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【2024年最新】登録販売者とはどんな資格?独学でも取得可能?仕事内容から申請方法まで徹底調査!

登録販売者

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投稿日:2023年4月4日 | 更新日:2024年02月28日

この記事を監修した専門家

登録販売者資格 保有
おにうさ

「登録販売者」という資格をご存じですか?
登録販売者とは一般に市販される医薬品の専門的な知識を有する専門家です。

医薬品を販売する者は都道府県に登録することが法令で定められているため、“登録”販売者という名称になっています。

「登録販売者の資格でどんな仕事ができる?」
「資格試験を受験するにどうすればいい?」

資格を取得する際にこうお悩みを持つ方はいらっしゃらないでしょうか。

そこで、この記事では

  • 登録販売者資格とは何か
  • 仕事の内容や将来性
  • 試験の難易度・受験申し込み方法
  • 受験料・合格するためのおすすめ勉強方法
  • 登録販売者資格に関する最新ニュース

などについて詳しく解説しています。

登録販売者の取得は、これから勉強を始める人でもまったく遅くありません。

ぜひ最後まで読んで、医薬品のスペシャリストとして「収入アップ」「キャリア形成」を目指しましょう!

登録販売者とは?どんな資格?何ができる?

需要と注目度が高まっている資格「登録販売者」はどのようなものか、どんな仕事をするのか解説します。

登録販売者資格とは?

登録販売者は、ドラッグストアや薬局で買える一般医薬品のうち、「第二類医薬品」「第三類医薬品」を販売できる専門資格です。

第二類・第三類医薬品は比較的リスクが低い薬ですが、一般に流通する医薬品の90%以上を占めており、登録販売者は医薬品の販売店にとって欠かせない存在です。


登録販売者の仕事は販売以外に、健康相談や薬の情報提供、商品管理など幅広い業務を担当します。
資格試験を通過すれば医薬品、健康食品、化粧品に関する知識も持つスペシャリストとして活躍できる資格です。

国家資格なの?

登録販売者は国家資格とは明確に定義されていません。
しかし、所管する厚生労働省は「国の資格制度」としており、国に認められた公的な資格と言えます。

民間の資格とは違い社会的な信用度も高いので、就職や転職にも有利に働く資格です。

どんな仕事ができるのか?

登録販売者はドラッグストアや薬局をはじめ、医薬品を取り扱うさまざまな店で活躍できます。

最近ではホームセンターや家電量販店など、医薬品を取り扱う業態は広がっており、登録販売者を必要とするところで多くの求人が見込めます。

具体的な業務内容は、お客様へ薬のアドバイスするほか、店舗スタッフとしてレジや商品出し、薬品の発注や管理なども行います。

薬剤師と登録販売者の違いは?

薬を取り扱う職業として知られる薬剤師は、登録販売者資格は扱えない医療用薬の調剤やリスクの高い第一類医薬品、OTC医薬品なども販売できる国家資格です。
薬剤師は6年制の大学の薬学部の卒業が受験要件で、社会人から取得するには厳しい資格です。

薬剤師と登録販売者が一緒に働く場合は、登録販売者が薬剤師の業務をサポートする業務もあります。

調剤薬局事務と登録販売者の違いは?

同じく薬局で働く仕事として、調剤薬局事務も人気の資格です。

調剤薬局事務の仕事は付や会計などの業務が主で、医薬品に関する知識は必要なく、薬や体調の相談を受けることはありません。

調剤薬局事務は民間の資格試験で、難易度も登録販売者より取得しやすいものです。

登録販売者の資格を取得するメリットとは?転職・時給アップが有利に!

登録販売者の資格は、取得することで得られるさまざまなメリットがあります。

  1. 登録販売者資格があれば就職や転職に有利
    ドラッグストアや薬局などの出店は相次いでおり、働く場所は都心部や地方を問わず全国どこにでもあります。登録販売者の資格があれば、他の応募者との差別化ができて、採用に有利に働くこともあります。登録販売者の資格所持者のみが応募できる求人も多数あります。
  2. 登録販売者の資格手当や時給アップで給料があがる
    登録販売者の資格があれば、バイトやパートでは時給が上がります。時給では50~100円程度の上乗せ、月給では月に3,000~15,000円が資格手当が加算され給料がアップします。
  3. 登録販売者の資格があれば働き方を選べる
    登録販売者の資格者は正社員、パートアルバイトや派遣社員など、自分のライフスタイルに合わせた働き方ができます。
  4. 登録販売者の資格は生涯有効で失効しない
    登録販売者の資格は一生涯有効です。一度取得すれば失効することはなく、更新の試験もありません。

登録販売者の資格を持つ人だけのキャリアパス!どんな求人・仕事がある?

登録販売者資格は医薬品の販売ができる点が大きな特徴。
ドラッグストアや薬局をはじめいろいろなところでニーズが増しています。

ドラッグストアでの仕事

登録販売者はドラッグストアなどで正社員のキャリア職として就職すると、店長や本部でのマネジャー職などの責任ある立場としてキャリアアップも図れます。

一般的な正社員より給料もプラスされ、やりがいもある仕事です。

調剤薬局での仕事

登録販売者は調剤薬局では薬剤師の指導の元で、調剤補助や受付業務ほか、レセプト入力などの事務なども担当します。

一般医薬品の販売では適切な情報提供することも求められます。

調剤薬局事務と販売を兼ねることもあり、どちらの資格もある人は重宝される人材となります。

スーパー・ホームセンター・家電量販店での仕事

かつては医薬品を販売できなかったスーパー、ホームセンター、家電量販店、コンビニエンスストアなどにも医薬品を取り扱う店が増加中です。

登録販売者を配置しなければ医薬品の取り扱いはできないので、ますます需要を集める資格となることが予想されます。

化粧品、健康食品の専門店での仕事

医薬品だけではなく、化粧品や健康食品に関する知識も勉強している登録販売者はヘルスケア商品専門店やコスメショップなどでも優遇されるケースもあります。

一般のスタッフより登録販売者資格があることで採用は有利に働くでしょう。

製薬会社や医薬品卸売業での仕事

販売の仕事の他に、製薬会社や医薬品卸業者、コンタクトレンズのメーカー医療系の企業でも求人があります。

医療業界での事務職や営業職としての就職・転職に登録販売者資格が有利に働く場合があります。

介護の仕事

登録販売者は医薬品や健康に関する知識がある専門家です。

介護施設利用者の体調やお薬について学んだ知識を生かせ、介護の現場でも重用される資格です。

登録販売者資格試験の受験するには?申し込み方法から受験料金まで徹底解説!

受験までの手順を確認しておけば、スケジュールを立てて効率よく勉強に取り掛かかれます。

受験資格は「特になし」

2015年に登録販売者試験は受験資格が撤廃され、誰でも受けることが可能になりました。

学歴不問でチャレンジしやすい資格といえるでしょう。

受験はどこで受ける?試験はいつ?

登録販売者試験は各都道府県で年に1回実施されます。

それぞれに試験日が異なり、例年8月~12月頃に行われます。別日程であれば近隣のエリアで併願受験も可能です。

各都道府県が所管しているため、日程や申し込み方法、会場などの詳細情報は所管の自治体などのホームページで公表されます。受験予定地の情報については前年度を参考に、今から確認しておきましょう。

申し込みには、願書や申込用紙が必要です。ホームページからのダウンロード、直接窓口に受け取りに行くなど、入手の方法もそれぞれで異なります。

受験料を支払った上で、願書などを提出します。申し込みの期限は試験日のおよそ2カ月ほど前に設定されています。

申し込みも「本人による窓口提出」や「郵送のみ」など違いがあるので、注意が必要です。

申し込みの期間も都道府県別に異なり、たいへん短い地域もあります。(※2022年度の愛知県と静岡県の受付日数は5日間)

受験料は12,800円~18,200円で、例年同じ額のことが多いです。

登録販売者資格試験の難易度と合格率

受験資格が不要の試験でも難易度が高すぎては尻込みしますよね。

しかし、登録販売者の資格は「難関」ではないので安心してください。しっかり時間を取れば独学でも取得できます。

試験の難易度は?

登録販売者試験の難易度は「普通」、または「中程度」だといわれています。

令和5年度(2023年度)登録販売者試験の全国平均合格率は44%で、例年40~50%程度で推移しています。

合格のための勉強時間の目安は3カ月~半年程度とされており、計画的に学習して挑めば決して難しい資格試験ではありません。

都道府県ごとに試験のため、合格率も地域で異なり合格率にばらつきが出ることもありますが、試験問題にレベルの差はそれほどありません。

登録販売者試験は独学でも可能?資格取得に必要な勉強時間と短期間合格への勉強方法

登録販売者試験に合格するために必要な期間は3カ月から6カ月程度がおおよその目安です。

勉強時間の合計で150~350時間程度だとされます。
1日に2時間程度の勉強を毎日続ければ3カ月で180時間程度、半年で350時間程度を確保できます。

登録販売者試験の合格をつかみとる勉強方法 それぞれのメリットは?

合格への近道は自分に合った勉強方法を早く見つけることです。

独学で勉強

登録販売者試験は独学でも合格可能です。
テキストは書店などで購入できますが、講師への質問などはできず、すべて自分で調べなくてはなりません。

独学はモチベーションを保つのが難しく、合格ラインへ到達するまでに少々時間がかかる点がデメリットになります。

費用はテキスト代だけなので、最も安上がりな点がメリットです。

スクールに通学

勉強時間を確保したい、通学しないとモチベーションが保てない方はスクール受講がおすすめです。

講師に直接質問できる点が初学者にとって大きな利点です。また、リアルタイムのライブ授業はやる気のアップに効果的です。

勉強仲間を作ってお互いに刺激を受けたり、支えあえる点も通学のメリットです。

独学や通信講座と比較して費用が高いことがデメリットです。

通信講座を受講

仕事で昼間は仕事の社会人や、独学では不安な初学者は通信講座がおすすめです。

オンライン講座ではコストがおさえられ、受講料は安く設定されています。

スマホ学習でスキマ時間をうまく活用すれば、育児や介護で決まった時間に机に向かえない人でも、コツコツ実力を積める効率的な学習方法です。

独学と通学のあいだを取ったバランスの良い手段といえるでしょう。

資格取得が近くなる通信講座 おすすめ3校の内容・教材を徹底比較!

登録販売者資格のスクールは多くあり、自分に合う講座はどれか悩む人も多いでしょう。
ここではおすすめの通信講座3つの内容の違いをご紹介します。

たのまな

専門学校ヒューマンアカデミーが運営する「たのまな」の【登録販売者合格講座】は、合格率85.1%と、全国平均44%を大きく上回ります。(2023年度実績)

「たのまな」の特徴は、合格に必要な以下の教材が「全部入り」のおまとめパック。

以下の教材がすべて含まれているので安心です。

  • オリジナルテキスト
  • 講義映像
  • 添削課題
  • eラーニング
  • 問題集、過去問題
  • オンライン直前対策セミナー


受講期間は最長18カ月間の長期間サポートも独自のメリット。

スクールセレクト編集部
スクールセレクト編集部

期間中に最大2回の試験に挑戦できるのでおすすめです。

  • 時間に余裕がある人
  • 一発合格の自信がない人
  • 教材を買い集めるのが面倒な人


このような方におすすめです。

【登録販売者合格講座】

コース料金
DVD+eラーニングコース 44,800円(税込)
DVDコース37,700円(税込)

 参考元:たのまな公式ホームページ

三幸医療カレッジ

通学コースもある「三幸医療カレッジ」は登録販売者試験に特化したスクールです。

専門校らしく全国模擬試験直前対策セミナーなどのさまざまなサポートも用意されています。

合格率は82%と、全国平均を上回る高い実績があります。
(引用元:三幸医療カレッジ公式ホームページ

他社にはない三幸医療カレッジのおすすめポイントは「手厚い就職支援」です。
三幸医療カレッジでは「就職支援部」が、仕事の紹介や就業中のフォローまで丁寧に対応します。

  • しっかりした講義とサポートを希望する人
  • 就業のサポートを求める人
  • 自分一人での就職活動に不安がある人


受講から就職まで丁寧で手厚いサポートを求めるならば、三幸医療カレッジがおすすめです。

【登録販売者受験対策講座 通信コース】

コース料金
DVDコース(オンライン講座なし) 47,300円(税込)
eラーニングコース(DVDなし)35,200円(税込)

参考元:三幸医療カレッジ公式ホームページ

教材は以下の物が届きます

  • オリジナルテキスト
  • 登録販売者 試験手引き集
  • 練習問題集
  • ワークブック


ユーキャン

ユーキャンは、長年蓄積された勉強や合格へのノウハウを持つ総合力で強さがある講座です。

ユーキャンの教材は必要なものは十分に、しかもバランスよくまとめています。

他の参考書で省略されるような内容も、細かく丁寧に解説してあってすみずみまで網羅しているという口コミもあります。

送付される教材

  • メインテキスト4冊
  • 重要ポイント&チェック2冊
  • 赤シート
  • 分野別問題集
  • 210分チャレンジ模試
  • 添削課題
  • ガイドブック 他

ユーキャンならではのサポートもあって、安心して勉強に集中できる環境を整えてくれます。

  • 添削課題7回+模擬試験1回の添削指導
  • 講師にメールや手紙で質問できるサービス
  • サービスの利用可能期間は最大12カ月で安心
  • オンラインでも勉強できる受講生専用デジタル学習サイト
  • 【登録販売者講座】コース 料金 デジタルテキスト付コース  49,000円(税込)

2023年から登録販売者 資格保持者の「管理者要件」が従事期間1年以上でOKに

登録販売者が一人で売り場の運営ができるには「店舗管理者」には「過去5年以内のうち2年以上かつ1920時間以上の実務経験」が求められていました。

しかし、登録販売者の管理者要件が2023年度には緩和されることになり「過去5年間で従事期間1年以上かつ一定の研修を受講した場合」も認めるとした改正案を厚生労働省が発表しました。

管理者要件がない場合の登録販売者は正社員採用や、資格手当の受給に制限が出る場合もありました。今回の緩和で、最短で1年間の実務経験で要件を満たし、より短期間で将来のキャリアップが近づくことになります。

スクールセレクト編集部
スクールセレクト編集部

医薬品販売の業態は増えつつあり、今後ますます需要が高まる登録販売者は、将来性があるのでおすすめです。

まとめ

登録販売者は一般医薬品の9割以上を販売可能な専門職です。

受験資格は特になく、誰でも受けられることから比較的取得しやすい資格といえます。
3~6カ月の学習で合格は可能なので、資格職に興味があればチャレンジをおすすめします。

医薬品を販売する業種は広がっており、登録販売者の需要は高まってきています。
登録販売者の資格は給料アップのためだけではなく、管理職へのキャリアパスになります。

通信講座などの勉強法の活用すれば、短期間合格も近づきますので参考にしてください。

  • たのまな
  • 三幸医療カレッジ
  • ユーキャン


これらのおすすめ講座であれば短期間での合格も可能です。
今すぐ公式ホームページをチェックしてみましょう。登録販売者の資格を取ってあなたの可能性を大きく広げてください。

この記事を監修した人
おにうさ さん

登録販売者の資格を保有。2歳の次女の子育てをしながら資格試験に一発合格。現在は会社勤めと実家の薬店運営に加え、医薬品に関する知識を生かして健康・美容系のWebライターとしても活動中。

株式会社All Adsが運用する「スクールセレクト」では、新しいことを学びたい方やキャリアアップしたい方に向けて資格に関する役立つ情報をご紹介しています。
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