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将来性あり!大学生が登録販売者になるまでの手順・魅力とは?

将来性あり!大学生が登録販売者になるまでの手順・魅力とは?登録販売者

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投稿日:2024年8月1日 | 更新日:2024年08月13日

この記事を監修した専門家

 
tak2389
将来性あり!大学生が登録販売者になるまでの手順・魅力とは?

「大学生のうちに就職に役立つ将来有望な資格を取りたい!」

「登録販売者の資格って大学生でも取れるの?」

このような疑問をお持ちではないでしょうか?

結論からお伝えすると、登録販売者は今後も需要が見込める将来有望な職業かつ受験に必要な資格も無いため、興味がある人にはぜひ大学生のうちに取得しておくことをおすすめしたい資格です。

この記事では登録販売者資格の概要どうすれば資格を得て、仕事に活かせるようになるのか、わかりやすく解説していきます。

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登録販売者とは何か?

登録販売者

登録販売者の役割と職務内容の概要とは?

登録販売者は、2009年6月の一般用医薬品販売制度の改正によって定められた役割で、医薬品の専門家として、一般用医薬品の販売及びその適切な使用に関するアドバイスを顧客に提供する職業です。

薬剤師と何が違うの?と思うかもしれませんが、販売できる薬の種類が異なります

医薬品には、医師が処方する医療用医薬品薬局、ドラッグストアなどで販売される一般用医薬品があります。

一般用医薬品は取り扱いのリスクに応じて、第1類医薬品、第2類医薬品、第3類医薬品の3つに区分されます。

その中で、登録販売者は第2類医薬品と第3類医薬品の販売を行います。

 第1類医薬品第2類医薬品第3類医薬品
対応する専門家薬剤師薬剤師または登録販売者薬剤師または登録販売者
販売者から お客様への説明書面での情報提供(義務)努力義務法律上の規定なし
お客様からの相談への対応義務義務義務

登録販売者の主な職務内容には以下のようなものがあります。

  • 医薬品の販売: 顧客のニーズに合った一般用医薬品を提案し、販売する。
  • 健康相談対応: 顧客からの健康や薬に関する質問に答え、適切なアドバイスを提供する。
  • 薬剤管理: 医薬品の在庫管理、品質管理を行う。
  • 情報提供と教育: 医薬品の正しい使用方法や注意点を顧客に説明する。

この職務は、顧客の健康を支えるという社会的な意義が大きく、専門的な知識と共に高いコミュニケーション能力が求められます。

大学生は特に知りたい登録販売者の需要と業界の将来展望

登録販売者の需要は、健康への関心の高まりと共に増加しています

特に、医療費の増大を抑えるための政策として、セルフメディケーションといって一般用医薬品を用いた体調自己管理の重要性が高まっていることが、この職業への関心を促進しています。

業界の将来展望は極めて明るいです。
高齢化社会の進行や、健康意識の向上により、医薬品に関する専門的な知識を持つ登録販売者へのニーズは今後も増え続けると予想されます。

実際に登録販売者の主な勤務先の一つであるドラッグストアは年々店舗数を増やしており、安定した需要と共に、専門性の向上キャリアアップの機会も豊富にあるため、長期的なキャリア展望を持つことができます

(出所:経済産業省 商業動態統計調査、グラフは筆者が作成)

大学生が登録販売者になるための基本条件

登録販売者

大学生が登録販売者になるための必要な学歴や資格、経験とは?

大学生が登録販売者としてのキャリアを目指すには、関連する試験に合格し、必要な資格を取得する必要があります。

この試験は、医薬品に関する幅広い知識を問うものであり、薬学、法規、医薬品の効能や副作用などに関する詳細な内容が含まれます。

登録販売者資格試験の受験資格は2015年4月以降に変更され、誰でも目指すことができるようになりました。
年齢、学歴、実務経験がなくても受験が可能なため、学生のうちから資格を取得して実務経験を積むことは可能です。

大学生を含め,登録販売者になるための法的要件

登録販売者になるためには、一連の法的要件を満たす必要があります。
これには、資格試験の合格だけでなく、特定の法律や規制に関する知識が含まれます。

  • 資格試験の合格: 登録販売者になるための重要なステップは、都道府県ごとに年1回実施されている資格試験に合格することです。
    この試験は、候補者が医薬品に関する十分な知識と適切な判断力を持っていることを保証するためのものです。
  • 登録手続き: 試験に合格した後、適切な当局に対して登録手続きを行い、公式に登録販売者として認められる必要があります。
  • 実務経験を積む: 登録販売者として一人前になるには、過去5年以内に2年以上の実務経験が必要です。
    そのため、実務経験がない場合、登録販売者として働き始めて2年が経つまでは、研修中となります。

大学生が登録販売者になるまでの手順

登録販売者

大学生の登録販売者資格取得のための学習方法と準備とは?

登録販売者になるための初めのステップは、資格取得に必要な知識を習得することです。

登録販売者資格の合格率は毎年40~50%の間で推移しており、そこまで難易度の高い資格ではありません。

しっかりと学習時間を確保できれば独学でも合格可能です。活用できる主な教材をご紹介します。

  • テキスト・問題集:本屋やAmazonなどで販売されている資格勉強用の書籍です。2,000~3,000円程度で手に入ります。
  • 過去問 登録販売者.comでは全国の登録販売者資格試験の過去問が無料で公開されています。過去問対策には便利ですが、解説などはありません。学習を始める前にどのような問題形式、学習範囲が必要なのか概要を把握するためにも覗いてみてはいかがでしょうか。
  • オンライン講座:各社のサイトから20,000~50,000円程度で受講可能です。書籍での勉強と比べて講師がポイントを押さえて教えてくれるので学習効率が高い点がメリットです。
  • スマホアプリ:隙間時間を活用しつつ勉強するのであれば、アプリは非常に便利です。制限時間内に回答しなければならない機能や、間違えやすい問題を重点的に復習する機能など独学するために有益な機能もあります。無料で勉強できるものもあるのでぜひ色々調べてみてください。

大学生が登録販売者の資格試験に合格するための戦略

登録販売者の資格勉強はおおよそ200~300時間必要と言われています。

一日2時間勉強すると仮定して、3~5ヶ月間かかるイメージです。
資格試験は毎日少しずつ勉強して半年〜1年ほど長く取り組むよりも3ヶ月〜半年程度に集中して学ぶ方が記憶が薄れずに済みます。

例年8月下旬~12月中旬に試験が実施されるということもあり、大学生であれば夏季休暇も活用して短期集中で学習する方が効率が良いでしょう。

試験科目は第1章「医薬品に共通する特性と基本的な知識」、第2章「人体の働きと医薬品」、第3章「主な医薬品とその作用」、第4章「薬事関係法規・制度」、第5章「医薬品の適正使用・安全対策」です。
この中でも第3章「主な医薬品とその作用」のみ試験時間と問題数が他の章の2倍になっているため、第3章を特に重点的に学習するといいでしょう。

解答方法はマークシート方式で、論述や記述問題は出題されません

全120問のうち7割、つまり84問以上に正解したうえで、試験科目ごとの得点率が各40%以上(都道府県によっては35%以上)であれば合格となります。

大学生として実務経験を積む方法とインターンシップの機会

正式な登録販売者として認められるためには理論的な知識だけでなく、実務経験もまた重要です。

一人で売り場に立てるようになるためには、過去5年の間に2年の実務経験が必要です。
この実務経験は、5年以内なら連続していなくても月80時間以上の勤務が2年分(24ヵ月)あれば認められます。

  • インターンシップやアルバイト:薬局やドラッグストアでのインターンシップやアルバイトを通じて、実際の職場環境での経験を積みます。
    大学生のうちは気軽に雇ってもらいやすいので、学生のうちに実務知識を深め、顧客サービスのスキルを磨くことができます
  • 登録販売者としての就職:大学卒業とともに薬局、ドラッグストア、コンビニなどの業界で登録販売者資格を活かして就職し、実務経験が積めます

以上の手順を通じて、大学生のうちからでも登録販売者としての資格取得・実務経験獲得に向けて効果的に準備し、キャリアアップするための基盤を築くことができます。

大学生活と登録販売者の資格試験勉強のバランスのとり方

大学生 登録販売者

大学生にとって、学業と同時に資格取得のための勉強を進めることは、時間管理効率の良い学習が重要となるチャレンジです。

以下では、このバランスを取るための方法とテクニックを紹介します。

大学生としての学業と登録販売者資格取得の勉強を両立する方法

大学生活と資格取得の勉強のバランスをとる上で、まず重要なのは優先順位の設定です。

学業資格取得の勉強の間で明確に優先順位をつけ、どちらにも十分な時間が割けるよう計画を立てることが肝心です。

週単位や日単位のスケジュールを作成して、学業の講義資格の勉強、そして休息時間を明確に区分けすることで、効率的な時間の使い方を実現できます。

また、一度に長時間勉強するよりも、短い時間を定期的に確保して集中して学習する方が、効果的に知識を吸収できるとされています。

登録販売者資格試験に向けた時間管理とストレス管理のテクニック

時間管理とストレス管理のテクニックも、大学生活と勉強のバランスを取る上で重要な要素です。

スマートフォンのカレンダーアプリを活用してスケジュールを管理し、タイムブロッキングやポモドーロテクニックなどの時間管理法を取り入れることで、より効率的に時間を使うことができます。

また、ストレス管理のためには、定期的な運動、十分な睡眠、バランスの取れた食事が重要です。
これらはストレスを管理し、集中力を高めるのに役立ちます。
さらに、定期的な休息や趣味の時間を設けることで、メンタルヘルスを保ち、燃え尽き症候群を防ぐことができます。

大学生活と資格取得の勉強を上手に両立させることは、計画性自己管理の良い練習になります。
適切なスケジューリングと自己ケアを心がけることで、効率的かつ健康的な方法で目標達成に近づくことができます。

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登録販売者資格を活かしたキャリア設計

登録販売者

登録販売者が就職に有利な理由

登録販売者が就職に有利な理由は、2009年の薬事法改正以降、ドラッグストアやコンビニなど幅広い場で医薬品の販売が可能になったことで、登録販売者の需要が高まっていることです。

さらに、2015年の制度改正により、受験条件が緩和され、実務未経験者でも受験が可能になったことも、資格取得へのハードル低下に寄与しています。

主な就職先としては、ドラッグストア、薬局、コンビニが挙げられ、特にコンビニは穴場として注目されています。

登録販売者としてのキャリアパスの展開方法

登録販売者としてのキャリアパスは、多様な方向に展開する可能性を秘めています。
以下は、そのキャリアパスを効果的に展開するためのアプローチです。

  • 専門知識の拡大:登録販売者としての基本的な知識を超えて、特定の医薬品カテゴリーやヘルスケア分野における専門知識を深めます。
    これにより、専門分野におけるエキスパートとしての地位を築くことができます。
  • 追加資格の取得医療事務、ビューティーアドバイザー、管理栄養士、販売士(リテールマーケティング)などの関連する追加資格や認定を取得することで、キャリアの幅を広げ、より多くの機会を獲得することができます。
  • 管理職や教育者への進出:実務経験を積み、正式な登録販売者として認められれば、店舗管理者として勤務することができます。
    業許可・販売許可さえクリアすれば、薬剤師の資格がなくても、薬店の独立開業、個人販売も可能です。

ネットワーキングとメンターシップの重要性

キャリアの発展において、ネットワーキングメンターシップは重要な役割を果たします。

業界イベントへの積極的な参加は、展示会、セミナー、ワークショップなど多岐にわたり、これらの場で同業者や専門家との関係を築くことができます。

これらの関係は、新たな機会や情報源となる可能性があります。

また、メンターシップの追求は、キャリア発展においても同様に重要です。

経験豊かな専門家をメンターとして見つけることで、キャリアに関する洞察やアドバイスを得ることができ、メンターはキャリアの方向性や決断をする際の貴重なガイドとなります。

登録販売者としてのキャリアは、単に資格取得に留まらず、絶えず新しい知識を学び、成長し、新しい機会を探求するプロセスです。
専門知識の拡充、追加資格の取得、ネットワーキング、メンターシップを通じて、登録販売者としてのキャリアパスを効果的に展開していくことができます。

大学生が登録販売者になる手順についてのまとめ

登録販売者

登録販売者としての仕事は、人々の健康に貢献することで大きなやりがいを感じることができる職業です。

医薬品に関する専門知識を深め、実務に活かす機会が豊富にあり、キャリアの安定性と成長の可能性も高いです。

さまざまな就業環境で働けるのも魅力で、就職市場でも優位に立てます。

これらの要素が合わさり、登録販売者としてのキャリアは多くの人にとって魅力的な選択肢となっています。

この記事で 興味を持っていただけた方はぜひ勉強を始めてみてください。

この記事を監修した人
***tak2389***

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