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投稿日:2023年6月2日 | 更新日:2024年03月22日
「英語の資格持ってるけど、保育園の現場で生かせるのかな…」
「保育現場で英会話を生かしたかったら、アメリカの保育園の方がよいのかな?」
上記のようなことを考えていて保育士で資格を生かしたい方いませんか?
アメリカに行かなくても日本で資格を生かすことが可能な仕事もあります。
本記事では、保育士に英語を生かせることができるのか、生かせる仕事や役立つ資格を紹介します。
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「保育士」と「幼稚園の先生」の英語は?
保育士と幼稚園の先生を英語単語で書くと、保育士は「daycare teacher」または「nursery teacher」で言い方は、デイケア・ティーチャーまたはナーサリー・ティーチャーと言います。
単語を訳すと、daycare teacherとは保育園で、teacherは先生という意味です。
daycare teacherはアメリカでよく使われている単語です。
イギリスの人はnursery teacherと表記し、ナーサリー・ティーチャーと発音する人もいればナースリー・ティーチャーと発音する人も居てます。
幼稚園の先生は「preschool teacher」で言い方は、プリスクール・ティーチャーと言います。
アメリカとイギリスでは違いますが、例文などでどちらの単語を使っても同じ意味なので問題ありません。
保育士に英語は必要?
グローバル化が進むなか、日本では子どもに未就学のうちから早期に英語に触れさせようと、英語教育のニーズが高まっています。
早期に英語教育を取り入れることで、国際的に活躍できように小学校から英語が必須科目になりました。
早期英語教育にともない、英語に力を入れている保育園は多くなってきています。
したがって、英語力を持った保育士の活躍の場が広がっているので、英語力が高いに越したことはないと言えるでしょう。
保育士に英語の資格があるほうが有利な理由とは?
グローバル化が進み、小学校では2020年以降から小学校の英語教育が必須授業になり、読み書きだけでなく、聞くことや話すことなどコミュニケーションとしての英語能力を養うことを重要視されています。
保育士が英語の資格を持っていると、有利になってきている理由は2つです。
- 外国人の保護者や子どもが増加している
- 未就学児への早期教育の重要性が高くなってきている
以下で1つずつ説明します。
外国人の保護者や子どもが増加している
日本に仕事を求めて移住する外国人が増えているので、地域によっては外国人の移住者が多い場所があります。
家庭によっては、保護者のどちらかしか日本語が話せない場合、園での子どもの様子や家庭での様子を聞くときに英語を話せることでコミュニケーションを取りやすいので英語の資格を持っている方が有利です。
未就学児への早期教育の重要性が高くなってきている
未就学児への早期英語の重要性が重視されていて、保育士にも徐々に英語のスキルが求められてきています。
重要視されている理由は、幼児期の時から英語に親しんでおくことで、小学校で英語がスムーズに学べるからです。
一般的に大人になってから英語を勉強してもなかなか定着しづらく、早い段階で勉強を始めるほど効果が見られます。
具体的な年齢としては、英語の音を正しく吸収できるのは4歳までであり、コミュニケーションを通して英語を自然に習得できるのは9歳までなのです。
したがって、未就学児への早期英語教育が重要視されています。
未就学児への英語は勉強する感じではなくあそびの一環として楽しく英語あそびを取り入れていくことが大切です。
もし、英語を教える場面があったらいきなり小さい子に難しいことを教えても英語が嫌いになってしまうので、まずは英語は楽しいということを教えていきましょう。
保育士が持っていると有利な資格は?
なんの英語の資格を取ったら面接に有利になるのかを知りたい方のために、履歴書に書くと有利な英語の資格を紹介します。
・TOEIC
・TOEFL
・英検®
・幼保英検®
保育士以外でも有利な資格「TOEIC(トーイック)」
保育士以外の一般企業の就職でも有利なTOEICは、仕事・日常生活など一般の社会生活に必要な実践的な英語コミュニケーション能力を幅広く測定する英語のテストです。
他の英語テストに比べて社会的に認知されていて、信頼されています。
したがって、保育士がTOEICを取得することで仕事に役立ちます。
保育士だけでなくほかの職業や職場でも有利な資格です。
採用試験の際に有名な英語の資格を持っていることを証明できることや採用の条件として「TOEIC○○点以上」など点数を表示されられるので、保育士の面接の際にアピールしやすくなります。
保育士以外でも有利な資格「TOEFL(トーフル)」
TOEFLは、保育士以外でも有効な資格ですが主に海外に行く人向けの資格です。
したがって、TOEFLは日常会話のTOEICや英検®よりも難しくつくられています。
難しいですが、TOFELの資格を持っていることで面接に有利になります。
「英検®」
英検®は英語検定を略した言い方です。
高校卒業以上の2級を取得している場合は、アピール材料として履歴書や面接でアピールできます。
英検®も誰もが知っている有名な英語の資格なので取得していると有利になります。
保育士で有利な資格「幼保英検®」
幼保検定とは幼児教育・保育英語検定を略した言い方です。
幼児との英会話、保護者との英会話ができるということを示すことができる資格です。
幼保英検®の資格を持っていると優遇される保育園や幼稚園も増えてきています。
したがって、幼保検定は保育士にとって需要のある資格です。
幼保英検®の試験内容
幼保英検®の試験内容は、保育園や幼稚園で必要な実用的な語彙力を図る検定です。
保育現場で起きるシチュエーションの英語の語彙力や読解力、リスニング力をテストされます。
保育現場に特化した英語を使うことができることをアピールできるので保育士にとっては有利な資格です。
幼保英検®の要点
実施級と検定料 | 4級(3500円)、3級(4000円)、 2級(4500円)、準1級(6000円)、1級(7000円) |
会場 | 札幌、仙台、さいたま、 千葉、東京、横浜、名古屋、 大阪、神戸、岡山、福岡 |
保育士の英語の資格が役立つ保育施設3選!
保育士の英語の資格や役立つ保育施設を3つ紹介します。
- インターナショナルスクール
- プリスクール
- 一般的な保育園
以下でそれぞれの施設を紹介します。
インターナショナルスクール
インターナショナルスクールとは、日本に住んでいる外国人の子どものための施設です。
対象年齢は施設によって異なります。
基本的に保育中の会話はすべて英語で保育を行います。
インターナショナルスクールで働く保育士は、日常会話は英語なので英語のコミュニケーションが高い人が求められます。
保護者と子どもたちは英語しか話せない人たちが通うので留学経験のある人やペラペラ英語を話せる方におすすめです。
施設によっては英語に自信がない方でも簡単な日常会話だけ話せたらいける施設もあります。
プリスクール
英語の早期教育のための教育をプリスクールでは行います。
プリスクールでは、英語を習得したい日本人の子どもたちが通う施設です。
したがって、子どもたちは日常会話は日本語で英語を学びに来るので、プリスクールで働く保育士は日本語と英語の両方を話せる必要があります。
英語中心の会話を心がける必要がありますが、基本的には日常会話レベルの英語力ができれば問題ありません。
一般的な保育園
一般的な保育園では英語を使うことはほとんどないです。
英語をするときは、外国人の先生が来てくれて英語を教えてくれるので話せなくても問題ありません。
しかし、園の英語の先生によってはクラスの先生と子どもたちでどっちが単語の意味を答えるのが速いかなどのゲームなどをして保育士も一緒に英会話に参加する保育園もあります。
そのときに、英語が得意だと子どもたちも保育士と一緒に楽しんで楽しく英語を学ぶことができます。
英語を活用する保育施設にはどんな人が向いている?
以下では英語を活用する保育施設にはどういう人が向いているのかを紹介します。
英語で話す保育施設で働こうか迷っている人はぜひ参考にしてみてください。
英語を活用する保育施設が向いている人
ユーモアのある人
子どもたちが楽しみながら英語を学べるようにできるような環境を作れるようにしましょう。
先生がおもしろかったら、子どもたちは集中して話を聞いてくれます。
英語で保護者とのコミュニケーションできる人
保護者とのコミュニケーション能力は一般の保育園でも必要なことです。
一般の保育園とは違い、インターナショナルスクールやプリスクールに通う子どもたちを保護者は「どうなってほしいのか」を明確に考えているのでその考えに沿ってコミュニケーションをとっていくことが重要です。
違いや多様性を尊重できる人
子どもでも一人一人ちゃんとした意見を持っています。
したがって、大人の思いや考えを一方的に押し付けるのはよくありません。
子どもたち一人一人を尊重できる心を持つことが大切です。
また、いろんな国の子どもたちがいるかもしれないので、国の文化や習慣などの違いがあるので否定するのはだめです。
発想豊かな人
日本とは違い、海外では個人個人を主張することを重要視しています。
独創性のある意見が大切なので自分の意見をはっきり言えることがよいでしょう。
英語を活用する保育施設が向いていない人
- 英語を資格は持っているけど、英語を話すのが苦手な人
- 英語が苦手な人
英語苦手やけど頑張ってみようという人は英語を活用する保育施設が向いていますが、本当英語が苦手な方はむりをせずに、一般の保育施設の方が楽しんで子どもたちと関わることができます。
今から英語を勉強する方法
これからの時代英語できた方がよいと考えて今から英語を勉強をしようと思っている方に勉強する方法を3つ紹介します。
・独学で勉強する
・英会話教室に通う
・オンラインの英会話教室で勉強する
独学で勉強する
本屋さんに行って、自分のやりやすくてわかりやすい英語の参考書を選んで勉強する方法です。
CD付きの参考書などで英語を聞いて勉強することもできます。
徐々に英語力を高めていくことが可能です。
仕事終わりや学校終わりなどのスキマ時間に通わずに家や好きな場所で勉強することができます。
英会話教室に通う
週に1回や月に2回など自分の空いている時間を利用して英会話教室に通う方法です。
英会話教室によって異なりますが、1対1で教えてくれる教室や集団で英語を勉強する教室や講師の先生が外国人がよいなど自分の条件に合った英会話教室を選ぶことができます。
仕事終わりの方が通えるように夕方も空いている英会話教室もあるので、通いやすいです。
オンラインの英会話教室で勉強する
時間と場所を選べ、好きなタイミングで勉強することができてコストを抑えられるため、オンラインの英会話で気軽に受講できます。
コストが圧倒的に安いことやレッスンごとに自分で講師を選んだり、マンツーマンで教えてもらえたり、早朝や深夜でも受講できたりすることがオンライン英会話教室のメリットです。
保育士が英語を活用して働くメリット
英語力のある保育士の働くメリットについて以下で解説します。
外国人の子どもと保護者とコミュニケーションを取れること
まだ日本語が少ししか話せない子や保護者に対して英語でコミュニケーションを取ることが可能です。
また、園長が英語を話すのが苦手な場合、園長と保護者に通訳をしてコミュニケーションを取ることができます。
働き先の選択肢が広がる
英語に力を入れている園は履歴書に書けたり、面接で英語の資格を取得していることをアピールすることができます。
そのため、いろんな就職先や転職先の選択肢が英語の資格を持っていない人よりいろんな施設を選ぶことが可能です。
英語力を向上できる
毎日、子どもや保護者と話すことに英語を使って話すので、英語力が向上していきます。
まとめ
保育士は、英語の資格を持っていなくても仕事をすることは可能ですが、英語の資格を持っていると就職や転職の選択肢を広げることが可能になります。
保育士が英語を資格を持っていて不利になることはないです。
資格を取って無駄になることはありません。
これからはもっと外国人が増えてグローバル化が進み、保育現場でも一般の職場でも英語力が必要になってくるので、少しでも英語の資格に興味を持った方はぜひ受験してみてはいかがでしょうか。
※英検®は、公益財団法人 日本英語検定協会の登録商標です。
※このコンテンツは、公益財団法人 日本英語検定協会の承認や推奨、その他の検討を受けたものではありません。
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