PR
投稿日:2023年2月22日 | 更新日:2024年04月22日
「ITパスポートの知識を活かせる仕事はある?」
「就職や転職に役立つ?」
ITの基礎知識を学べると、いま注目を浴びている資格「ITパスポート」。
ITパスポートは国家資格の1つで、仕事やキャリアアップ、転職にも活かせるメリットの多い資格です。
さらに企業から注目されている資格でもあり、取得すると報酬がもらえることもあるほど。
本記事では、ITパスポートの概要や活かせる仕事、おすすめの勉強方法について解説します。
資格を取得しようか迷っている方は、ぜひ参考にしてみてください。
ITパスポートはどんな資格?概要や難易度を確認
ITパスポートを仕事に活かすためには「何を学べるのか」や資格に関する情報を知っておく必要があるでしょう。ここからは、ITパスポートに関する基礎的な4つの情報を紹介します。
1学習内容
2勉強時間
3難易度・合格率
4試験概要
それぞれ詳しく紹介します。
1.学習内容
ITパスポートでは、仕事でも活かせるITに関する基礎的な知識を学びます。
分野は3つに分かれており、どの分野も300/1000点以上の取得が必要です。
つまり、苦手分野も含めてまんべんなく知識を身に着けなければ、合格へはたどり着けません。
学習するのは、下記の分野です。
ストラテジ | 企業と法務・経営戦略・システム戦略 |
マネジメント | 開発技術・プロジェクトマネジメント・サービスマネジメント |
テクノロジ | 基礎理論・コンピュータシステム・技術要素 |
各分野での学習内容を紹介します。
ストラテジ
ストラテジは日本語に直すと「戦略」を意味する言葉です。
学習するのは経営に関する知識で、企業と法務・経営戦略・システム戦略が試験の範囲になっています。
学習内容は企業に関する法律や組織に関する知識、業務分析の手法などです。
ITに関する専門用語は少ない分野で、社会人の方であれば耳にしたことのある言葉も少なくないでしょう。
マネジメント
日本語では「管理」を意味するマネジメント分野では、IT管理に関する知識を幅広く学べます。
システム開発からソフトウェア開発、ファシリティマネジメントなど専門的な内容も多々。
英略語も数多く登場するため、英語が得意な方は有利に学習が進められるでしょう。
テクノロジ
技術を意味するテクノロジ分野は、IT技術について学習します。プログラムやアルゴリズム、コンピュータに関する内容が多く、専門用語も数多く登場します。
用語問題の他、計算問題が出題されるのもテクノロジ分野の特徴。
テクノロジ分野は、IT系の企業へ就職・転職を目指したい方は、必ず知っておきたい内容が満載です。
2.勉強時間
ITパスポートの資格を取るために必要な勉強時間は、(150〜180時間程度)です。
IT初学者は知識の定着に時間がかかりやすいため、よりも多くの学習時間を要します。
IT系の仕事をしている方は、初学者よりも短い期間で合格が目指せるでしょう。
1日2時間の学習を行った場合、ITパスポート合格までには3ヶ月程度かかる計算です。
3.難易度・合格率
ITパスポートの合格率は、毎年50%前後です。(例えば2021年は52.7%、2020年は58.8%でした。)覚えるべきことは多いですが、専門用語とその意味を暗記できれば試験合格も夢ではありません。
応用問題は非常に少ないため、難易度はあまり高くない試験だと言えるでしょう。
4.試験概要
ITパスポートの試験に合格するためには、試験概要を頭に入れておくことが大切です。
試験会場 | 全国 |
試験日時 | 会場の休館日、営業時間に準ずる |
受験費用 | 税込7,500円 |
受験資格 | なし |
合格基準 | 600/1000点 (各分野300点以上が必須) |
試験時間 | 120分 |
試験方式 | CBT方式 |
出題方式 | 選択式 |
特に注目したいのは、試験日時と出題方式です。
ITパスポートは全国の会場で、通年受験が可能。
自分が選んだ日時で、受験が行なえます。仕事で忙しい方でも、CBT方式なら気軽に受験ができるでしょう。
また出題方式は4択である点も魅力的。記述がないため、試験の難易度も下がります。
ITパスポートの資格が役立つ仕事3選
ITパスポートの学習内容を把握したところで、続いてITパスポートの資格が役立つ仕事を紹介します。ポイントは、IT関連以外の仕事にも活かせることです。
ITパスポートの学習で得た知識は、下記の仕事に役立ちます。
- ITエンジニア
- IT関連の講師
- 国家公務員
- 事務の仕事
それぞれ詳しく紹介します。
・ITエンジニア
ITに関する基礎的な知識を幅広く学べるITパスポートは、ITエンジニアを目指す第一歩として必要な資格です。
基礎の部分を固めれば、より専門的なITの知識が学べる基本情報技術者試験や情報セキュリティマネジメント試験にも挑戦しやすくなるでしょう。
ITパスポートの資格を取得することで、資格手当が出るIT企業もあります。ITパスポートは、ITエンジニアを目指す方が取得しておきたい資格の1つです。
・IT関連の講師
年々需要が高まり、受験者数が増えるITパスポートの試験。
ITパスポート以外にもIT系の資格は複数あり、毎年数多くの方が受験しています。
試験に合格するためにスクールへ通ったり通信講座を使う方も少なくありません。
そのためIT関連の講師には、需要があります。
求人で募集されていることも多い講師は、ITパスポートの試験勉強で学んだ知識をそのまま活かせる仕事の1つです。
・国家公務員
ITパスポートの資格は、国家公務員の採用場面で活かせることもあります。
一部の省庁では、ITパスポートの資格合格が必須です。
ITパスポートが注目されているのは、情報セキュリティに関する知識を身につけられるためです。
情報セキュリティは、どの企業で働く上でも必要な知識だと言えます。
・事務の仕事
事務の仕事ではパソコンを利用することが多いため、ITに関する知識がダイレクトに活かせます。
特に情報セキュリティや会計に関する知識は、仕事をする上で必要です。
なお、事務の仕事では、パソコンを使ってデータ入力や書類作成などを行います。
その他、電話対応やファイリング、来客対応などが業務内容となることも。
ITパスポートの資格を取得することで、事務関係への就職や転職も有利に進められるでしょう。
仕事以外でITパスポートの資格が役に立つ場所はある?
ITパスポートは就活や転職など仕事以外のフィールドでも活かせます。
高校生や大学生も取得のメリットがありますよ。
ITパスポートの資格が活かせる場面は、以下の2つです。
- 大学入試
- ITコーディネータ試験で優遇
それぞれ詳しく紹介します。
・大学入試
高校生のうちにITパスポートの資格を取得すれば、大学入試に役立てることが可能です。
入試が優遇される大学は、2018年時点で200校以上。
さらに大学の中には、単位認定にITパスポートの資格が含まれていることもあります。
経済や経営に関する大学を目指している高校生は特に、取得しておきたい資格です。
・ITコーディネータ試験で優遇
ITパスポートで750点以上を取得すれば、ITコーディネータ試験で試験の一部が免除されます。
ITコーディネータは、IT化支援サービスを仕事にするITの専門家です。
活躍できる分野が幅広く求人も多数あるため、就職・転職したい方にもおすすめの資格です。
ITコーディネータは経済産業省も推進する資格であるため、様々な企業が注目しています。
ITパスポートとのダブルライセンスで有利になる資格
ITパスポートは就職や転職などで、あらゆる分野の仕事に活かせる資格です。
しかし、学べるのは基礎的な部分のみであるため、就きたい仕事によってはダブルライセンスを目指す必要があるでしょう。
ITパスポートと他資格とのダブルライセンスを目指すことで、選べる仕事の幅も広げられます。
1.基本情報技術者
基本情報技術者もITパスポートと同じく、IT系の資格です。
ITエンジニアを目指す方やIT系の仕事を目指している方は、取っておきたい資格の1つ。
合格率は40%程度で、ITパスポートよりも難しいと言われています。
そのためまずはITパスポートで基礎を身につけてから、挑んでみましょう。
2.簿記2級
経理や事務以外の就活でも役に立つ日商簿記の資格は、目指す仕事が決まっていない方にもおすすめです。
求人も多く、在宅ワークにも役に立ちます。
簿記はITパスポートと学習分野が被っている部分もあり、相性の良い資格です。
簿記で学ぶのは企業のお金の管理に欠かせない、帳簿や決算書の作成です。
決算書が作れるようになれば、企業の財政状況や経営成績も理解できるようになるでしょう。
財政状況や経営成績の把握は、どのような職種・仕事でも必要とされます。
簿記は2020年からはITパスポートと同様、CBT方式のネット試験も始まったため、好きなタイミングで受験できます。
3.MOS(マイクロソフトオフィススペシャリスト)
WordやExcel、パワーポイントなどが使いこなせることを証明する資格であるMOS(マイクロソフトオフィススペシャリスト)。
パソコンを使う企業であれば、どこでもMOSの資格は役に立つでしょう。
MOSには2つのレベルが用意されているため、まずは一般レベルから挑戦してみましょう。
ITパスポートの効率的な勉強方法
就職や転職に活かすため、少しでも早く資格の取得を目指したいと考えている方は少なくないはず。
そこでここからは、ITパスポートの学習に役立つ勉強方法を紹介します。
1.IT経験者は独学がおすすめ
IT関連の仕事をしている方やIT系の学校へ通っていて知識がある程度ある方は、今ある知識を活かして独学でも合格が目指せるでしょう。
事前知識が多ければ、テキストを読まずに問題集から挑戦することで、学習時間を短縮できます。
①問題集や過去問を解く
②わからない箇所はテキストで調べる
①と②を繰り返すことで、知識は徐々に深まります。
効率的に独学で学習を進めたい方には、電子書籍の利用もおすすめです。
スマホがあればITパスポートの学習が進められる電子書籍なら、電車やバスなど通勤通学の時間にもインプットが行なえます。
2.忙しい社会人は通信講座で効率重視
IT初心者の方や、仕事で忙しくまとまった時間を確保することが難しい社会人には、通信講座の活用がおすすめです。
通信のメリットは、下記のとおり。
- 耳からの学習ができる
- スキマ時間が活かしやすい
- わからない箇所は質問できる
- 独学よりも時間がかかりにくい
- 耳からの学習ができる
- スキマ時間が活かしやすい
- わからない箇所は質問できる
- 独学よりも時間がかかりにくい
多くの通信講座では過去問を分析し、出題されやすい問題を重点的に学習できるよう教材が作成されています。
そのため、独学よりも効率良くITパスポートの学習が進められるのです。
ここからは、効率重視での学習におすすめしたい通信講座を3つ紹介します。
- フォーサイト
- ユーキャン
- スタディング
賢く活用して、最短合格を目指しましょう。
フォーサイトのITパスポート講座
ITパスポート講座の費用(税込) | 16,800円 |
教材 | ・受講ガイド ・戦略立案テキスト ・合格必勝テキスト ・テキスト ・問題集 ・模擬試験 ・本試験形式 問題集 ・eラーニング ManaBun ・演習ノート ・無料メール質問 5回 |
ポイント | ITパスポート合格率 88.1% 無料体験あり eラーニング対応 |
フォーサイトのITパスポート講座は、合格率88%を超える実績のある通信講座です。
受講者も8,000人を超えており、たくさんの方が利用しています。
フルカラーテキストを採用している他、講義動画も配信。ITに関する知識がない方でも、サクサクと学習を進められる教材が揃っています。
ユーキャンのITパスポート講座
ITパスポート講座の費用(税込) | 21,780円 |
教材 | ・メインテキスト ・過去問CD-ROM ・ガイドブック ・模擬試験2回 ・修了課題1回(添削付き) ・質問サービス |
ポイント | 1日3回質問できる 送料0円 ITパスポート講義動画は1本3分 |
質問サービスを用意するユーキャンのITパスポート講座は、IT初学者の方にぴったりです。
質問は1日に3回まで、行うことができます。
ユーキャンのITパスポート講座は課題の添削もあるため、試験前に苦手な分野も見つけ出せるでしょう。
スタディングのITパスポート講座
ITパスポート講座の費用(税込) | 7,920円 |
教材 | ・短期合格セミナー ・基本講座(ビデオ・音声) ・WEBテキスト(暗記ツール付き) ・スマート問題集 ・セレクト過去問集 ・直前対策模試 ・頻出キーワード集 |
ポイント | eラーニング対応 無料で講義動画が試せる コスパが高い |
効率の良い学習にぴったりなスタディングのITパスポート講座は、仕事が忙しい社会人の方にぴったり。
1万円以下とコストパフォーマンスの高さもポイントで、基礎の学習から試験の対策までまとめて行えます。
講義動画の一部を無料公開しているスタディングは、申し込み前に使いやすさを試すことも可能。
まずは気軽に公式サイトを覗いてみてください。
ITパスポートは幅広く仕事に活かせる資格!就活前には取得がおすすめ
ITに関する幅広い知識が身につくITパスポートの資格は、IT分野以外の仕事にも活かすことができます。
就職や転職にも役立つことが多いため、資格の取得がおすすめです。
基本情報技術者や簿記2級とのダブルライセンスを目指せば、より就活に活かしやすくなるでしょう!通信講座も賢く活用しながら効率よく学習を進めて、ITパスポート試験の合格を目指しましょう!