を販売するお店で実際の医薬品販売に携わる業務
の2点の注意点の上、2年以上の業務経験が必要になってきます。資格をとってすぐに登録販売者として働けるわけではないため、挫折してしまう人が多いのです。
やめとけとは言いませんが「すぐに独り立ちをしたい!」という人には2年の時間は長く感じてしまうかもしれません。
やめとけと言われる理由③ドラックストアの従業員と同じ業務内容
登録販売者は第二、第三類医薬品を販売することのできる仕事。
最近では薬局以外にもドラッグストアやコンビニ、スーパーでも医薬品販売を行う場所が増えてきて需要は非常に高まっています。
ですが、働く場所によってはマイナスな効果を感じてしまうこともあるので注意が必要です。
ドラッグストアやコンビニ、スーパーで働いた場合、登録販売者だけの仕事ができるわけではないことを覚えておきましょう。
ドラッグストアやコンビニでは薬の販売も行っていますが食品や絆創膏などの一般物品の販売も行っています。
一般のレジ打ちや品出し等をする傍らで、登録販売者として薬の販売をしていく可能性もあります。
業務内容は登録販売者として薬のことだけ集中して携われるわけではないため、注意が必要です。
専門的な薬のことだけを扱いたい人にとっては「やめとけ」と言われても納得してしまう内容かもしれません。
登録販売者になるメリットは?
「登録販売者はやめとけ」と言われる内容をご紹介してきましたが、それでも需要の高い登録販売者の仕事。登録販売者になることで、さまざまなメリットがあることをご存知でしょうか。
メリットは、大きく3つ挙げられます。
- 薬について詳しくなれる
- どこでも働くことが可能
- ステップアップにつながる
登録販売者の資格を検討している人にとってはおすすめポイントになる可能性もあるメリットとデメリット。やめとけと言われる理由以外にも、おすすめできるポイントはたくさんある登録販売者の資格。
ぜひチェックしてみてください。
薬について詳しくなれる
1つ目は薬についての理解が高まるということです。
薬についての勉強をするため、理解できていないといけないことですが、薬は意外と複雑なもの。
パッケージ裏の成分表を見ても、無資格者は細かい意味や効能がわかりません。その点、登録販売者の資格を取得するだけで成分や効能に詳しくなるため、薬について正しい理解をすることができます。
薬は生きていく中で必要になってくるもの。体に合っている成分や、症状に合った効能のものを選択したいですよね。
登録販売者の試験に合格し、資格を取得しただけで成分については他の人より詳しくなります。
資格取得後に働くかどうかは別としても、資格を持っているだけでも充分使用頻度の高い資格ですよ。
仕事自体は「やめとけ」と言われていますが、資格取得は「するべき」と胸を張って言える資格内容です。
需要が高いため、どこでも働くことが可能
今まで、薬の販売は国家資格を持つ薬剤師だけが行うことのできる仕事でした。
ですが、調剤も行い、販売もするという薬剤師の仕事軽減を図るためにも、第二、第三類医薬品の販売は資格取得者の登録販売者でも可能となった背景があります。
現在第二類医薬品と第三類医薬品はさまざまな場所で購入が可能。
軽度な風邪や怪我の場合は自分でドラッグストアに行き、一般用医薬品を購入する傾向も高まっており、登録販売者の需要は高まるばかり。
就職先で困ることがないのはメリットとして挙げられます。
また、コンビニやスーパー、ドラッグストアでは登録販売者がいないと薬を販売することができないため、経営者にとっても貴重な存在の1人。
全国どこの場に行っても知識と資格さえあれば働くことができるのは登録販売者のおすすめポイントです。
もちろん正社員でなくパート勤務でも可能。お子さんがいる人や短時間だけ働きたい人にとっても登録販売者はおすすめ資格の1つです。
ステップアップにつながる
登録販売者の仕事は自分自身のキャリアアップにもつながっていく資格です。医薬品を扱う専門的な資格になるため、取得をしていくことで昇進のチャンスを得ることができます。
特に現在、薬を扱っている店舗で勤務をしている場合は絶対にとってほしい資格の1つ。
店舗や業界によっては、登録販売者の資格がないと店長など、昇格することができない場合もあります。ドラッグストアで現在勤務していない人でも、登録販売者の資格を所用し、実務経験を満たした場合には将来的に独立をしたり、開業したりすることが可能です。
現在薬に携わっていない人でも充分ステップアップする可能性の高い登録販売者の資格。
「やめとけ」と言われる理由も少なからずありますが、それよりもメリットの方が多い資格の1つとなっています。
離職率が低いのも登録販売者のおすすめポイント。登録販売者として独り立ちすることが出来たら充分食べていける仕事です。
「やめとけ」と言われる理由以外のメリットにもぜひ目を向けてみてくださいね。
登録販売者の仕事はぶっちゃけきつい?
実際に登録販売者として一人前になるためには最低でも2年以上の実務経験が必要です。
時間が必要になりますが、実際に働いてみるとどのような感想を持つのかご紹介していきます。
登録販売者の資格自体、合格率は30〜40%と狭き門。この合格率の低さ、独り立ちまでに時間を要するのも「やめとけ」と言われる理由の1つです。
自分が登録販売者の仕事に向いているのかどうか、実際に確認をしてから受験してみるのもおすすめです。
登録販売者の仕事内容
登録販売者の仕事内容を細かく確認していきましょう。
登録販売者の仕事内容
- 薬の相談
- 薬の在庫確認
- レジ打ち
- 品出し
このように、薬に関する仕事は登録販売者しか行うことができませんが、それ以外の仕事は誰にでもできる内容です。
資格を持っていない人でもできてしまう内容のため「底辺の資格」というイメージが広がった原因とも考えられます。
他にも接客の重要性や、登録販売者して駆け出しの頃はうまく薬の説明を行うことができないなど、不安要素も多い仕事の1つです。
勤務業界によって、登録販売者としての業務内容も変動してくるため、勤務をする前に確認しておくことをおすすめします。
登録販売者の仕事はやめとけと言われるにふさわしい?
登録販売者の仕事はぶっちゃけきついです。
薬のプロフェッショナルという圧倒的な資格を持っているにもかかわらず、一般従事者と同じ業務をこなす必要性があり、その中で薬の相談も受けるという二重の業務がのしかかってきます。
「やめとけ」と言われる理由も納得できる仕事内容です。
ですが、やりがいのある仕事であることも確かです。
顧客が困っているところを助け、最適な効能の薬を提供する。人間がやりがいのある仕事をしたと痛感する時は「人の役に立った時」だと言われています。
それに関すると、登録販売者として提供している薬を売るとき、顧客は本当に困っている時なのではないでしょうか。
大変な仕事の分、やりがいを強く感じることの多いのが仕事。登録販売者もキツい、やめとけとは言われていますが、充分やりがいを感じ、人のためになる仕事の1つとなっています。
登録販売者試験合格のための方法は?
登録販売者の仕事を始めようと思っても資格がないと就職をすることができません。資格取得のための勉強法として大きく3つ挙げられます。
- 独学での勉強
- 専門学校などの学校に通う
- 通信講座を利用する
合格するための勉強法3つをそれぞれご紹介していきます。
「やめとけ」と言われる中での勉強法
登録販売者試験は独学でも充分合格することが可能です。
独学の場合、自分でテキストを用意し、勉強をしていくだけなので高額な費用を必要としないのが最大のメリット。「興味がある人」「時間に余裕がある人」は、独学でも合格を目指すことができますよ。
反対にデメリットとして「わからないことを相談することができない」というのが挙げられます。
周囲に登録販売者の知人がいれば質問を行うことができますが、資格取得者はまだ少ないのが現状。わからないまま間違った内容を覚えてしまう場合もあるので注意が必要です。
専門学校などの学校に通う
初心者のため、独学は不安でしっかりと教員のもとで勉強をしたいという人は専門学校がおすすめです。特に登録販売者は薬に関する資格のため、専門用語が多いのが特徴。
覚え方のコツや詳しい内容など実際に教えてもらうことができるのは最大のメリット。
専門学校などの学校に通うことでじっくりと学ぶことのできる期間もあるため、合格率も高くなっています。
デメリットとしては費用がかかってしまうことなのではないでしょうか。専門学校のため、入学金や学費、テキスト代など様々な費用が必要になってきます。
「お金はかけてもいいから短期間で集中的に学び、絶対合格したい」という人は専門学校がお勧めです。
通信講座を使用する
3つ目のおすすめ勉強方法は通信講座を使用することです。通信講座を受講することにより、添削をしてもらったり、わからないところは質問できたりと教員にしっかりと教わることができます。
自分のペースで勉強をしていくことができるため、忙しい人でも合間を縫って登録販売者の資格取得に向けて行動することができますね。
通信講座がおすすめな理由として、他勉強方法のデメリットを解決することができるというところにあります。
独学の場合のデメリットである「質問できない」
専門学校のデメリットである「費用が高い」
どちらも通信講座の場合は心配する必要がありません。質問可能、費用は平均でも3〜4万円程度のため、初心者でも簡単に始めることが可能です。
登録販売者対策の通信講座は特におすすめの勉強法の1つ。
比較的費用をかけずに勉強することができるため「やめとけ」と言われる理由の1つ、合格率の低さを撤廃できるのでないでしょうか。
自分に合う勉強法を考えて、登録販売者の資格取得を目指してみてくださいね。
登録販売者試験対策におすすめ通信講座
通信講座は登録販売者試験合格に向けておすすめ勉強法の1つです。
比較的安価な価格で受講することができる他、わからない点は質問することができるなど、他の勉強方法にはないメリットも多い登録販売者対策講座。
ですが、そんな通信講座にもさまざまな種類があります。数多くある中で、特におすすめできる講座を3つご紹介していきます。それぞれの会社によって特徴や料金は大きく異なります。
自分の希望する勉強法に合う通信講座を選び、登録販売者試験合格を目指してみてくださいね。
たのまな
ヒューマンアカデミーが提供している「たのまな」では、登録販売者合格講座を受講することが可能です。
特徴はその料金設定。たのまなでは他の通信講座に比べるとお得な価格で受講することができます。
比較的安価な価格で登録販売者の資格を取得したい人は「たのまな」がおすすめです。
たのまなには2つのコースの用意があります。
①「登録販売者合格講座」
受講料は、37,700円(税込)です。
登録販売者対策講座では比較的安い価格設定なのがこのコース。
これはDVD学習とテキスト学習の2つの学習方法で試験対策を行っていく講座です。自分で学習するだけでなく、添削依頼をすることでテスト課題でわかった自分の弱点ポイントを再確認することができます。
②「登録販売者合格総合講座」
受講料は、44,800円(税込)です。
「登録販売者合格講座」に比べると5,000円ほど高額になってきますが、内容量もアップ!
「登録販売者合格総合講座」は、DVD学習とテキスト学習に加えてeラーニング学習もついてきます。
スマホで視聴することが可能なため、アプリを使用することで隙間時間を有効活用することができます。
より時間を有効的に使用し、短い期間で登録販売者試験合格を目指す人におすすめのコースです。他にも質問機能がついているためいつでもどこでも不明点の質問をすることが可能です。
お得な価格設定と選べる2つのコースで合格へのステップアップを図ることができるたのまな。ぜひ自分にあったコースで登録販売者対策講座を受講してみてくださいね。
三幸医療カレッジ
学校法人三幸学園グループが提供している三幸医療カレッジでは通学コースと通信コースの2つから登録販売者資格の対策講座を選択することができます。
学校法人ということもあり、通学コースもあるのが珍しいポイント。通信だけでは不安な人も安心して受講することが可能です。
三幸医療カレッジの圧倒的な強みはその「登録販売者資格の合格率」です。全国平均の登録販売者試験合格率が43%なのに対し、三幸医療カレッジを受講した人の合格率は82%と約2倍。
コースが併用可能なとこから登録販売者試験合格率が高くなっています。
通学コースで7日間通学し、試験範囲を集中的に学んだ後、通信コースを選択し、自己学習を繰り返していく。
このように2つの講座を組み合わせてより登録販売者試験の合格率を高めていくこともできます。完全独立が不安で、基礎だけは教員のもとで勉強したい人には特におすすめです。
本試験前には対策模試や直前対策モニターも実施してくれる徹底ぶり。「絶対合格したい!」という熱い思いがある人は三幸医療ガレッジで登録販売者について集中的に学ぶのがおすすめです。
受講講座もさまざま用意。通学コースと通勤コースをセットで受講することで割引になる制度もあるため、登録販売者試験に挑戦したい人はぜひ検討してみてくださいね。
登録販売者受験対策講座 | 受講料(税込) |
通学コース | 71,280円(セット割:64,152円) |
通信・DVDコース | 47,300円(セット割:42,570円) |
通信・eラーニングコース | 35,200円(セット割:31,680円) |
全国公開模試試験 | 受講料(税込) |
会場受験 | 8,250円 |
自宅受験 | 7,700円 |
直前対策モニター | 受講料(税込) |
通学コース | 15,400円 |
通信・DVDコース | 14,300円 |
通信・eラーニングコース | 14,300円 |
ユーキャン
通信学習業界大手のユーキャンをご紹介します。
ユーキャンの特徴は、指導サポートが充実しているところです。他登録販売者対策教材の添削回数は3〜4回でしたが、ユーキャンでは充実の7回。自分の苦手分野はもちろん、得意分野の好評までしてくれるため、やる気につながっていきます。
質問回数も1日最大3問までと、添削・質問回数が多いことで完全初心者さんでも安心して登録販売者試験に取り組むことができますね。
メインテキストが4冊に分野別問題集、チャレンジ模試と、より実践的な試験対策をとることが可能です。登録販売者対策講座のコースも2種類用意。通常コース(46,000円)とデジタルテキストコース(49,000円)があります。
デジタルテキストコースは紙で送られてくるテキストや問題集をデジタルでも使用可能。アプリを使用することでスマホでも勉強を行うことが可能になり、より合格に近づくことができますね。
業界大手で添削や質問などのサービスが手厚いユーキャンの登録販売者講座。
より実践的な勉強を受け、登録販売者試験合格を目指す人におすすめの通信講座です。
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登録販売者 通信講座
まとめ!登録販売者がやめとけと言われる理由
登録販売者は近年需要の高まっている人気な職業の1つ。高齢者の増加に伴い、近場で医薬品を提供できるなど人の役に立つ仕事です。
ですが、実際に「登録販売者はやめとけ」と言われてしまっているのも事実です。
資格取得が難しいこと、一般従事者と同じ働きをしなくてはいけないこと、接客スキルが必要なことなどデメリットも様々。
ただし。仕事はどのジャンルもデメリットが伴ってくるもの。
自分の強みを活かし、登録販売者という地域に貢献し、かつ自分の財産にもなり得る資格を取得してみてはいかがでしょうか。