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ぶっちゃけ保育士の給料ってどう?平均年収と収入アップの秘訣をご紹介!

保育士

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投稿日:2023年5月18日 | 更新日:2024年04月22日

この記事を監修した専門家

現役保育士
大場ゆかり

毎日子どもと寄り添い、成長の手助けをする仕事の保育士。子どもの命を預かる重要な職業です。

保育士の仕事で「仕事量が見合っていない」「給料が低い」など、多くの人が疑問を抱いているのではないでしょうか。

本記事では現役保育士でもある筆者が、平均年収についてご紹介します。

  • 保育士の給料まとめ
  • おすすめ資格
  • 公務員制度
  • 平均比較
  • 主任、パートの給料差
  • 今後の需要

おすすめの資格や求人、公務員の制度まで詳しく調査してきました。

平均値や手取り額都道府県別平均年収の他に、年収アップの方法までご紹介するため、ぜひ最後までご覧ください。

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保育士の給料まとめ

保育士の給料は年齢や役職、地域や最終学歴で異なります。

保育士の平均給料はどのくらいなのでしょうか。保育士の平均給料をご紹介していきます。

これを見れば保育士の給料が丸わかりです。ぜひ参考にしてみてください。

保育士の年齢別平均給料

保育士全体の平均給料は370万円前後となっています。年齢別で保育士の給料をチェックしていきましょう。

年齢平均給料
20〜24歳300万円〜330万円
25〜30歳310万円〜350万円
30〜34歳340万円〜380万円
35〜40歳350万円〜400万円
45〜50歳380万円〜450万円
50歳〜380万円〜450万円

年齢を重ねていくごとに給料が上がるのが保育士の特徴です。

保育士の給料が上がる理由は、キャリアアップ研修受講や賞与のUP保育士処遇改善手当の普及などが挙げられます。

「保育士の給料は一般職と比べて低い」という噂を聞いたことがある人も多いのではないでしょうか。

この表を見ると、保育士の給料は一般職と比べても同等であることがわかると思います。

保育士の役職別平均給料

保育士の役職は、園長・施設長・主任・副主任・保育士・パートなどさまざま。保育士の役職別平均給料をご紹介していきます。

役職平均給料(年収)
園長(公立)750万円
園長・施設長(私立)680万円
主任550万円
副主任500万円
保育士350万円
パート250万円

このように保育士の給料は多いところで400万円程度も差が現れます。

公務員でもある公立と私立では保育士の給料差が出るため、保育士の給料アップを検討している人は公務員になるのもおすすめです。

都道府県別平均給料

保育士の給料は働く場所によっても異なります。都道府県別で見た保育士の平均給料をご紹介します。

平均給料の高い5県ランキング平均給料の低い5県
東京都(450万円)1位島根県(305万円)
愛知県(440万円)2位沖縄県(310万円)
京都県(430万円)3位鳥取県(312万円)
千葉県(410万円)4位三重県(315万円)
神奈川県(410万円)5位福井県(318万円)

保育士は働く地域によっても給料差がでます。自分の住んでいる地域の給料が低い場合、引っ越して保育士の給料を上げるのも一つの手です。

最終学歴別平均給料

保育士は最終学歴によっても平均給料が異なります。大学卒〜高校卒業までの保育士の平均給料をチェックしていきましょう。

最終学歴平均給料(月収)
高校卒業16万円
短大・専門学校卒業18万円
大学卒業20万円

保育士と幼稚園教諭の平均給料

保育士と幼稚園教諭、似ている職種ですが働く場所や勤務体制は大きく異なります。

「幼稚園教諭の方が給料が高く、保育士の給料は安い」なんてイメージがある人もいるかもしれませんが、実は保育士と幼稚園教諭の給料差は少ないです。

職種給料(年収)
保育士355万円
幼稚園教諭360万円

保育士における男女での給料差

保育士は男女間で差があると言われています。

一般的に、男性の保育士は女性の保育士と比べて、給与が高い傾向です。男性保育士は珍しいため、給料が高い場合があります。

また、男性保育士は保育士としての経験が豊富な場合が多く、管理職に昇進しやすいことが挙げれます。

保育士は「給料が低い」というイメージがありますが、実際は一般職よりも保育士の給料(年収)が10〜30万円前後低い程度です。

特に保育士として給料が高くなるのが公立保育士です。

公務員という扱いになるため、私立よりも高時給になります。パートでも公立保育園は高い給料になるので、ぜひ求人を見てみてください。

保育士の給料が低い理由とは?

保育士の給料が低いと言われる理由は大きく3つ

  1. 社会的評価が低い
  2. 職員配置基準
  3. 時間外労働

それぞれ詳しくご紹介していきます。

社会的評価が低い

保育士の仕事は子どもの成長を支援する重要な仕事の一つ。

ですが社会的には他の職業と比べて評価されない現実があります。

「ただ子どもと遊んでいればいい」といった誤った考えがあるため、社会的評価が上がらない仕事です。

職員配置基準

保育園や幼稚園などの施設では、「園児数対する保育士の数」が決定する職員配置基準があります。

5歳児の場合、30人の園児を保育士一人で対応するため、全体の保育士数が少ないのが現状です。

保育士1人あたりの担当児童数が多く、仕事量が増えることが給料低下につながります

時間外労働

保育士は早朝から夕方までの長時間勤務や、土日の勤務が必要なため、時間外労働が多くなります。

他にも園児が帰宅後に行う掃除や、次の日の保育準備など残業が増えてしまうケースも。

持ち帰りの仕事もあるのが保育士の給料が低いと言われる原因です。

保育士でも給料アップ!手当紹介

給料が低いと言われている保育士ですが、そんな中でも給料をアップさせる方法があります。

「保育士処遇改善手当」制度を利用し、保育士の給料アップを目指していきましょう。

処遇改善手当とは

保育士処遇改善手当とは、保育士の専門性を高めて能力向上を目的とした研修です。

保育に関する知識や技術、リーダーシップやコミュニケーション能力など、保育士に必要なスキルを学んでいきます。

この研修を受けた保育士が保育園や認定こども園での昇給や処遇改善手当の支給対象です。

保育士としての勤務年数で受講する内容や時間が異なるので、一つずつチェックしていきましょう。

5,000円UP!キャリアアップ研修

保育士経験年数が概ね3年以上の保育士が受講できるのが「職務分野別リーダー」です。

「乳児保育」「幼児保育」「障害児保育」など6項目ある研修のうち担当する分野1項目受講が条件です。

研修終了で「職務分野別リーダー」として、保育士の勤務を行います。

40,000円UP!副主任・専門リーダー

保育士経験年数が概ね7年以上の保育士を対象としているのが「副主任保育士・専門リーダー」です。

職務分野別リーダーを習得済みなのが条件で受講可能。

6項目のうちから4項目以上受講すると保育士専門リーダーや副主任保育士として勤務可能になります。副主任・専門リーダーの場合、40,000円の給料アップになります。

こんな手当ても!借り上げ社宅制度

保育士の借り上げ社宅制度とは、保育士が安心して働く環境を整えるため、地方公共団体や民間企業が提供する住宅を保育士に貸し出す制度です。

保育士が住宅を借りる際に必要な初期費用や敷金、礼金などを免除するため安価な家賃で住めます。

また、借り上げた住宅は保育士が勤務する保育施設に近い場所のことが多く、通勤の負担をが軽減されます。

借り上げ社宅制度は保育士の勤務実績や年齢、勤務時間や雇用形態など、各自治体や企業が設定する条件を満たすのが条件です。

各条件は保育園によって大きく異なるため、事前がチェックが必要です。

施設別給料まとめ

保育士の年収は、勤務施設で大きく異なります。「保育園」と言ってもさまざまな種類があるのをご存知でしょうか。

一般的に多いのは公立保育園や私立保育園ですが、そのほかにも小規模保育園や事業所内保育園などさまざま。

それぞれの保育士給料をチェックしていきましょう。

公立保育園

公立保育士の年収は、初年度でも平均で約350万円〜400万円程度と高いのが特徴です。

公立の場合は公務員と同じ扱いになるため、勤務経験が長いとその分給料も上がっていきます。

園長になると年収平均で750万円程度にもなるため、保育士業界では一番給料が高い施設です。

私立保育園

民間企業が運営する保育園で、給料は企業の規模や地域によって異なります。平均年収250万円~400万円程度が相場です。

私立保育園の場合も、勤務年数が長い保育士の方が給料が上がります。

公立保育士ほどスピード昇給はないのが特徴です。

認定こども園

認定こども園は地方自治体が運営するため、国からの補助金が支給されます。

民間企業に比べて保育士の給与水準がやや高めです。

一般的には、年収250万円~500万円程度が相場となっています。

認定こども園では保育士の他に、幼稚園教諭や小学校教諭が在籍する場合があるので、給料幅は他の保育士よりも広めになっているのが特徴です。

小規模保育園

保育士・子どもの数が少ない小規模の保育園は、給料が保育園によって大きく異なります。

一般的には、年収200万円~350万円程度が相場とされています。

保育士の手取り額の変動は?

保育士の手取り額は保育士歴や所属する保育施設、地域によって異なりますが平均給料20万円から30万円程度が一般的です。

保育士給料の特徴は長く勤務すると給料が上がるということ。

社会人1年目と7年目では保育士でも10万円以上給料の差がつく場合もあります。

社会人1年目

社会人は手当やキャリアアップ研修もないため、給料は基本給+残業代のみです。

給料の手取り額は16万円〜20万円のところが多いでしょう。

社会人3〜6年目

社会人3年目になると、キャリアアップ研修を受講可能。受講完了で給料は月々4,000円アップが見込まれます。

また、3年目以降になると給料が上がり、昇給する場合もあります。

1年目よりは給料も上がり、手取り額として18万円〜25万円となる保育士が多いです。

社会人7年目〜14年

社会人7年目以降になると、保育士の中でも中堅レベルになってきます。

保育士キャリアアップ研修の受講完了で月々40,000円の上乗せです。

平均給料(手取り)は25万円〜30万円まで上がります。

長く働けば給料アップになる可能性が十分見込まれるのが保育士給料の特徴です。

社会人15年目〜

社会人15年目になると主任保育士として勤務する保育士が多くなります。

主任保育士になると給料が格段にアップ!

平均給料でも40万円程度の保育士もいるため、保育士として給料アップを目指す場合は主任保育士になるのも一つの手です。

保育士資格を持っていたらおすすめ!給料アップが叶う仕事

保育士の給料に悩んでいる人は別の職種に転職もおすすめです。

保育士資格があれば、さまざまな場所で勤務可能。それぞれの職種と平均給料をご紹介します。

べビーシッター

平均給料としては時給1,500円〜2,500円程度と幅広くなっています。

個人や企業が提供する自宅や外出先での一時的な保育サービスです。

保育園や認可保育施設のような定期的なサービスではなく、特別な場合や急な予定変更などに利用されることが多い保育士の働き方です。

フリーランスとして、個人で行なっている保育士も多くなっています。

病児保育

病児保育とは、病気やけがなどで保育園に行けない子を保育園や病院内の病児保育室で一時的に預かるサービスです。

平均時給は1,200円〜1,500円程度と一般保育士と同じ基準の給料です。

ベビーホテル

一時預かり的な保育サービスです。旅行中や買い物中など、保護者が子どもと一緒にいられないときに利用される施設です。

会社が経営している場合が多いため、給料も高いのが特徴です。給料は1,500円〜2,000円と保育士給料の中では高給料になってきます。

保育士の給料アップのためにおすすめな方法

保育士が給料アップを目指すときにおすすめな方法は大きく5つあります。

  • 同じ園でキャリアアップ
  • 補助に力を入れている自治体に転職
  • 公立保育士に転職
  • 福利厚生の良い保育園に転職
  • 保育士資格を活かし、別の職業に転職

それぞれ解説していきます。

同じ園でキャリアアップ

転職をせずに働いている保育園で主任レベルまでキャリアアップするのもおすすめです。

保育士よりも主任保育士の方が給料は高いため、スムーズに高給料につながります。

主任になるためにも、保育士としてのスキルアップは必須。

資格取得や、保護者支援に力を入れてキャリアアップを目指しましょう。

補助に力を入れている自治体に転職

補助に力を入れている自治体は保育士にとって良い環境や待遇を得られます。以下3つは補助に力を入れている自治体の特徴です。

充実した研修制度

保育士に対する研修制度が充実しているのが特徴です。

保育の最新情報やスキルなどを学びます。 研修が充実すると保育士のスキルが向上し、給料アップを図ることが可能です。

高い評価制度

保育士業務を高く評価する制度があります。

保育園の運営状況を評価する「保育士評価制度」がある自治体も。

保育士として評価されることで、自分の業務に対する自信やモチベーションを高める効果が期待できます。

高い待遇

保育士の給料が高い特徴があります。

福利厚生の充実や、労働時間の短縮制度、子育て支援制度なども整備されていることが多く、保育士として働きやすい環境です。

公立保育士に転職

公立保育士に転職するメリットは以下3点です。

安定した雇用形態

公立保育園で働くと公務員になります。

安定した雇用形態が得られるのが特徴の一つ。

公務員は待遇が充実し、給与や福利厚生が整っているので保育士としてのキャリアアップも可能です。

充実した研修制度

公立保育園では、保育士に対する研修制度が充実しています。

自治体によって異なりますが、専門的な研修や公務員として必要な研修があり、スキルアップがしやすいのが特徴です。

充実した福利厚生

公立保育園では、労働条件の改善や保育士の福利厚生が充実しています。

休暇制度の充実や保育士のためのサポート制度がある場合も。

公立保育園に転職する場合、公務員採用試験の合格が必要な点だけ注意してください。

福利厚生の良い保育園に転職

福利厚生の良い保育園の特徴は以下の4つです。

  1. パート・アルバイトでも保険や退職金などの福利厚生の有無
  2. 保育士の研修制度
  3. 有給休暇や育児休暇、介護休暇などの制度
  4. 充実した福利厚生に加え、給料の高さ

これらのポイントを踏まえて、保育園の福利厚生を探して転職活動を行うことが大切です。

ネット上で保育園の口コミや評判を聞くなど、情報収集も欠かせません。

保育士資格を活かし、別の職業に転職

保育士資格を活かして別の職業に転職するときは、自分自身の興味があるものを見つけるのが重要です。

保育士資格があれば勤務可能な職業は以下の通りです。

  1. 保育士
  2. 子育て支援員
  3. 児童指導員
  4. 児童福祉司
  5. ファミリーサポートセンターのスタッフ
  6. 病児保育室の保育士
  7. リフレッシュルーム・キッズスペースのスタッフ
  8. 企業内保育所の保育士
  9. 学童保育のスタッフ
  10. イベント会社のスタッフ(子ども向けイベントなど)
  11. テーマパークや動物園のスタッフ(子ども向けイベントなど)
  12. 語学学校のキッズルームのスタッフ
  13. 病院の小児科、NICU、PICUなどでの看護師アシスタント

また、保育士資格を活かして、フリーランスでの活動も可能です。

ベビーシッターや、ベビーマッサージのインストラクター、子育て相談員、育児教室の講師など職種はたくさん。

保育士資格のプラスで取得がおすすめの資格は以下にまとめたので、ぜひチェックしてみてください。

保育士が給料アップのためにおすすめな資格

保育士が給料アップを図る場合や、転職を検討する際におすすめな資格をご紹介します。

保育士の給料アップで必要になる場合もあるので、保育士の給料に悩んでいる人はぜひチェックしてください。

専門的な知識や技術を身につける資格

社会福祉主事任用資格

社会福祉法に基づく国家資格

社会福祉に関する専門知識やスキルが必要

児童指導員任用資格

児童福祉法に基づく国家資格

児童福祉に関する基本的な知識・技術・安全管理・保護者対応などを学ぶ

児童福祉司任用資格

児童福祉法に基づく国家資格

児童福祉に関する基本的な知識や技術、児童虐待の防止を学ぶ

ファミリーサポート士資格

生活相談や援助を行う資格

家族支援に必要な知識や技術、コミュニケーション能力や相談力を学ぶ。

子どもに直接関連する資格

子育て支援士資格

子育て支援の専門家。子育てに関する相談や支援を提供できる資格。

子育てに関する知識や技術、コミュニケーション能力や相談力について学ぶ

ベビーマッサージインストラクター資格

赤ちゃんにマッサージやタッチケアを行うための資格。

赤ちゃんの発育や健康に関する知識や技術、マッサージの基本的な手技や安全性を学ぶ。

キッズインストラクター資格

子どもたちに対して、ダンスやスポーツ、アートなどのレッスンを行うための資格。

子どものための心理系

社会福祉士

福祉施設でのケアや、社会福祉事業の企画・立案・運営・評価などを行う福祉の専門家

臨床発達心理士

子どもの発達や心の健康ついて、診断や治療・カウンセリング行う専門家

チャイルドマインダー

自宅で子どもたちを預かり、保育や遊びをする保育士

育児セラピスト

子育てに悩む親子に対して、カウンセリングやコーチングなどの支援をする保育士。

子どもとの関わり方や、適切な親子関係の構築などもサポート。

医療関係

医療保育専門士

病棟、小児科で働く保育士

認定病児保育スペシャリスト

入院するほどでもない、体調不良の子に寄り添う保育士

救命技能認定

AEDや心肺蘇生、骨折の初期処置などの研修を受けて取得可能

食育関連

食育スペシャリスト

食全般に対する深い知見を証明できる資格

環境アレルギーアドバイザー

アレルギーなどの、環境由来の健康問題に対する資格

幼児食ベーシック

植物アレルギーや、食品添加物の基本的な知識を問われる

保育士に人気の資格

チャイルドマインダー

家庭的・少人数保育のプロ

絵本専門士

絵本に関する知識をつけた、絵本のプロ

リトミック指導者

音楽教育の手法の一つ

これらの資格を取得すると、保育士としての給料アップが見込まれます。

保育士の主な業務は、子どものケアや教育です。

子どもの成長や発達に関する知識コミュニケーション能力などは保育士の給料アップにつながるおすすめの資格となっています。

保育士が給料アップのために求められるもの

現代社会では、ワンオペレーションが増え、共働きの状況が増している傾向です。

そんな保護者の支援のために、今後保育士に求められるスキルをご紹介します。

給料アップにもつながる可能性のあるスキルです。

コミュニケーション能力

まず、専門的な知識と技術が必要であるとともに、コミュニケーション能力が求められます。

子どもだけでなく、保護者や地域住民とのコミュニケーションも重要です。

観察力・洞察力

保育士は、子どもの発達段階や個性を理解し、直接指導を行う必要があります。

そのため、常に子どもたちと向き合う観察力や洞察力も必要です。

保育士として、子どもに安心感を与えるのも重要な役割です。

保護者支援

多様な家族形態や多文化共生社会が進み、文化や宗教などについての理解も求められます。

さまざまな家庭があることを学び、最善の保護者支援を行うのは保育士として従事する際重要になるポイントです。

保育士の給料に関するよくある質問

今回は保育士の給料に関するよくある質問に答えていこうと思います。

保育士の給料についてや、不安な気持ちなく保育士になるためにもぜひ最後までご覧ください。

Q
保育士って一般職と比べて給料が安い?
A

一般職の給料と保育士の給料は変わらない!

保育士の給料は、一般と比較して、やや低めとされています。

ですが保育士の給料差はごく少量。保育士は、子どもたちの育成や成長を促す仕事のため、一定の専門的スキルや知識が必要です。

重要な保育士の適応水準は負担やスキル・知識を感味すると、低給料なのではないかと言われています。

一般的な声として「もっと給料を貰ってもいい」という声も聴かれています。

その声の結果、保育士は給料が低いというイメージがありますが、一般職と比較しても大差はありません。

子どもの命を抱えているという面では安い給料かもしれませんが、「収入源」として捉えるのであれば平均程度と言えるでしょう。

Q
産休中や育休中は給料は入るの?
A

保育士も一般職と同じく、産休中や育休中も収入を得られます。

むしろ保育士は子どもの世話をするという立場にあるため、産休や育休に対し理解が強いのも利点です。

Q
保育士の給料が9,000円上がるって聞いたけど、いつから?
A

保育士の給料が9,000円上がるのは2022年9月から開始されています。

地域や雇用形態などによって異なるため、詳細は各自治体や保育園、施設に問い合わせをおすすめします。

Q
保育士は何年目から給料が上がる?
A

平均で5年目〜7年目で給料が上がるケースが多いです。

5年目になると副主任保育士やリーダー保育士といった高給料が期待できる職種につきます。

保育園全体の運営や後輩保育士の指導にあたる場合もあり、保育士の給料が上がるとされています。

一気に給料アップが狙えるのは7年目程度でしょう。

Q
処遇改善手当っていくら?
A

保育士の処遇改善手当は給料の3%でもある9,000円です。

政府は9,000円だけではなく、保育士全体の給料アップを図るために、今後保育士給料を12%(38,000円)アップを目標にしています。

Q
Q:給料が上がる主任保育士について教えて!
A

主任保育士は保育園内で保育士のリーダーシップをとり、保育の質向上を図る仕事を行います。

主な主任保育士の仕事内容をご紹介します。

・保育士の指導・育成

・保育士の教育・指導を行い、保育の質向上

・保育士のスケジュールや勤怠管理、シフト調整

・保護者対応

・保護者との面談や相談、懇談会の実施

・保育に関するアドバイス、情報提供

・運営に関する業務

・園の運営に関する課題の解決、改善策の提案

・予算管理や書類作成、報告業務など

主任保育士は、保育士としてのスキルや知識だけでなく、組織運営やコミュニケーション能力など、リーダーとしての資質が求められます。

平均15年〜程度の保育士が主任保育士として勤務しています

Q
パート保育士の給料は?
A

パート保育士の場合は自治体や施設によっても異なりますが、1,200円〜1,500円のところが多いでしょう。

保育士の給料まとめ

「安い」と言われている保育士の給料ですが、一般職と比較しても大きな大差はありません。

平均給料は370万円前後のため、一般職と同等でしょう。

パートで勤務する場合も保育士資格という国家資格を持っているため、高給料なのが特徴。

ですが、子どもの命を守るとともに、成長や発達のケアをするという重要な保育士の仕事のため、仕事内容から見たら低い給料とも思われます。

保育士の人手不足を解消するため、より改善される取り組みが行われます。

保育士として給料が安いと悩む場合は高給料の施設や公立保育園に転職するのもおすすめです。

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この記事を監修した人
大場ゆかり

現役保育士として勤務中に登録販売者資格を完全独学で勉強。 半年で合格した道筋をわかりやすく解説していきます。 他にも食生活アドバイザー、ビール検定など様々な資格を取得。 Webライター、ブロガーとして資格取得のコツや生活に関わる術を伝えています。

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