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投稿日:2023年6月12日 | 更新日:2024年04月05日
基本情報技術者の資格試験に合格していると、入学、就職、転職などで優遇される可能性があります。
入試では点数に加算されたり、就職では入社選考で有利になります。
就職後は給与面で手当てが付いたりするメリットがあります。
同じく転職時にも、資格を武器に交渉できるでしょう。
このように基本情報技術者試験に合格することで得られるメリットはかなり広範囲にわたり、給与などでは生涯年収のアップにもつながる可能性があります。
基本情報技術者であれば、そうでない人に比べて年収ベースで10万円ほどの差がつくケースがあります。
これは毎年のことなので勤続年数を重ねれば重ねるほど、積みあがって行く年収基盤となります。
基本情報技術者として働くことは、年収に大きな影響があります。
具体的にどのようなケースがあるのか紹介したいと思います。
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基本情報技術者の平均年収
企業規模別の年収
基本情報技術者試験に合格した場合、企業規模別で年収を見るとそこまで大きな違いは無いように見えます。
そもそも大企業と中小企業では基本給に差がありますので、資格に関する手当てなどで年収が大きく変わるわけではありません。
但し、中小企業は人材を確保しなければなりませんので、資格手当などを多めに支給することでアピールする材料にしている企業は存在します。
当然、企業としても資格を持っている人が多く集まれば、その分だけ技術力がアップし業界内における競争力を付けられるので、基本情報技術者試験に合格している人をより多く採用したいと考えています。
働く側としても年収のベースとなる給料の多い企業で働きたいと考えるのは当然の事です。
例になりますが、基本情報技術者は平均年収で見ると企業規模に関係なく350万円~700万円近くの間にいると推定されます。
資格手当や合格一時金で年収アップ
基本情報技術者試験に合格すると、企業によっては資格手当や合格一時金を払うところもあります。
資格手当は毎月固定で払われるので、月々の給料アップに繋がります。
一時金はその名の通り、合格の祝い金のような形で支給されるのでその年の年収アップになります。
どちらが働く側にとって有利かというと、資格手当として支給されるケースになります。
毎月5万円が支給される場合、年間で60万円の上積みになり無視できないレベルで給料・年収アップになります。
基本情報技術者試験は、手堅く給料をアップさせる方法としてIT業界だけでなく幅広い社会人の間で人気の資格となっています。
資格有無による生涯年収への影響
基本情報技術者試験に合格すれば、多くのIT企業では資格手当が支給されます。
企業によっては入社何年までに試験に合格しないと、ペナルティを課すところもあるほどです。
ペナルティとなれば、合格者とそうでない社員との間での収入格差は広がっていきますし、手当が出るというだけでも生涯年収に影響が出ます。
現在の日本で終身雇用は少なくなりましたが、それでも60歳まで約40年間働いたと仮定し、1カ月の資格手当が5千円の場合で計算すると資格取得者は手当だけで240万円近く貰える計算になります。
基本情報技術者試験に合格するだけでこれだけの格差が出るわけで、これが応用情報技術者試験であれば手当額はさらに高くなるので、資格を持っていない人と比べると500万円近い差が出てきます。
もはやこれは無視できないレベルで生涯年収に影響していると言えるでしょう。
基本情報技術者なら入試・就職・入社後の年収で有利になる?
大学入学時:入試優遇
大学入学時、基本情報技術者試験に合格していると入試で優遇措置を受けることができる大学が200校以上あります。
国立、私立いずれの大学でも優遇が受けられます。
また、入学後は単位認定される学校が100校以上あり、学生の間でも基本情報技術者試験に挑戦する学生が一定数います。
就職活動時:採用優遇
就職活動時、基本情報技術者試験に合格していると採用されやすくなります。
これは知識やスキルを持っているというだけでなく、一定の努力をしてきたことが評価されているものと考えられます。
資格取得には50時間~200時間程度の勉強時間が必要になるので、その努力をして結果である合格という成果を出したことは、評価に値します。
同じ大学を卒業予定の学生が複数名いた場合、資格を持っている者とそうでない者とでは、採用されるのは資格を持っている者です。
会社入社後:年収優遇
基本情報技術者試験に合格していると、社会人になってから給料の面で優遇措置を受けられるケースがあります。
月額いくらという形で資格手当が支給されるケースと、合格時の一時金として支給されるケースの2種類です。
前者の場合、年収にも影響してくるので積極的に資格を取得する人もいます。
働く上でのモチベーションは給料がどれだけ貰えるかにかかっていると言っても過言ではないので、基本給料が上がりにくい現代日本において、月額で確実に給料アップできる資格取得は大きなメリットがあります。
極端な話ですが、資格手当が出る企業に転職することで、収入アップさせることも可能です。
転職時:採用優遇
IT業界に転職する際に基本情報技術者試験に合格していると、採用面で優遇を受けられる可能性があります。
転職では即戦力を求めていますので、知識やスキルを証明できる基本情報技術者試験に合格していることは、それを証明することになるので非常に有利です。
応用情報技術者試験であれば尚良しですが、基本情報処理試験に合格しているだけでもアピールになり年収交渉での武器にもなります。
基本情報技術者について
基本情報技術者になるには?
基本情報技術者になるには、基本情報技術者試験に合格しなければなりません。
基本情報技術者試験は、IT技術者が高度な技術を習得するために必要な基本的な知識や技術を図るための試験です。
基本情報技術者試験が高度というわけではなく、その前段階の試験という位置づけです。
つまり、基本情報技術者試験に合格すればITエンジニアとして一定の知識とスキルを持っていると、国に認められたという証拠となります。
また、情報処理に携わるエンジニアにとっては登竜門とも言われる資格試験で、合格は必須とも言えます。
更に、ITエンジニア以外でもICTが進む時代の中においては、一般企業においても取得が推奨される資格試験となっています。
なお、試験の申し込みはIPAから委託を受けている「CBTS受験者専用サイト」にて行ってください。申し込み時に受験日程を選ぶことになります。
基本情報技術者試験の概要
基本情報技術者試験は、もともと午前、午後という2つの試験で構成されていました。
2023年度より大幅改訂が行われ科目A(旧午前)と科目B(旧午後)として試験内容も変更されました。
科目A
問題数が四肢択一問題が80問から60問に減り、試験時間は150分から90分に短縮されました。
出題される問題の範囲は変わっておりませんので、過去出題されてきた問題と同じ類の傾向になると考えられます。
科目B
もともと大問題1問、小問題11問のうち5問回答という形でしたが、それが小問題20問となり全問回答必須となりました。
試験時間は150分から100分へと短縮されています。
科目Bは問題数が増えている反面、試験時間が短くなっているため時間管理が重要で、論理的思考が試されます。
基本情報技術者試験の難易度や合格率は?
基本情報技術者試験は、受験者数に対する合格率は平均すると50%前後で推移しています。
基本情報技術者試験は出題範囲が広く、プログラミング、ネットワーク、セキュリティ、マネジメント、プロセス管理、システム開発など様々な分野のスキルと知識が要求されます。
浅く広くとよく言われますが、上辺だけの勉強で合格するのは難しく、問題の内容をより詳細に理解しなければなりません。
引用元:統計情報(基本情報技術者試験)
基本情報技術者になるための通信講座5選
通信講座1:スタディング
スタディングは各種資格取得を専門に扱っている通信講座で、基本情報技術者試験にも対応しています。
短期間での合格を目指すために、徹底した効率化が行われており時間がない社会人にも人気の通信講座です。
コースは2種類あって、ITエンジニア向けの基本情報技術者合格コースと、IT初学者向けの基本情報技術者初学者コースに分かれています。
初学者向けのコースは基本情報技術者試験だけでなく、前段階の資格であるITパスポート試験も学習対象として含んでいます。
スマホ用アプリ「スタディングアプリ」を使用することで、いつでもスマホで学習できます。最新のCBT方式や新カリキュラムにも対応しており、オンライン機能によるサポートは万全です。
なお、紙ベースのテキストには対応しておらず、全てオンラインで完結します。
料金は、基本情報技術者合格コースが36800円、基本情報技術者初学者コースが43800円で、相場の範囲です。
スタディングによる支援を受けて合格を目指しましょう。
通信講座2:フォーサイト
フォーサイトは通信講座の中でもオンラインのみではなく、紙ベースのテキストにも対応している最近では珍しい通信講座です。
また、基本情報技術者試験については、満点を目指すのではなく合格点のクリアを目標とすることで、短期集中的に学習することをコンセプトにしています。
そのため、忙しくて時間がない人には最適の通信講座です。
基本情報技術者向けのコースは1つのみとなっており、ITエンジニアやIT初学者のいずれにも分かりやすく効率的な学習ができるようになっています。
スマホ・タブレット用アプリ「ManaBun」を活用すれば、いつでも手軽に学習できます。
料金は、基本情報技術者向けのコース35800円となっており、スタディングと比べてコスパは若干良い水準です。
フォーサイトで効率的な支援を受けて合格を目指しましょう。
通信講座3:資格の大原
資格の大原は資格通信講座の老舗です。
基本情報技術者試験以外にも多くの資格で通信講座を開設しており、多数の合格実績があります。
基本情報技術者試験に対応したコースは全部で8種類あります。8種類と聞くとどれを選んでいいか迷ってしまうと思うかもしれませんが、受験者のスタンスに応じてコースを選ぶ形なので安心して下さい。
8つのコースのうち、科目A免除制度に対応したコースは3つあるので科目Aの免除を狙っている人には朗報です。科目A免除は1年間有効となるので、科目Bの勉強に集中するという意味では非常に大きなメリットがあります。
コース料金は相場よりかなり高めになっているので注意が必要ですが、科目A免除制度に対応しているなどのメリットがあります。
またCBT方式はもちろん、2023年度からの新カリキュラムにも対応しており、試験対策としては万全と言って良いでしょう。
資格の大原で集中的に学習支援を受けて合格を目指しましょう。
通信講座4:TAC
TACは資格取得の専門学校で、基本情報技術者試験向けのコースも揃っています。
短期集中で合格を目指す通信講座が多い中、TACは半年という期間を設定してテスト対策するのが大きな特徴です。
また、受験者のライフスタイルを重要視しており、対面での教室授業、ビデオブース、Web通信教育、DVD通信など多彩な受講方法から選択可能です。
基本情報技術者試験向けのコース展開が多いので、自分の実力に適したコースを選択できる人におすすめできる通信講座です。
但し、コース料金の多くが10万円を超えているので注意しましょう。
時間に余裕があり長いスパンでの勉強を希望し、経済的な余裕がある人はTACを選択してみてはどうでしょうか。
通信講座5:ITEC
ITECはいくつかの基本情報技術者試験向けコースがあり、IT初学者を含め自分の実力に見合ったコースを選べます。
自社が発行している教材を使っての学習を行う点が、ITECの大きな特徴です。
自社で教材を販売できるということは、それだけノウハウが蓄積されていることの証明でもあります。
コース料金は相場より安くなっているのも大きなメリットで、それに加えて科目A免除制度に対応したコースもある点も評価できます。
科目Bに集中したい人、コスパを重視する人向けの通信講座です。
年収アップを目指して頑張りましょう。
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