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投稿日:2023年2月27日 | 更新日:2024年04月22日
この記事を監修した専門家
「少しでも早く資格がほしい」
「一週間でITパスポートを取得したい」
「効率の良い学習方法はある?」
ITに関する基礎的な知識が幅広く学べるITパスポート。
注目している企業も多く、就活やキャリアアップにも役立てられます。
しかし、いざ資格を取得したいと思っても、学習時間が取れずに諦めている方も少なくないはず。
そこで本記事では、ITパスポートに短期間で合格するための学習方法を紹介します。
一週間で合格したいと考えている方はもちろん、効率の良い学習方法を探している方も、ぜひ参考にしてみてくださいね。
ITパスポートは一週間でも合格を目指せる?
結論、ITパスポートは一週間でも合格を目指すことができます。
ただし、一週間で合格を目指すためには、勉強時間をしっかりと確保し、効率よく学習を進めることが必須条件。
またITパスポートの試験は、数カ月先まで予約が埋まっていることもあります。
一週間で合格したいと考えている方は特に、早めに試験予約を行いましょう。
ITパスポートに必要な勉強時間は?
一週間でITパスポートに合格するためには、一般的に勉強時間の目安を知っておくことが大切です。
勉強時間を知っておけば、学習スケジュールも立てやすくなるでしょう。
勉強時間の目安
ITパスポートの試験合格までに必要な勉強時間は、150〜180時間程度です。
初学者は専門用語が多いため、勉強に必要な時間が多くなりがちです。
一方でIT系の学校へ行っていた方や会社がIT系の方は、100時間ほどで合格できることもあります。
一週間は時間に直すと168時間です。
1日の勉強時間をできるだけ増やし、効率的に学習を進めれば、一週間での合格も夢ではないでしょう。
一般的に、ITパスポートの合格までには2〜3ヶ月必要だと言われています。
勉強時間が150時間だと仮定すると、1日2時間勉強すれば2ヶ月で合格できる計算です。
合格までに必要な期間のことを考えると、一週間で合格するためには、毎日学習時間を確保することが必須条件となるでしょう。
一週間で合格するためには試験のポイントを抑える
ITパスポートの試験に一週間で合格するためには、試験のポイントを抑えることが重要です。
試験についての情報があれば、攻略法も考えやすくなります。
今回紹介するポイントは以下のとおり。
・学習内容
・難易度・合格率
・試験は都合にあわせて受けられる
・試験概要
それではさっそく確認していきましょう。
学習内容
ITパスポートでは、主にITの基礎を学びます。
学習する分野は「ストラテジ・マネジメント・テクノロジ」の3つです。
それぞれの分野で学ぶことが異なるため、幅広くITに関する知識を身につけられるでしょう。
ストラテジ | ・企業と法務 ・経営戦略 ・システム戦略 |
マネジメント | ・開発技術 ・プロジェクトマネジメント ・サービスマネジメント |
テクノロジ | ・基礎理論 ・コンピュータシステム ・技術要素 |
ストラテジ分野は、社会人の方であれば聞いたことのあるような単語も試験の範囲です。
マネジメント分野とテクノロジ分野はITに関する専門用語も多いため、初学者の方がつまづきがちな分野。
またテクノロジ分野では、計算問題も出題されます。
なお、ITパスポートの学習はiパスの公式ホームページで、下記のように説明されています。
新しい技術(AI、ビッグデータ、IoT など)や新しい手法(アジャイルなど)の概要に関する知識をはじめ、経営全般(経営戦略、マーケティング、財務、法務など)の知識、IT(セキュリティ、ネットワークなど)の知識、プロジェクトマネジメントの知識など幅広い分野の総合的知識を問う試験です。
https://www3.jitec.ipa.go.jp/JitesCbt/html/about/about.html
ITパスポートはITの知識だけでなく、様々な職種に活かせる経営に関する内容も学習します。
ITパスポートの難易度・合格率
ITパスポートの試験で抑えておきたいのは、出題形式と合格率です。
出題形式は4択で、記述問題はありません。
そのため難易度はあまり高くなく、合格率も50%前後と高めです。
学生に比べると、社会人の合格率が高いのもITパスポートの特徴。
会社で働いていればストラテジ分野の内容がイメージしやすいため、得点に繋がるのでしょう。
試験は都合にあわせて受けられる
ITパスポートの試験は、会場の休館日を除いていつでも受験することができます。
平日はもちろん、会場の営業日であれば土日や祝日の受験も可能。
また、試験時間も選択することが可能で、中には夜まで試験を開催している会場もあります。
自分の都合にあわせて受験ができるのは、大きな魅力。
万が一、一週間で学習が終わらなければ、試験日の変更も可能です。
なお、試験日の変更は受験予定日の3日前まで受け付けています。
試験に落ちてしまった場合には、すぐに再受験ができる点もITパスポートの魅力。
合否はその場でわかりませんが、試験後には点数の確認が行なえます。
点数が分かれば、自分で合否のチェックが行えるでしょう。
ITパスポートは試験日の翌日以降であれば、いつでも再受験が叶います。
試験概要
試験前に慌てないためにも、ITパスポート試験の概要について知っておきましょう。
受験資格 | 規定なし |
制限時間 | 120分 |
出題数 | 100問 |
試験日 | 通年 |
合格基準 | 600点/1000点 かつ各分野で300点以上 |
持ち物 | ●写真付きで有効期限内の本人確認書類 (パスポート・運転免許証など) ●確認票 |
特に注目したいのは合格基準です。
ITパスポートは1000点満点の試験で、合格点は600点以上。
しかし合格点を超えても、3分野のいずれかが300点未満であれば不合格となります。
つまり、ITパスポートは3つの分野を偏りなく学習することが必要です。
ITパスポートの効率的な勉強法
一週間と短い期間での合格を目指すためには、効率の良い勉強法で学習を進めることが大切です。
ここからは、初学者の方でも実践できるITパスポートの効率的な勉強法を紹介します。
一週間で学習内容の攻略を目指している方は、ぜひ参考にしてみてください。
最短合格の鍵は「スマホ」
効率的な学習には、スマホを活用するのがおすすめです。
いつでも持ち歩いているスマホで学習ができれば、スキマ時間もITパスポートの試験勉強を進められるでしょう。
電車やバス、カフェでテキストを広げるのが恥ずかしい方も、スマホなら周りの目を気にせずに学習できます。
講義動画で耳からインプット
暗記すべき専門用語が多いITパスポートの試験勉強には、講義動画が役立ちます。
特にテキストで理解できない苦手な分野には、講義動画の活用がおすすめです。
動画での解説を聞けば、スムーズな理解につながるでしょう。
講義動画はラジオのような使い方もできるため、スキマ時間にも活躍。
歩きながらや家事をしながら講義動画を聞けば、学習時間を増やすことも可能です。
デジタル問題集ならいつでもアウトプット
スマホで使えるデジタル問題集ならば、いつでもアウトプットが行なえます。
暗記の多いITパスポートは、インプットとアウトプットのバランスが大切です。
インプットばかり行っても、記憶には定着しにくいでしょう。
デジタル問題集を使って「覚えているのか」を確認することで、効率良く暗記が進められます。
スマホ学習におすすめの通信講座
講義動画やデジタル問題集などスマホを使った学習には、通信講座の利用がおすすめです。
ITパスポートの通信講座はeラーニングに対応していることも多く、デジタル教材も充実。
テキストを開かなくても、スマホ1つでいつでも学習が進められます。
ここからは、ITパスポートを効率よく学べる3つの通信講座を紹介。
一週間でITパスポートの合格を目指している方は、うまく活用してみてください。
フォーサイト
講座料金(税込) | 16,800円 |
教材内容 | ・受講ガイド ・戦略立案テキスト ・合格必勝テキスト ・テキスト ・問題集 ・模擬試験 ・本試験形式 問題集 ・eラーニング ManaBun ・演習ノート ・無料メール質問 5回 |
ポイント | ・合格率88.1% ・無料体験あり ・eラーニング対応 |
フォーサイトのITパスポート講座は、eラーニングにも対応しています。
講義動画を見ることができるため、スマホでの学習を考えている方にもぴったり。
また質問サービスを用意している点も魅力です。
テキストや解答解説で理解できない点も、質問をすれば理解しやすくなるでしょう。
\公式サイトを見てみる/
ユーキャン
講座料金(税込) | 21,780円 |
教材内容 | ・メインテキスト ・過去問CD-ROM ・ガイドブック ・模擬試験2回 ・修了課題1回(添削付き) ・質問サービス |
ポイント | 1日3回質問できる 送料0円 講義動画は1本3分 |
ユーキャンのITパスポート講座は、講義動画の時間が3分と短めに設定されています。
再生時間が長い動画はインプットに時間がかかりますが、要点を抑えた3分の動画であれば、効率よく学習を進められるでしょう。
\公式サイトを見てみる/
スタディング
講座料金(税込) | 7,920円 |
教材内容 | ・短期合格セミナー ・基本講座(ビデオ・音声) ・WEBテキスト(暗記ツール付き) ・スマート問題集 ・セレクト過去問集 ・直前対策模試 ・頻出キーワード集 |
ポイント | ・eラーニング対応 ・無料で講義と動画が試せる ・コスパが高い |
スタディングのITパスポート講座は、デジタルに特化している点が魅力です。
スマホで講義動画が視聴できるだけでなく、テキストや問題集もスマホで利用できます。
スキマ時間に効率よく学習を進めて一週間で合格を目指したい方に、スタディングのITパスポート講座はぴったりです。
またテキストが自宅に届くのを待つ必要もないため、すぐに学習が始められます。
逆
\公式サイトを見てみる/
ITパスポートを一週間で攻略する際のポイント
最後にITパスポートを一週間で攻略したいと考えている方が、知っておきたいポイントを4つ紹介します。
・新しい単語は必ず学習
・時間を賢く使う
・満点を目指さない
・一夜漬けは避ける
一発合格を目指す際に役立つポイントもあるため、しっかりと確認しておきましょう。
新しい単語は必ず学習
ITパスポートの試験は、一定期間ごとに出題範囲や出題内容を変えています。
出題範囲や出題内容が変わるタイミングでは「シラバス」を公開。
シラバスとは、試験の範囲や内容を定めた資料のことです。
2022年4月以降は「シラバスVer.6」の範囲から、問題が出題されます。
シラバスが変わったことにより、削除される単語もあれば新しく追加される単語や範囲もあります。
注目すべきは、新しく追加された単語です。
シラバスの変更によって増えた単語は、試験に出題されることも多々。
また古い教材を購入してしまうと、新しいシラバスの内容を反映していません。
そのため、新しく追加された範囲の学習が疎かになってしまうのです。
教材を購入する際は最新シラバスに対応しているのかを必ず確認し、新しく追加された範囲の単語やその意味もしっかりと覚えましょう。
時間を賢く使う
一週間でITパスポートを攻略するためには、勉強時間をできるだけ確保する必要があります。
机に向かうようなまとまった時間以外にも、小さな時間を見つけて勉強することが合格への鍵です。
なんとなくテレビやSNSを見ている時間を見つけ、学習にあてるなど時間を賢く使いましょう。
満点を目指さない
ITパスポートは1000点満点の試験です。
ストラテジ・マネジメント・テクノロジの分野から満遍なく問題が出されるため、満点を取るためにはテキストの隅から隅まで完璧に暗記する必要が出てきます。
しかし一週間でテキスト1冊分の丸暗記は、現実的ではありません。
一週間でITパスポートの合格を目指すのならば、合格点である600点の取得を目標にしましょう。
出題傾向を分析して作成された教材なら、出題確率の高い箇所だけを重点的に学習できます。
一夜漬けは避ける
一夜漬けによる睡眠不足は、試験の結果に大きな悪影響を及ぼすこともあります。
睡眠不足になると集中力や思考力が低下し、普段なら起こらないようなミスを起こしやすくなるのです。
短期集中で学習している方にとって、ケアレスミスによる1問の不正解は合格を左右する可能性も。
試験前は特に一夜漬けを避けて、万全な体調で試験に挑みましょう。
ITパスポートは一週間で攻略できる!
ITパスポートは専門用語を攻略できれば、一週間〜一ヶ月と短期間での合格が目指せます。
IT関連の仕事をしている方やIT系の学校へ通っている方は、特に攻略が行いやすいでしょう。
効率良く学習を進め、最短合格をするために覚えておきたいポイントは、以下の4つです。
・スキマ時間を使う
・通信講座の講義動画も活用
・新しい単語の暗記は必須
・出題傾向を抑える
専門用語や英略語が多いITパスポートは、暗記で乗り切れる試験です。
時間や講義動画を賢く使いながら、一週間での合格を目指しましょう!