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投稿日:2023年12月5日 | 更新日:2024年02月14日
この記事を監修した専門家
危険物取扱者の「年収は平均と比べてどのくらいなのか」や「資格手当」などについて紹介しています。
危険物取扱者の実際の求人情報などをもとに年収を比較しています。
資格取得を目指せるおすすめの勉強法もわかるので参考にしてください。
※この記事は2023年10月現在の情報となっております。
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危険物取扱者 通信講座
危険物取扱者の年収とは?ガソリンスタンドやタンクローリーなどの求人情報をもとに紹介
危険物取扱者を目指す人は、危険物取扱者の年収が気になると思います。
ここでは、危険物取扱者の実際の求人をピックアップしてそれぞれの年収を紹介します。
危険物取扱者が必要とされる施設は一定数量以上の危険物を貯蔵したり取り扱ったりする施設で具体的には以下のとおり。
- 化学工場
- ガソリンスタンド
- 石油貯蔵タンク
- タンクローリー
これらの施設の他にも大学、研究施設や製薬会社などでも危険物取扱者の有資格者が求められる場合があります。
このような施設の求人の年収などを紹介。
参照元:【危険物取扱者を必要とする施設】
上記の求人は危険物取扱者の資格保有者のみが働ける求人、危険物取扱者の資格があると歓迎される求人に絞って検索した結果です。
どの職種も経験や勤続年数によって年収は変わってくるため年収に差はありますが、安定した収入があるとわかります。
国税庁による民間給与実態統計調査の令和元年度から令和4年度における平均年収は以下のとおり。
年度 | 平均年収 |
令和元年度 | 436万円 |
令和2年度 | 433万円 |
令和3年度 | 433万円 |
令和4年度 | 458万円 |
令和元年度から令和4年度の平均年収はおよそ430万円から460万円の間で推移しています。
先ほど紹介した危険物取扱者の求人の年収と比べると、危険物取扱者の年収は高いことがわかります。
先ほど紹介した求人の年収を列挙すると以下のとおりです。
- 年収:400万円~700万円
- 年収:600万円~800万円
- 年収:470万円~590万円
- 年収:350万円~900万円
- 年収:400万円~750万円
上記の年収から企業の平均年収を出し、5つの企業の平均値を出すと596万円です。
この5つの企業の年収は平均的にみて530万円~700万円程度という結果に。
勤続年数や企業などさまざまな条件によって平均年収は異なるため、あくまでも平均的な年収として参考程度に留めてください。
危険物取扱者が歓迎される求人、危険物取扱者の資格がある人を求めている求人からは安定した収入が得られることがわかります。
紹介した企業の求人はいずれも賞与や昇給、各種手当なども充実しています。
そのため、働きやすい環境が整っている会社といえるでしょう。
年収ももちろんですが、その他の手当などが充実していることも働きやすい会社の条件なので併せてチェックしておくとよいです。
危険物取扱者の資格を持っていると、優遇または歓迎される場合があるので取得して損はありません。を取得して損はありません。
危険物取扱者の資格がなければ従事できない仕事や職場も多いので、資格取得を目指せる勉強法を選ぶのがおすすめです。
危険物取扱者試験の中で最も受験者数が多いのが乙種第4類です。誰でも受験することができ、様々な職場で需要があり、資格を活かせる機会が多くあります。
甲種乙種丙種に年収の違いはある?できる仕事の違いや資格手当とは
危険物取扱者の免状は甲種、乙種、丙種の大きく分けて3つですが、免状の種類によって年収が異なるか紹介します。
以下の順番で紹介していきます。
1.甲種が収入は高い
2.資格手当
資格手当を支給しているかどうかは、企業によって異なるため就職活動や転職活動の際は事前に確認しておくとよいです。
甲種が収入は高い
甲種、乙種、丙種ではそれぞれ取り扱える危険物が異なり、おこなえる業務内容も違います。
種類 | 危険物 |
甲種 | すべての種類の危険物 |
乙種第1類 | 酸化性固体 (塩素酸塩類、過塩素酸塩類、無機過酸化物、亜塩素酸塩類等) |
乙種第2類 | 可燃性固体 硫化リン、赤りん、硫黄、鉄粉、金属粉、マグネシウム等) |
乙種第3類 | 自然発火性物質及び禁水性物質 (カリウム、アルキルアルミニウム、黄りん等) |
乙種第4類 | 引火性液体 (ガソリン、アルコール類、灯油、軽油、重油、動植物油類等) |
乙種第5類 | 自己反応性物質 (有機過酸化物、硝酸エステル類、ニトロ化合物等) |
乙種第6類 | 酸化性液体 (過塩素酸、過酸化水素、硝酸等) |
丙種 | 引火性液体 |
甲種の危険物取扱者資格を持っている方の立会いがあれば資格を持っていない方も消防法上の第1類から第6類まで全ての危険物を取り扱うことができます。乙種の危険物取扱者資格の場合は取得した資格の危険物のみの立会いが可能です。
専門的な知識やスキルがある順に並べると、丙種<乙種<甲種の順です。
乙種と丙種はそれぞれ取り扱える危険物が免状ごとに決められていますが、甲種はすべての種類の危険物を取り扱えます。
このことからも、すべての危険物のスキルを網羅している甲種が幅広い業務に携われるとわかります。
そのため、必然的に仕事内容の幅が広い甲種の危険物取扱者資格を持っている方が、年収が高くなるのです。
- 参照元:【危険物取扱者免状の種類】・【受験案内】
資格手当
資格手当は企業によりどの程度の金額を支給しているかも異なります。
会社によって危険物取扱者の資格が必須なのか、資格があると歓迎されるかの違いもあります。
また、危険物取扱者の資格と一言にいっても企業によって必要とする危険物取扱者の免状は異なる点は押さえておきましょう。
甲種、乙種、丙種の資格手当の多さでいうと取り扱える危険物の種類が多い甲種が手当の金額は高い傾向です。
仮に転職で年収アップを目指している人は、求人情報などをチェックして資格手当などが充実しているかどうかを事前に把握しておくのもおすすめです。
危険物取扱者資格取得に向けてするべき2つのこと
危険物取扱者の資格取得を志したらまずは、危険物取扱者の免状の種類と勉強法の選定を始めましょう。
免状の種類によっても勉強する内容は変わってくるため、早い段階での決断がおすすめです。
甲種の合格率は約30~40%で難易度がやや高めの試験となっています。乙種の合格率は第4類のみ約30%ですが、他は約60~70%、丙種の合格率は約50%で難易度はそこまで高くありません。
免状の種類の選定
危険物取扱者の資格をこれから取得しようと考えている人は、どの資格をとるか検討してから試験対策に臨みましょう。
繰り返しになりますが、危険物取扱者の資格は免状によって取り扱える危険物の種類が異なります。
免状の種類によって職場が異なったり、仕事内容が変わってきたりするため「どのような職場で働きたいか」や、「どのような仕事をしたいか」を考えておきましょう。
したい仕事ができる種類の資格取得を目指すのを推奨します。
乙種と丙種は受験資格による制限がなくだれでも受験可能ですが、危険物取扱者甲種を受験するためには大学などで化学等に関する学科・課程を修めて卒業している、危険物取扱者乙種の免状を有している等の条件を満たしている必要があります。
危険物取扱者の資格を活かして転職を考えている人は、現在保持している資格を生かすのか他の資格を取得して転職するのかを検討しましょう。
年収や仕事内容などさまざまな点を加味して考えるのがおすすめです。
これから危険物取扱者の資格をとろうとしている人も、転職で新たな資格取得を目指す人も危険物取扱者のどの資格取得を目指すかは重要なことなのでしっかり検討しましょう。
勉強法の選択
危険物取扱者資格を取得しようと思ったら、勉強法の選択が重要です。
危険物取扱者の試験対策に独学で挑むのは不可能ではありませんが難しいと感じる人も多いです。
危険物取扱者の資格試験は専門的な内容のため、初めて危険物取扱者の資格を勉強する人には馴染みがない言葉や知識が理解しづらいと感じてしまうことも。
まとまった勉強時間の確保ができる人や、危険物取扱者の資格の勉強をしたことがある人であれば独学も候補になります。
しかし、危険物取扱者初学者や転職を考えていて仕事をしながら勉強しようと考えている人は、効率的に学べる通信講座の方がおすすめです。
独学ではわからないところがあっても確認する術がありませんが、通信講座では講師陣などのサポートも得られて「わからない」をなくせます。
勉強法には通信講座の利用や書店でテキスト等を購入して独学する方法があります。合格のためには自分に合った勉強法をしっかりと考えて選択することが大切です。
転職者も資格取得を目指せるおすすめ通信講座3選
危険物取扱者の資格試験を受験するなら通信講座での勉強がおすすめです。
スキマ時間等を利用しながら、自分のペースで学習を進めていくことができる点が通信講座のメリットです。
通信講座のなかでも特におすすめのものは以下の3つです。
- ユーキャン
- フォーサイト
- スタディング
通信講座ごとに特徴があるので、自分に適していると思うものを選ぶとよいです。
気になる通信講座があれば、資料請求から申し込みましょう。
危険物取扱者のおすすめ講座①ユーキャン
ユーキャンは、通信講座で乙四と丙種に対応可能です。
1つの講座にもかかわらず、2つの資格勉強ができるのはお得だと言えます。
専門用語をまとめた手帳で通勤時間などのスキマ時間で勉強できるだけではなく、合格後にも独自のWebサービスであるオンライン求人検索サービスを利用して、就職先を見つけられるのもメリットです。
過去10年間で2,800名以上の合格者を輩出しているなど実績も兼ね備えているのもうれしいポイント。
また、テキストは出題頻度が高いところに的を絞っているから、無駄なく効率的に勉強できます。
わかりやすい図解やイラストが使われているので内容をイメージしやすく記憶に残る工夫がなされています。
添削課題は5回に渡り、丁寧に指導してもらえるのも特徴の1つです。
自分では気づけないことも講師陣がしっかりサポートして合格へと導いてくれます。
対象資格 | 危険物取扱者乙四種(乙4)、危険物取扱者丙種 |
料金 | 39,000円(税込) |
教材の特徴 | 初心者向け、練習問題付き |
サポート内容 | 質問サービス、学びオンラインプラス、ユーキャン仕事オンライン、指導サポート延長 |
教育訓練給付金制度 | 対象〇 |
\詳細を確認してみる/
危険物取扱者のおすすめ講座②フォーサイト
フォーサイトは、スピード合格講座と謳っているように、動画視聴によって効果的に知識を身につけることができる講座です。
また、フルカラーテキストや図や表を用いてわかりやすく描かれているため、飽きることなく学習を進められます。
専任スタッフによる質問受付や個別カウンセリングもあり、学習や今後の方針に迷った際は活用可能です。
講座を受講後に危険物取扱者乙種4類(乙4)に合格し、アンケート回答などの条件を満たした方にはAmazonギフトコード1,000円分がプレゼントされます。
フォーサイトは、自分のペースで勉強できる通信講座です。
ライフスタイルに合わせて学習スケジュールを立ててくれるeラーニング機能があるから、自分でスケジュールを立てる必要もありません。
危険物取扱者の資格の勉強は覚えるべきことも多いからこそ、適切な順番で必要な知識を学ぶことが重要です。
さらに、スキマ時間で勉強できる点もメリットです。
スマートフォンなどで通勤時間などを利用して学習できるシステムが整っているため、自宅以外の場所でも時間を有効活用して試験対策がおこなえます。
対象資格 | 危険物取扱者乙種4類(乙4) |
料金 | 10,800円(税込) |
教材の特徴 | フルカラーテキスト、eラーニング、動画受講 |
サポート内容 | 個別カウンセリング、専任スタッフによる質問受付、講師によるコンテンツやメルマガあり |
教育訓練給付金制度 | 対象外× |
\詳細を確認してみる/
危険物取扱者のおすすめ講座③スタディング
スタディングは、ビデオ講座と音声講座がメインであるため、通勤時間や仕事終わりなどのスキマ時間を活用して学習できます。
基本的に紙ベースの教材ではなく、Web上のテキストで学習していくため、今の時代に合っている勉強方法です。
一人で学習を進めることが苦手な方は、勉強仲間機能を活用しSNSのタイムラインのように学習内容や学習時間を投稿できるので、勉強の励みになります。
仲間の刺激を受けてモチベーションが上がり、交流にもつながる可能性も高いです。
価格が非常に安く、すべてWebで完結できるテキストのため金銭的・物理的に負担なく学習ができます。
スマート問題集や模擬試験などで実際の試験に即した対策ができるため、試験本番でも慌てずに済みます。
インプットとアウトプットが効率よくできるように工夫されているので、知識をしっかり身につけられるはずです。
実際に使うテキストが見れたり、ビデオ講座を体験できたりとお試しが無料でできるので講座受講を決断する前に試せます。
納得したうえで受講を決められるので迷っている人は体験をおすすめします。
理解度に合わせてAIが復習問題をピックアップしてくれるため、知識が定着する点もメリットです。
対象資格 | 危険物取扱者乙種4類 |
料金 | 5,940円(税込) |
教材の特徴 | ビデオ/音声講座、合格模試、問題集 |
サポート内容 | 学習フロー、学習レポート、勉強仲間機能 |
教育訓練給付金制度 | 対象外× |
\詳細を確認してみる/
危険物取扱者の年収は高め!通信講座で収入アップも目指せる資格取得を目指そう
危険物取扱者の年収は他の職種と比べても高いことがわかりました。
年収が高い点からも危険物取扱者の仕事は専門的な知識やスキルが必要なものとうかがい知れます。
そのため、危険物取扱者の資格取得を目指すなら必要な知識をしっかり学べる通信講座がおすすめです。
仕事をするうえでも欠かせない知識などを効率的に勉強できます。
転職などで年収アップを目指す人は、危険物取扱者の他の資格取得を目指すのもありです。
安定した年収が得られる危険物取扱者になるには、まずは資格取得を目指して万全の試験対策から始めましょう。
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